2025年12月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

建設 住宅 その他 設備 不動産賃貸
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
建設 22,891 62.7 1,963 76.3 8.6
住宅 13,349 36.6 600 23.3 4.5
その他 249 0.7 10 0.4 4.1

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、連結子会社4社、非連結子会社1社及び持分法適用関連会社1社により構成されており、総合建設業として建設工事及び住宅の建築・販売等の事業展開を行っております。

 

 当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

 

1)建設事業

 当社において、建築工事、土木工事、設備工事、都市ガス導管敷設工事とそれに係る道路保全・維持管理等の工事、敷地内や建物内等のガス配管工事やガス温水冷暖房システム等のガス設備工事、不動産物件の賃貸及び管理、太陽光発電事業を行っております。また、連結子会社三樹エンジニアリング㈱においてガス機器の販売及び施工、連結子会社㈱ヒョウ工務店において建築工事、非連結子会社㈱エスデイ設計室において建築設計・監理を行っております。

 

建築工事         公共施設、商業施設、マンション、事務所及び倉庫等の施工を行っております。

土木工事         国や県、市町村の発注による河川・公園の施工、下水道、道路建設及び舗装・宅地造成工事等を行っております。

給排水衛生空調設備工事  公共施設、商業施設、マンション等の大型工事において給水・給湯・排水・冷暖房工事を行い、保守・点検・修理とメンテナンス体制を整えております。また、ビルのスプリンクラー等の消防設備工事の施工を行っております。
戸建住宅においても同様の施工を行っており、道路を掘削しての水道配管工事の施工を併せて行っております。

ガス導管敷設工事     都市ガス導管の新規敷設工事や経年管の入れ替え・移転工事の施工を行っております。また、道路保全としてガス導管敷設工事に係る道路舗装工事等やエポ工法(注)を用いたマンホール鉄蓋修繕工事の施工を行っております。その他維持管理業務として、ガス保安を目的とした点検、他の埋設管工事(例えば下水道管等)において既埋設ガス管が影響する場合の立会い等を行っております。
(注)ダイヤモンドカット円形切断技術による修繕工法であります。

ガス設備工事       敷地内や建物内等のガス配管工事やガス機器、住宅設備機器の施工を行っております。

2)住宅事業

 連結子会社セキスイハイム山陽㈱において、積水化学工業㈱のユニット住宅「セキスイハイム(鉄骨系ユニット住宅)」「セキスイツーユーホーム(木質系ユニット住宅)」の建築・販売及びユニット住宅のリフォーム工事の施工及び不動産物件の賃貸を行っております。また連結子会社㈱リブライフにおいて戸建住宅の建築・販売及び不動産物件の賃貸・管理を行っております。

3)その他事業

 連結子会社㈱リブライフにおいて飲食事業の経営を行い、持分法適用関連会社ハイデッキ㈱において、鋼板加工等を行っております。

 

 

[事業系統図]

業績状況

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続いております。一方で、各国の通商政策等の影響や金融資本市場の変動等、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

建設業界におきましては、公共事業の底堅い推移や企業の設備投資に持ち直しの動きが見られたことから、堅調に推移しておりますが、慢性的な労働者不足や資材価格、労務費の高騰等に伴う建設コストの上昇は続いており、引き続き注視が必要な状況が続いております。

このような状況のもと、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

イ.財政状態

当連結会計年度末の資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ6,310,994千円増加し、38,882,459千円となりました。

当連結会計年度末の負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べ4,666,626千円増加し、19,350,337千円となりました。

当連結会計年度末の純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ1,644,368千円増加し、19,532,122千円となりました。

 

ロ.経営成績

売上高につきましては、建設事業において、手持ちの大型物件工事が順調に進捗したこと等により完成工事高が増加したことや、前連結会計年度にM&Aにより子会社化した株式会社ヒョウ工務店が通期に亘って業績に寄与したこと等から、連結売上高は前年同期比32.5%増の36,151,700千円となりました。

利益につきましては、住宅事業において、戸建及び共同住宅の売上棟数の増加による影響や、建設事業において、追加工事の請負により採算が拡大したこと等から、連結営業利益は前年同期比127.7%増の2,583,279千円、連結経常利益は前年同期比121.7%増の2,560,538千円となりました。税金等調整前当期純利益は、前年同期比125.0%増の2,598,375千円となり、法人税等合計858,757千円、非支配株主に帰属する当期純利益167,891千円を加減した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比138.8%増の1,571,726千円となりました。なお、その他の包括利益を加味した結果、包括利益は前年同期比149.4%増の1,926,960千円となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

なお、下記のセグメント別営業損益には、セグメント間の内部取引に係る金額を含んでおります。

 

<建設事業>

建設事業セグメントに関しましては、当社において、前連結会計年度に着工の遅れていた大型物件工事が順調に進捗したことや1棟売を目的とした収益マンションの売却による売上高の増加、前連結会計年度にM&Aにより子会社化した株式会社ヒョウ工務店が通期に亘って業績に寄与したこと等から、売上高は前年同期比47.6%増の22,572,634千円となりました。利益につきましては、売上高が増加したことに加え、土木工事や設備工事において、追加工事の請負により採算が拡大したこと等から、営業利益は前年同期比139.3%増の1,963,177千円となりました。

 

<住宅事業>

住宅事業セグメントに関しましては、連結子会社であるセキスイハイム山陽株式会社において、好立地の自社造成区画が奏功し、新築売上棟数が増加した影響等から、売上高は前年同期比13.4%増の13,330,023千円となりました。利益につきましては、売上高の増加に加え、リフォーム工事の受注が順調に推移したこと等により利益率が伸長したこと等から、営業利益は前年同期93.1%増の599,672千円となりました。

 

<その他事業>

その他事業セグメントに関しましては、売上高は前年同期比2.3%増の249,043千円となりました。利益につきましては、物価高の影響に伴い売上原価が増加したこと等から、営業利益は前年同期比23.1%減の10,113千円となりました。

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、財務活動により3,062,253千円増加しましたが、営業活動により2,119,305千円、投資活動により509,509千円減少した結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ433,437千円増加し、2,829,958千円となりました。

 

主な要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益2,598,375千円等の増加要因がありますが、売上債権の増加3,373,732千円及び棚卸資産の増加1,512,299千円等の減少要因により、資金は2,119,305千円の減少(前連結会計年度は660,041千円の増加)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻による収入196,000千円等の増加要因がありますが、有形固定資産の取得による支出556,421千円及び長期預金の預入による支出255,000千円等の減少要因により、資金は509,509千円の減少(前連結会計年度は663,671千円の減少)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出1,742,460千円等の減少要因がありますが、短期借入金の増加3,390,000千円及び長期借入れによる収入1,780,000千円等の増加要因により、資金は3,062,253千円の増加(前連結会計年度は598,133千円の増加)となりました。

 

③ 生産、受注及び販売の状況

イ.生産実績

当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため、「生産の状況」は記載しておりません。

 

ロ.受注状況

当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

受注高

(千円)

前年同期比

(%)

受注残高

(千円)

前年同期比

(%)

建設事業

14,630,519

122.4

14,749,384

78.8

住宅事業

11,100,331

101.9

8,359,645

95.7

合計

25,730,851

112.6

23,109,029

84.2

 

ハ.販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

前年同期比(%)

建設事業(千円)

22,572,634

147.6

住宅事業(千円)

13,330,023

113.4

その他事業(千円)

249,043

102.3

合計(千円)

36,151,700

132.5

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。

2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

相手先

第63期

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

第64期

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

大阪ガスネットワーク㈱

3,171,976

11.6

 

 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。

ⅰ.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高

第63期(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

区分

前期繰越工事高

(千円)

当期受注工事高

(千円)

(千円)

当期完成工事高

(千円)

次期繰越工事高

(千円)

 

建築

14,845,414

3,339,275

18,184,690

5,779,060

12,405,629

 

土木

715,333

1,951,450

2,666,783

1,874,601

792,181

 

給排水衛生空調設備

2,655,851

2,714,472

5,370,324

1,094,925

4,275,398

 

ガス導管敷設

955,249

2,223,510

3,178,760

2,421,772

756,987

 

ガス設備

433,571

1,227,367

1,660,938

1,178,578

482,360

 

建設 計

19,605,420

11,456,075

31,061,496

12,348,939

18,712,557

 

第64期(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

区分

前期繰越工事高

(千円)

当期受注工事高

(千円)

(千円)

当期完成工事高

(千円)

次期繰越工事高

(千円)

 

建築

12,405,629

5,071,900

17,477,529

8,430,041

9,047,487

 

土木

792,181

2,005,565

2,797,747

1,855,648

942,098

 

給排水衛生空調設備

4,275,398

1,455,048

5,730,446

3,180,723

2,549,723

 

ガス導管敷設

756,987

2,130,468

2,887,455

2,313,800

573,655

 

ガス設備

482,360

1,809,342

2,291,703

1,441,421

850,282

 

建設 計

18,712,557

12,472,325

31,184,883

17,221,635

13,963,247

 (注)1.前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含めております。また、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。

2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致しております。

 

ⅱ.完成工事高

期別

区分

官公庁(千円)

民間(千円)

計(千円)

第63期

(自2024年1月1日

至2024年12月31日)

建設

2,790,848

9,558,090

12,348,939

第64期

(自2025年1月1日

至2025年12月31日)

建設

6,032,206

11,189,429

17,221,635

 (注)1.完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。

第63期 完成工事のうち請負金額1億円以上の主なもの

(発注者)

(工事名称)

近畿地方整備局

加古川神吉中津線A1橋台工事

近畿地方整備局

加古川大門橋上流築堤工事

兵庫県

県営明石大久保南住宅第2期衛生設備工事

加古川市

両荘地区義務教育学校新築外工事

ダイビル㈱

ダイビル本社オフィス リニューアル工事

阪神内燃機工業㈱

阪神内燃機工業株式会社播磨工場 高度研究棟建設工事

㈱プレジオ

プレジオ松屋町新築マンション計画

 

第64期 完成工事のうち請負金額1億円以上の主なもの

(発注者)

(工事名称)

近畿地方整備局

相生有年道路有年原西地区擁壁工事

姫路市

福泊調整池設置工事

佐用町

真盛浄水場浄水池増設工事

日本郵便㈱

播磨山崎郵便局 模様替工事

社会福祉法人播磨福祉会

播磨保育園増築工事

JR西日本不動産マネジメント㈱

JR神戸駅NKビル 外壁修繕他工事

御国色素㈱

御国色素 妻鹿新工場造成工事

2.完成工事高に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。

相手先

第63期

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

第64期

(自 2025年1月1日

至 2025年12月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

大阪ガスネットワーク㈱

3,153,573

25.5

3,214,952

18.7

西脇多可行政事務組合

2,817,963

16.4

岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区再開発組合

2,329,206

13.5

兵庫県

1,995,021

11.6

㈱大林組

1,278,253

10.4

 

ⅲ.次期繰越工事高(2025年12月31日現在)

区分

官公庁(千円)

民間(千円)

計(千円)

建設

3,748,446

10,214,800

13,963,247

 (注)次期繰越工事のうち請負金額1億円以上の主なものは、次のとおりであります。

(発注者)

(工事名称)

近畿地方整備局

国道28号仮屋地区歩道整備工事

姫路市

農村地域防災減災事業 阿成井堰改修(その1)工事

日本郵便㈱

姫路南郵便局 模様替工事

西脇多可行政事務組合

(仮称)西脇多可新ごみ処理施設建設工事

岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区再開発組合

岡山市駅前町第一種市街地再開発事業 施設新築工事(ホテル棟)

奥村機械製作㈱

奥村機械製作㈱ 第4工場建替え工事

サントリープロダクツ㈱

サントリープロダクツ高砂工場 第3期増設工事に伴う衛生設備工事

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

(財政状態に関する分析)

イ.資産

当連結会計年度末の資産合計につきましては、当社グループにおいて大型物件工事の進捗に伴い、受取手形・完成工事未収入金等が増加したこと等から38,882,459千円(前連結会計年度末は32,571,464千円)となりました。

 

ロ.負債

当連結会計年度末の負債合計につきましては、当社グループにおいて工事代金の支払いに伴う資金需要の増加により短期借入金が増加したこと等から、19,350,337千円(前連結会計年度末は14,683,710千円)となりました。

 

ハ.純資産

当連結会計年度末の純資産合計につきましては、親会社株主に帰属する当期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加等により、19,532,122千円(前連結会計年度末は17,887,754千円)となりました。

 

(経営成績に関する分析)

イ.売上高及び売上総利益

当連結会計年度の売上高につきましては、建設事業において、手持ちの大型物件工事が順調に進捗したこと等により完成工事高が増加したことや、前連結会計年度にM&Aにより子会社化した株式会社ヒョウ工務店が通期に亘って業績に寄与したこと等から、前連結会計年度より8,859,502千円増加し、36,151,700千円となりました。また、売上総利益につきましては、住宅事業において、戸建及び共同住宅の売上棟数の増加による影響や、建設事業において、追加工事の請負により採算が拡大したこと等から、前連結会計年度より1,802,271千円増加し、7,982,738千円となりました。

 

ロ.販売費及び一般管理費及び営業利益

当連結会計年度の販売費及び一般管理費につきましては、従業員の給与見直しに伴う人件費の上昇等により、前連結会計年度より353,570千円増加し、5,399,459千円となりました。

以上の結果、当連結会計年度における営業利益につきましては、前連結会計年度より1,448,700千円増加し、2,583,279千円となりました。

 

ハ.営業外損益及び経常利益

当連結会計年度の営業外収益につきましては、当社において、保有する株式の受取配当金が増加した影響等から、12,809千円増加し、72,930千円となりました。

営業外費用につきましては、金融機関からの借入金の増加及び金利上昇等による影響から、前連結会計年度より56,004千円増加し、95,671千円となりました。

以上の結果、当連結会計年度における経常利益につきましては、前連結会計年度より1,405,505千円増加し、2,560,538千円となりました。

 

ニ.特別損益及び税金等調整前当期純利益

当連結会計年度の特別利益につきましては、固定資産売却益の計上から前連結会計年度より37,944千円増加し、37,945千円となりました。特別損失につきましては、前連結会計年度より40千円減少し、108千円となりました。

以上の結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益につきましては、前連結会計年度より1,443,490千円増加し、2,598,375千円となりました。

 

ホ.親会社株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、税金等調整前当期純利益より法人税等合計858,757千円、非支配株主に帰属する当期純利益167,891千円を控除した結果、前連結会計年度より913,494千円増加し、1,571,726千円となりました。

(経営成績に重要な影響を与える要因について)
「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

(経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等)

当社グループは、売上高経常利益率を重要な経営指標としております。当連結会計年度は、従業員の給与見直しに伴う人件費の上昇やのれん償却額等による販売費及び一般管理費の増加、金融機関からの借入金の増加及び金利上昇に伴うコスト増はあるものの、各事業における売上高の増加に加え、追加工事請負等が利益を押し上げる要因となったこと等から、売上高経常利益率は7.1%と前年同期の4.2%を大きく上回りました。引き続きこれらの指標について、向上に努めてまいります。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、運転資金需要のうち主なものは、工事の施工に要する外注費等の工事費や販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。投資を目的とした資金需要のうち主なものは、設備投資によるものであります。

短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資資金の調達につきましては自己資金及び金融機関からの長期借入を基本としております。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。個々の重要な会計方針及び見積りについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

当社グループの連結財務諸表におきましては、決算日における資産・負債の金額及び報告期間における収益・費用の金額に影響を与える見積りを行っております。具体的には、繰延税金資産の回収可能性や一定期間にわたり履行義務を充足する工事契約に関する収益認識等であり、これらに関しては、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる様々な要因に基づいて行っております。しかしながら、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと実際の結果が異なる場合があります。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社は、本社及び子会社に製品・サービス別の事業部門を置き、各事業部門は、取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

 したがって、当社グループは、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「建設事業」及び「住宅事業」を報告セグメントとしております。

 「建設事業」は、建築工事、土木工事、都市ガス導管敷設工事、給排水工事、空調衛生設備工事、ガス・住設機器工事を行っております。「住宅事業」は、戸建住宅及び集合住宅の建築・販売、戸建住宅・宅地分譲、住宅リフォーム工事を行っております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、棚卸資産の評価基準を除き、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

(注1)

合計

調整額

(注2)

連結財務諸

表計上額

(注3)

 

建設

住宅

売上高

 

 

 

 

 

 

 

一時点で移転される財又はサービス

5,790,132

10,386,724

16,176,856

243,471

16,420,328

16,420,328

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

7,894,745

347,622

8,242,367

8,242,367

8,242,367

顧客との契約から生じる収益

13,684,878

10,734,346

24,419,224

243,471

24,662,696

24,662,696

その他の収益

1,608,277

1,021,224

2,629,501

2,629,501

2,629,501

外部顧客への売上高

15,293,155

11,755,570

27,048,726

243,471

27,292,198

27,292,198

セグメント間の内部売上高又は振替高

392,311

6,735

399,047

95

399,142

399,142

15,685,467

11,762,305

27,447,773

243,567

27,691,340

399,142

27,292,198

セグメント利益

820,504

310,582

1,131,086

13,151

1,144,237

9,659

1,134,578

セグメント資産

22,472,910

9,875,855

32,348,765

161,831

32,510,597

60,867

32,571,464

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

368,419

106,959

475,379

3,812

479,191

2,636

476,555

のれん償却額

11,872

11,872

11,872

11,872

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

279,834

188,382

468,217

2,600

470,817

470,817

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飲食事業であります。

2.(1) セグメント利益の調整額は、全額セグメント間取引消去であります。

(2) セグメント資産の調整額60,867千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産198,158千円及びセグメント間取引消去であります。

(3) 減価償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない固定資産に係る未実現利益の消去であります。

3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

(注1)

合計

調整額

(注2)

連結財務諸

表計上額

(注3)

 

建設

住宅

売上高

 

 

 

 

 

 

 

一時点で移転される財又はサービス

6,323,980

12,157,870

18,481,850

249,043

18,730,894

18,730,894

一定の期間にわたり移転される財又はサービス

13,202,880

171,034

13,373,915

13,373,915

13,373,915

顧客との契約から生じる収益

19,526,860

12,328,905

31,855,766

249,043

32,104,809

32,104,809

その他の収益

3,045,773

1,001,118

4,046,891

4,046,891

4,046,891

外部顧客への売上高

22,572,634

13,330,023

35,902,657

249,043

36,151,700

36,151,700

セグメント間の内部売上高又は振替高

318,110

18,607

336,717

172

336,889

336,889

22,890,744

13,348,630

36,239,375

249,215

36,488,590

336,889

36,151,700

セグメント利益

1,963,177

599,672

2,562,850

10,113

2,572,963

10,315

2,583,279

セグメント資産

28,720,810

9,916,260

38,637,071

157,187

38,794,258

88,200

38,882,459

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

363,533

120,143

483,676

4,110

487,786

2,629

485,157

のれん償却額

42,572

42,572

42,572

42,572

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

863,464

122,673

986,138

986,138

986,138

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、飲食事業であります。

2.(1) セグメント利益の調整額は、全額セグメント間取引消去であります。

(2) セグメント資産の調整額88,200千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産195,544千円及びセグメント間取引消去であります。

(3) 減価償却費の調整額は、各報告セグメントに配分していない固定資産に係る未実現利益の消去であります。

3.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦以外の国又は地域の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。

(2) 有形固定資産

本邦以外の国又は地域に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

大阪ガスネットワーク株式会社

3,171,976

建設事業

 

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦以外の国又は地域の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。

(2) 有形固定資産

本邦以外の国又は地域に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年1月1日  至 2024年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

建設

住宅

その他

全社・消去

合計

のれん償却額

11,872

11,872

のれん

225,577

225,577

 

当連結会計年度(自 2025年1月1日  至 2025年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

建設

住宅

その他

全社・消去

合計

のれん償却額

42,572

42,572

のれん

163,335

163,335

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

 該当事項はありません。