事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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売上
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利益
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利益率
最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています
セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
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事業内容
3【事業の内容】
当社の企業集団は、当社及び連結子会社である、株式会社ヴィレッジヴァンガード、TITICACA HONGKONG LIMITED、比利緹卡(上海)商貿有限公司の計4社で構成されております。
当社および株式会社ヴィレッジヴァンガードでは、書籍、SPICE(雑貨類)、ニューメディア(CD・DVD類)、食品、アパレル等を販売しております。
比利緹卡(上海)商貿有限公司につきましては2016年3月末をもって店舗を閉鎖、TITICACA HONGKONG LIMITEDにつきましても2017年6月末をもって店舗を閉鎖しております。今後、順次、会社清算へ向けた手続きを進めてまいります。
当社グループの事業内容及び当社と関係会社の位置付けは次のとおりであります。なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
企業集団についての主な事業系統図は次のとおりであります。
(注) 連結子会社のうち2社(TITICACA HONGKONG LIMITED、比利緹卡(上海)商貿有限公司)は、事業系統図に記載すべき事業を行なっておりませんので、掲載しておりません。
業績
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度(2024年6月1日~2025年5月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続いており、景気は緩やかに回復することが期待されますが、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクや、継続的な物価上昇が個人消費に及ぼす影響に留意する必要があり、依然として先行き不透明な状況が続いております。
小売業界におきましては、業種・業態の垣根を越えた販売競争の激化や、人手不足に起因する人件費の高騰、原材料価格の上昇など、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況の下、当社グループは店舗・POPUP・オンラインの3つの事業を柱として、スタッフ一人一人の
個性を融合し、お客様の知的好奇心に寄り添うヴィレッジヴァンガードらしい売場や企画の展開を通じて企業価値
の向上に取り組んでまいりました。
このような事業活動の結果、当連結会計年度の売上高につきましては、24,962百万円と前連結会計年度と比べ163百万円の増収(0.7%増)となりました。売上総利益につきましては、仕入のコントロール、アウトレット店舗での在庫の消化を継続的に取り組んだものの、売上原価の増加が影響し、9,362百万円と前連結会計年度と比べ317百万円の減益(3.3%減)となりました。また販売費及び一般管理費の削減に取り組んでまいりましたが、営業損失は935百万円と前連結会計年度と比べ20百万円の減益、経常損失は995百万円と前連結会計年度と比べ60百万円の減益、特別損失として、棚卸資産評価損を2,472百万円、減損損失を674百万円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失は4,247百万円と前連結会計年度と比べ3,103百万円の減益となりました。
当社グループの当連結会計年度末の店舗数は、直営店2店舗を出店し、直営店16店舗、FC店1店舗を閉鎖したことにより、直営店290店舗、FC店3店舗の合計293店舗となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ220百万円減少し、当連結会計年度末には2,086百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は494百万円(前連結会計年度は936百万円の支出)となりました。これは、税金等調整前当期純損失4,198百万円に対して、収入の主な内訳は非資金費用である減損損失674百万円、また棚卸資産の減少額4,540百万円であり、支出の主な内訳は仕入債務の減少額1,438百万円であったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は272百万円(前連結会計年度は406百万円の支出)となりました。これは、主に差入保証金の回収による収入が44百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出129百万円、無形固定資産の取得による支出34百万円、差入保証金の差入による支出38百万円があったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は446百万円(前連結会計年度は341百万円の支出)となりました。これは、主に長期借入れによる収入2,290百万円があったものの、長期借入金の返済による支出2,546百万円があったためであります。
③ 仕入及び販売の状況
当連結会計年度における仕入実績及び販売実績は次のとおりであります。
区分 |
金額(百万円) |
前年同期比(%) |
仕入実績 |
13,552 |
82.7 |
販売実績 |
24,962 |
100.7 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(イ)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて24.4%減少し、15,261百万円となりました。これは、現金及び預金が220百万円、商品が4,554百万円減少したことなどによるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて21.4%減少し、2,137百万円となりました。これは、建物及び構築物(純額)が453百万円、ソフトウエアが68百万円、差入保証金が35百万円減少したことなどによるものです。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて24.1%減少し、17,399百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.0%減少し、7,796百万円となりました。これは、買掛金が1,438百万円、一年内償還社債が150百万円、1年以内返済予定の長期借入金が189百万円減少したことなどによるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて6.0%減少し、7,729百万円となりました。これは、長期借入金が66百万円、社債が62百万円、資産除去債務が345百万円減少したことなどによるものです。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて7.0%減少し、15,526百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて4,349百万円減少し、1,872百万円となりました。これは、利益剰余金が4,367百万円減少したことなどによるものです。
(ロ)経営成績の分析
経営成績の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
キャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、店舗で販売するための商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、投資を目的とした資金需要は、主に有形固定資産の取得等であります。
当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
短期運転資金は自己資金を基本としており、設備投資の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。
なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は9,513百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,086百万円となっております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要な事項につきましては、合理的な基準に基づき、会計上の見積りを行っております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照ください。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)
当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)
当社グループは単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)
1.製品サービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)
1.製品サービスごとの情報
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。