2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    283名(単体)
  • 平均年齢
    43.2歳(単体)
  • 平均勤続年数
    18.0年(単体)
  • 平均年収
    5,243,709円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    2.9%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1) 【人材戦略に関する基本方針等】

 当社の人材戦略に関する基本方針等は、「第2 事業の状況 2.サステナビリティに関する考え方及び取組 (2)戦略 ②社会(人的資本、多様性等)」に記載しております。

 

(2) 【従業員の状況】

(1) 提出会社の状況

  2026年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

平均年間給与の対前事業年度増減率(%)

283

43.21

18.00

5,243,709

2.9

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

内燃機関関連事業

283

 

(注) 1.従業員数は就業人員(常用パートを含む)であります。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.臨時従業員(嘱託契約の従業員)の総数が従業員の100分の10未満ですので、記載を省略しています。

 

(2) 労働組合の状況

当社の労働組合は赤阪鐵工所労働組合と称し、期末現在の組合員数は211人で、上部団体の産業別労働組合ジェイ・エイ・エムに加盟しております。

なお、労使関係は安定しております。

 

(3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当事業年度

補足説明

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

男性労働者の育児休業

取得率(%)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注)

正規雇用

労働者

非正規雇用

労働者

全労働者

正規雇用

労働者

非正規雇用

労働者

77.2

82.4

86.8

 相対的に賃金の高くなる管理職に、女性が少ないことから、格差が生じております。

 

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成27年法律第64号)」の規定に基づき算出したものであります。

当事業年度は、育児休業の対象となる従業員がおりませんでした。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1) ガバナンス

当社は、内部統制委員会が経営諸活動に係るリスクや機会(サステナビリティに関する事項も含む)を把握及び管理し、重要事項については取締役会に報告され、取締役会は重要な経営・事業戦略として議論、方針の決定に加え、各担当部署の実行計画等について監督を行っています。


また、当社は、従来の経営管理システムに「環境」という概念を取り入れ、経営と環境をリンクさせた環境経営管理システム(EMS)の構築に取り組んでいます。

EMSでは、EMS担当役員がEMS部会長としてEMS部会を開催し、環境経営マニュアルの改正等の審議を行います。そして、EMS推進委員会がEMS部会で審議された事項を各担当部署に周知・実行させております。

 

(2) 戦略

当社は取り組むべきSDGsアクションとして「環境に優しい製品づくり」「自動運航への取り組み」「海に関わるものの責任」「働きやすく、人に優しい職場づくり」を掲げております。

SDGsアクションを実践するためのサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)として、下記の項目を選定いたしました。外部環境の変化を考慮しつつ、課題ごとにリスクと機会を必要に応じて整理、修正しながら取り組んでまいります。

① 環境(気候変動関連等)

当社は、国際的な枠組みである気候変動問題に関するパリ協定目標の実現及びIMO(国際海事機関)の温室効果ガス削減目標に貢献する取り組みを行うことが、重要であると考えております。

また、気候変動という長期的かつ不確実性の高い事象が当社の事業活動に及ぼす影響について、今後起こり得る様々な事態を想定して、環境負荷低減の取り組みと事業活動を通じた環境保全等に取り組んでまいります。

マテリアリティ

主要な取り組み

環境規制

・既存太陽光発電設備の自家利用の検討

・高周波誘導炉の導入や運用改善によるCO2排出量の削減

・低炭素電力の購入

・EMS(環境経営システム)内部監査

・バイオディーゼル燃料の製造・販売によるCO2排出量削減への貢献

技術イノベーション

・脱炭素化に貢献する燃料に対応した舶用機関の開発

・セルフバックアップエンジンの開発

・潤滑油洗浄装置の製造・販売

自然災害

・工場建屋の改修(屋根・壁)

 

 

② 社会(人的資本、多様性等)

持続可能な社会の実現に貢献するためには、多様な個性を活かすとともに、人材へ積極的に投資することにより、さまざまな事業環境の変化に対応し、誇りや意欲を持ちながら会社の成長を支える人材を育成することが重要であると考えております。

a.人材の確保・多様性

新卒・中途採用にあたり、リファラル採用など新たな手法を導入し、人材の安定的な確保を図っております。今後は、外国籍社員、障がい者の雇用についても、スキルと経験を活かした雇用の機会を提供してまいります。

また、女性が活躍できる雇用環境の整備に関しては、正規雇用者全体に占める女性の割合が少ない現状であり、今後は女性社員の雇用促進に加え、人事処遇制度に基づき、キャリアアップできる環境づくりを進めてまいります。

 

b.人材育成

人事評価や教育訓練の制度に基づき、一人ひとりの職種・役割に応じた階層別教育の機会を提供し、必要となるスキル習得を積極的に支援しています。

また、業務上の知識・技能の継承については、各職場毎の教育訓練(社内呼称:部門PU塾)を定期的に開催することで、職場特有の知識・技能の維持・向上を図っております。

c.労働環境の整備

当社では、残業時間の削減と年次有給休暇の取得推進に取り組んでいます。

残業時間の削減には、月2~3回の定時退社日を設け、効率的な業務遂行と働き方の改善を推進しています。また、年次有給休暇の取得を推進するために、誕生日休暇やメモリアルデー、時季指定一斉休日(労使協議により全社一斉に有給休暇を取得する日)を設定し、ワークライフバランスの充実を図る取り組みを行っております。さらに、男性の子育て目的の休暇や育児・介護休暇の制度拡充など、社員のライフステージに応じた働きやすい環境を提供しています。

d.安全衛生活動および健康経営の推進

安全意識の向上と安全を維持する活動の定着により、全社での労働災害ゼロを目標としております。

また、精神的健康の保持・増進を目的としてストレスチェックを毎年実施し、働きやすく、人にやさしい職場環境の継続的改善にも取り組んでおります。

さらに、従業員の健康管理も重要な経営課題と捉え、2022年より健康経営の取り組みを始め、健康診断有所見者への再受診促進やウォーキングイベントなど、様々な健康増進プロジェクトを推進しております。これらの取り組みが評価され、2026年3月に経済産業省と日本健康会議が進める健康経営優良法人認定制度において、当事業年度は「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定されました。

 

マテリアリティ

主要な取り組み

人材育成

・人事評価を通した人材育成、OJT

・各部門内での教育(社内呼称:部門PU塾)

社員の定着化

・職場環境の改善

・健康経営優良法人認定制度の取得

・安全衛生活動を通した労働災害の防止

人材確保

・リファラル採用

・外国籍人材、障がい者の採用

 

 

e.従業員の給与その他の給付の額及び内容の決定に関する方針

当社は、従業員の給与その他の給付の額および内容の決定に関して、人事処遇制度に基づき、個々の社員の職務内容、役職に応じた適切な報酬水準を設定し、業績や行動に対して適切に評価し報いる人事評価制度を導入しています。人事評価制度では、業績評価、取組姿勢評価、能力評価を評価者が行い評価を基に昇給昇格を行います。また、評価者を対象として、年1回の評価者訓練を実施し、公平性、透明性の確保に努めております。

 

 

(3) リスク管理

① サステナビリティ全般に関するリスク管理

当社のリスク管理体制は、「第4 提出会社の状況 4.コーポレート・ガバナンスの状況等(1)コーポレート・ガバナンスの概要③企業統治に関するその他の事項(リスク管理体制)」に記載しております。

また、当社が認識した主要なリスクは「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」に記載しております。

 

② 気候変動に関するリスク及び機会

気候変動に関するリスク及び機会については、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)及び国際エネルギー機関(IEA)の公表シナリオを参考に「2℃未満シナリオ」と「3℃超シナリオ」で検討しております。

リスク及び機会が発現しうる期間としては、短期(5年以内)、中期(5年超10年以内)、長期(10年超)を想定しております

 

種類

想定されるリスク及び機会

発現時期

行うべき対策等

政策・法規制

カーボンプライシングの導入

 

・工場設備の省エネ化

・カーボンプライシングに対応可能な舶用機関の開発・販売

技術

環境規制対応機関の生産の遅れ

・環境対応機関の開発促進(メタノール燃料等)

・従来機関のさらなる低燃費化

市場

環境規制対応機関の普及の遅れ(従来型のディーゼル機関の販売継続)

 

・環境対応機関の販売促進

・バイオディーゼル燃料の販売促進

評判

顧客・ステークホルダー等による評価

・HP等による環境対策等のPR

・展示会での技術力のアピール

急性

風水害災害の激甚化

 

・工場建屋の改修(浸水対策等)

慢性

気温上昇

 

・作業者の熱中症対策

・工場建屋の暑熱対策

 

 

 

(4) 指標及び目標

当事業年度において重要性が高いと判断した項目の指標及び目標は、次のとおりであります。

① 環境(気候変動関連等)

 

単位

当事業年度目標

当事業年度

2030年度CO2排出量目標(3,514t-CO2)(※1)

t-CO2

3,968

3,866

エコステージ2+CMS(※2)定期評価

継続認証

認証継続中

バイオディーゼル燃料の製造

リットル

82,000

4,169

 

(※1)CO2排出量は2030年までに2013年の全社排出量(6,508t-CO2)比46%削減(3,514t-CO2)を目標値としています。また、当事業年度のCO2排出量は自社排出量(Scope1,Scope2)の合計値です。

(※2)エコステージ:環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001をベースに開発された中堅・中小企業向けの経営強化システム。コンサルティングと環境経営度の定量的評価を通して、段階的にレベルアップする仕組み。エコステージ2は2段階目でISO140001と同等。

CMS(化学物質管理システム):材料や製品に含まれる化学物質を把握管理して、法律等の要求に応えられるようにする仕組み。

どちらもシップリサイクル条約(500国際総トン以上の全ての船舶にインベントリ(船舶に存在する有害物質等の概算量と場所を記載した一覧表)の作成及び維持管理を義務付け)に対応した製品製造のために構築し維持しなければならないものであります。

 

② 社会(人的資本、多様性等)

 上記「(2)戦略」において記載した、人的資本・多様性等に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標および実績は次のとおりであります。

 

単位

目標

当事業年度

新卒採用人数

5

3

中途採用人数

9

女性採用比率

20.0

8.3

女性社員比率

20.0

13.6

女性管理職比率(係長級)

10.0

7.4

外国籍社員比率

1.3

障がい者雇用(法定雇用率 2.5%)

7

5

月平均残業時間

時間

11.9

11.3

年次有給休暇取得率 

70.0

68.1

育児休業取得者数(男女合計)(※)

(男0、女0)

育児休業取得率(※)

(男 ―%、女 ―%)

休業労災発生件数

0

1

 

  (※)当事業年度は、育児休業の対象となる従業員がおりませんでした。