人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数948名(単体) 7,484名(連結)
-
平均年齢41.3歳(単体)
-
平均勤続年数14.8年(単体)
-
平均年収11,365,000円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
|
2025年3月31日現在 |
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
機能素材 |
904 |
加工材料 |
1,151 |
電子・エネルギー |
1,514 |
モビリティ |
335 |
生活関連 |
2,423 |
その他 |
339 |
全社(共通) |
818 |
合計 |
7,484 |
(注)従業員数は就業人員数を記載しております。なお、取締役を兼務しない執行役員は、従業員数に含めて記載しております。
(2)提出会社の状況
|
|
|
2025年3月31日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
948 |
41.3 |
14.8 |
11,365 |
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
機能素材 |
242 |
加工材料 |
39 |
電子・エネルギー |
149 |
モビリティ |
97 |
生活関連 |
162 |
全社(共通) |
259 |
合計 |
948 |
(注)1 従業員数は就業人員数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)を記載しております。なお、取締役を兼務しない執行役員は、従業員数に含めて記載しております。
2 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含めております。
(3)労働組合の状況
提出会社の労働組合は、長瀬産業労働組合と称し、提出会社と労働組合との間に特記すべき事項はありません。
関係会社におきましても、労使関係について特に記載すべき事項はありません。
(4)多様性に関する指標
女性活躍推進法に基づき当社および連結国内子会社が公表している指標等は次のとおりです。
|
管理職に占める女性労働者の 割合(%) |
男性労働者の 育児休業取得率(%) |
労働者の男女の賃金の差異(%) |
||
全従業員 |
正社員 |
パート・ 有期社員 |
|||
長瀬産業㈱ |
6.2 |
64.1 |
53.2 |
53.2 |
48.5 |
ナガセケムテックス㈱ |
1.6 |
80.0 |
75.1 |
75.0 |
82.1 |
ナガセヴィータ㈱ |
13.8 |
64.7 |
85.7 |
84.8 |
95.2 |
東拓工業㈱ |
1.6 |
50.0 |
62.3 |
65.4 |
67.8 |
長瀬ビジネスエキスパート㈱ |
38.5 |
- |
- |
- |
- |
㈱ナガセビューティケァ |
33.3 |
- |
- |
- |
- |
ナガセテクノサービス㈱ |
16.7 |
- |
- |
- |
- |
ナガセプラスチックス㈱ |
0.0 |
- |
- |
- |
- |
(注)1 出向者は出向元の従業員として集計しております。
2 管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)に基づき算出したものです。
3 男性労働者の育児休業取得率は、「育児休業、介護休業育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものです。
4 管理職に占める女性労働者の割合は当連結会計年度末時点、その他の指標は当連結会計年度における実績を記載しております。
5 男女の賃金の差異については、同一労働の賃金に差はなく、職掌及び資格等級別人数構成の差によるものです。
6 常時雇用する労働者の人数が101人以上300人以下の連結子会社については、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異について、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休暇等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社のサステナビリティに関する考え方、および、取り組みは次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在における当社の判断によるものであり、様々な要因によって見通しは変動する可能性があります。
(1)サステナビリティ全般
サステナビリティを巡る課題への対応は、当社が経営理念に掲げる「誠実正道」の精神や、ビジョンに掲げる実現したい社会「人々が快適に暮らせる安心・安全で温もりある社会」に通じます。社会・環境課題の解決に貢献する企業活動を継続することにより、持続的な成長が可能になると認識し、サステナビリティ基本方針を定めて積極的に取り組んでいきます。
① ガバナンス
当社では企業活動を通じて社会・環境課題の解決に貢献することによりNAGASEグループの企業価値が持続的に向上することを目指し、代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を設置しています。2024年度は9回開催し、マテリアリティ(重要課題)の見直し、グループ全体の推進体制の構築と整備、各施策のモニタリング、グループ内におけるサステナビリティ経営の理解促進活動等を行いました。これらのサステナビリティ課題への対応・進捗については、少なくとも年1回の頻度で取締役会に報告し、その決議・監督を受けております。
また、「サステナビリティ推進委員会」は、グループ全体で取り組むべき優先順位の高いマテリアリティ(重要課題)を、「従業員エンゲージメント向上」および「脱炭素社会への貢献」と決定し、取締役、執行役員、グループ会社の経営幹部等で構成されるコーポレートプロジェクト「従業員エンゲージメント向上プロジェクト」と「カーボンニュートラルプロジェクト」を設置しています。各プロジェクトでは、サステナビリティ推進委員会の監督の下、基本方針と中期経営計画ACE 2.0における非財務目標(KPI)の原案を作成し、取締役会の決議を経て策定したほか、非財務目標達成に向けた個別具体的な方針・施策について議論しています。また、非財務目標の進捗を含む各プロジェクトの重要事項は、少なくとも年1回の頻度でサステナビリティ推進委員会を通じて取締役会に報告し、その監督を受けております。
② 戦略
当社は、グループ共通の価値観として、経営理念、ビジョン、ありたい姿を制定しています。また、理念体系すべてに共通する考え方としてサステナビリティ基本方針を策定しています。このサステナビリティ基本方針は、1.誠実な事業活動、2.社会との良好な関係、3.環境への配慮で構成され、それぞれについて具体的な行動指針を示しております。
(サステナビリティ基本方針)
※理念体系の全体像については、「1「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」(1)基本理念」を参照ください。
また、当社では、2032年(創業200年)の“ありたい姿”「温もりある未来を創造するビジネスデザイナー」の実現のため、マテリアリティ(重要課題)を特定しております。
2024年9月には、外部環境の変化等を踏まえたマテリアリティ(重要課題)の見直しを実施しました。事業を通じた社会課題解決をより意識し、「健康寿命延伸への貢献」、「サプライチェーンの持続性への貢献」、「資源循環社会への貢献」の3つを新たに追加し、従来からの「従業員エンゲージメント向上」、「脱炭素社会への貢献」、「透明性の高いコーポレート・ガバナンス」と合わせた計6つのマテリアリティとなりました。
これらのマテリアリティのもと、「素材(マテリアル)を通じて課題を解決する企業」として、サステナビリティ推進に取り組んでまいります。
(NAGASEグループのマテリアリティ(重要課題))
③ リスク管理
サステナビリティ課題やマテリアリティ(重要課題)に関するリスクおよび機会については「サステナビリティ推進委員会」において管理しています。リスク・機会を含むサステナビリティの課題への対応については、サステナビリティ推進委員会より、少なくとも年1回の頻度で取締役会等の会議体へ報告しており、議論の上、実行されています。
また、リスクに関しては、サステナビリティを含む複合的な全社リスクとして「リスク・コンプライアンス委員会」でも特定・評価・管理されており、それらのリスクは取締役会や監査役会に報告されています。特に重要と判断したリスク分類に関しては、リスクの定義および主な対応策を開示しております。詳細は、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」を参照ください。
このように、サステナビリティに関するリスク・機会に関してはそれぞれの委員会から取締役会等の会議体へ報告され、必要な指示・提言の下で事業活動へ反映していくとともに、これらのプロセスの中で、取締役会による定期的・直接的な監督を受けています。
また、特定されたリスク・機会は、業務執行組織であるサステナビリティ推進室が事業活動へ反映するよう対応しています。
④ 指標及び目標
当社では、マテリアリティ(重要課題)の中でも「従業員エンゲージメント向上」と「脱炭素社会への貢献」を優先順位の高い課題と認識しており、それぞれに関する目標を設定しております。目標の詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2)気候変動」、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組(3)人的資本」を参照ください。
(2)気候変動
当社では気候変動を取り巻く社会の変化・期待に対応していくことが重要であると考え、マテリアリティの1つとして「脱炭素社会への貢献」を設定しており、気候変動の及ぼす中長期的なリスクと機会、およびその財務上の影響を分析し、低炭素社会や循環型社会に求められる事業戦略を立案しています。また、自社とバリューチェーン全体の事業活動で排出される温室効果ガス(GHG)を把握し、削減プロセスについて中長期的な目標と活動計画を設定し、取り組んでいます。
① ガバナンス
気候変動に関する基本的なガバナンスは、サステナビリティ全般のガバナンスに組み込まれております。詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ全般 ①ガバナンス」を参照ください。
特に、気候変動に関しては、「サステナビリティ推進委員会」の下部組織として、「カーボンニュートラルプロジェクト」を設置しています。このプロジェクトは執行レベルの諮問機関であり、気候変動にまつわる個別具体的な方針・施策に関しては同プロジェクトでの議論を通じて具体化されています。
② 戦略
当社は商社機能に加え、製造・研究開発機能を有することから、「商社業/製造業」と「可視化/削減」の2軸4象限に分類し、全体施策および施策①~④からなる施策のもと、「NAGASEグループカーボンニュートラル宣言」で掲げる目標達成に向け、中期経営計画ACE 2.0でもカーボンニュートラルに関する非財務目標を設定するなど、事業戦略へ反映しながら気候変動に関する取り組みを推進しています。
また、低炭素社会や循環型社会に求められる事業戦略を立案するため、気候変動が及ぼす中長期的なリスクと機会、財務上の影響を分析・特定しています。
(「商社業/製造業」と「可視化/削減」の2軸4象限)
(気候変動に関するリスクと機会)
当社は、商社機能、製造機能、研究開発機能を有し、グローバルかつ多角的に事業を展開しています。現在、グループの事業は「機能素材」、「加工材料」、「電子・エネルギー」、「モビリティ」、「生活関連」の5つのセグメントに区分され、樹脂やプラスチック、電子・半導体材料、医薬・化粧品といった幅広い商材を取り扱っています。また、国内外に約100社の拠点を有しており、取引先もグローバルで約18,000社と非常に広範なバリューチェーンを有しています。
気候変動に関するリスクと機会の特定にあたっては、これらの当社の特性も考慮しながら、「事業への影響度」と「発生可能性」の観点で、重要度を「大」「中」「小」と評価しました。(特定方法の詳細は「③リスク管理」を参照)
その結果、当社にとっては、気候変動に関連する規制の強化や社会的要請、顧客の需要の変化に対応できないことが、気候変動による移行リスクとして重要度が大きいという評価となりました。一方で、これらの社会や顧客・市場の変化をとらえ、適切な素材・製品やソリューションを社会に提供していくことができれば非常に大きな機会にもつながると考えています。
また、物理的リスクとしては、自然災害等による影響は、自社拠点のみならずサプライチェーン上の拠点への影響も考慮すると重要度の大きなリスクとなります。商社業を基盤事業とする当社においては、マテリアリティとしても「サプライチェーンの持続性への貢献」を掲げており、国内外約18,000社の取引先ネットワークを活かして日ごろからサプライチェーンの維持・安定供給を使命として行っております。
リスク
機会
<注記>
・影響を受ける機能:
商社機能・製造機能・研究開発機能それぞれの内、特に影響を受ける機能。
「全社」は、商社機能・製造機能・研究開発機能すべてにわたる全社的影響を指す。
・影響を受けるバリューチェーン:
「上流」「下流」「自社グループ」の内、特に影響を受ける段階。
「上流」は主に調達・物流(輸送)、「下流」は主に販売・物流(輸送)の影響を指す。
「全体」は「上流」「下流」「自社グループ」を含むバリューチェーン全体への影響を指す。
<分析に使用したシナリオ>
(1.5℃シナリオ)
・IEA:Net Zero Emissions by 2050 Scenario(World Energy Outlook2024)
・IPCC:SSP1-1.9(AR6)
(3-4℃シナリオ)
・IEA:Stated Policies Scenario (STEPS)(World Energy Outlook2024)
・IPCC:SSP5-8.5(AR6)
(リスク・機会への主な対応)
NAGASEグループでは、特定したリスクを最小化・機会を最大化するため、以下の対応をとっています。
③ リスク管理
気候変動に関するリスク管理は、サステナビリティ全般のリスク管理に組み込まれております。詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ全般 ③リスク管理」を参照ください。
特に、気候変動に関する個別具体的な方針・施策に関しては、「サステナビリティ推進委員会」の下部組織である「カーボンニュートラルプロジェクト」においても議論され、「サステナビリティ推進委員会」等への報告を通じて具体化されています。
また、2024年度は外部環境や社会的要請の変化を考慮し、気候変動に関するリスク・機会の見直しを実施しています。特定にあたっては、まず、外部環境の分析やバリューチェーンの整理を実施し、改めて当社事業に関連するリスク・機会を網羅的に洗い出しました。その後、事業部やグループ会社とのワークショップ・ヒアリングでの議論を通じ、最終的にリスク・機会を特定しています。
なお、気候変動におけるリスク・機会は、リスク・コンプライアンス委員会が実施する全社的なリスク評価と整合性のある指標として「影響度」と「発生可能性」を用い、各4段階の評価を行った結果を、事業への重要度として「大」「中」「小」に分類しています。
④ 指標及び目標
当社は、「NAGASEグループカーボンニュートラル宣言」を掲げ、2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現(Scope1,2)、2030年までにScope1,2の46%削減(2013年度比)、Scope3の12.3%以上削減(2020年度比)を目標としています。
※なお、Scope3は今後のサプライチェーンとの対話により目標値の更新も検討します。
また、中期経営計画ACE 2.0の非財務目標(KPI)にもカーボンニュートラルに関連する目標設定しています。目標の詳細と進捗については、以下の(温室効果ガス(GHG)排出量実績と目標(Scope1,2))、(各指標の実績)を参照ください。
(温室効果ガス(GHG)排出量実績と目標(Scope1,2))
(各指標の実績)
|
|
|
|
|
単位:t-CO2 |
||||
指標 |
2013年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
2023年度 |
2024年度 |
2025年度目標 |
||
連結 |
Scope1,2削減率(2013年度比) |
- |
26% |
30% |
34% |
36% |
43% |
37%以上削減 |
|
|
Scope1 |
86,197 |
30,538 |
33,132 |
31,099 |
28,260 |
30,229 |
||
|
Scope2(マーケット基準) |
33,105 |
27,057 |
25,611 |
26,737 |
18,571 |
|||
|
合計 |
63,643 |
60,189 |
56,710 |
54,997 |
48,980 |
|||
再生可能エネルギー発電・購入による削減量 (累計) |
- |
- |
10 |
523 |
7,478 |
13,272 |
35,000t以上 |
||
長瀬産業 (単体) |
Scope2 |
- |
- |
2,514 |
2,014 |
1,803 |
1,893 |
ゼロエミッション |
※連結データの対象は、長瀬産業㈱・ナガセケムテックス㈱・ナガセヴィータ㈱です。
※2024年度データは第三者保証取得前の暫定値です。
なお、Scope2の数値は、非化石証書による償却を予定しております。
(3)人的資本
① ガバナンス
人的資本に関する基本的なガバナンスは、サステナビリティ全般のガバナンスに組み込まれております。詳細については、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組(1)サステナビリティ全般 ①ガバナンス」を参照ください。
特に、従業員エンゲージメントに関しては、「サステナビリティ推進委員会」の下部組織として、「従業員エンゲージメント向上プロジェクト」を設置しています。このプロジェクトは執行レベルの諮問機関であり、従業員エンゲージメントにまつわる個別具体的な方針・施策に関しては同プロジェクトでの議論を通じて具体化されています。
② 戦略
中期経営計画ACE 2.0では、「収益構造の変革」と「企業風土の変革」による“質の追求”を目指しております。このための戦略として、①「変革」をリードするイノベーティブでグローバルな人財の育成、②誰もが快適・安全に創造性高く働ける環境の整備、そして③挑戦と多様な個性を受容する文化と風土の醸成を推進し、その結果として従業員のエンゲージメントを向上させることで社員と会社の持続的な成長と発展に努めます。従業員エンゲージメントは、サステナビリティ経営を実現するうえで重要であるという認識のもと、各組織が主体的にその推進を担っています。また、ダイバーシティは重要かつ不可欠な要素の一つであり、「採用」・「定着」・「登用」の各段階において グローバルに施策を講じていきます。なかでも女性活躍は優先順位の高い課題として捉えており、重点的に取り組んでおります。
施策例① 各組織の主体的な取り組みと対話機会の創出(タレントマネジメント・D&I)
従業員エンゲージメント向上に向けて、各組織が主体的に取り組むものとしたうえで、経営層と各組織とのモニタリング頻度を高め、エンゲージメント施策の進捗確認を強化しました。国内外の拠点において交流を深めるイベント「N-Meet up!!」などタウンホールミーティングを実施し、経営層と従業員の対話機会を創出しました。「N-Meet up!!」は、2024年度各拠点において延べ9回実施しました。また、成長機会・教育機会の拡充を目的とした事業部間の交換留学や部門内対話会、多層的な対話の促進を目的とした部長・事業部長と担当者の対話など組織毎の課題に応じた現場起点の施策を行っています。その結果、㈱リンクアンドモチベーション主催「ベストモチベーションカンパニーアワード2025」大企業部門(従業員5,000人未満)で第9位として表彰されました。 |
|
|
||
|
|
人事部内に各事業部の担当者(HRBP)を設置し、事業戦略を理解した上で組織づくり・人財開発ができる体制を導入しています。また、事業部側にも、人事視点を持ちながら事業戦略を遂行していく役割の担当者(事業部 CHRO)を設置しています。HRBPと事業部 CHRO が密に連携を取ることで、事業に関わる人や組織の課題を設定し、それらの課題を解決すべく事業部・本部ごとに人事施策を導入しながら、事業戦略の遂行を加速しています。 |
施策例② 人事制度の改定(人事ポリシー・タレントマネジメント)
長瀬産業では、変革を推進するイノベーティブでグローバルな人財の強化を目的として、2023年度に人事制度の改定についての検討を重ね、2024年度より新制度の運用を開始いたしました。新制度では役職者の年功的運用を廃止し、役割・職務を明確化して処遇と高い連動性を持たせることで、よりダイナミックな人財配置と登用、多様な高度専門人財の獲得と登用を行います。個人の成長の促進と組織のパフォーマンスの最大化を通じてエンゲージメントを高め、社員と会社の持続的な成長と発展に繋げます。
施策例③ グローバルでのグループ人事戦略の共有(タレントマネジメント) グローバルにおける人事戦略の連携と推進を目的として、人事部門のグローバル会議を2020年より定期的に実施しており、人事戦略のグローバル展開および課題やナレッジの共有を促進しております。東京本社において実施した会議には、世界6カ国、5地域から約25名の人事部門メンバーが参加し、中長期の人事戦略や2024年度の重点施策など様々なテーマについて議論し実行していくことを確認いたしました。 |
施策例④ 両立支援のための取り組み(働き方改革・D&I・健康経営)
育児・介護などと仕事の両立支援のための制度・施策の拡充により、社員が働き続けられる風土の醸成にも注力しています。近年では、男性従業員の育児休業の取得率が向上しております。2024年度は、不妊の検査や治療を目的として取得できる休暇制度を新設したことに加え、育児休業を取得した男性社員の事例を組織運営の観点を交えて社内発信いたしました。さらに育児と介護のそれぞれの両立支援ガイドブックを公開することで従業員の理解促進と浸透を図り、業務継続への安心感の醸成やモチベーション維持に寄与しています。
制度・施策 |
概要 |
産前産後休暇 |
出産前6週間、出産後8週間の休暇 |
育児休業 |
育児のための休業(男女ともに) |
ファミリーサポート休暇 |
子の看護等のため、および不妊の検査や治療を行うための休暇 |
育児のための短時間勤務制度 |
育児のための短時間勤務を認めるもの |
育児のためのシフト勤務制度 |
育児のためのシフト勤務を認めるもの |
介護休暇 |
介護のための休暇 |
介護休業 |
介護のための休業 |
介護のための短時間勤務制度 |
介護のための短時間勤務を認めるもの |
介護のためのシフト勤務制度 |
介護のためのシフト勤務を認めるもの |
治療と仕事の両立のためのガイドライン |
両立支援の背景・内容とその申請方法 |
(男性社員の育児休業取得実績) |
|
施策例⑤ 健康経営の推進(健康経営) NAGASEグループでは、グループ従業員の健康の維持向上を支援すべく「NAGASE健康宣言」を策定・公表し、これを推進しています。長瀬産業では健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度である健康経営優良法人の認定取得を2018年度より継続しています。その取り組みはグループにも拡大し現在は長瀬産業を含め計7社が認定取得しています。 具体的な取組みの一つとして、健康保険組合と協業し従業員及びその家族を対象とした「オンライン禁煙プログラム」を推進、プログラム終了まで自己負担なしで受診可能としております。2023年度より禁煙サポートの施策として「NAGASE禁煙塾」を年に2回実施しており、グループ社員を含めたプログラム参加者の約6割の方が禁煙に成功しています。そのほか、世界禁煙デー(5/31)に始まる禁煙週間を「NAGASE禁煙週間」とし喫煙室を利用禁止とすることで喫煙と職場環境を考える機会としています。 |
|
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施策例⑥ 障がい者雇用の推進(働き方改革・D&I) 長瀬産業では、東京、大阪、名古屋の各事業所では、障がい者雇用のマッサージ師によるマッサージ室を設置しております。社員は自由に利用でき、福利厚生の向上に貢献しています。その他、清掃や在宅による入力業務等、各々の障がい特性に合わせた雇用を実現しています。また2022年8月より障がい者6名と管理人2名を採用し、株式会社エスプールプラスが運営する屋内農園「わーくはぴねす農園Plus横浜」(横浜市)にて就労を開始、親しみを持ってもらうために「NAGASEまごころグリーンファーム」と命名いたしました。屋内農園では、水耕栽培設備で葉もの野菜を栽培しており、収穫した野菜は、障がい者雇用への理解促進のために、グループ会社を含めた社員への配布を行っています。 |
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グループ会社のナガセケムテックス(株)では、障がいのある方や働き続けたい高齢者に向け、安全・安定・安心な働く機会を提供し、地域社会へのつながりを深めるために、2023年度にナガセミライ(株)を設立しました。ナガセケムテックス播磨事業所内で庶務・清掃などの受託サービスを開始し、将来的には、地域課題に寄り添いつつ、農産物の生産・加工・販売を含め、さらなる働く機会の拡充を目指します。 |
施策例⑦ ダイバーシティに関する施策(D&I) NAGASEグループは世界約30の国や地域に約100社の拠点を有する企業グループであり、性別や国籍、年齢、宗教、ライフスタイルや価値観、障がいの有無など、非常に多様な社員が在籍しています。不確実性の高い世の中において、ダイバーシティ(多様性)が、イノベーション、そして圧倒的なユニークネスを創造する源泉であると考えています。 多様性のある組織を作る戦略上の意味合いを理解した上で、リーダーとして多様な人財をマネジメントするポイントを理解することを目的として、部課長クラスを対象としたダイバーシティ・マネジメント研修を2023年度より開始し、定期的に実施しております。2024年度は、アンコンシャスバイアスについての理解を深めることを目的として、「平等」と「公正」について構造的な差別の観点から考える場としました。当社の統括者約100名が参加し、活発なディスカッションを行いました。今後も性別のみならず国籍や宗教などダイバーシティあふれる社員がそれぞれの働き方を追求できる職場を目指して継続開催してまいります。 |
また、社員の皆さん一人ひとりが自分らしく挑戦することができるよう、環境の整備を進めています。仕事と家庭やライフイベントとの両立を支援し、社員の皆さんが安心して働き続けられる環境を創ることは、当社のダイバーシティ推進における重要な要素であると考えており、育児・介護などと仕事の両立支援のための制度・施策の拡充により、社員が働き続けられる風土の醸成に注力しています。2024年度は、不妊の検査や治療を目的として取得できる休暇制度を新設したことに加え、育児休業を取得した男性社員の事例を組織運営の観点を交えて社内発信する等、多様な働き方を推進する風土の醸成に向けた活動を行っています。 |
③ リスク管理
人的資本に関するリスク管理は、サステナビリティ課題全般のリスク管理に組み込まれております。詳細については、「(1)サステナビリティ課題全般 ③リスク管理」を参照ください。
④ 指標及び目標
戦略を実現するためのモニタリング指標として、2025年度末までに中期経営計画ACE 2.0の非財務目標である従業員エンゲージメントサーベイトータルスコア60以上の達成、2028年度末までに女性管理職比率10%以上達成の目標を掲げて新たに取り組みを進めております。
テーマ |
指標 |
2022年度 |
2023年度 |
2024年度 |
2025年度目標 |
|
従業員エンゲージメント 向上 |
グループ全社:定期的にエンゲージメントサーベイを実施している割合※1 |
81% |
86% |
100% |
100% |
|
長瀬産業(単体):エンゲージメントサーベイトータルスコア※2 |
56.5 |
56.0 |
58.3 |
60以上 |
||
参考:長瀬産業(単体)エンゲージメントサーベイ回答率 |
96% |
96% |
98% |
- |
||
|
女性活躍推進 |
長瀬産業(単体):総合職女性採用比率※3 |
17% |
25% |
33% |
- |
|
長瀬産業(単体):女性管理職比率※3 |
4.3% |
5.0% |
6.2% |
- |
※1 制度会計上の連結子会社を対象としています。ACE 2.0期間中に連結子会社となった会社は対象外です。
※2 エンゲージメントサーベイトータルスコア「60」は、株式会社リンクアンドモチベーションによって算出された偏差値(データ総数1万社以上)であり、その組織状態は「信頼し合えている」と定義されております。当社は、「会社(組織)と社員が対等なパートナーとしてよく理解しあい、同じ方向を見ること」すなわち「信頼し合えている状態」を目指すため、サーベイトータルスコア「60」を中期経営計画ACE 2.0の目標として設定しております。
※3 総合職女性採用比率と女性管理職比率につきまして、2025年度末目標を総合職女性採用比率30%以上、女性管理職比率6%以上としておりましたが、一年前倒しで早期達成をいたしました。そのため女性活躍推進指標に関しては2028年度末目標として女性管理職比率10%以上を新たに設定しております。