2025年9月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

建設工事業 設備工事業
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
建設工事業 9,165 86.1 569 89.2 6.2
設備工事業 1,484 13.9 69 10.8 4.7

3【事業の内容】

 当社グループは、当社(株式会社マサル)及び子会社3社で構成され、主として建物の新築防水工事、改修工事、直接受注工事及び空調・冷暖房・給排水等の設備工事並びに排気装置を主体とした乾燥・塗装装置、集塵装置等の産業用機械の組立・設置・メンテナンスを展開しております。

 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりであり、次の2部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

(建設工事業)

 当社及び株式会社イノベイトが建物の新築防水工事、改修工事、直接受注工事の施工及び建築材料販売、機材のレンタル等を行っております。

(設備工事業)

 株式会社マサルファシリティーズが空調・冷暖房・給排水等の設備工事の施工を行っております。

 空気設備工業株式会社が排気装置を主体とした乾燥・塗装装置、集塵装置等の産業用機械の組立・設置・メンテナンスを行っております。

 

 なお、新築防水工事、改修工事、直接受注工事及び空調・冷暖房・給排水等の設備工事を当社グループとして受注する仕組みを整えております。

 

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 

 

 

 

業績状況

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度における世界経済は、依然として地政学的・政治的な不確実性を抱える状況が続いております。米国ではトランプ前大統領の復権により通商・安全保障政策の再編が進む一方、中東ではパレスチナ情勢の緊迫化が長期化の様相を呈し、国際的な資源価格や物流コストの変動リスクが高まっています。

 国内においては、高市政権の発足により経済政策・財政運営の方向性が新たな局面を迎えるなか、自公連立の終焉と自維連立による新たな政治体制のもとで、成長戦略の再構築に向けた動きが加速しています。

 こうした国際・国内情勢の変化のなか、当連結会計年度の我が国経済は、一部に弱めの動きもみられるものの、緩やかに回復しています。個人消費は徐々に回復軌道に乗りつつあり、賃上げや物価上昇も実体経済に一定の影響を及ぼしています。

 首都圏の非居住用建物の着工床面積については、前年同期比で減少し、工事費予定額についても減少しています。着工時点での工事費予定額平米当たり単価については、労務費、材料費等の価格上昇も影響し、前年に引き続き増加しています。

 東京都心5区におけるオフィス賃貸市場では、移転や拡張、分室開設、集約・統合など多様なニーズによる成約がみられ、空室率は低下しました。大規模ビルでの成約は年間を通じて継続し、既存ビルでも安定した需要が確認されるなど、高稼働の動きが広がっています。賃料は2万円/坪を上回る水準で推移しており、足元でも上昇が続いています。

 このような経営環境のなか、2021年10月から2030年9月までの9ヵ年に及ぶ長期経営計画『~100年選ばれ続ける会社を目指す!~』のもと、急激に変容していく経営環境の中でも永続的な成長ができる総合専門工事会社となることを目指しております。テーマとして、1.「ゼネコン上位10社でのシェアNo.1」、2.「ROE15%」、3.「成長性分野開拓」、を最終年度の達成目標として掲げ、SDGsへの取り組みも強化し長期的視野で着実な態勢整備と業務推進により業容の拡大、業績の向上を図ってまいりました。

 

 推進するテーマに変更はありませんが、次のとおりテーマごとに取組んでまいりました。

1.「ゼネコン上位10社でのシェアNo.1」

  (1)営業力強化:リスク管理を前提とした合理的な受注、直接受注顧客の増強

  (2)受注領域拡大:ワンストップ提案によるセット受注推進、新工法にも対応した施工・資材の提供

2.「ROE15%」

  (1)生産性向上:採算性に留意した最適配置、技能職部門強化、社員エンゲージメントの取組み

  (2)現場力の強化:着工前事前検討会の徹底、現場パトロール強化による社員教育と育成

3.「成長性分野開拓」

  (1)マサルグループ内連携強化:各社機能の統合や合理化への取組み

  (2)新たな事業領域への進出:投資を伴うシナジー事業領域開発、海外事業の模索

 

 受注活動につきましては、採算性に留意しながら、新築市場、改修市場、子会社セグメント市場において安定的な受注基盤確保のため、積極的に行ってまいりました。また、受注案件における工期の長期化や資材・労務費の上昇が収益に与える影響を踏まえ、見積精度の向上および原価管理体制の強化などリスク管理の徹底にも留意してまいりました。

 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a.財政状態

 当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ4億12百万円増加し、88億6百万円となりました。その内訳といたしましては、流動資産65億54百万円、有形・無形固定資産15億46百万円、投資その他の資産7億5百万円であります。

 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ75百万円増加し、35億29百万円となりました。その内訳といたしましては、流動負債28億33百万円、固定負債6億95百万円であります。

 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3億37百万円増加し、52億77百万円となりました。この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は59.9%となりました。

 

b.経営成績

 当連結会計年度の経営成績は、受注高が127億60百万円(前年同期比44.6%増)となりました。売上高につきましては、106億47百万円(前年同期比19.0%増)となりました。利益につきましては、営業利益は6億38百万円(前年同期比56.6%増)、経常利益6億58百万円(前年同期比56.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、4億5百万円(前年同期比46.1%増)となりました。

 

(建設工事業)

 売上高は91億65百万円(前年同期比13.8%増)、セグメント利益は5億68百万円(前年同期比52.1%増)となりました。受注高につきましては、83億11百万円(前年同期比2.5%増)となりました。

 

(設備工事業)

 売上高は14億84百万円(前年同期比64.4%増)、セグメント利益は69百万円(前年同期比108.8%増)となりました。受注高につきましては、44億49百万円(前年同期比522.9%増)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は32億94百万円となり、期首残高に比べ10億15百万円の増加となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における営業活動により得られた資金は12億38百万円となりました。これは主に、仕入債務の減少2億円、法人税等の支払額1億30百万円等により資金が減少したものの、未成工事支出金の減少2億85百万円、売上債権の減少2億84百万円等により資金が増加したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における投資活動により得られた資金は9百万円となりました。これは主に、保険の解約等による収入41百万円等により資金が増加したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における財務活動により使用した資金は2億32百万円となりました。これは主に、長期借入金の借入による収入3億円等により資金が増加したものの、長期借入金の返済による支出3億21百万円、社債の償還による支出96百万円等により資金が減少したことによるものであります。

 

 

③ 建設業における受注工事高及び施工高の実績

a.生産実績

 当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため、記載しておりません。

 

b.受注実績

 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

建設工事業

8,311,239

2.5

5,078,020

△14.1

設備工事業

4,449,328

522.9

3,602,261

442.9

合計

12,760,567

44.6

8,680,281

32.0

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。

2.当連結会計年度において、受注実績に著しい変動がありました。これは、設備工事業セグメントにおける大型案件の受注によるものであります。

 

c.売上実績

 当連結会計年度の売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

売上高(千円)

前年同期比(%)

建設工事業

9,165,016

13.8

設備工事業

1,482,672

66.2

合計

10,647,689

19.0

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。

2.当連結会計年度において、売上実績に著しい変動がありました。これは、設備工事業セグメントにおいて、前連結会計年度から繰り越された大型案件が当連結会計年度に完工したことに加え、当連結会計年度に受注した大型案件について工事進行基準による売上計上が行われたことによるものであります。

3.最近2連結会計年度の主な相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自 2023年10月1日

至 2024年9月30日)

当連結会計年度

(自 2024年10月1日

至 2025年9月30日)

売上高(千円)

割合(%)

売上高(千円)

割合(%)

鹿島建設株式会社

1,399,124

15.6

1,879,861

17.6

大成建設株式会社

461,169

5.2

1,086,753

10.2

 

(参考)提出会社の事業の状況は次のとおりであります。

a.受注工事高、完成工事高及び繰越工事高

期別

区分

前期

繰越工事高

(千円)

当期

受注工事高

(千円)

計

(千円)

当期

完成工事高

(千円)

当期

繰越工事高

(千円)

第69期

自 2023年

10月1日

至 2024年

9月30日

新築防水工事

2,865,433

2,989,377

5,854,811

3,140,307

2,714,503

改修工事

1,648,720

4,211,444

5,860,164

3,283,506

2,576,658

直接受注工事

1,332,038

907,177

2,239,215

1,617,392

621,823

計

5,846,192

8,107,999

13,954,191

8,041,206

5,912,985

第70期

自 2024年

10月1日

至 2025年

9月30日

新築防水工事

2,714,503

3,340,332

6,054,835

3,485,337

2,569,498

改修工事

2,576,658

3,256,822

5,833,480

3,996,755

1,836,725

直接受注工事

621,823

1,714,084

2,335,907

1,664,111

671,796

計

5,912,985

8,311,239

14,224,224

9,146,204

5,078,019

(注)1.前期以前に受注した工事で、契約の更改により請負金額に変更あるものについては、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にも係る増減額が含まれております。

2.当期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致しております。

 

b.受注工事高の受注方法別比率

 工事の受注区分は官公庁と民間に大別されます。

期別

区分

官公庁(%)

民間(%)

計(%)

第69期

自 2023年10月1日

至 2024年9月30日

新築防水工事

-

100.00

100.00

改修工事

-

100.00

100.00

直接受注工事

-

100.00

100.00

第70期

自 2024年10月1日

至 2025年9月30日

新築防水工事

-

100.00

100.00

改修工事

-

100.00

100.00

直接受注工事

-

100.00

100.00

(注)百分比は請負金額比であります。

c.完成工事高

期別

区分

官公庁(千円)

民間(千円)

合計(千円)

第69期

自 2023年10月1日

至 2024年9月30日

新築防水工事

-

3,140,307

3,140,307

改修工事

-

3,283,506

3,283,506

直接受注工事

-

1,617,392

1,617,392

計

-

8,041,206

8,041,206

第70期

自 2024年10月1日

至 2025年9月30日

新築防水工事

-

3,485,337

3,485,337

改修工事

-

3,996,755

3,996,755

直接受注工事

-

1,664,111

1,664,111

計

-

9,146,204

9,146,204

(注)完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。

第69期

清水建設㈱

麻布台ヒルズ森JPタワー

新築防水工事

鹿島建設㈱

Shibuya Sakura Stage

新築防水工事

鹿島建設㈱

文京グリーンコート センター棟

改修工事

㈱ザイマックス

錦糸町プライムタワー外壁改修

改修工事

管理組合

パティオス2番街 第2回大規模修繕工事

直接受注工事

第70期

大成建設㈱

三田ガーデンヒルズ(南棟)

新築防水工事

三井住友建設㈱

HARUMI FLAG PARK VILLAGE T棟

新築防水工事

鹿島建設㈱

浦安ブライトンホテル東京ベイ 外壁改修工事

改修工事

三井住友建設㈱

住友不動産飯田橋ファーストビル

改修工事

管理組合

ゆりが丘ヴィレッジ大規模修繕工事

直接受注工事

 

d.手持工事高 (2025年9月30日現在)

区分

官公庁(千円)

民間(千円)

合計(千円)

新築防水工事

-

2,569,498

2,569,498

改修工事

-

1,836,725

1,836,725

直接受注工事

-

671,796

671,796

計

-

5,078,019

5,078,019

(注)手持工事のうち主なものは、次のとおりであります。

清水建設㈱

日本橋一丁目中地区再開発C街区

新築防水工事

2026年9月完工予定

㈱大林組

品川駅北周辺開発3街区

新築防水工事

2025年12月完工予定

鹿島建設㈱

霞が関ビルディング外壁改修工事

改修工事

2026年8月完工予定

大成建設㈱

ニューピア竹芝ノースタワー 改修工事

改修工事

2025年12月完工予定

施主直

ロゼオ水戸モール棟屋上防水 改修工事

直接受注工事

2026年9月完工予定

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

a.経営成績等

1)財政状態

 当社グループの財政状態は以下のとおりであります。なお、財政状態につきましては、工事進捗に伴って発生する契約資産を含む売上債権や未成工事支出金、仕入債務や未成工事受入金等により変動いたします。

 なお、具体的な財政数値については「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりです。

 

(資産合計)

 資産増加の要因については、主に完成工事高の増加に伴い現金及び預金が10億15百万円増加したことによるものであります。

 

(負債合計)

 負債増加の要因については、主に未払法人税等が1億30百万円増加したことに加え、完成工事高の増加に伴い契約負債が1億7百万円増加したことによるものです。

 

(純資産合計)

 純資産増加の要因については、主に完成工事高の増加に伴い利益剰余金が2億94百万円増加したことによるものであります。

 

2)経営成績

(売上高)

 具体的な経営成績の要因については「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。

 

(完成工事原価、販売費及び一般管理費)

 完成工事原価は完成工事高の増加等に伴い、84億17百万円(前年同期は71億58百万円)となり、販売費及び一般管理費は、従業員給与手当の増加等により15億91百万円(前年同期は13億81百万円)となりました。

 

(親会社株主に帰属する当期純利益)

 親会社株主に帰属する当期純利益は、完成工事高の増加等に伴い4億5百万円(前年同期は2億77百万円)となりました。

 

b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

1)経営成績に重要な影響を与える要因について

 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況、3 事業等のリスク」に記載のとおりであると認識しております。

 

2)経営者の問題意識と今後の方針についての検討

 経営者の問題意識と今後の方針につきましては、「第2 事業の状況、1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおり検討しております。

 

c.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指数等

 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指数等に関しましては、「第2 事業の状況、1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 目標とする経営指標」をご参照ください。

 なお、当連結会計年度の売上高営業利益率は6.0%であります。

 

d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

(建設工事業)

 売上高は91億65百万円(前年同期は80億55百万円)、セグメント利益は5億68百万円(前年同期は3億73百万円)となりました。

 セグメント資産は、現金及び預金が増加した結果、前連結会計年度末に比べ2億79百万円増加し、72億43百万円となりました。

 

(設備工事業)

 売上高は14億84百万円(前年同期は9億3百万円)、セグメント利益は69百万円(前年同期は33百万円)となりました。

 セグメント資産は、現金及び預金が増加した結果、前連結会計年度末に比べ1億31百万円増加し、18億19百万円となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

a.キャッシュ・フローの状況・検討内容

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況、4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 当連結会計年度のキャッシュ・フローの検討内容といたしましては、税金等調整前当期純利益が6億18百万円と比較的大きかったことに加え、長期借入金の借入による収入3億円等により、現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末に比べ10億15百万円増加し、32億94百万円となりました。

 また、その他キャッシュ・フローへ影響を与えたものにつきましては、長期借入金の返済による支出3億21百万円、未成工事支出金の減少2億85百万円、売上債権の減少2億84百万円等があります。

 

 

b.資本の財源及び資金の流動性に係る情報

1)資金需要

 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、建設工事業及び設備工事業により構成される工事業に関わる、材料費、労務費、外注費及び経費に係る費用に加えて販売費及び一般管理費等であります。

 

2)財政政策

 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、内部資金の活用及び金融機関からの借入により資金調達を行っております。

 主要な運転資金及び設備資金に関しては、子会社のものを含めて当社においてコントロールを行いながら、資金調達コストの低減に努め、当社グループ全体の有利子負債の削減を図っております。また、資金の流動性確保の観点から、設備投資に係る借入れは長期を中心に行っております。

 この結果、当連結会計年度末の有利子負債残高は10億33百万円となっております。

 

③ 重要な会計方針及び見積り

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要となる見積りに関しては、過去の実績等を勘案し、合理的と判断される基準に基づいて行っております。重要な会計方針及び見積りの詳細につきましては、「第5 経理の状況、1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、「建設工事業」「設備工事業」のセグメントから構成されており、各報告セグメントの主な事業内容は次のとおりであります。

報告セグメント

主な事業内容

建設工事業

新築防水工事、改修工事、直接受注工事

設備工事業

空調・冷暖房・給排水等の設備工事、排気装置を主体とした乾燥・塗装装置、集塵装置等の産業用機械の組立・設置・メンテナンス

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)3

連結財務諸表

計上額

(注)4

 

建設工事業

(注)1

設備工事業

(注)2

計

売上高

 

 

 

 

 

一時点で移転される財または

サービス

4,091,806

360,335

4,452,142

-

4,452,142

一定の期間にわたり移転される財またはサービス

3,963,550

531,922

4,495,472

-

4,495,472

顧客との契約から生じる収益

8,055,357

892,257

8,947,614

-

8,947,614

外部顧客への売上高

8,055,357

892,257

8,947,614

-

8,947,614

セグメント間の内部売上高又は振替高

50

10,780

10,830

△10,830

-

計

8,055,407

903,037

8,958,444

△10,830

8,947,614

セグメント利益

373,910

33,078

406,988

528

407,517

セグメント資産

6,963,598

1,688,245

8,651,843

△257,714

8,394,129

セグメント負債

2,358,313

1,097,541

3,455,855

△1,870

3,453,985

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

24,948

2,734

27,682

-

27,682

のれんの償却額

-

21,876

21,876

-

21,876

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

11,022

5,343

16,366

-

16,366

(注)1.2024年1月4日付で新規設立し、連結子会社とした株式会社イノベイトは、「建設工事業」に含めております。

2.2024年4月8日付で、連結子会社とした空気設備工業株式会社は、「設備工事業」に含めております。

3.調整額の内容は、次のとおりであります。

(1)セグメント利益の調整額528千円はセグメント間取引消去によるものであります。

(2)セグメント資産の調整額の主なものは、提出会社の関係会社株式等であります。

(3)セグメント負債の調整額△1,870千円はセグメント間取引消去によるものであります。

4.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表

計上額

(注)2

 

建設工事業

設備工事業

計

売上高

 

 

 

 

 

一時点で移転される財または

サービス

4,546,560

602,985

5,149,546

-

5,149,546

一定の期間にわたり移転される財またはサービス

4,618,455

879,687

5,498,142

-

5,498,142

顧客との契約から生じる収益

9,165,016

1,482,672

10,647,689

-

10,647,689

外部顧客への売上高

9,165,016

1,482,672

10,647,689

-

10,647,689

セグメント間の内部売上高又は振替高

24

1,620

1,644

△1,644

-

計

9,165,040

1,484,292

10,649,333

△1,644

10,647,689

セグメント利益

568,655

69,059

637,714

441

638,156

セグメント資産

7,243,414

1,819,802

9,063,216

△256,516

8,806,700

セグメント負債

2,314,630

1,215,482

3,530,113

△857

3,529,255

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

24,931

5,141

30,072

-

30,072

のれんの償却額

-

87,504

87,504

-

87,504

特別損失(工事関連対応費)

39,647

-

39,647

-

39,647

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

31,351

12,239

43,590

-

43,590

(注)1.調整額の内容は、次のとおりであります。

(1)セグメント利益の調整額441千円は、セグメント間取引消去によるものであります。

(2)セグメント資産の調整額の主なものは、提出会社の関係会社株式等であります。

(3)セグメント負債の調整額△857千円はセグメント間取引消去によるものであります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の氏名又は名称

売上高

関連するセグメント名

鹿島建設株式会社

1,399,124

建設工事業

株式会社竹中工務店

863,132

建設工事業

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2)有形固定資産

 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の氏名又は名称

売上高

関連するセグメント名

鹿島建設株式会社

1,879,861

建設工事業

大成建設株式会社

1,086,753

建設工事業

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

 

 

(単位:千円)

 

建設工事業

設備工事業

合計

当期償却額

-

21,876

21,876

当期末残高

-

415,649

415,649

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

 

 

(単位:千円)

 

建設工事業

設備工事業

合計

当期償却額

-

87,504

87,504

当期末残高

-

328,145

328,145

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)

 該当事項はありません。