2026.09.24更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
鹿島 統合報告書 2026
サマリ
鹿島建設は、超高層建築や大規模再開発で培った高度な設計・施工力と、企画開発から維持修繕までを担う建設バリューチェーンの総合力を強みとしています。山岳トンネル等で展開する自動化施工システム「A4CSEL®」による生産性向上と技能継承に挑むほか、シンガポールの研究交流拠点「The GEAR」を軸にグローバルな技術マーケティングを推進。建設と不動産開発を両輪とし、新たな価値創出に取り組んでいます。
過去
1840年に創業者である鹿島岩吉氏が大工として江戸中橋正木町に店を構えたことから始まりました。横浜開港時に進出し、初の外国商館「英一番館」を建設したことで「洋館の鹿島」として知られるようになりました。
明治期には鉄道請負業に進出して技術を磨き、日本初のコンクリート高堰堤ダムである大峯ダムの施工などを通じて国土開発に貢献しました。1960年代には技術研究所を核とした技術開発を進め、日本初の超高層ビルと...
現在
土木・建築の国内建設事業に加え、開発事業、海外事業、国内グループ事業を展開しています。自動化施工システム「A4CSEL®」やデジタル技術を現場に適用し、安全確保と生産性向上を両立させています。
大規模再開発「八重洲二丁目中地区」や生産施設・データセンターの施工、高速道路の床版取替工事「スマート床版更新(SDR)システム®」などを手掛けています。また、CO₂固定型コンクリート「CO₂-SUIC...
未来
「A4CSEL®」の全工程遠隔自動化やデジタルツインの深化による現場の工場化を進めるとともに、「鹿島環境ビジョン2050plus」のもと脱炭素・資源循環・自然再興を統合した持続可能なまちづくりを仕掛けます。
担い手不足や資機材価格高騰などの事業環境変化に対応するため、技能者の処遇改善や「鹿島パートナーカレッジ」を通じた協力会社との連携を深めます。建設分野では原子力再稼働・インフラ更新や半導体・データセンタ...
目指す経営指標
・2026年度に連結当期純利益1,700億円以上
・2026年度までにROE10%を上回る水準の維持
・2024~2026年度の3カ年累計で成長投資1兆1,600億円
・2026年度末までに政策保有株式の保有残高を連結純資産の20%未満に縮減
・配当性向40%を目安とした配当維持・拡充
・2030年度までにScope1+2のCO₂排出量を42%削減(2021年度比)
・2030年度までにScope3のCO₂排出量を25%削減(2021年度比)
・2050年度までに温室効果ガス排出量(スコープ1,2,3)実質ゼロ
・2026年度までにROE10%を上回る水準の維持
・2024~2026年度の3カ年累計で成長投資1兆1,600億円
・2026年度末までに政策保有株式の保有残高を連結純資産の20%未満に縮減
・配当性向40%を目安とした配当維持・拡充
・2030年度までにScope1+2のCO₂排出量を42%削減(2021年度比)
・2030年度までにScope3のCO₂排出量を25%削減(2021年度比)
・2050年度までに温室効果ガス排出量(スコープ1,2,3)実質ゼロ
トップメッセージの要約
洋館の鹿島
鹿島のDNA
現場所長を一人にしない
A4CSEL®
曲がり真っ直ぐ
鹿島のDNA
現場所長を一人にしない
A4CSEL®
曲がり真っ直ぐ
桐生雅文氏は、東京ミッドタウン日比谷での現場所長経験から、多様な立場の人々が結集する現場力こそが価値創造の基盤であると語ります。創業以来の「進取の精神」や「洋館の鹿島」に象徴される信頼を受け継ぎ、「現...
用語解説
■科学的合理主義と人道主義
鹿島の経営理念の根幹をなす考え方です。客観的なデータや技術に基づく合理的な思考(科学的合理主義)と、人間を愛し尊重する姿勢(人道主義)を両立させ、創造的な進歩と発展を図る姿勢を示しています。
■進取の精神
創業以来、鹿島に脈々と受け継がれている伝統的な企業風土です。時代の変化をいち早く捉え、従来のやり方に固執せず新たな領域や技術革新へ積極的に挑戦し続ける姿勢を表しています。
■A4CSEL®(クワッドアクセル)
熟練技能者の技やノウハウをデータ化し、自動化建設機械等を用いて施工を行う鹿島の自動化施工システムです。作業の標準化と省人化を実現し、建設現場の安全性や生産性向上に貢献します。
■The GEAR
シンガポールに開設された鹿島のアジア統括拠点です。研究開発センターやオープンイノベーションハブの機能を備え、建物全体をテストベッドとして活用しながら、スタートアップや大学等のパートナーと協業し新たな技術・事業を創出します。
■KAJIMA TREE
GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)に出展予定の高さ約60mの木造タワーです。大阪・関西万博の大屋根リングの木材をリユースし、独自の「組木制震システム」などを採用して建築されます。
■欄間制震システム®
鹿島が開発した、制震技術と純木質耐火集成材を組み合わせた耐震工法です。木造中高層建築の安全性を高めつつ、国産材の利活用や脱炭素社会の実現に寄与します。
■鹿島環境ビジョン2050plus
「脱炭素」「資源循環」「自然再興」の3分野を重点領域とし、2050年の先を見据えた永続的な環境保全と経済活動の両立を目指す鹿島グループの環境指針です。
■スマート床版更新(SDR)システム®
高速道路の老朽化に伴う床版取替工事において、既設床版の撤去から新設床版の架設までの一連の作業を連続して行う施工システムです。工事に伴う交通規制期間を大幅に短縮し、社会的損失を低減します。
■E³SKY®
既存の中低層建物の屋上に大重量の制震装置となる増築部を設置し、建物の機能拡張と耐震性の向上を居ながらにして同時に実現する増築制震技術です。
■CO₂-SUICOM®
コンクリートの製造過程でCO₂を大量に吸収・固定化させることで、製造時のCO₂排出量を実質ゼロ以下に抑えることができる鹿島の環境配慮型コンクリートです。
■鹿島パートナーカレッジ
協力会社の経営幹部候補や優秀な技能者の育成を目的として鹿島が運営している受入れ型の研修制度です。
■moni-as
コンクリートの打設時に、センサーやAIを活用して充填状況を遠隔からリアルタイムで可視化・確認できる鹿島のコンクリート充填監視システムです。
■K-BOX™
小型のエッジコンピュータを既存の設備機器に外付けし、気象情報やAIを活用して空調機などを自動制御することで、快適性を維持しながら消費エネルギーを大幅に削減するシステムです。
鹿島の経営理念の根幹をなす考え方です。客観的なデータや技術に基づく合理的な思考(科学的合理主義)と、人間を愛し尊重する姿勢(人道主義)を両立させ、創造的な進歩と発展を図る姿勢を示しています。
■進取の精神
創業以来、鹿島に脈々と受け継がれている伝統的な企業風土です。時代の変化をいち早く捉え、従来のやり方に固執せず新たな領域や技術革新へ積極的に挑戦し続ける姿勢を表しています。
■A4CSEL®(クワッドアクセル)
熟練技能者の技やノウハウをデータ化し、自動化建設機械等を用いて施工を行う鹿島の自動化施工システムです。作業の標準化と省人化を実現し、建設現場の安全性や生産性向上に貢献します。
■The GEAR
シンガポールに開設された鹿島のアジア統括拠点です。研究開発センターやオープンイノベーションハブの機能を備え、建物全体をテストベッドとして活用しながら、スタートアップや大学等のパートナーと協業し新たな技術・事業を創出します。
■KAJIMA TREE
GREEN×EXPO 2027(国際園芸博覧会)に出展予定の高さ約60mの木造タワーです。大阪・関西万博の大屋根リングの木材をリユースし、独自の「組木制震システム」などを採用して建築されます。
■欄間制震システム®
鹿島が開発した、制震技術と純木質耐火集成材を組み合わせた耐震工法です。木造中高層建築の安全性を高めつつ、国産材の利活用や脱炭素社会の実現に寄与します。
■鹿島環境ビジョン2050plus
「脱炭素」「資源循環」「自然再興」の3分野を重点領域とし、2050年の先を見据えた永続的な環境保全と経済活動の両立を目指す鹿島グループの環境指針です。
■スマート床版更新(SDR)システム®
高速道路の老朽化に伴う床版取替工事において、既設床版の撤去から新設床版の架設までの一連の作業を連続して行う施工システムです。工事に伴う交通規制期間を大幅に短縮し、社会的損失を低減します。
■E³SKY®
既存の中低層建物の屋上に大重量の制震装置となる増築部を設置し、建物の機能拡張と耐震性の向上を居ながらにして同時に実現する増築制震技術です。
■CO₂-SUICOM®
コンクリートの製造過程でCO₂を大量に吸収・固定化させることで、製造時のCO₂排出量を実質ゼロ以下に抑えることができる鹿島の環境配慮型コンクリートです。
■鹿島パートナーカレッジ
協力会社の経営幹部候補や優秀な技能者の育成を目的として鹿島が運営している受入れ型の研修制度です。
■moni-as
コンクリートの打設時に、センサーやAIを活用して充填状況を遠隔からリアルタイムで可視化・確認できる鹿島のコンクリート充填監視システムです。
■K-BOX™
小型のエッジコンピュータを既存の設備機器に外付けし、気象情報やAIを活用して空調機などを自動制御することで、快適性を維持しながら消費エネルギーを大幅に削減するシステムです。
2026年3月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
当社の創業は、1840(天保11)年、鹿島岩吉が現在の東京都中央区京橋付近に「大岩」の屋号で店を構えたことに遡る。
松平越中守の江戸屋敷など大名屋敷の普請を得意とし、開国後は洋館建築を多く手掛けるが、1880(明治13)年、鹿島組を名乗って鉄道請負に転身する。以来、全国各地において鉄道、水力発電所等の土木工事を手掛け、大正期には建築分野も拡充し、総合建設業者としての基礎を確立した。
1930(昭和5)年3月、資本金300万円をもって株式会社鹿島組を設立し、会社組織に変更した。
設立後の主な変遷は次のとおりである。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(1) 連結子会社
(2) 持分法適用関連会社