2025年6月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

建設事業 建材事業 酒類事業 その他
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
建設事業 3,309 41.5 394 32.0 11.9
建材事業 4,010 50.2 847 68.6 21.1
酒類事業 293 3.7 -41 -3.3 -13.9
その他 371 4.6 33 2.7 9.0

事業内容

3【事業の内容】

 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、サイタホールディングス株式会社(当社)、子会社9社により構成され、建設事業、建材事業を主な事業としており、この他、酒類製造販売、石油製品販売、不動産事業、太陽光発電事業、環境事業、警備事業及び乳酸菌事業を行っております。当社グループの事業に係わる位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

 なお、事業区分はセグメントと同一であります。

 また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

(1)建設事業

 株式会社才田組、立花建設有限会社(いずれも連結子会社)は、土木工事等の受注・施工を行っております。また、有限会社賀和運送(連結子会社)が、上記土木工事に係る運搬業務を行っております。

 

(2)建材事業

 才田砕石工業株式会社(連結子会社)は砕石の製造販売を行っております。また、有限会社賀和運送(連結子会社)は、砕石製品の運搬業務や砕石場内作業を行っております。朝倉生コンクリート株式会社(連結子会社)は、生コンクリートの製造・販売を行っております。

 

(3)酒類事業

 HUE FOODS COMPANY LIMITED(連結子会社)は、ベトナム社会主義共和国で酒類等の製造、SAITA TRADING COMPANY LIMITED(連結子会社)は、同国において酒類等の販売を行っております。また、フエフーズ・ジャパン株式会社(連結子会社)は、HUE FOODS COMPANY LIMITED(連結子会社)で生産された焼酎等の商品の輸入卸及び小売販売を行っております。

 

(4)その他の事業

 当社は不動産賃貸業及び太陽光発電事業を行っております。

 また、才田砕石工業株式会社(連結子会社)は、石油製品販売を行い、株式会社サイテックス(連結子会社)は環境事業、警備事業及び乳酸菌事業を行っております。

 

 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

事業の系統図は次のとおりであります。

 

 

業績

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況

 当連結会計年度における我が国の経済は、雇用情勢や所得環境の改善、インバウンド需要の拡大等により緩やかな回復基調で推移しましたが、中東地域等の地政学的リスクの長期化を背景とした不安定な国際情勢の影響による世界的な資源・エネルギー・原材料価格の高騰、米国の相互関税政策による貿易摩擦等により、景気の下振れが懸念されるなど先行きは不透明な状況が続いております。

 当社グループ(当社並びに連結子会社)の主力事業であります建設業界は、公共投資は堅調に推移し、民間設備投資も企業の設備投資意欲が継続傾向にありますが、建設資材価格・原材料価格の高騰や労働者不足による労務費の高止まり等も続いておりますので、経営環境は依然として不透明な状況であります。

 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

(イ)財政状態

 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度に比べ6億7千6百万円増加し、93億4千3百万円となりました。

 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度に比べ6千8百万円増加し、29億1百万円となりました。

 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度に比べ6億8百万円増加し、64億4千1百万円となりました。

 

(ロ)経営成績

 当連結会計年度の経営成績は、売上高78億4千1百万円(前連結会計年度比67.7%増)となりました。

 損益面におきましては、売上高の増加により売上総利益24億5千1百万円(前連結会計年度比123.0%増)、営業利益9億8千6百万円(前連結会計年度比405.2%増)、経常利益9億6千5百万円(前連結会計年度比23.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億8千8百万円(前連結会計年度比31.6%減)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

(建設事業部門)

 建設業界は依然として厳しい環境にありますものの、全社一体となって受注活動に努めてまいりました結果、当連結会計年度の受注高は38億6千3百万円(前連結会計年度比46.7%増)となりました。

 受注工事の主なものは、福岡大学附属大濠中学校・高等学校本館1階ピロティ他非構造部材耐震対策工事、玄洋電機株式会社社屋新築工事、筑紫中央高等学校 校地整備(グラウンド)工事等であります。

 また、完成工事高は32億7千1百万円(前連結会計年度比88.5%増)となりました。

 損益面では、厳しい受注競争のもと、グループ挙げて工事原価の削減に努めました結果、営業利益3億9千4百万円(前連結会計年度比571.9%増)となりました。

 

(建材事業部門)

 建材事業は、原油価格、資機材価格高騰等に伴う適正な販売単価交渉を進めるとともに積極的な営業活動を展開してまいりました結果、当連結会計年度の売上高は39億3千4百万円(前連結会計年度比74.4%増)、営業利益は8億4千6百万円(前連結会計年度比146.3%増)となりました。

 

(酒類事業部門)

 酒類事業の当連結会計年度の売上高は2億9千2百万円(前連結会計年度比8.3%減)、営業損失4千万円(前連結会計年度は1千4百万円の営業損失)となりました。

 

(その他の事業部門)

 その他の事業の当連結会計年度の売上高は3億4千3百万円(前連結会計年度比6.0%減)、営業利益は3千3百万円(前連結会計年度比31.9%増)となりました。

②キャッシュ・フローの状況

 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上により、12億3千8百万円の収入(前年同期は4億9千3百万円の収入)となりました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出により、2億9千4百万円の支出(前年同期は3億3千万円の収入)となりました。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、主に短期借入金の減少及び長期借入金の返済による支出により3億5千4百万円の支出(前年同期は8千2百万円の収入)となりました。

 この結果、現金及び現金同等物は5億8千7百万円の増加し、期末残高は33億1千5百万円となりました。

 

③生産、受注及び販売の実績

(イ)生産実績

セグメントの名称

前連結会計年度

当連結会計年度

前年同期比(%)

建材事業(千円)

2,099,659

3,818,499

181.9

(注)金額は販売価格によっております。

 

(ロ)受注実績

セグメントの名称

前連結会計年度

当連結会計年度

前年同期比(%)

建設事業(千円)

2,634,024

3,863,349

146.7

(注)当社及び連結子会社では建設事業以外は受注生産を行っておりません。

 

(ハ)売上実績

セグメントの名称

前連結会計年度

当連結会計年度

前年同期比(%)

建設事業(千円)

1,736,077

3,271,645

188.5

建材事業(千円)

2,256,081

3,934,463

174.4

酒類事業(千円)

319,181

292,768

91.7

その他の事業(千円)

365,028

343,034

94.0

合計(千円)

4,676,369

7,841,913

167.7

(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の売上実績及び当該売上実績の総売上実績に対する割合は次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

朝倉市役所

396,993

8.48

965,211

12.3

 

 

なお、参考のため株式会社才田組(建設事業)の事業の状況は次のとおりであります。

建設事業における受注工事高及び施工高の実績

a. 受注工事高、完成工事高、繰越工事高及び施工高

項目

工事別

前期繰越

工事高

(千円)

当期受注

工事高

(千円)

(千円)

当期完成

工事高

(千円)

次期繰越工事高

当期施工高

(千円)

手持工事高

(千円)

うち施工高

比率

金額

(千円)

第69期

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

土木

504,570

1,352,150

1,856,720

1,429,697

427,022

1,429,697

建築

1,185,766

1,185,766

177,930

1,007,835

177,930

504,570

2,537,916

3,042,487

1,607,628

1,434,858

1,607,628

第70期

(自 2024年7月1日

至 2025年6月30日)

土木

427,022

2,337,703

2,764,726

1,876,347

888,378

1,876,347

建築

1,007,835

1,374,730

2,382,566

1,235,116

1,147,449

1,235,116

1,434,858

3,712,434

5,147,292

3,111,464

2,035,828

3,111,464

(注)前期以前に受注した工事で、契約の更改により請負金額に変更のあるものについては、当期受注工事高にその増減額を含みます。したがって当期完成工事高にもかかる増減が含まれます。

 

b. 完成工事高の受注方法別比率

工事受注方法は、特命と競争に大別されます。

期別

区分

特命(%)

競争(%)

計(%)

第69期

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

土木工事

23.2

30.0

53.3

建築工事

3.7

43.0

46.7

第70期

(自 2024年7月1日

至 2025年6月30日)

土木工事

13.2

49.8

63.0

建築工事

5.3

31.8

37.0

(注)百分比は請負金額比であります。

 

c. 完成工事高

期間

区分

官公庁(千円)

民間(千円)

計(千円)

第69期

(自 2023年7月1日

至 2024年6月30日)

土木工事

1,166,476

263,220

1,429,697

建築工事

111,657

66,272

177,930

1,278,134

329,493

1,607,628

第70期

(自 2024年7月1日

至 2025年6月30日)

土木工事

1,245,465

630,882

1,876,347

建築工事

553,111

682,004

1,235,116

1,798,576

1,312,887

3,111,464

(注)1.完成工事のうち請負金額1億円以上の工事の主なものは次のとおりであります。

第 69 期

 

 

福岡国道事務所

福岡201号 黒木原橋床版外工事

福岡地区水道企業団

博多区立花寺地区下原系送水管布設工事(その7)

福岡地区水道企業団

夫婦石系星見ヶ丘地区送水管布設工事

 

第 70 期

 

 

朝倉市役所

起工庁舎-1号 朝倉市役所新庁舎建設工事

玄洋電機(株)

玄洋電機株式会社社屋新築工事

福岡市水道局

博多区博多駅東2、3丁目地内配水管布設工事

 

2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。

第 69 期

 

 

朝倉市役所

396,993千円

24.7%

朝倉県土整備事務所

283,604千円

17.6%

福岡地区水道企業団

281,217千円

17.5%

 

第 70 期

 

 

朝倉市役所

965,211千円

31.0%

朝倉県土整備事務所

498,115千円

16.0%

 

d. 手持工事高(2025年6月30日現在)

区分

官公庁(千円)

民間(千円)

計(千円)

土木工事

598,030

290,348

888,378

建築工事

537,581

609,868

1,147,449

1,135,611

900,216

2,035,828

(注)手持工事のうち請負金額1億円以上の工事の主なものは次のとおりであります。

(学)福岡大学

福岡大学附属大濠中学校・高等学校本館1階ピロティ他非構造部材耐震対策工事

朝倉市役所

起工庁舎-1号 朝倉市役所新庁舎建設工事

福岡県建築都市部

筑紫中央高等学校 校地整備(グラウンド)工事

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、当社グループの事業が関係する市場の多くについては、国内外の企業との熾烈な競争が今後も続いていくと予想されることから、経営環境は依然として不透明な状況であります。

 このような状況のもと、新工法の導入や新製品の開発に取り組むとともに積極的な営業活動を推進し、事業規模の拡大、利益増大による財務基盤の強化を行ってまいります。

 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

(イ)財政状態の分析

(資産)

 当連結会計年度末における流動資産は67億6千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億6千6百万円増加いたしました。これは主に現金預金が7億1千2百万円増加したことによるものであります。固定資産は25億7千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億8千9百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産が1億9千7百万円減少したことによるものであります。

 この結果、総資産は、93億4千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億7千6百万円増加いたしました。

 

(負債)

 当連結会計年度末における流動負債は24億4千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億7千9百万円増加いたしました。これは主に未成工事受入金が2億4千8百万円増加したことによるものであります。固定負債は4億5千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億1千1百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が9千8百万円減少したことによるものであります。

 この結果、負債合計は、29億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ6千8百万円増加いたしました。

 

(純資産)

 当連結会計年度末における純資産合計は64億4千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億8百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が4億5千万円、非支配株主持分が9千3百万円増加したことによるものであります。

 この結果、自己資本比率は62.1%(前連結会計年度末は61.0%)となりました。

 

(ロ)経営成績の分析

(受注高及び売上高)

 建設事業部門の受注高は、主に福岡大学附属大濠中学校・高等学校本館1階ピロティ他非構造部材耐震対策工事の受注により、当連結会計年度の受注高は38億6千3百万円(前連結会計年度比46.7%増)となりました。

 建設事業部門の完成工事高は、前連結会計年度の17億3千6百万円から88.5%増の32億7千1百万円となりました。

 完成工事の主なものは、起工庁舎-1号 朝倉市役所新庁舎建設工事、玄洋電機株式会社社屋新築工事、博多区博多駅東2、3丁目地内配水管布設工事であります。

 建材事業部門の売上高は、主に朝倉生コンクリート株式会社の連結子会社化に伴う売上計上により、前連結会計年度の22億5千6百万円から74.4%増の39億3千4百万円となりました。

 酒類事業部門の売上高は、国外及び国内の販売及び営業強化に取り組んだものの、前連結会計年度の3億1千9百万円から8.3%減の2億9千2百万円となりました。

 その他の事業部門の売上高は、前連結会計年度の3億6千5百万円から6.0%減の3億4千3百万円となりました。

 

(営業利益及び経常利益)

 営業利益は、主に建設事業及び建材事業の売上高増加及び朝倉生コンクリート株式会社の連結子会社化により、前連結会計年度の1億9千5百万円の営業利益から405.2%増の9億8千6百万円の営業利益に、経常利益は、7億8千2百万円の経常利益から23.3%増の9億6千5百万円の経常利益になりました。

 

(親会社株主に帰属する当期純利益)

 上記の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度の7億1千3百万円から31.6%減の4億8千8百万円となりました。

 

 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。

 

②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

 キャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金及び借入により資金調達しております。

 運転資金需要のうち主なものは、工事施工に必要な材料、外注費等の施工原価、共通するものとしては販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、設備資金需要としましては、工事施工に必要な建設設備、砕石等の製造に必要な砕石設備等による機械装置等固定資産購入等があります。

 また、借入金に関しましては、運転資金は主に短期借入金で、設備資金は主に固定金利の長期借入金で調達しております。

 

③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、社内業績管理単位であるサービス別の事業本部を基礎とし、経済的特徴が類似している事業セグメントを集約した「建設事業」、「建材事業」、「酒類事業」を報告セグメントとしております。

 事業セグメントの内容は以下のとおりであります。

建設事業  :土木・建築その他建設工事全般に関する事業

建材事業  :砕石、砕砂及び生コンクリートの製造、販売及び運搬等に関する事業

酒類事業  :酒類製造販売事業

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理方法と同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

4、5

連結

財務諸表

計上額

(注)3

 

建設事業

建材事業

酒類事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から

生じる収益

1,736,077

2,256,081

319,181

4,311,341

335,152

4,646,493

-

4,646,493

その他の収益(注)7

-

-

-

-

29,875

29,875

-

29,875

外部顧客への売上高

1,736,077

2,256,081

319,181

4,311,341

365,028

4,676,369

-

4,676,369

セグメント間の内部売上高又は振替高

33,079

44,883

535

78,497

30,409

108,907

△108,907

-

1,769,156

2,300,965

319,716

4,389,838

395,438

4,785,276

△108,907

4,676,369

セグメント利益又は

損失(△)

58,715

343,853

△14,965

387,603

25,229

412,833

△217,677

195,155

セグメント資産

1,475,809

5,369,980

174,574

7,020,364

440,359

7,460,723

1,206,258

8,666,982

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費(注)6

6,135

231,675

-

237,811

18,434

256,245

5,109

261,354

減損損失

-

-

260

260

-

260

-

260

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

-

327,456

260

327,716

800

328,516

5,774

334,291

 

当連結会計年度(自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

4、5

連結

財務諸表

計上額

(注)3

 

建設事業

建材事業

酒類事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から

生じる収益

3,271,645

3,934,463

292,768

7,498,878

312,885

7,811,763

-

7,811,763

その他の収益(注)7

-

-

-

-

30,149

30,149

-

30,149

外部顧客への売上高

3,271,645

3,934,463

292,768

7,498,878

343,034

7,841,913

-

7,841,913

セグメント間の内部売上高又は振替高

37,385

75,354

541

113,280

27,845

141,126

△141,126

-

3,309,031

4,009,818

293,310

7,612,159

370,880

7,983,039

△141,126

7,841,913

セグメント利益又は

損失(△)

394,491

846,892

△40,656

1,200,728

33,278

1,234,006

△248,002

986,004

セグメント資産

1,951,390

5,609,272

127,219

7,687,882

431,097

8,118,980

1,224,682

9,343,662

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費(注)6

2,519

244,444

-

246,963

17,647

264,611

5,633

270,244

減損損失

-

-

3,206

3,206

3,570

6,776

-

6,776

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

-

44,513

3,206

47,719

3,570

51,290

1,123

52,413

 

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、石油販売事業、不動産事業、太陽光発電事業、環境事業、警備事業及び乳酸菌事業を含んでおります。

2.セグメント利益又は損失の調整額の内容は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

セグメント間取引消去

9,835

△20,661

全社費用※

△227,513

△227,340

合計

△217,677

△248,002

※ 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4.調整額に記載されているセグメント資産の額は報告セグメントに帰属しない資産であります。

5.調整額に記載されている減価償却費、減損損失、有形固定資産及び無形固定資産の増加額は、報告セグメントに帰属しない資産について前連結会計年度及び当連結会計年度に発生した額であります。

6.減価償却費には、長期前払費用の償却額が含まれております。

7.その他の収益は、不動産事業の売上高であります。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自2023年7月1日 至2024年6月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

 外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えているため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

朝倉市役所

965,211

建設事業

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自2023年7月1日 至2024年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

建設事業

建材事業

酒類事業

その他

全社・消去

合計

減損損失

-

-

260

-

-

260

 

当連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

建設事業

建材事業

酒類事業

その他

全社・消去

合計

減損損失

-

-

3,206

3,570

-

6,776

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自2023年7月1日 至2024年6月30日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自2023年7月1日 至2024年6月30日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自2024年7月1日 至2025年6月30日)

該当事項はありません。