事業内容
セグメント情報
セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
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セグメント別売上構成
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セグメント別利益構成 セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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セグメント別利益率
最新年度
セグメント名 | セグメント別 売上高 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
セグメント別 利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
---|---|---|---|---|---|
インターネット通販事業 | 26,233 | 97.0 | 489 | 98.6 | 1.9 |
ビューティー&ヘルスケア事業 | 824 | 3.0 | 7 | 1.4 | 0.8 |
事業内容
3 【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、2024年1月31日現在、当社及び連結子会社1社によって構成され、家電・パソコン等のインターネット通販事業及び化粧品、健康食品を中心とした生活必需品の販売事業を行うビューティー&ヘルスケア事業並びに各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業からなるその他事業を展開しております。
当社グループの事業内容にかかる位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであります。なお、以下の事業区分は「セグメント情報」における事業区分と同一であります。
(1) インターネット通販事業
㈱ストリーム(当社)
当社グループのインターネット通販事業は、主に「ecカレント」「イーベスト」「特価COM」のサイトを有し、販売チャネルとして本体サイト、外部サイトがあります。
また、商品の仕入から販売、配送、アフターサービスに至る全ての業務をEコマースと基幹の各システムで繋ぎ、効率的なサイト運営を行っております。
インターネット通販事業における取扱商品及びECプラットフォームは、次のとおりであります。
[ECプラットフォーム]
(2) ビューティー&ヘルスケア事業
㈱エックスワン
化粧品、健康食品を中心とした生活必需品の販売事業を行っております。
(3) その他事業
㈱ストリーム(当社)
各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業を行っております。
事業系統図は以下のとおりであります。
[事業系統図]
業績
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度(2023年2月~2024年1月)におけるわが国経済は、コロナ禍から社会経済活動の正常化が本格化し、インバウンドによる外国人観光客の増加もあり、総じて緩やかな回復基調にあります。一方、エネルギー資源や原材料価格の高騰、円安の進行に伴う物価上昇が個人消費に与える影響等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループは、お客様のライフスタイル作りのサポートとして「より良い商品」「より良い価格」「より良いサービス」をモットーに、新しい価値観の提案・提供を通して社会の発展に貢献することを経営の基本方針に、既成概念にとらわれることなくチャレンジを続け、インターネット通販事業を中心に事業活動を行っております。
事業のセグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 経営成績及び財政状態の状況
a.経営成績 (単位:百万円)
当連結会計年度の売上高は27,450百万円(前年同期比9.1%減)、営業利益182百万円(前年同期比52.3%減)、経常利益162百万円(前年同期比55.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は30百万円(前年同期比86.1%減)となりました。
セグメント売上高 (単位:百万円)
(注) その他事業は、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業であります。
セグメント利益又は損失 (単位:百万円)
インターネット通販事業における売上高は26,232百万円(前年同期比9.4%減)、営業利益488百万円(前年同期比35.8%減)となりました。
ビューティー&ヘルスケア事業における売上高は824百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益6百万円(前年同期は95百万円の営業損失)となりました。
その他事業における売上高は476百万円(前年同期比7.7%減)、営業利益54百万円(前年同期比22.8%減)となりました。
b.財政状態 (単位:百万円)
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ157百万円減少し、6,203百万円となりました。
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ147百万円減少し、3,214百万円となりました。
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ9百万円減少し、2,989百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況 (単位:百万円)
当連結会計年度におきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは578百万円の使用、投資活動によるキャッシュ・フローは348百万円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローは442百万円の増加となり、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から484百万円の減少となり、649百万円となりました。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
(注) 1.各指標は下記の算式に基づき算出しております。
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)により算出しております。
3.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
4.2024年1月期の営業キャッシュ・フローがマイナスのため、キャッシュ・フロー対有利子負債比率並びにインタレスト・カバレッジ・レシオは算定しておりません。
③ 生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループは、インターネット通販事業を主力に、それに関連するレンタル事業、株式会社エックスワンによるビューティー&ヘルスケア事業のほか、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業からなるその他事業を行っており、提供するサービスには生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b.商品仕入実績
商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の取引は、相殺消去しておりません。
2.その他事業は、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業であります。
3.インターネット通販事業における商品カテゴリー別仕入は、次のとおりであります。
(注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。
c.受注実績
当社は、受注から販売までの所要日数が短く、常に受注残高は僅少であり、期中の受注高と販売実績とがほぼ対応するため、記載を省略しております。
d.販売実績
販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 1.セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。
2.その他事業は、各種販売支援事業、3PL事業及び不動産事業であります。
3.インターネット通販事業における商品カテゴリー別売上は、次のとおりであります。
(注) その他カテゴリーには、時計・ブランド・生活用品・雑貨等が含まれております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
事業のセグメント別の分析・検討内容は、次のとおりであります。
(インターネット通販事業)
当連結会計年度(2023年2月~2024年1月)における国内の家電小売業界におきましては、5月より新型コロナウイルス感染症の「5類」への移行に伴い、旅行や各種イベントが再開したこともありデジタルカメラ関連は好調だったものの、電気代高騰や物価高による消費マインドの低下や買い替え需要の鈍化の影響もあり生活家電、テレビ、パソコン等総じて伸び悩む展開となりました。
このような状況の中、当社が出店する「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」等の外部サイトの売上高は、ポイント等の効果的な販促施策の展開により、HDD、スマートフォン、デジタルカメラ、カメラ用レンズ、ディスプレイを中心に好調に推移いたしました。また、冷蔵庫についてもほぼ前年同期並みに堅調に推移しており、今後も売れ筋商品の在庫施策等により更なる売上高確保に努めてまいります。
商品購入検討時の問い合わせ用にWEB接客ツールのチャット機能を導入している「ecカレント」オリジナルサイト、「楽天市場」及び「Yahoo!ショッピング」の外部サイトにおける大型家電の配送設置サービスは、きめ細やかな接客を通してそれぞれのユーザーに合った提案を行うよう努めております。また、エアコン、冷蔵庫、洗濯機等の大型商品のご注文の際、不明な点、質問に対して「ecカレント設置ご相談ダイヤル」を設置し、オペレーターが電話にて丁寧に対応させて頂いております。さらに、都内23区を中心としたエリアにおいて最短2日で、大型家電品の設置配送を行うサービスについて、よりお得な商品をお買い求め頂けるよう一層の商材の充実を図りました。また、スピーディーに届けられるよう更なる納期短縮の取組みを行いました。
2023年11月には、合同会社DMM.comが運営する「DMM通販」に当社運営の通販サイト「ecカレント」がグランドオープンし、外部サイトの販路拡大を図り、オープン以降売上高は堅調に推移いたしました。
「必要な機能をシンプルに絞り込み、更に“あったらいいね!”と思える便利機能を加え、そして洗練されたデザインで新しい価値を提案するいいもの(商品)の提供を目指します」をコンセプトに会社設立20周年を記念して立ち上げた当社のプライベートブランド『 enas(イーネーズ)』については、2023年10月に発売した第2弾マイナスイオンドライヤー「Caviar Dryer(キャビアドライヤー)」、第3弾コンパクト除湿機「すみっこドライ」及び第4弾水拭き掃除機「ウェット&ドライ スマートクリーナー」に続いて、第5弾「超音波布団クリーナー」を「ecカレント」はじめ当社運営各サイトで12月より販売を開始しました。
また、当社が運営する家電レンタルサイト「レントコ」において、最新アイテムである「超音波布団クリーナー」をはじめ『 enas(イーネーズ)』のラインナップを拡充しました。
各カテゴリにおける前年同期比では家電18.2%減、パソコン2.5%増、周辺機器・デジタルカメラ2.4%増となりました。
売上高に関しましては、食料等生活必需品の価格高騰による消費者の節約志向の影響もあり、前年同期を下回りました。また、利益面については、消費者の節約志向に伴う競合他社との価格競争による粗利益の低下により前年同期比で減収減益となりました。
その結果、インターネット通販事業における売上高は26,232百万円(前年同期比9.4%減)、営業利益488百万円(前年同期比35.8%減)となりました。
(ビューティー&ヘルスケア事業)
株式会社エックスワンにおいて展開される、ビューティー&ヘルスケア事業においては、新商品として、2023年12月にハンドケアアイテム「エネルマーノ 薬用ハンドソープMD+」及び「エネルマーノ 薬用ハンドトリートメントクリームMD」、2024年1月に一台で7つの機能を搭載した家庭用美顔器「エックスビューティープロ(X-Beauty Pro)」を発売し、おかげさまで売上高は堅調に推移いたしました。
会員ビジネスにおいては、WEB会議アプリケーションによる動画(ライブ含む)配信を活用したオンラインセミナーに加えて、2023年11月から2024年1月にかけて東京、大阪、福岡、新潟で対面でのセミナーを開催し、会員とのきめ細やかなコミュニケーションを行っており、売上高は堅調に推移いたしました。
エックスワンの直営店舗「エックスリュークス横浜」では、11月より豪華プレゼント付きのORIGAMIシリーズ、エックスリュークスシリーズの各セットのクリスマスコフレ(Xmas coffret)、新年を迎えた2024年1月には、数量限定のエックスリュークスシリーズをセットにした3種類の福袋の発売や家庭用美顔器「エックスビューティープロ(X-Beauty Pro)」のお試し体験会等の各種販促施策により化粧品を中心に実際に手にとって実感してもらえるようブランディングの強化を図りました。
また、2023年5月に開業したウェルエイジングクリニック南青山と提携を行い、株式会社エックスワンがこれまで培ってきたエイジングケアに関するノウハウを活用し、インスタライブのイベント、オンライン診療等に係るコンサルティング等のメディカルサービス事業を展開しております。
売上高に関しましては、会員向けビジネスは概ね計画通り推移する一方で、卸販売においては、新型コロナウイルス感染症の規制緩和に伴いインバウンド需要は徐々に戻ってきているものの、全体として前年同期を下回る結果となりました。利益面に関しましては、コスト削減の効果もあり黒字に転換いたしました。
その結果、ビューティー&ヘルスケア事業における売上高は824百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益6百万円(前年同期は95百万円の営業損失)となりました。
(その他事業「各種販売支援事業」、「3PL事業」、「不動産事業」)
「各種販売支援事業」においては、ラオックス・グローバルリテーリング株式会社の国内免税店舗等において訪日観光客向け販売や株式会社エックスワン商品の会員向け販売のシステム・物流支援等を行っております。
「3PL事業」においては、当社が運営する「ecカレント」をはじめインターネット通販サイト運営で培ってきたノウハウを基に、販売から物流までワンストップで管理する質の高いシステムをインターネット通販事業者の皆さまに対して提供してきた実績を活かし、物流倉庫・受注管理・出荷の包括的な物流支援サービスである本事業の更なる強化を図っております。パソコンや家電以外に自転車、エンターテインメントグッズ等のアイテムやスポット対応等柔軟な対応によりビジネスは堅調に推移しております。
また、継続的に新聞やインターネット(主に検索連動型)での同事業の広告展開及び取材対応に伴うメディアへの露出に努めております。
「不動産事業」においては、国内案件のみならず、訪日外国人も対象にした、不動産の売買・賃貸等に関する仲介事業を開始しております。
その結果、その他事業における売上高は476百万円(前年同期比7.7%減)、営業利益54百万円(前年同期比22.8%減)となりました。
2023年6月に、WealthPark株式会社と業務提携契約を締結しました。それに伴い、当社がこれまでインターネット通販サイト及び家電レンタルサイト運営で培った販売から物流までワンストップで管理する質の高いシステムのノウハウや国内外のネットワークを駆使し、WealthPark RealEstate Technologies株式会社と不動産関連情報等の相互シェア、又、 WealthPark社の不動産管理会社向けソフトウェア『WealthPark ビジネス』を活用することにより、当社は賃貸借取引における入居申込から不動産オーナーの承諾まで一気通貫での電子化が可能となり、今後、スピーディーな賃貸借契約の締結と大幅な業務効率化を実現していきます。このようなソフト及びアプリの提供を通じ、入居者のニーズに沿って入居前にあらかじめ家電商品の購入や家電レンタル品の設置を行う家電商品を含めた不動産仲介トータルソリューションサービスを行うべく、当社はこれからウェブを活用した不動産事業をグローバルに展開していきます。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は27,450百万円(前年同期比9.1%減)、営業利益182百万円(前年同期比52.3%減)、経常利益162百万円(前年同期比55.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は30百万円(前年同期比86.1%減)となりました。
b.財政状態
(資産の部)
当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末に比べ157百万円減少し、6,203百万円となりました。これは主に、現金及び預金484百万円減少、商品162百万円増加、工具、器具及び備品56百万円増加、貸倒引当金73百万円増加、長期貸付金131百万円増加によるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ147百万円減少し、3,214百万円となりました。これは主に、買掛金456百万円減少、短期借入金600百万円増加、未払金200百万円減少、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)71百万円減少によるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ9百万円減少し、2,989百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益30百万円の計上、自己株式42百万円減少、配当金の支払81百万円によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
a.キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローは578百万円の使用、投資活動によるキャッシュ・フローは348百万円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローは442百万円の増加となり、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から484百万円の減少となり、649百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果使用した資金は、578百万円(前年同期は147百万円増加)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益86百万円、非資金項目である減価償却費171百万円、貸倒引当金の増加額73百万円であり、支出の主な内訳は、棚卸資産の増加額154百万円、仕入債務の減少額456百万円、未払金の減少額等による「その他」の減少額197百万円、法人税等の支払額73百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、348百万円(前年同期は172百万円使用)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出94百万円、無形固定資産の取得による支出132百万円、貸付けによる支出146百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果増加した資金は、442百万円(前年同期は635百万円使用)となりました。収入の内訳は、短期借入金の純増額600百万円、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出71百万円、配当金の支払額81百万円によるものであります。
b.資本の財源及び資金の流動性
1)資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金と設備投資資金であります。
運転資金は、商品仕入費用と人件費、広告宣伝費、販売手数料、荷造発送費等の販売費及び一般管理費等によるものであります。また、設備投資資金は基幹システムのソフトウエア等によるものであります。
2)財政政策
当社グループの運転資金と設備投資資金につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローで充当するとともに、950百万円のコミットメントライン契約を結ぶ等、金融機関からの借入により資金調達を実施し充当しております。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積に用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」の1「連結財務諸表等」の(1)「連結財務諸表」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積もり及び当該見積に用いた仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。
・繰延税金資産の回収可能性
当社グループは、繰延税金資産について将来の課税所得が十分確保でき、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について、繰延税金資産を計上しております。
繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りと異なり将来の課税所得が減少した場合には、繰延税金資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。
④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社は、目標とする経営指標として、当社グループの主力であるインターネット通販事業の成長性を計るバロメータとして受注件数並びに資本効率の観点から棚卸資産回転率を重要な指標として認識しております。各指標に対する当連結会計年度の実績は次のとおりであります。
インターネット通販事業の受注件数・棚卸資産回転率推移
当連結会計年度は受注件数及び棚卸資産回転率が前年度実績を下回りました。来期は売れ筋商品の在庫施策等により、目標指標の達成に取り組んでまいります。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業の内容別に区分されたセグメントから構成されており、「インターネット通販事業」、「ビューティー&ヘルスケア事業」及び「その他事業」の3つを報告セグメントとしております。
なお、報告セグメントの主要な事業内容は以下のとおりであります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△353,241千円は、セグメント間取引消去1,154千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△354,396千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社管理部門に係る一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
3.セグメント資産の調整額823,799千円は、セグメント間取引消去△282,931千円、各報告セグメントに配分していない全社資産1,106,731千円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社での現金及び預金及び管理部門に係る資産であります。
4.セグメント資産は、連結貸借対照表の資産合計と一致しております。
当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
(注) 1.セグメント利益の調整額△367,339千円は、セグメント間取引消去△563千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△366,776千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社管理部門に係る一般管理費であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
3.セグメント資産の調整額686,065千円は、セグメント間取引消去△286,452千円、各報告セグメントに配分していない全社資産972,518千円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社での現金及び預金及び管理部門に係る資産であります。
4.セグメント資産は、連結貸借対照表の資産合計と一致しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)
セグメント情報に同様の情報を記載しているため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年2月1日 至 2023年1月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年2月1日 至 2024年1月31日)
該当事項はありません。