2026.10.07更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 日東紡グループ 統合報告書 2026

サマリ

日東紡グループは、世界初のグラスファイバー工業化で培った技術力と現場の「すり合わせ技術」を強みとする素材メーカーです。AIサーバー向け半導体基板に不可欠な「スペシャルガラス」で高い世界シェアを保持しています。さらに、「プロセス×素材」の力を軸にアセットライト化や他社とのオープンイノベーションも推進し、持続可能な社会を支える高付加価値企業への変革に挑戦しています。

目指す経営指標

・2027年度までに売上高1,550億円
・2027年度までに営業利益360億円
・2027年度までにEBITDA 510億円
・2027年度までにROE 8%以上
・2027年度までに設備投資額 約1,200億円(4年累計)
・2027年度までに研究開発費 約160億円(4年累計)
・2027年度までに人財確保 グローバルで20%増
・2030年度までにCO₂排出量30%削減(2013年度比)
・2030年度までに廃棄ガラス実質ゼロ達成

用語解説

■Big VISION 2030
持続可能な社会実現のために、「環境・エネルギー」「デジタル化社会」「健康・安心・安全」の3分野に貢献するグローバル・ニッチNo.1を創造し続ける企業グループを目指す、日東紡グループの2030年にありたい姿(長期ビジョン)です。

■日東紡BP宣言
日東紡グループが社会の「ベストパートナー」を目指すにあたり、お客様への誠実な対応、ステークホルダーとの喜びの共有、社員の可能性尊重や自律的な成長などを約束した行動指針・基本宣言です。

■Tガラス
高弾性率および低熱膨張特性を持つ日東紡独自の特殊組成ガラスです。AIサーバー向けを中心に、半導体パッケージ基板の大型化に伴う熱膨張や反りを抑制する最先端基板材料として使用されています。

■NEガラス
優れた低誘電特性を持つ日東紡独自の特殊組成ガラスです。高速伝送プリント配線基板の絶縁材として業界のデファクトスタンダードとなっています。

■NERガラス
第一世代のNEガラスからさらに低誘電・低誘電正接性能を高めた第二世代の高性能ガラスです。超高速・大容量通信ネットワーク機器や次世代データセンター用途向けに需要が拡大しています。

■フラットファイバー
通常の丸い断面ではなく、長円形の断面形状を持つ日東紡独自の異形断面グラスファイバーです。プラスチック強化材として用いることで、成形品の高い強度や寸法安定性、表面平滑性を実現します。

■SSG®
日東紡が開発・販売を手がける機能性ポリマーおよび無機・有機ナノコンポジット材の製品群です。

■日東紡の新しいふきん®
日東紡の紡績・繊維技術を活かしたロングセラー商品で、しなやかさや吸水性、耐久性を備え、消臭機能などを付加した機能性生活資材としても展開されています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

年月

概要

1898年2月

郡山市に絹糸紡績を主体とする郡山絹糸紡績株式会社(郡山)を設立。

1918年4月

福島市に絹糸紡績を主体とする福島精練製糸株式会社(福島)を設立。

1923年4月

日東紡績株式会社を創立。(福島紡織株式会社(旧 福島精練製糸(株))が片倉製糸紡績株式会社岩代紡績所(旧 郡山絹糸紡績(株))を買収する形をとり、商号を日東紡績株式会社に変更)

1937年3月

レーヨンステープル工場(富久山)を新設。

1937年9月

織物染色加工工場(伊丹)を新設。

1937年10月

名古屋紡績株式会社(新潟)を合併。

1938年12月

グラスファイバーの工業化に成功。(日本初、世界では米国オーエンスコーニングファイバーグラス社が同時期に工業化)

1939年2月

グラスファイバーの生産(富久山)を開始。

1939年11月

ロックウール工場(東京)を新設。

1942年1月

泊紡績株式会社(泊)を合併。

1944年2月

トヨタ自動車株式会社より和歌山工場を買収。

1949年5月

株式を上場(東京・大阪・名古屋・新潟)。

1950年10月

綿紡織工場(静岡)を新設。

1956年10月

合繊紡績の生産(郡山)を開始。

1957年4月

グラスファイバーの生産(福島)を開始。

1958年11月

合繊紡績の生産(富久山)を開始。

1962年4月

不燃吸音天井板ミネラートン工場(千葉)を新設。

1962年8月

メラミン化粧板工場(鈴鹿)を新設。

1965年9月

千葉、東京両工場を分離し、日東紡建材株式会社を設立。

1969年8月

グラスファイバー織物工場(福島)を新設。

1971年4月

不燃吸音天井板ソーラトン工場(千葉)を新設。

1975年9月

泊第二工場(泊)を新設。

1975年10月

日東紡建材株式会社及び日東紡不動産株式会社を合併。

1977年12月

伊丹工場を分離し、日東紡伊丹加工株式会社を設立。

1986年6月

レーヨンステープル、化繊糸の事業を撤収。

1987年12月

免疫系体外診断用医薬品製造所(富久山)を新設。

1990年9月

合繊紡績の郡山工場を閉鎖し、富久山事業センターに統合。

1991年11月

和歌山工場の綿紡績から建材事業への転換に伴い、株式会社ニットーボー和歌山を設立。

1992年1月

和歌山工場の綿紡績の操業を終了。

1993年9月

富久山事業センターでの合繊紡績の操業を終了。

1995年2月

静岡工場の綿紡織の操業を終了。

1995年4月

日東紡伊丹加工株式会社を合併。

1997年10月

泊工場内に設立したニットービバレッジ株式会社で飲料の生産を開始。

1998年1月

泊工場の綿紡績の操業を終了。

1998年4月

株式会社ニットーボー和歌山を合併。

1999年6月

内装建材分野の営業と八重洲商事株式会社の営業を統合継承させた新会社株式会社日東紡マテリアルを設立。

2001年10月

住友ベークライト株式会社との合弁でデコラニット株式会社を設立し、メラミン化粧板事業を移管。

2005年3月

カネボウ株式会社よりテキストグラス事業を日東グラステックス株式会社が譲り受けた。

2005年10月

新潟工場を会社分割し、ニットーボー新潟株式会社を設立。

2006年4月

衣料資材事業部の芯地販売業務を株式会社日東紡インターライニングに統合。

2006年7月

和歌山工場の操業を終了。

2008年8月

住友ベークライト株式会社との合弁を解消し、メラミン化粧板事業を撤収。

2009年7月

会社分割により、メディカル事業をニットーボーメディカル株式会社が承継。

2009年10月

株式会社日東紡マテリアルの全株式を野原産業株式会社(現 野原グループ株式会社)に譲渡。

2010年3月

不燃吸音天井板事業を撤収。

2019年5月

日東紡(中国)有限公司の全持分を浙江銀瑜新材料股份有限公司に譲渡。

2019年6月

Baotek Industrial Materials Ltd.(台湾)を連結子会社化。

2021年4月

日東紡アドバンテックス株式会社を設立。

2023年1月

ニットービバレッジ株式会社の全株式を株式会社ライフドリンク カンパニーに譲渡。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

会社名

住所

資本金
又は
出資金

主要な事業の内容

議決権の
所有又は
被所有割合

関係内容

(百万円)

(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

日東グラスファイバー工業㈱  (注)3

福島県郡山市

80

電子材料事業

100.0

当社へ原料及びグラスファイバー製品を販売
当社より不動産の賃借
役員の兼任あり

(グラスファイバー製品の製造)

Baotek Industrial Materials Ltd.

(注)2、3

台湾

百万NT$

電子材料事業

47.7

当社より原料を購入
当社へ原料及びグラスファイバー製品を販売

1,948

(グラスファイバー製品の製造及び販売)

NITTOBO ASIA Glass
Fiber Co., Ltd.

(注)3

台湾

百万NT$

電子材料事業

100.0

当社へ原料及びグラスファイバー製品を販売
役員の兼任あり

783

(グラスファイバー製品の製造及び販売)

台湾日東紡股份有限公司

台湾

百万NT$

電子材料事業

100.0

役員の兼任あり

5

(グラスファイバー製品の販売)

ニットーボーメディカル㈱

東京都千代田区

300

メディカル事業

100.0

当社より不動産の賃借
役員の兼任あり

(体外診断用医薬品等の開発、製造及び販売)

Nittobo America Inc.

(注)1

米国
カリフォルニア州

百万US$

メディカル事業

100.0

役員の兼任あり

10

(抗血清の製造及び販売)

(5.7)

富士ファイバーグラス㈱  (注)3

栃木県真岡市

80

複合材事業

100.0

当社へグラスファイバー製品を販売

当社より不動産の賃借

当社より資金借入

(グラスファイバー製品の製造)

日東紡アドバンテックス㈱

兵庫県伊丹市

80

資材・ケミカル事業

100.0

当社より不動産の賃借

当社より資金借入

(芯地製品、機能資材、ふきんの開発、製造及び販売)

日東グラステックス㈱ (注)3

群馬県大泉町

40

資材・ケミカル事業

100.0

当社より原料を購入
当社へ原料及びグラスファイバー製品を販売

役員の兼任あり

(グラスファイバー製品の製造)

パラマウント硝子工業㈱  (注)4

福島県須賀川市

450

断熱材事業

100.0

当社より原料を購入

(グラスウール製品の開発、製造及び販売)

㈱日東紡テクノ

福島県郡山市

90

その他事業

100.0

当社の設備工事等を請負
当社より不動産の賃借

(機械設備の設計・製作販売、建築・土木工事の設計・施工監理及び請負)

日東紡グローバルトレーディング㈱ 

(注)3、4

東京都千代田区

30

その他事業

100.0

当社グラスファイバー製品等を販売

(グラスファイバー製品等の販売)

その他 5社

 

 

 

 

 

 

(注) 1.「議決権の所有又は被所有割合」欄の( )内は間接所有割合で内数であります。

2.持分は、100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

3.特定子会社であります。

4.パラマウント硝子工業㈱及び日東紡グローバルトレーディング㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

 

  パラマウント硝子工業㈱

主要な損益情報等

①売上高

15,165

百万円

 

②経常利益

459

百万円

 

③当期純利益

288

百万円

 

④純資産額

8,717

百万円

 

⑤総資産額

13,227

百万円

 

 

  日東紡グローバルトレーディング㈱

主要な損益情報等

①売上高

18,664

百万円

 

②経常利益

458

百万円

 

③当期純利益

1,088

百万円

 

④純資産額

2,752

百万円

 

⑤総資産額

8,703

百万円