2025.11.20更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: トヨタ紡織レポート2025

サマリ

トヨタ紡織は「人のため 世のため」を原点に、シート・内外装・フィルター等を一気通貫で企画〜開発〜製造し、グローバルに“上質な時空間”を届ける内装の総合サプライヤー。インテリアスペースクリエイターとして、モノマテリアル化やスマートファクトリー連携などで移動空間の価値を再定義する。

目指す経営指標

・2030年:売上収益 2.2兆円、営業利益 1,500億円、営業利益率 7%
・自己資本比率 約50% ・DOE 3%以上
・資本効率の向上と財務健全性の両立(達成期限:2030年)

用語解説

■インテリアスペースクリエイター
移動手段としての「車」を部品単位ではなく“空間”として設計し、シートや内外装、機能部品を組み合わせて乗員の体験価値(快適さ・安心・使いやすさ)を一体で作り込むという、同社の事業コンセプトを指します。

■一気通貫プロセス
企画・設計・試作・評価・生産・品質保証までを社内外の拠点で連結し、短いリードタイムと安定品質で供給する体制のことです。上流から下流まで切れ目なく進めることで、顧客要望の反映と不具合の未然防止を両立します。

■モノマテリアル化
製品をできるだけ単一素材で構成する設計手法です。リサイクル時の分別が容易になり、資源循環や環境負荷低減に寄与します。内装部品の素材選定や構造設計で積極的に取り入れられています。

■スマートファクトリー
工場内の設備や工程をデジタルでつなぎ、収集データを活用して品質・生産性・コストを継続的に最適化する取り組みの総称です。可視化と自動化により、短納期と安定供給を実現します。

■JIT/JIS
JIT(Just In Time)は必要なものを必要な時に必要な量だけ作る生産方式、JIS(Just In Sequence)は組立順序どおりに部品を納入する方式です。車両生産と同期した供給で在庫圧縮とライン停止リスクの低減を図ります。

■FCセパレーター
燃料電池スタック内部で水素と酸素のガス流路を区切り、電気を取り出す役割を持つ薄板部品です。高い導電性、耐食性、成形精度が求められ、同社は素材・成形・表面処理の技術を応用して開発しています。

■モーターコア
電動車の駆動モーターに使われる鉄心部品で、電磁鋼板を積層した構造です。磁気損失の低減と高い加工精度が走行効率や静粛性に直結するため、同社は金型・プレス・積層技術で性能向上を図ります。

■「上質な時空間」
移動中の“時間”と“空間”を心地よく、安全で、使いやすい体験に変えるという価値提案を示す表現です。座り心地、乗降性、静粛性、操作性、収納・レイアウトなどを総合して設計します。

■マネジメントツリー
経営の最上位方針から部門・拠点・個人の目標までを樹形図のように連結し、やるべきことと指標を明確化して実行・点検する運用枠組みです。現場まで「方向性」を浸透させ、進捗の見える化を徹底します。

■従業員持株会
従業員が自社株を継続的に積み立てて保有する仕組みです。会社の成果を自分ごと化し、中長期の企業価値向上に向けた一体感やエンゲージメントの向上を狙います。
2025年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

年月

概要

1918年1月

豊田紡織株式会社創立

1923年11月

刈谷工場建設

1931年9月

菊井紡織株式会社を合併

1942年2月

内海紡織株式会社、中央紡織株式会社、協和紡績株式会社、豊田押切紡織株式会社の4社と合併し、中央紡績株式会社設立

1943年11月

トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)に合併

1950年5月

トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)から分離独立し、民成紡績株式会社設立

1950年8月

名古屋証券取引所に株式上場

1956年9月

大口工場建設

1967年8月

豊田紡織株式会社に社名変更

1968年3月

岐阜紡績株式会社を合併(現・岐阜工場)

1972年12月

営業の目的に「自動車部品の製造、加工並びに販売」を追加

1973年2月

イグニッションコイルの製造開始

1973年9月

シートファブリックの製造開始

1985年4月

エアフィルターの製造開始

1990年2月

フェンダーライナーの製造開始

1990年5月

成形天井の製造開始

1995年4月

エアバッグ用基布の製造開始

1995年12月

バンパーの製造開始

1998年1月

キャビンエアフィルター・回転センサーの製造開始

1999年1月

サイレンサーパッドの製造開始

1999年6月

オイルフィルターの製造開始

2000年3月

東京証券取引所市場第一部に株式上場

2000年5月

内装システムサプライヤーとしての第一車種新型RAV4がトヨタ自動車株式会社にて生産開始

2000年7月

インテークマニホールドの製造開始

2000年10月

豊田化工株式会社と合併

合併により木曽川工場他3工場を引き継ぎ、フロアカーペットを生産品目に追加

2004年10月

アラコ株式会社(内装事業)、タカニチ株式会社の2社と合併し、トヨタ紡織株式会社に社名変更

合併により猿投工場、高岡工場他7工場を引き継ぎ、シート及びドアトリムを生産品目に追加

2005年7月

アジア地域の統括拠点として、ティーエヌエーティー(タイランド)株式会社をトヨダボウアジア株式会社に統合し、トヨタ紡織アジア株式会社に社名変更(現・連結子会社)

2005年7月

北米地域の統括拠点として、トヨダボウアメリカ株式会社、タカニチユーエスエー株式会社の2社をアラコアメリカ株式会社に統合し、トヨタ紡織アメリカ株式会社に社名変更(現・連結子会社)

2005年7月

ベルギーに欧州地域の統括拠点として、トヨタ紡織ヨーロッパ株式会社を設立(現・連結子会社)

2007年10月

生産体制の最適化や業務プロセス改革のため、国内子会社6社の事業を再編して4社に統合

2008年2月

中国地域の事業統括機能強化のため、豊田紡織(上海)有限公司の会社形態を商業型会社から投資性会社へ変更し、豊田紡織(中国)有限公司に社名変更(現・連結子会社)

2008年8月

技能系職場の核となる人材の育成を目的としてトヨタ紡織学園を設立

2008年9月

米州地域の効率的な事業運営体制構築を目的として、北米地域の子会社がトリムマスターズ株式会社の5工場を買取り再編

2008年10月

フランスのシートメーカー フォレシア社のシエト工場を買取り、トヨタ紡織ソマン株式会社を設立(現・連結子会社)

2008年10月

研究開発室を分離独立し、トヨタ紡織基礎研究所を設立

2009年8月

国内工場の生産効率化及び最適供給体制の構築のため、富士裾野工場を建設

 

 

年月

概要

2010年5月

自動車の内装システム開発機能を集約、強化するため、猿投開発センター2号館を建設

2011年7月

内装技術力の強化と欧州自動車メーカーとのビジネス実現のため、POLYTEC Holding AGの内装事業を取得

2012年12月

2013年7月

2015年4月

2015年11月

ハイブリッドシステム用モーターコア構成部品の製造開始

北陸新幹線「グランクラス」シートの製造開始

全日本空輸株式会社と共同開発した国内線普通席の航空機シートを製造開始

アイシン精機株式会社(現・株式会社アイシン)とシロキ工業株式会社(現・アイシンシロキ株式会社)が保有するトヨタ自動車株式会社または当社向けのリクライナーやスライドレールなどの自動車用シート骨格機構部品事業を取得

2016年6月

欧州事業の再編により、紡織オートモーティブヨーロッパ㈲、紡織オートモーティブポーランド㈲

及び紡織オートモーティブチェコ㈲の全株式とトヨタ紡織ヨーロッパ㈱ミュンヘン支店の一部事業

をMegatech Industries AGへ譲渡

2018年1月

創立100周年

2019年11月

AI技術や自動化技術を活用した次世代ラインの構築、ものづくりの効率化・高度化を推進する、

ものづくり革新センターを建設

2020年8月

コーポレート機能を集約し、グローバルの経営基盤を更に強固なものにするため、刈谷本社 新本館

を建設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

 

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業

の内容

議決権の

所有割合

(%)

関係内容

役員の

兼任等

資金の

貸付

営業上の取引

設備の

賃貸

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

トヨタ紡織東北㈱(注)3

岩手県北上市

百万円

1,667

自動車部品

100.0

同社製品の購入

㈱コベルク(注)3

愛知県刈谷市

百万円

97

自動車部品

52.0

同社製品の購入

トヨタ紡織九州㈱(注)3

佐賀県神埼市

百万円

480

自動車部品

100.0

同社製品の購入

トヨタ紡織精工㈱(注)3

愛知県高浜市

百万円

869

自動車部品

66.4

同社製品の購入

浙江車精汽車部件㈲

(注)2、3

中国

浙江省嘉興市

千元

45,000

自動車部品

90.0

(90.0)

当社製品の販売

TBロジスティクス㈱

愛知県豊田市

百万円

50

一般貨物

自動車運送事業

100.0

当社製品にかかる

運送業務

トヨタ紡織アメリカ㈱

(注)3、4

米国

ケンタッキー州

千米ドル

539,742

自動車部品

100.0

設計業務の委託

TBDNテネシーLLC.

(注)2、3

米国

テネシー州

千米ドル

22,000

自動車部品

80.0

(80.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織テネシーLLC.

(注)2、3

米国

テネシー州

千米ドル

50,000

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織ケンタッキー

LLC.(注)2、3

米国

ケンタッキー州

千米ドル

29,989

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織アルゼンチン

㈲(注)2、3

アルゼンチン

ブエノスアイレス市

千アルゼンチン

ペソ

519,149

自動車部品

95.0

(95.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織カナダ㈱

(注)2、3

カナダ

オンタリオ州

千米ドル

29,000

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織ミシシッピLLC.

(注)2、3

米国

ミシシッピ州

千米ドル

49,000

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織ブラジル

㈲(注)2、3

ブラジル

サンパウロ州

千ブラジルレアル245,318

自動車部品

100.0

(0.1)

当社製品の販売

トヨタ紡織インディアナ

LLC.(注)2、3

米国

インディアナ州

 千米ドル

115,000

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織イリノイLLC.

(注)2、3

米国

イリノイ州

千米ドル

57,400

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織ウェスタンケンタッキーLLC.(注)2、3

米国

ケンタッキー州

千米ドル

134,800

自動車部品

100.0

(100.0)

豊田紡織(中国)㈲

(注)3

中国

上海市

千米ドル

133,498

自動車部品

100.0

設計業務の委託

成都豊田紡汽車部件㈲

(注)2、3

中国

四川省成都市

千米ドル

15,560

自動車部品

53.0

(53.0)

当社製品の販売

寧波豊田紡織汽車部件㈲

(注)2、3

中国

浙江省寧波市

千米ドル

8,200

自動車部品

80.0

(40.0)

同社製品の購入

天津英泰汽車飾件㈲

(注)2、3

中国

天津市

千米ドル

24,500

自動車部品

75.0

(75.0)

当社製品の販売

天津豊田紡汽車部件㈲

(注)3

中国

天津市

千米ドル

11,800

自動車部品

80.0

当社製品の販売

広州桜泰汽車飾件㈲

(注)2、3

中国

広東省広州市

千米ドル

22,500

自動車部品

75.0

(75.0)

当社製品の販売

豊田紡織(広州)汽車部件㈲(注)2、3

中国

広東省広州市

千米ドル

20,000

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

佛山豊田紡織汽車零部件㈲

(注)3

中国

広東省佛山市

千米ドル

9,600

自動車部品

80.0

当社製品の販売

同社製品の購入

豊田紡織(天津)汽車部件㈲(注)2、3

中国

天津市

千米ドル

16,500

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

瀋陽豊田紡織汽車部件㈲

(注)2、3

中国

遼寧省瀋陽市

千元

510,000

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織アジア㈱

(注)3

タイ

バンコク都

 千バーツ

728,080

自動車部品

100.0

設計業務の委託

新三興㈱(注)2、3

台湾

新竹県

千新台湾ドル

330,000

自動車部品

47.0

[3.8]

当社製品の販売

㈱トヨタ紡織インドネシア

(注)3

インドネシア

西ジャワ州

千米ドル

13,750

自動車部品

81.8

当社製品の販売

同社製品の購入

トヨタ紡織フィリピン㈱

(注)3

フィリピン

ラグナ州

千フィリピン

ペソ

377,000

自動車部品

95.0

当社製品の販売

トヨタ紡織ゲートウェイ(タイランド)㈱

(注)2、3

タイ

チャチュンサオ県

千バーツ

250,000

自動車部品

80.0

(30.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織オートモーティブインディア㈱

(注)2、3

インド

カルナタカ州

千ルピー

795,285

自動車部品

95.0

(25.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織フィルトレー

ションシステム(タイランド)㈱(注)2、3

タイ

ラヨーン県

千バーツ

300,000

自動車部品

80.0

(80.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織サイアムメタル㈱(注)2、3

タイ

チョンブリ県

千バーツ

350,000

自動車部品

87.1

(87.1)

当社製品の販売

トヨタ紡織ハイフォン㈲

(注)3

ベトナム

ハイフォン市

千米ドル

9,100

自動車部品

100.0

当社製品の販売

トヨタ紡織デバイスインドネシア㈱

(注)2、3

インドネシア

西ジャワ州

千米ドル

29,900

自動車部品

80.0

(80.0)

紡織オートモーティブ(タイランド)㈱(注)2、3

タイ

ラヨーン県

千バーツ

331,000

自動車部品

90.0

(90.0)

トヨタ紡織デバイスインディア㈱(注)2

インド

ハリアナ州

千ルピー

293

自動車部品

100.0

(100.0)

トヨタ紡織ヨーロッパ㈱

(注)3

ベルギー

ザベンタム市

 千ユーロ

436,134

自動車部品

100.0

設計業務の委託

トヨタ紡織トルコ㈱

(注)2、3

トルコ

アダパザル市

千トルコリラ

25,696

自動車部品

90.0

(90.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織南アフリカ㈱

(注)2、3

南アフリカ

クワズルナタール州

千南アフリカ
ランド

225,750

自動車部品

85.0

(85.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織ソマン㈱

(注)2

フランス

ノールパ・ド・カレ州

 千ユーロ

2,698

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

トヨタ紡織ポーランド㈲

(注)2、3

ポーランド

ドルヌイ・シ

ロンスク県

千ズロチ

56,263

自動車部品

100.0

(100.0)

当社製品の販売

その他 25社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名称

住所

資本金

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合

(%)

関係内容

役員の

兼任等

資金の
貸付

営業上の取引

設備の
賃貸

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

 

東海化成工業㈱

岐阜県

可児郡御嵩町

百万円

100

自動車部品

20.0

同社製品の購入

アウンデ紡織㈱

滋賀県

愛知郡愛荘町

百万円

490

自動車部品

20.0

同社製品の購入

トヨタ紡織AKI USA LLC.

(注)2

米国

アラバマ州

千米ドル

60,000

自動車部品

50.0

(50.0)

青島英聯精密模具㈲

(注)2

中国

山東省青島市

千元

87,500

自動車部品

20.0

(20.0)

その他 16社

 

 

 

 

 

 

 

 

 (注)1 主要な事業の内容欄には、事業部門の名称を記載しております。

2 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であり、[外書]は緊密な者等の所有割合であります。

3 特定子会社であります。

4 トヨタ紡織アメリカ㈱については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占

める割合が10%を超えております。

   主要な損益情報等 (1)売上収益     456,550百万円

            (2)税引前損失        726百万円

            (3)当期損失       1,601百万円

            (4)資本合計      56,197百万円

            (5)資産合計     303,642百万円

5 その他の関係会社であるトヨタ自動車株式会社は、「関連当事者との取引」の項で記載しているため、

  記載を省略しております。また、同社は有価証券報告書を提出しております。