2026.03.06更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

コスモス薬品は、日常の消耗品と一般食品を中心に、大型店でありながら商圏人口1万人の「小商圏型メガドラッグストア」を展開し、EDLP(Everyday Low Price)と高密度ドミナントで地域シェアを徹底的に高めるチェーンです。九州で鍛えた超価格競争力とプライベートブランド【ON365】【StandarDay】などの開発力を武器に、「高品質な商品をより低価格で」提供し、店舗を地域の生活インフラ・ライフラインとして位置づけながら、全国への出店と環境・人材への継続的な取り組みを進めています。

目指す経営指標

・2026年5月期に売上高1兆570億円、営業利益405億円、経常利益432億円、親会社株主に帰属する当期純利益310億円を達成する計画。
・2030年度までに1店舗あたりのCO₂排出量を2013年度比50%削減する環境目標。
・配当については累進配当を基本とし、2026年5月期の年間普通配当を1株当たり75円(中間37円50銭、期末37円50銭)とする方針。

用語解説

■小商圏型メガドラッグストア
コスモス薬品が掲げる店舗モデルで、商圏人口1万人くらいの小さなエリアをターゲットにしながら、売場面積の大きいドラッグストアを出店する考え方です。日用品や食品をまとめ買いできるボリューム感を持ちつつ、「家の近くにあって毎日行きやすい店」を両立させることを狙っています。

■高密度ドミナント出店
ある地域の中に自社店舗を高い密度で集中して出店する戦略です。コスモス薬品では、自社どうしが競合することもいとわず、近い距離に複数店を構えることで、地域でのシェアを一気に高めると同時に、配送や広告を効率化してコストを下げる狙いがあります。

■限定商圏での高シェア戦略
全国にまんべんなく薄く広げるのではなく、「このエリア」と決めた限られた商圏の中で圧倒的なシェアを取る戦い方を指します。コスモス薬品は、小商圏に大型店を密集させることで、その地域の生活必需品の購入先として第一候補になることを目指しています。

■EDLP(Everyday Low Price/毎日が低価格)
チラシの特売やポイントアップのような「今日だけ安い」というやり方ではなく、「毎日いつ来ても同じように安い価格」で販売する政策です。コスモス薬品は、販促費を抑える代わりに仕入れや運営を効率化し、その分を販売価格に反映することで「毎日が低価格」を実現しようとしています。

■ローコストオペレーション
店舗運営にかかるコストを徹底的に下げるための仕組みや工夫のことです。コスモス薬品では、商品を絞り込んだ品揃えや、集中配送、高密度ドミナント出店などを組み合わせることで、物流や人件費、販促費を抑え、その成果を低価格につなげています。

■ON365
コスモス薬品のプライベートブランド(自社ブランド)の一つで、365日、毎日の生活に欠かせない商品を、品質と価格のバランスにこだわって提供するラインです。日用品や食品など、生活の基本になるアイテムを「いつもの定番」として選んでもらうことを狙っています。

■StandarDay
コスモス薬品のプライベートブランドで、「毎日の暮らしのスタンダード(標準)」となることを意識した商品シリーズです。派手な高機能よりも、日々使いやすい品質と手に取りやすい価格を重視し、生活のベースを整えることをコンセプトとしています。

■おいしい惣菜
コスモス薬品が展開する惣菜系のプライベートブランドです。家庭での食事の一品として使いやすい味と量、価格にこだわり、ドラッグストアで日用品と一緒に購入できる「ふだん使いのおかず」を提供することを目指しています。

■アンテリージェEX
コスモス薬品が取り扱う自社ブランドの医薬品で、日常的なセルフメディケーションに役立つ成分を組み合わせたシリーズです。ドラッグストアならではの専門性をいかし、価格と効き目のバランスを意識した商品として位置づけられています。

■まちの無料健康相談所
コスモス薬品が自らのドラッグストアの役割を表現する言葉で、薬や健康食品を売るだけでなく、薬剤師やスタッフが気軽な健康相談に応じる場でありたいという考え方です。日々の体調や生活習慣について、地域住民が無料で相談できる身近な窓口になることを目指しています。

■地域の社会的インフラ・ライフライン
コスモス薬品が自社店舗に期待している役割を示す表現で、単なる小売店ではなく、地域住民の生活を支える「生活インフラ」の一部として機能する存在という意味です。災害時や物価上昇時も含め、生活必需品を安定的に、かつ手ごろな価格で供給し続けることで、地域の暮らしを守る「命綱」となることを目指しています。
2026年5月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1973年2月に、現会長の宇野正晃が、医薬品の販売を目的として宇野回天堂薬局を宮崎県延岡市に創業したことが当社の事業の出発点となります。その後、1983年12月にドラッグストア事業を展開する有限会社コスモス薬品を設立いたしました。設立以後の沿革は、次のとおりであります。

 

年月

概要

1983年12月

医薬品・化粧品・雑貨等の販売を目的として、宮崎県延岡市に有限会社コスモス薬品を設立、同市にコスモス薬品岡富店(売場面積66㎡)を開店

1987年11月

当社として初の郊外型店舗として宮崎県延岡市に平原店(売場面積165㎡)を開店

1990年2月

調剤薬局の運営を行うことを目的として、当社代表取締役宇野正晃が有限会社なの花薬局を設立

1991年4月

有限会社コスモス薬品を株式会社コスモス薬品に組織変更

1993年1月

経営基盤強化の目的で、株式会社回天堂薬局及び有限会社なの花薬局を吸収合併

1993年12月

当社として初の本格的なドラッグストア店舗となる浮之城店(宮崎県宮崎市・売場面積600㎡)を開店し、多店舗展開を開始

1999年4月

当社として初の売場面積1,000㎡型店舗となる日向店(宮崎県日向市)を開店

1999年12月

医薬品販売子会社として、当社100%出資の株式会社ドラッグコスモス(現 株式会社コスモス・コーポレーション、現連結子会社、資本金1,000万円)を設立

2000年4月

宮崎県宮崎市に本社を移転し、本部機能を統合

2003年5月

当社として初の売場面積2,000㎡型店舗となる人吉店(熊本県人吉市)を開店

2004年3月

九州地区外への初の出店となる大内店(山口県山口市)を開店

2004年4月

店舗メンテナンスを行う障害者雇用特例子会社として、当社100%出資の株式会社グリーンフラッシュ(現連結子会社、資本金1,000万円)を設立

2004年11月

東京証券取引所マザーズ市場上場

2005年4月

本社機能を福岡市博多区に移転

2005年9月

本店を福岡市博多区に移転

2005年11月

四国地区への初の出店となる竹原店(愛媛県松山市)を開店

2006年5月

東京証券取引所市場第一部に上場

2006年11月

福岡県八女郡広川町に、初の自社所有物流センターとなる広川センター(20,000㎡)を開設し、北部九州への配送体制を強化

2010年5月

関西地区への初の出店となる東二見店(兵庫県明石市)を開店

2015年11月

中部地区への初の出店となる東日野店(三重県四日市市)を開店

2019年4月

関東地区への初の出店となる広尾駅店(東京都渋谷区)を開店

2022年4月

東京証券取引所プライム市場へ移行

 

 

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
(被所有)割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 株式会社グリーンフラッシュ

福岡市
博多区

10

ビル及び商業施設建物の総合維持管理
交通誘導警備等の請負

100.0

清掃業務の委託
従業員の出向
事務受託
役員の兼任(3名)

 

(注)その他、事実上の休眠会社である連結子会社(株式会社コスモス・コーポレーション)があります。