2025年8月期有価証券報告書より
  • 社員数
    3名(単体) 1,082名(連結)
  • 平均年齢
    48.0歳(単体)
  • 平均勤続年数
    21.0年(単体)
  • 平均年収
    7,219,000円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2025年8月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

国内事業

712

海外事業

370

合計

1,082

 

(注)1.従業員数は就業人員であり、出向社員を除き、受入出向社員を含んでおります。

2.臨時雇用者数は従業員数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。

 

(2) 提出会社の状況

2025年8月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

3

48.0

21年11ヶ月

7,219

 

(注)1.従業員数は就業人員であり、出向社員を除き、受入出向社員を含んでおります。

2.臨時雇用者数は存在しないため、記載しておりません。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.当社は純粋持株会社であるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満であり、特記すべき事項はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

当社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

② 連結子会社

名称

管理職に占める女性従業員の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1

全労働者

うち正規労働者

うち非正規

労働者

プリモ・ジャパン㈱

50.0

33.3

63.3

63.5

58.7

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規程に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規程に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。なお、育児休業取得対象者が不在の場合、「―」を記載しております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次の通りであります。

なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

当社グループは、「最高(プリモ)の夢(おもい)を最高(プリモ)の幸(かたち)に」の企業理念の下、お客様、従業員、取引先、株主・投資家、地域社会などすべてのステークホルダーとともに成長し、持続可能な社会の実現に向けて、社会的課題の解決と価値の創造に取り組んでまいります。

また、当社グループは、サステナビリティ経営の推進と企業理念の具現化のため、当社グループの社会的責任を以下の「サステナビリティ基本方針」として取りまとめ、取締役会で決議しております。

 

<サステナビリティ方針>

当社グループは、企業理念である「最高(プリモ)の夢(おもい)を最高(プリモ)の幸(かたち)に」に基づいて、「持続可能な社会の実現」と「企業価値の向上」を両立させることを重要な使命と考えています。環境・社会・ガバナンス(ESG)を経営の中心に据え、長期的な視点で事業活動を推進し、ステークホルダーの皆さまとともに持続可能な未来を築いてまいります。

 

①環境への配慮

地球環境の保全は、企業の重要な責任の一つです。私たちは、気候変動対策、資源の有効活用、生態系の保護に取り組み、事業活動を通じて環境負荷の低減を図ります。

 

②社会との共生

私たちは、多様性と公平性、包括性を尊重し、すべての人々にとって公平で安全な社会の実現を目指します。従業員の働きがい向上、地域社会への貢献、人権の尊重を軸に、より良い社会づくりに貢献します。

 

③ガバナンスの強化

健全で透明性の高い経営を実現するため、コーポレート・ガバナンスの強化、コンプライアンスの徹底、リスクマネジメントの推進に努めます。法令と社会規範を遵守し、公正な企業活動を維持することで、持続的な成長を目指します。

 

私たちは、これらの方針のもと、持続可能な未来の実現に向けて、企業活動を通じた責任を果たしてまいります。

 

(1) ガバナンス

当社グループは、サステナビリティの重要性を認識した上で、事業活動の推進を行っております。今後、取締役会での営業報告や行動規範を通じて監督を行い、自社のサステナビリティを巡る課題への取組み推進のための環境整備を行ってまいります。

また、サステナビリティに関するリスク及び機会への対応方針や実行計画等といった協議内容及び報告事項については、重要性に応じてリスク・コンプライアンス委員会にて協議を行い、その内容を踏まえ、経営会議による審議を経て、適宜取締役会へ報告しております。

当社グループがステークホルダーから継続的に信頼や評価をいただける経営を実現するためには、コーポレート・ガバナンス体制を構築し、有効に機能させることが不可欠であり、継続的に整備・強化を行う他、当社グループの成長ステージや経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できるよう随時見直しを図ってまいります。

当社グループのコーポレート・ガバナンスに関する詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」をご参照ください。

 

(2) 戦略

当社グループは、役員・従業員・内定者・取引先へサステナビリティにおけるマテリアリティについてのアンケートを行い、経営層でのワークショップにおけるディスカッションを経て、5つのマテリアリティを決定致しました。

また、当社グループは、2007年にCSR活動“PRIMO RING PROJECT”を社内横断型のプロジェクトとして発足しており、当該プロジェクトを通じてサステナビリティを巡る取組みについて対応を進めております。

 

各マテリアリティとそれに紐づく主な取組み内容は以下のとおりです。

 

・商品とサービスの価値創造

当社グループが取り扱うブライダルジュエリーは、アドバイザーによるきめ細やかなサポートのもと、ルースダイヤモンド(裸石)やリングデザイン、プロミスダイヤモンドと言われるリング内側の記念石や刻印等を組み合わせるセレクトオーダースタイルで、熟練のクラフトマンが丁寧に作成しております。

また、ブライダルジュエリーは「一生の記念品」となるものであり、指輪に込められる想いは、一人一人異なります。一生身につけていただく「運命のリング」をご提案するため、常にお客様の気持ちに寄り添い、きめ細やかなサポートを心がけております。

また、当社グループは、2008年に日本を代表するダイヤモンド取扱業者で構成される「一般社団法人 東京ダイヤモンドエクスチェンジ(TDE)」に加盟し、同年TDEを介して、世界のダイヤモンド取引に関する情報共有と問題解決を目的とした国際組織である「世界ダイヤモンド取引所連盟(WFDB)」の正式メンバーに認定されました。当社グループでは、SoW(システム・オブ・ワランティ)を推進し、紛争ダイヤモンドの取引を行わないだけでなく、アンチマネーロンダリングなども含め、犯罪に関与しないダイヤモンドのみを扱うことに努めております。

 

・顧客との約束

当社グループでは、大切なリングを安心して末永く愛用していただくために、アフターサービスに力を入れております。全国のどの店舗でも利用でき、クリーニング、サイズ直しといったメンバーシップサービスを充実させております。

また、当社グループでは、熟練のクラフトマンによる技術とともに、品質や産地に精通したダイヤモンドバイヤーによる強固なネットワークを有しております。「一生の記念品」にふさわしく、婚約指輪のセンターダイヤモンドはすべて鑑定機関が発行する鑑定書とともにご提供しております。

 

・働き手の幸福

当社グループでは、一生身につけていただく商品の提案や、お客様のご要望に沿ったパーソナルな対応ができるよう、従業員の育成に注力しております。当社グループ独自の人財育成プログラムである「プリモカレッジ」では、10年間にわたる継続的な指導を行い、「マインド(心・気持ち)」「ナレッジ(知識)」「スキル(技術)」の3つの柱に沿って能力の向上を図ることで、従業員が質の高い接客サービスを等しく提供し、効率的な店舗運営を行うことができるよう努めております。また、当社グループのビジネスモデルにおいては、接客経験が豊富でお客様の対応に長けた従業員が果たす役割が大きいため、従業員の9割以上を占める女性が長期的に活躍できる社内環境を整備し、勤続年数の伸長を目指しております。

また、当社グループは、女性活躍推進法に基づく優良企業認定「えるぼし」と、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画の目標達成等の基準を満たした「子育てサポート企業」として認定される「くるみん」をブライダル業界で初めてとなる「ダブル認定」で達成しております。各企業認定の詳細は後述の「(5) 指標及び目標」をご参照ください。

 

・環境への配慮

当社グループでは、笑顔の輪を地域全体に広げ、幸せが広がる街づくりに貢献するため、不用品の寄付活動や中高生を対象とした職場体験等を実施し、地域や社会との繋がりを大切にしております。また、環境対策の重要性が高まるなか、豊かで美しい環境を未来世代へ繋げていくための環境保全活動として、全国での清掃活動や富士山での森づくり活動にも取り組んでおります。

 

・誠実な経営

当社グループは、社会に貢献し、企業価値を継続的に向上させることを経営上の重要課題として考え、お客様だけでなく、株主の皆様や取引先、地域社会、従業員等のステークホルダーからも信頼される企業グループを目指しております。その実現のため、経営の健全性、効率性及び透明性を確保するためのさまざまな取り組みを実施し、コーポレート・ガバナンスの充実を図っております。当社グループのコーポレート・ガバナンスや法令遵守に関する取組みの詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」をご参照ください。

 

(3) 人財の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略

(人財育成方針)

当社グループでは人財の長期育成を前提に社員の多くを正社員として採用しており、新卒・中途採用を問わず、入社後10年にわたって受講する独自の教育プログラム「プリモカレッジ」において、「マインド」「ナレッジ」「スキル」の3つの柱に沿って、ホスピタリティの基礎となる人間力を養っております。また、経験に応じたコア・コンピテンシーを明確に定め、個人のみではなく、チームワークを重視したチーム単位の達成指標を取り入れるなど、公正・公平な評価制度により、協調性を育んでおります。

また近年では、海外事業の拡大に伴い、国内外の事業所間で人財の積極的な交流が生まれております。経験やノウハウを共有することはもちろん、互いに刺激を与え、能力を高め合うことにより、多様性を尊重したダイバーシティ経営に取り組んでおります。

 

(社内環境整備)

当社グループでは、ダイバーシティ経営の一環として社内のLGBTQ+に関する取り組みを進め、LGBTQ+ガイドラインの更新や、全社員へのLGBTQ+研修の導入、配偶者の定義変更、制度利用時のエビデンス排除などを行うことで、LGBTQ+への理解を深め、差別や偏見のない職場環境を作ってまいりました。これにより、「一般社団法人 work with Pride(ワーク ウィズ プライド)」が策定した、企業のLGBTQ+などへの取り組みを評価する「PRIDE指標」において、2021年以降4年連続でのゴールドを受賞しております。

今後も継続的に、すべてのお客様や社員の多様性を尊重した環境整備を進めてまいります。

 

(4) リスク管理

当社グループは、事業上のリスクのみならず、サステナビリティに関する課題やリスクについても、経営会議やリスク・コンプライアンス委員会にて全社的なリスク管理を行っております。リスク・コンプライアンス委員会は四半期ごとに実施しており、主に是正・予防が必要なリスク及び法改正等に対する当社グループの対応方針を検討・決定しております。その内容を踏まえ、経営会議による審議を経て、適宜取締役会へ報告し、必要に応じてグループ各社に周知しております。

今後も継続的に環境変化に応じて経営戦略・事業計画の見直しを行い、リスク管理に取り組んでまいります。

 

(5) 指標及び目標

当社グループは、「商品とサービスの価値創造」「顧客との約束」「働き手の幸福」「環境への配慮」「誠実な運営」の5つのマテリアリティを定めております。「働き手の幸福」の目標として、「えるぼし」最高位(3段階目)や「くるみん」認定を満たす女性従業員の育休取得率や労働時間の削減等を維持する社内体制を構築していくとともに、人財育成においては、一般社団法人日本ジュエリー協会が主催する「ジュエリーコーディネーター検定」の3級取得を推奨してまいります。その他のマテリアリティの指標及び目標、その他、企業価値向上に向けたサステナビリティに関する指標及び目標は、今後社内で検討を進めてまいります。

また、当社グループは人種・国籍・信条・性別・年齢・障がい・性的指向・性自認・性表現などを問わず、多様性を互いに尊重することを推進し、時代の変化とともに価値観が多様化する中で、お客様の気持ちに寄り添ったきめ細やかなご提案を実現すること、社員一人一人の強みを互いに活かし合うことで全員が働きやすくイキイキと仕事に取り組める環境をつくることを目指してまいります。