2025.10.16更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 東亞合成グループレポート 2025

サマリ

東亞合成は「基幹化学品」「ポリマー・オリゴマー」「接着材料」「高機能材料」「樹脂加工製品」を軸に、アクリル酸エステルや瞬間接着剤「アロンアルフア」、半導体向け薬品・材料などで市場を開拓。モビリティ・半導体・メディカルを成長ドライバーに、研究開発拠点強化と海外展開で高付加価値化を加速する。

目指す経営指標

・2025年営業利益150億円、2027年240億円(連結)を目標化。
・2027年ROE8.0%(2024年5.6%→)を目標。
・2023〜2025年の期間総還元性向100%目途(実績116.1%)。
・2025年末までに政策保有株式純資産比10%未満。
・GHG排出量:2025年に2013年比▲35%。

用語解説

■アロンアルフア
東亞合成の瞬間接着剤ブランドで、少量で強く速く接着できるシアノアクリレート系の製品群を指します。家庭用から産業用途まで幅広く使われ、同社の接着材料事業の中核商品として位置づけられています。

■川崎フロンティエンスR&Dセンター
東亞合成が川崎エリアに設置した研究開発拠点で、先端材料の基礎研究から用途開発までを一体で進めるためのハブです。社内外の知見を集約し、モビリティ・半導体・メディカル分野に向けた新製品や新技術の創出を加速する役割を担います。

■顧客協創
東亞合成が掲げる開発コンセプトで、顧客の現場課題を共同で深掘りし、材料・プロセス・評価を一体化して解決策をつくり込む取り組みを指します。単なる受託開発ではなく、用途設計から量産立ち上げまでを並走することで、投資成果の早期化と高付加価値化を狙います。

■「点から面へ」展開(車載電池用ポリマー)
まず特定部位(=点)で採用を獲得し、その実績を基に電池の他部位や周辺材料(=面)へ適用範囲を広げていく市場開拓の考え方です。負極バインダーなどでの採用を起点に、正極や接着・封止など関連領域へ水平展開して収益源を多層化する狙いがあります。

■半導体向け薬品・材料(同社文脈)
ウエハー製造や洗浄・エッチングなどの工程で使われる高純度の薬品や樹脂材料の総称を、東亞合成が自社の重点領域として示すときの呼び方です。装置やプロセス条件に合わせた「用途別の最適設計」を強みとし、供給体制の強靭化と海外拠点の拡充で需要に対応します。
2024年12月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

1942年3月

矢作工業株式会社として名古屋に設立。(硫安、硫酸等を製造販売)

1944年7月

昭和曹達株式会社、北海曹達株式会社およびレーヨン曹達株式会社の3ソーダ会社を吸収合併し、社名を東亞合成化学工業株式会社と改称。
工場を名古屋、高岡および坂出に置く。

1945年11月

本店を東京都港区西新橋に移転。

1949年5月

株式を東京証券取引所に上場。

1949年9月

東洋レーヨン株式会社(現 東レ株式会社)と提携してナイロン原料(アノン、ラクタム)供給契約を締結。1950年から供給を開始。

1950年8月

オークライト工業株式会社(後に東亞樹脂工業株式会社と改称、1973年1月株式会社寺岡製作所と合併のうえ、アロン化成株式会社と改称  現連結子会社)を設立。

1957年11月

徳島工場を新設。

1960年10月

わが国で最初のアクリル酸エステルの企業化に成功。

1963年10月

瞬間接着剤「アロンアルフア」生産開始。

1973年12月

名古屋工場に住友化学工業株式会社(現 住友化学株式会社)との業務提携によるプロピレン法アクリル酸エステル設備完成。

1983年10月

粗アクリル酸供給源として昭和電工株式会社(現 株式会社レゾナック・ホールディングス)と共同出資で大分ケミカル株式会社を設立。

1985年12月

名古屋工場の苛性ソーダ製造方式を、水銀法からイオン交換膜法に転換。

1988年3月

徳島工場の苛性ソーダ製造方式を、隔膜法からイオン交換膜法に転換。

1989年5月

ニューヨーク事務所を現地法人化し、トウアゴウセイ・アメリカ・インクを設立。(現連結子会社)

1989年7月

米国ボーデン社と提携、合弁企業ボーデン・トウアゴウセイ・カンパニーを設立。(現 エルマーズ・アンド・トウアゴウセイ・カンパニー  現持分法適用関連会社)

1991年6月

つくば研究所(後に先端科学研究所と改称)を開設。

1993年1月

トウアゴウセイ・ホンコン・リミテッド設立。(現連結子会社)

1994年7月

東亞合成化学工業株式会社創立50周年を機に社名を東亞合成株式会社と改称。

1995年7月

中国広東省珠海市に当社子会社トウアゴウセイ・ホンコン・リミテッド100%出資の東亞合成(珠海)有限公司を設立。(現連結子会社)

1995年9月

アロン化成株式会社株式を大阪証券取引所市場第二部に上場。

1996年7月

シンガポールにシンガポール・アクリリック・エステル・ピーティーイー・リミテッド(現 トウアゴウセイ・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド  現連結子会社)を設立。

1996年9月

アロン化成株式会社株式を東京証券取引所市場第二部に上場。

 

 

 

2000年3月

アロン化成株式会社株式を東京、大阪両証券取引所市場第一部に上場。

2000年9月

台湾に光硬化型樹脂の販売を目的とする台湾東亞合成股有限公司を設立。(現連結子会社)

2000年12月

台湾に光硬化型樹脂の製造を目的とする東昌化学股有限公司を設立。(現連結子会社)

2001年1月

当社100%出資の東亞テクノガス株式会社に当社工業ガス事業を営業譲渡。(現連結子会社)

2002年7月

鶴見曹達株式会社を完全子会社化。

2003年4月

共栄商事株式会社を存続会社として三省商事株式会社を合併し、株式会社TGコーポレーションと改称。(現連結子会社)

2004年1月

中国江蘇省張家港市に大日本インキ化学工業(現 DIC株式会社)と合弁で光硬化型樹脂の製造・販売を目的とする張家港東亞迪愛生化学有限公司(現 東亞合成(張家港)新科技有限公司  現連結子会社)を設立。

2004年7月

シンガポール・アクリリック・エステル・ピーティーイー・リミテッド(現 トウアゴウセイ・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド)を完全子会社化。(現連結子会社)

2006年10月

高分子凝集剤事業を分割し、三井化学株式会社との合弁会社であるMTアクアポリマー株式会社を設立。(現連結子会社)

2010年6月

三井化学株式会社と合弁でエチレンカーボネートの製造を目的とするMTエチレンカーボネート株式会社を設立。(現連結子会社)

2011年2月

R&D総合センター(後に名古屋クリエイシオR&Dセンターと改称)を開設。

 

2011年7月

アロン化成株式会社を完全子会社化。

2011年11月

アロン化成株式会社がものづくりセンターを開設。

2013年1月

鶴見曹達株式会社および日本純薬株式会社を吸収合併。

2016年8月

トウアゴウセイ・タイランド・カンパニー・リミテッドを設立。(現連結子会社)

2018年7月

アロンカセイ・タイランド・カンパニー・リミテッドを設立。(現連結子会社)

2018年7月

トウアゴウセイ・タイランド・カンパニー・リミテッドの第1期プロジェクトであるアクリルポリマー工場を竣工。

2019年1月

創立75周年を機に企業理念を改定。

2019年10月

トウアゴウセイ・タイランド・カンパニー・リミテッドの第2期プロジェクトであるエラストマーコンパウンド工場を竣工。

2020年10月

高岡創造ラボを開設。

2021年1月

大分ケミカル株式会社を吸収合併。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年12月

東亞合成(張家港)新科技有限公司を完全子会社化。

2023年5月

中国に当社グループ製品の販売・開発および中国グループ会社へのシェアードサービスの提供を目的とした東亞合成(上海)企業管理有限公司を設立。(現連結子会社)

2024年5月

ベトナムに高分子凝集剤を含む当社グループ製品の販売およびテクニカルサービスの提供を目的としたトウアゴウセイ・ベトナム・カンパニー・リミテッドを設立。(現連結子会社)

2024年8月

川崎フロンティエンスR&Dセンターを開設。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金または
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

アロン化成㈱

※1

※3

港区西新橋

4,220

樹脂加工製品

100.0

 

当社製品の一部を販売。役員の兼任3名(内、当社従業員2名)。

トウアゴウセイ・アメリカ・インク

 

米国

千US.$
6,100

接着材料

100.0

 

当社から原料用に製品を供給。当社が原料を一部代理購入。役員の兼任5名(内、当社従業員4名)。

㈱TGコーポレーション

 

港区西新橋

174

その他

100.0

 

当社製品の一部を販売および当社原料の一部を仕入。役員の兼任6名(内、当社従業員6名)。

東亞物流㈱

 

名古屋市港区

16

その他

100.0

 

当社製品の包装充填業務等を委託。工場用土地一部を賃貸。役員の兼任4名(内、当社従業員3名)。

東亞テクノガス㈱

 

名古屋市中区

400

基幹化学品

100.0

 

役員の兼任7名(内、当社従業員7名)。

東亞ビジネスアソシエ㈱

 

港区西新橋

40

その他

100.0

 

当社不動産の管理および事務業務等を委託。土地一部を賃貸。役員の兼任5名(内、当社従業員5名)。

東昌化学股有限公司

 

台湾

千NT.$
15,000

ポリマー・
オリゴマー

51.0

 

当社が販売する一部製品を仕入。役員の兼任3名(内、当社従業員3名)。

東亞興業㈱

 

名古屋市港区

25

その他

100.0

 

当社製品等の輸送を委託。工場用土地一部を賃貸。役員の兼任4名(内、当社従業員4名)。

台湾東亞合成股有限公司

 

台湾

千NT.$
5,000

ポリマー・
オリゴマー

100.0

 

当社製品の一部を販売。役員の兼任5名(内、当社従業員5名)。

アロン包装㈱

 

富山県高岡市

10

接着材料

100.0

 

当社製品の包装充填業務を委託。役員の兼任4名(内、当社従業員4名)。

トウアゴウセイ・シンガポール・ピーティーイー・リミテッド

※1

シンガポール

千S.$
60,571

基幹化学品

100.0

 

当社が販売する一部製品を仕入。役員の兼任3名(内、当社従業員3名)。

 

 

 

名称

住所

資本金または
出資金
(百万円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

東亞合成(張家港)新科技有限公司

 

中国

千RMB
60,891

ポリマー・
オリゴマー

100.0

 

当社が販売する一部製品を仕入。役員の兼任5名(内、当社従業員5名)。

東亞合成(上海)企業管理有限公司

 

中国

1,207

ポリマー・
オリゴマー

100.0

 

当社製品の一部を販売。役員の兼任5名(内、当社従業員4名)。

トウアゴウセイ・ホンコン・リミテッド

 

香港

千HK.$
10,988

接着材料

100.0

 

当社製品の一部を販売。役員の兼任4名(内、当社従業員4名)。

東亞合成(珠海)有限公司

※2

中国

千HK.$
9,188

接着材料

100.0

(100.0)

当社から原料用に製品を供給。役員の兼任5名(内、当社従業員5名)。

トウアゴウセイ・タイランド・カンパニー・リミテッド

※2

タイ

千THB
500,000

ポリマー・
オリゴマー

100.0

(29.5)

当社が販売する一部製品を仕入。当社から資金を借入。役員の兼任4名(内、当社従業員4名)。

アロンカセイ・タイランド・カンパニー・リミテッド

※2

タイ

千THB
208,000

樹脂加工製品

100.0

(99.95)

役員の兼任1名(内、当社従業員1名)。

MTアクアポリマー㈱

 

千代田区鍛冶町

460

ポリマー・
オリゴマー

90.0

 

当社から原料用に製品を供給。工場用土地一部を賃貸。役員の兼任5名(内、当社従業員4名)。

トウアゴウセイ・ベトナム・

カンパニー・リミテッド

 

ベトナム

百万VND
 26,700

ポリマー・
オリゴマー

100.0

 

役員の兼任4名(内、当社従業員3名)。

MTエチレンカーボネート㈱

 

港区西新橋

480

基幹化学品

90.0

 

当社が販売する製品を仕入。当社から資金を借入。役員の兼任3名(内、当社従業員3名)。

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

 

中部液酸㈱

※2

愛知県知多市

480

基幹化学品

30.0

(30.0)

当社から資金を借入。役員の兼任1名(内、当社従業員1名)、転籍2名。

エルマーズ・アンド・
トウアゴウセイ・カンパニー

※2

米国

千US.$
17,626

接着材料

50.0

(50.0)

役員の兼任3名(内、当社従業員3名)。

 

(注) 1  ※1 特定子会社に該当いたします。

2 ※2 ( )内は間接所有割合で内数であります。

3  ※3 アロン化成㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が

         10%を超えております。

主要な損益情報等

(1) 売上高

25,934

百万円

 

(2) 経常利益

1,938

百万円

 

(3) 当期純利益

1,251

百万円

 

(4) 純資産額

38,766

百万円

 

(5) 総資産額

45,926

百万円