人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数127名(単体) 229名(連結)
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平均年齢37.2歳(単体)
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平均勤続年数11.1年(単体)
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平均年収4,730,352円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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(令和7年3月31日現在) |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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精密貼合及び高機能複合材部門 |
66 |
(37) |
環境住空間及びエンジニアリング部門 |
124 |
(25) |
全社(共通) |
39 |
(3) |
合計 |
229 |
(65) |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートは8時間換算)は年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない事業創出本部及び管理本部等に所属しているものであります。
(2)提出会社の状況
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(令和7年3月31日現在) |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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127 |
(42) |
37.2 |
11.1 |
4,730,352 |
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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精密貼合及び高機能複合材部門 |
61 |
(20) |
環境住空間及びエンジニアリング部門 |
27 |
(19) |
全社(共通) |
39 |
(3) |
合計 |
127 |
(42) |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートは8時間換算)は年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない事業創出本部及び管理本部等に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
① 提出会社
当事業年度 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
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全労働者 |
正規雇用 労働者 |
パート・ 有期労働者 |
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4.0 |
0.0 |
61.9 |
69.0 |
87.4 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
② 連結子会社
連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループでは、サステナビリティの取組みを重要な経営課題の一つと位置づけ、その推進体制の強化を図っております。令和4年5月には、代表取締役社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を設置し、マテリアリティ(重要課題)の特定及びその解決に向けた各種施策の審議・実行を進めております。当該委員会では、気候変動対応、サプライチェーン管理、人的資本、人的多様性等に関するサステナビリティ関連のリスク及び機会について、評価・分析を行っており、その結果はリスク管理体制と統合し、経営判断や戦略策定に反映しております。なお、委員会には社外監査役がオブザーバーとして参加しており、独立した立場からの意見・助言を通じてガバナンスの実効性確保に寄与しております。
サステナビリティ推進委員会は年6回開催されており、その活動内容及び進捗状況は、年2回、取締役会に報告されます。取締役会ではこれらの報告を受け、サステナビリティに関する全社的方針やリスク対応策を審議し、経営計画に反映しております。当連結会計年度には、サステナビリティに関する議題が取締役会で計2回審議され、重要施策の進捗確認と是正指示が行われました。また、内部監査室は代表取締役社長の直轄組織として、各部署を対象に内部監査を実施しており、監査内容にはサステナビリティに関連する業務やリスク対応等が
含まれております。内部監査室長は取締役会等の会議体に出席可能である旨社内で規定されており、必要に応じて監査結果を共有することで、ガバナンス体制の強化に努めております。今後も、サステナビリティに関連する取組みの透明性と実効性を確保し、継続的な改善に努めてまいります。
(2)戦略
① サステナビリティに関する戦略
当社は持続的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現に向けて、サステナビリティ基本方針を策定し、取組むべきマテリアリティを特定いたしました。
(a)サステナビリティ基本方針
a.基本的な考え方
当社は、「創業の精神」及び「グループ経営理念・環境理念」に基づき、サステナビリティを企業経営の根幹に据えております。これらの理念とSDGsの基本的な考え方は親和性が高く、当社は持続可能な社会の実現に貢献することが、長期的な企業価値の向上にもつながると考えております。
特に、気候変動対策(SDGs目標13)、産業・技術革新(SDGs目標9)、クリーンエネルギー(SDGs目標7)等、当社の事業との関連性が高い課題に注力し、これらを経営戦略の一部として取組んでおります。サステナビリティは一過性の活動ではなく、経営と一体となった継続的な取組みであるべきと認識しており、代表取締役社長をはじめとする経営陣がその推進を主導しております。今後も、全てのステークホルダーと対話を重ねながら、社会課題の解決と企業価値の両立を図ってまいります。
b.推進体制
サステナビリティ課題のうち、当社グループの事業と関連性が高い課題をマテリアリティとして特定し、企業運営に反映させます。なお、マテリアリティは必要に応じて、サステナビリティ推進委員会が見直し、取締役会への報告を行います。
個別のサステナビリティ課題についての目標と取組み進捗状況については、取締役会がモニタリングを行います。
(b)特定したマテリアリティ
当社のサステナビリティ基本方針に基づき、近年の社会環境の変化、社会的要請を踏まえ、更なる企業価値の向上を推進するため、事業活動と社会課題の関連性を明確にし「事業活動を通じた取組み」及び「持続可能な社会」の実現に資する重要課題として、下記4項目を特定いたしました。
マテリアリティ |
当社の目指す方向性 |
主な取組み事例 |
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地球環境への貢献
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・廃棄物排出量低減 ・再生可能エネルギーの活用 ・廃棄物のリサイクル促進 ・グリーン購入の推進 ・CO2排出量の削減 |
・3Rの向上 ・太陽電池モジュールの活用 ・環境配慮型材料の提案とグリーン商品の購入促進 ・エシカル消費の推奨 ・ISO14001の認証取得継続 |
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責任ある供給体制の構築
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・ICTによる事業活動の最適化と改善 |
・社内におけるDX推進 (生産管理システム、在庫管理システム等の拡充) |
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ステークホルダーとのパートナーシップ
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・企業間パートナーシップの構築 ・地域社会との共生と社会貢献の推進 |
・お取引先企業様とSDGsに関わるテーマについて活動 ・近隣地域の雇用創出やボランティア活動推進 |
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魅力ある職場の実現
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・社員の健康増進と安心安全な労働環境の確保 ・ワークライフバランスの推進 |
・健康維持と健康増進の促進、検診率向上 ・働き方改革の推進 |
② 人的資本に関する戦略
当社グループでは、「人は財なり、財は人作りなり」との創業精神のもと、人的資本を中長期的な企業価値の源泉と位置づけ、人材育成と多様性の確保に戦略的に取組んでおります。現在、グループ業容の拡大に向けた転換期にある中、人材の確保・育成・定着は最重要課題と認識しており、採用の多様化(女性、外国人、中途採用者の積極登用)を通じて、組織の柔軟性とイノベーション創出力の向上を図っております。育成面では、階層別研修、次世代リーダー育成プログラムを展開しており、令和7年度には研修参加率90%以上を目標としております。また、社内環境整備として、相談窓口の設置、健康経営施策(健康診断受診率100%)等を通じ、働きがいと心理的安全性の両立を目指しております。今後も、人材を「資源」ではなく「資本」と捉え、一人ひとりの可能性を最大限に引き出す職場づくりと投資を継続し、持続可能な成長に貢献してまいります。
(3)リスク管理
当社グループは、サステナビリティ課題への対応を企業の存続と成長に直結する重要な経営リスクと捉えており、当該リスクの管理・統制体制を整備しております。
特に、気候変動・人的資本・サプライチェーンの倫理・ガバナンス不備等、財務・非財務双方に重大な影響を及ぼす可能性のあるサステナビリティ関連リスクについては、マテリアリティとして特定のうえ、代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ推進委員会が中心となり、年1回以上の頻度でリスクの重要性と発生可能性を評価しております。その結果は、取締役会に報告されるとともに、事業戦略や資本配分にも反映されております。必要に応じてマテリアリティを見直す体制も整備し、リスクの変化に迅速に対応できる仕組みを構築しております。
また、重大リスクについてはBCP(事業継続計画)との整合も取りつつ、対応策や責任部署を明確化し、予防・軽減・回復策を策定しております。今後も、リスクを単なる回避対象ではなく、機会としても捉え、持続的成長に資する経営の強靭性強化に取り組んでまいります。
(4)指標及び目標
① サステナビリティに関する指標及び目標
当社グループは、サステナビリティに関する各取組の進捗を適切に管理・評価するため、環境、社会、ガバナンスの各領域において、定量的及び定性的な指標を設定し、その目標達成に向けた活動を推進しております。環境分野では令和12年度までにスコープ1・2のCO2排出量を平成25年度比で46%削減することを目標としており、省エネ投資の推進や再生可能エネルギーの導入を進めております。また、廃棄物排出量の低減目標として、令和12年度の排出量を令和3年度比で10%削減、令和12年度廃棄物リサイクル率60%の達成を目標としております。各指標の進捗状況は、サステナビリティ推進委員会において半期ごとに評価・検証され、取締役会に報告されます。必要に応じて目標の見直しや新たな課題設定を行い、継続的な改善サイクルを構築しております。
② 人的資本に関する指標及び目標
当社グループでは、上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は次のとおりであります。
指標 |
対応施策 |
目標 |
実績(当事業年度) |
中核人材採用 |
マネジメント総合職制度の採用 |
2人 |
- |
採用数 |
リファラル採用制度の活用、採用チャネルの強化 |
10人 |
7人 |
なお、当該指標及び目標につきましては、提出会社のものを記載しております。当社グループ会社につきましてはグループ化して日が浅いこと、また立地の地域特性等があるため、今後連結グループとして開示するための体制構築と指標作成を検討しております。現在、連結子会社における具体的な数値の算定、モニタリングを継続して実施しております。