2025.12.09更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: INTEGRATED REPORT 2025

サマリ

ツムラは医療用漢方のリーディングカンパニー。原料生薬の調達から製造・品質・エビデンス構築まで一気通貫のバリューチェーンを強みに、KAMPOmics®や「漢方診断サポートシステム」で診療の標準化と個別化治療を同時に進める。中国では飲片を核に生薬・製剤プラットフォームを拡張し、多柱化で成長軌道を描く。

目指す経営指標

・2027年度:売上高2,340億円/営業利益430億円/ROE8%を目標とする。
・2031年度:ROE10%以上を目標。
・2031年度:DOE(株主資本配当率)5%水準の到達を目指す。
・国内事業:売上高CAGR約4.5%を目指す。
・中国事業(生薬プラットフォーム):飲片中心に売上高CAGR30%以上を目指す。
・(非財務)労働生産性2倍以上の実現に向け進捗を監督。

用語解説

■KAMPOmics®
漢方の効果や体質差を、遺伝子・代謝物・腸内環境など多面的なデータで解析し、処方選択や新しい知見の発見に活かすための研究アプローチです。

■漢方診断サポートシステム
医師の問診情報や検査データなどを基に、漢方処方の候補を提示して診療を支援するツールで、処方のばらつきを減らしつつ個別化も狙います。

■飲片
生薬を刻んだり適切な大きさに加工した調剤用の素材で、煎じ薬の原料として中医薬の現場で日常的に用いられます。

■TSUMURA VISION “Cho-WA” 2031
2031年を見据え、伝統と科学を調和させて漢方の価値を最大化することを掲げた長期ビジョンで、事業・人材・研究の方向性を示す指針です。

■PHC(個別化ヘルスケア)
一人ひとりの体質や症状に合わせて、最適な漢方治療やケアを提供する考え方で、データに基づく処方最適化を重視します。

■PDS(未病の科学化)
「病気になる前の段階」を科学的に捉え、指標化・可視化して早期介入につなげる取り組みで、研究と臨床実装を両輪で進めます。

■PAD(潜在能力開発)
人と組織の眠っている力を引き出し、価値創出につなげるための人材・組織開発の方針を指します。

■未病三防
「未病を発見し、進行を防ぎ、再発を防ぐ」という三つの観点で健康状態を管理するアプローチで、研究・診療・日常ケアを連携させます。

■イントロン・リテンション
遺伝子のメッセンジャーRNAに本来取り除かれるイントロンが残る現象で、体の状態や疾患リスクの手がかりになる可能性がある生体分子の変化です。

■診療領域基本処方
特定の診療領域でエビデンスや臨床経験に基づき、まず検討すべき代表的な漢方処方群のことで、医師の処方判断の共通土台になります。

■多柱化
収益源を一つに依存せず、国内の医療用漢方、中国の飲片・製剤など複数の柱で事業ポートフォリオを構成する成長戦略です。

■生薬プラットフォーム
原料の栽培・調達、品質評価、加工、供給までを一体で運用する基盤のことで、安定供給と品質保証を両立させます。

■「一人ひとりの、生きるに、活きる。」
同社のパーパス(存在意義)を表す言葉で、個々の生活や体質に寄り添い、漢方の力で日々のコンディションを前向きに整える姿勢を示します。

■中将湯
創業期から扱う婦人薬の代表製品で、女性特有の不調に配慮した処方を特徴とし、同社の漢方事業の原点として位置づけられます。
2025年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

1893年4月

個人経営の中将湯本舗 津村順天堂を創立。

1936年4月

東京都中央区に株式会社津村順天堂を設立、個人経営の業務を引継ぎ、婦人薬中将湯、浴用剤バスクリン等の製造販売を開始。

1962年12月

防疫用農薬を製造販売する津村交易株式会社を吸収合併。

1964年4月

静岡工場建設、目黒工場より移転。

1976年9月

医療用漢方製剤が健康保険に採用、薬価収載され発売。

1980年11月

東京証券取引所市場第二部に上場。

1982年9月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

1983年7月

富士枝急送株式会社(現・連結子会社、株式会社ロジテムツムラ)に出資。

1983年10月

茨城工場を新設、研究所を同工場敷地内に移転。

1986年8月

東京都千代田区へ本社を移転。

1988年10月

株式会社ツムラに商号変更。

1991年3月

深セン津村薬業有限公司(現・連結子会社)を設立。

2001年7月

上海津村製薬有限公司(現・連結子会社)を設立。

2001年8月

TSUMURA USA, INC.(現・連結子会社)を設立。

2005年10月

連結子会社であった日本生薬株式会社を吸収合併。

2007年5月

東京都港区へ本社を移転。

2008年8月

家庭用品事業を売却。

2009年7月

株式会社夕張ツムラ(現・連結子会社)を設立。

2016年12月

津村(中国)有限公司(現・連結子会社)を設立。

2018年3月

津村盛実製薬有限公司(現・連結子会社 2021年4月より天津津村製薬有限公司に社名変更)を設立。

2018年6月

平安津村有限公司(現・連結子会社)を設立。

2019年4月

平村(深セン)医薬有限公司(現・連結子会社)を設立。

2020年3月

天津盛実百草中薬科技有限公司(現・連結子会社 2020年8月より平安津村薬業有限公司に社名変更)の持分を取得。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は

出資金

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

当社との関係内容

役員の兼任

事業上の関係

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

株式会社ロジテムツムラ

静岡県藤枝市

百万円

250

医薬品事業

100.0

製品の運送及び保管

株式会社夕張ツムラ

北海道夕張市

百万円

80

医薬品事業

25.0

[75.0]

原料生薬の栽培・調達・選別加工及び保管、資金援助

津村(中国)有限公司

(注)2

中国上海市

千人民元

2,528,993

医薬品事業

100.0

当社グループの中国における地域統括、資金援助

深セン津村薬業有限公司

(注)2

中国深セン市

米ドル

50,440,000

医薬品事業

100.0

原料生薬の調達・選別加工・保管及び販売、資金援助

平村(深セン)医薬有限公司

中国深セン市

千人民元

10,000

医薬品事業

100.0

(100.0)

上海津村製薬有限公司

(注)2

中国上海市

米ドル

36,200,000

医薬品事業

63.0

(63.0)

漢方エキス粉末の製造及び販売

天津津村製薬有限公司

(注)2

中国天津市

千人民元

934,000

医薬品事業

100.0

(100.0)

漢方エキス粉末の製造及び販売、資金援助

平安津村有限公司

(注)2

中国上海市

千人民元

1,705,000

医薬品事業

56.0

(56.0)

事業統括

平安津村薬業有限公司

(注)2

中国天津市

千人民元

174,201

医薬品事業

80.0

(80.0)

事業統括

盛実百草薬業有限公司

(注)2

中国天津市

千人民元

118,208

医薬品事業

97.7

(97.7)

原料生薬の調達・選別加工・保管及び販売、資金援助

白山林村中薬開発有限公司

中国白山市

千人民元

30,000

医薬品事業

100.0

(100.0)

原料生薬の栽培・調達・選別加工及び保管

TSUMURA USA, INC.

米国カリフォルニア州

米ドル

1,261,328

医薬品事業

100.0

米国における医薬品開発

その他3社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。

2 特定子会社に該当しています。

3 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

4 議決権の所有割合の[ ]内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数となっています。

5 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数です。