2025年11月期有価証券報告書より
  • 社員数
    1,854名(単体) 7,563名(連結)
  • 平均年齢
    44.5歳(単体)
  • 平均勤続年数
    19.7年(単体)
  • 平均年収
    7,015,490円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2025年11月30日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

日本

3,207

米州

1,320

欧州・アフリカ

1,172

アジア

1,864

合計

7,563

 

(注) 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であります。

 

(2) 提出会社の状況

2025年11月30日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

1,854

(

134

)

44.5

19.7

7,015,490

 

(注) 1  従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。

2  臨時雇用者数(嘱託契約の従業員、人材会社からの派遣社員及び期間社員を含む。)は、年間平均人員を(  )外数で記載しております。

3  平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4  提出会社のセグメントの名称は日本であります。

 

(3) 労働組合の状況

1  名称

オーエスジー労働組合

 

当社の労働組合は産業別労働組合ジェイ・エイ・エムに加盟しております。

2  組合員数

1,719人(2025年11月30日現在)

3  労使関係

会社と労働組合との間には、特記すべき事項はありません。

 

なお、連結子会社の一部は、それぞれ企業内組合を結成しておりますが、労使関係について特記すべき事項はありません。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注1)

全労働者

正規雇用労働者

パート・

有期労働者

4.5

38.2

73.6

74.4

80.6

 

(注) 1「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 ② 連結子会社

当事業年度

名称

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注)

男性労働者の

育児休業取得率(%)(注)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

日本ハードメタル㈱

0.0

50.0

50.0

0.0

77.7

78.0

138.2

オーエスジー
コーティングサービス㈱

0.0

大高精工㈱

0.0

三和精機㈱

7.1

 

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであ

      ります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) サステナビリティ全般への取り組み

当社グループは、独自の高付加価値な製品とサービスを通じて、世界中のサステナブルなモノづくり産業に貢献するエッセンシャル・プレーヤーとして、社会の持続的な発展に寄与することを目指しております。

 

(ガバナンス)

当社はサステナビリティ委員会を設置しており、委員長である社長が監視、監督責任を持っております。ESGに関連した課題や、方針やビジョンの徹底、重要施策などについて審議し、活動状況を定期的に取締役会へ報告しております。サステナビリティ推進のための施策は、サステナビリティ委員長である社長の決定の下、各組織の部門長(ESG責任者)及び推進担当者が実行しております。

 


 

当事業年度に係るサステナビリティ委員会開催状況

日付

主な報告事項等

2025年4月10日

カーボンニュートラルへの取り組み進捗報告(カーボンフットプリント算定)

2025年7月10日

カーボンニュートラルへの取り組み進捗報告(Scope2の生産との関連と今後の指標)

2025年10月9日

カーボンニュートラルへの取り組み進捗報告(今後の見通しと再生プラスチックケースの

導入検討)

2026年1月8日

カーボンニュートラルへの2025年度取り組み報告及び2026年度計画

 

 

 

(戦略)

当社グループは、企業価値の持続的な向上を目的として、サステナビリティ基本方針に基づき、優先的に取り組むべき4項目のマテリアリティ(重要課題)を特定しております。これらの課題の達成に向けて具体的な施策を推進するとともに、社会・経済情勢の変化に応じて必要な取り組みを検討・実行しています。また、中期経営計画に掲げるESG経営の推進については、マテリアリティと連動させ、当社の経営目標として位置付けたうえで、全社的な取り組みを進めております。

 

マテリアリティ

重点テーマ

取り組み

事業を通じた

モノづくり産業

への貢献

主力製品タップのグローバルシェア拡大

・ 高品質・高付加価値な製品シリーズの

  グローバル展開

事業ポートフォリオの最適化

・ 微細・精密向け市場の開拓

新規事業、アフターサービス事業拡大

・ 再研磨・コーティング事業のグローバル展開

人財の尊重と活躍

できる環境の整備

従業員エンゲージメントの向上

・ 働きやすい環境・制度の推進

・ 安全健康経営の推進

人財の能力向上と戦略的な人員配置

・ 次世代リーダー・経営リーダー育成

・ プロフェッショナル人財の活躍推進

多様性の尊重

・ 女性・障がい者の活躍推進

・ 人権の尊重

持続可能な地球

環境への貢献

カーボンニュートラルの実現

・ 運用改善・省エネ機器導入

・ オンサイト・オフサイトPPAの導入/CO2フリー

  電力購入

ユーザーの環境負荷低減

・ 環境に配慮した新製品の開発

持続的成長を実現

するガバナンス

体制の維持・強化

コーポレート・ガバナンス体制の確保

・ 業務執行の監督機能の強化

・ 実効性の高い執行体制の構築

グループ・ガバナンス体制の構築

・ 関係会社管理規程によるグループ・ガバナンス

  の強化

リスク・コンプライアンス管理の徹底

・ 情報セキュリティ対策の強化

・ 事業継続計画の策定と定期的な防災訓練の実施

 

 

マテリアリティ特定のプロセス

STEP1

中長期的な企業価値向上のための

課題抽出

企業理念である「地球会社」として、事業を通じたモノづくり産業への貢献、環境及び社会課題の解決のため、中長期的な企業価値向上に重大な影響を与える可能性の高い課題を抽出しました。過去のマテリアリティ分析、国際フレームワークなどを活用し、課題抽出を行っております。

STEP2

課題の重要度評価・分析

STEP1で抽出した課題を「ステークホルダーの重要度」と「オーエスジーグループの重要度」の2軸で評価・分析し、特にオーエスジーグループの事業に影響度の高い課題を優先順位付けしました。

STEP3

マテリアリティ及び取り組みと

目標の設定

STEP2の課題の評価・分析の結果、最重要課題として計4項目のマテリアリティを特定しました。

また、それぞれのマテリアリティごとに重点テーマを設定し具体的な活動に反映させるために目標を設定しています。目標に対する取り組みの進捗状況は適時開示してまいります。

STEP4

マテリアリティの審議・承認

STEP3で特定したマテリアリティは、サステナビリティ委員会で審議・承認を行った後、中期経営計画で掲げるESG経営の推進にも極めて重要な課題及び指標であることから、事業成長のために取り組むべき課題として経営層による審議のうえ、承認を受けています。

 

 

(リスク管理)

当社グループでは、事業活動において発生しうるリスクの防止、発生したリスクの対応及びリスク管理のための体制の整備を行い、業務の円滑な運営に努めております。

企業経営の透明性、公平性を高めるために迅速な情報開示に取り組むとともにグループ経営の健全性の確保と企業倫理確立のためのリスク管理体制の整備を図るため「リスク管理規定」を制定しています。また、当該「リスク管理規定」により、リスク管理を効果的かつ効率的に実施するための「リスク及びコンプライアンス管理委員会」を設置し、リスク管理に対する基本方針及び体制の策定、各リスクの重大性、緊急性等の評価に応じた対策の検討及び決定等の必要な措置を速やかに講じております。

 

(指標と目標)

各マテリアリティに関する目標は以下のとおりです。

マテリアリティ

重点テーマ

目標

事業を通じた

モノづくり産業

への貢献

主力製品タップのグローバルシェア拡大

グローバルタップシェア40%

事業ポートフォリオの最適化

微細・精密加工向け売上高比率30%

新規事業・アフターサービス事業拡大

再研磨・コーティング売上高比率15%

人財の尊重と活躍

できる環境の整備

従業員エンゲージメントの向上

・有給休暇取得率:毎年80%以上を維持

・男性育児休業取得率 (1ヶ月以上):

 2027年 50%、2030年 75%

・女性育児休業取得率:100%継続

・安全衛生優良企業の継続認定

・健康経営優良法人の継続認定

人財の能力向上と戦略的な人員配置

・次世代リーダー育成プログラムの制定

・人財データプラットフォームによる人財活用

多様性の尊重

・女性役職者比率(係長以上):

 2026年 7%、2030年 10%

・障がい者雇用率:法定雇用率達成を維持

・OSG人権方針及び企業倫理綱領に沿った

 人権教育の実施とリスク管理

持続可能な地球

環境への貢献

カーボンニュートラルの実現

CO2排出量削減(2024年対比)(連結)

 2030年 20%削減

 2040年 50%削減

 2050年 カーボンニュートラル達成

ユーザーの環境負荷低減

エコプロダクツ(環境に配慮した製品開発)

毎年の評価点40点以上(注)

持続的成長を実現

するガバナンス

体制の維持・強化

コーポレート・ガバナンス体制の確保

・取締役会の多様性の維持

・取締役会実効性評価の継続実施とその結果の

 フィードバックによる課題認識と解決

グループ・ガバナンス体制の構築

・レポーティング・モニタリング体制の整備

・ガバナンス整備のためのアセスメント

リスク・コンプライアンス管理の徹底

・重大な情報セキュリティ事故の発生件数ゼロの

 実現

・被害を最小限にするための事業継続計画の浸透と

 対策の追求

 

(注)エコプロダクツの評価基準(満点60点)は、業界団体「日本機械工具工業会」で定めた基準を採用しております。

 

(2) 気候変動への取り組みとTCFDへの対応

当社グループにとって気候変動は事業の持続的成長に影響を与える重要課題であると認識しています。2021年10月に賛同したTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言を踏まえ、気候変動シナリオ分析に着手し、以下の枠組みで取り組みを進めています。

TCFDへの賛同を表明し、気候変動による事業影響への適応に努めるとともに、脱炭素社会の実現に向けた事業活動を推進しています。具体的には、温室効果ガス排出量の削減に取り組み、営農型オフサイトPPAにより年間約4,000トン、新城工場でのオンサイトPPAにより年間約305トンのCO2排出量を削減しています。さらに、CO2フリー電力の購入を進め、再生可能エネルギーの活用を促進しています。

 

(ガバナンス)

当社は、リスク及びコンプライアンス管理委員会にて、気候変動リスクをはじめとした当社全体のリスクについて、事業への影響度をもとに優先度を評価しております。気候変動に関するリスク・機会のモニタリングについては、サステナビリティ委員会、リスク及びコンプライアンス管理委員会、安全衛生委員会が連携して進めております。

 

(戦略)

異なるシナリオ(1.5℃シナリオ、4.0℃シナリオ)を選定し、国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)や、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change)の情報を参考にリスク、機会及びその対応について検討を行いました。

 

リスクとその対応策

 

タイプ

小分類

リスク

影響度

対応策

移行リスク

政策・

法規制

GHG(温室効果ガス)

排出に関する規制の強化

炭素税等による製造・
開発・生産・調達コストの増加

CO2排出量の削減目標の設定、

オフサイト・オンサイトPPAの導入、

工場でのCO2フリー電力購入、

エコファクトリー推進(自社製工作機械のエネルギー効率化、設備の運用改善、エネルギー使用量の視える化)

化石燃料発電への規制強化

化石燃料発電関連の工具需要減、開発・製造コストアップ

ターゲット市場の変更に合わせた製造品目の見直し

技術

再エネ、省エネ技術の普及

開発・製造コストの増加

再エネ市場動向の注視、コスト増加を抑制するための設備等の調査検討

市場

環境負荷の少ない製品への移行

環境に配慮できていない
製品・サービスの売上減少

環境配慮型切削工具の開発

EV化、燃料電池車の拡大

ガソリン車向けの工具需要減少

ガソリン車以外のマーケットに向けた開発、設計リソース投入

評判

顧客、投資家の変化

非財務情報の開示不足による企業価値低下、受注機会喪失

積極的な情報開示、CDP(Carbon

Disclosure Project)質問書への回答

環境に配慮できていない

事業の規模縮小

事業ポートフォリオの最適化

資金調達コストの増加

ESG/SDGs評価型融資の導入

物理リスク

急性

異常気象の激甚化

サプライヤー見直しによる調達コストの増加

サプライヤー全体でのBCP検討

(調達先の自然災害リスク、物流リスク、原料調達リスク把握等)

サプライヤーの被災による資材調達難、生産停止、生産遅延

サプライヤーの多角化

自社工場の被災による生産設備の損傷、生産停止、生産遅延、有害物質の流出

BCP策定・見直し、具体的な設備対策、生産拠点の分散化、有害物質等の管理徹底

慢性

平均気温の上昇

空調エネルギーの増加

高効率空調機の導入

従業員の労働環境悪化

工場における省人化・自動化推進(自動測定・自動包装)、安全健康経営推進、工場内温熱環境の改善

電力、水不足による生産停止

自社発電設備、蓄電池の導入、工場・事務所での電力・水の使用量低減

 

(注)時間軸については、2030~2050年を想定しています。

 

 

機会とその対応策

 

タイプ

小分類

機会

影響度

対応策

移行リスク

政策・法規制

GHG排出に関する規制の強化

炭素税を加味した投資回収年数(ICP)の整理による投資ハードルの低下

インターナルカーボンプライシングの導入

技術

再エネ、省エネ技術の普及

再エネ、省エネ技術に関する工具の需要増加

省エネ設備、再エネ関連向け工具の開発、販売拡大

市場

再生可能エネルギーの拡大

太陽光発電パネル・洋上風力の開発などのエネルギー事業の需要増加

蓄電池、再エネ、水素関連向け工具の開発、販売拡大

環境負荷の少ない製品への移行

長寿命製品の需要拡大

長寿命製品の更なる品質強化、開発、販売拡大
加工時間短縮、加工能率アップを可能とする工具の開発

EV化、燃料電池車の拡大

電池開発促進による精密な金型加工の需要増加

微細・精密加工分野の販売拡大

EV充電器、蓄電池の需要増加

EV充電器、蓄電池向け工具の開発加速

半導体、コネクタ、電子部品市場増加による微細・精密加工用工具の需要拡大

微細・精密加工用工具の開発、投資拡大、販売増強

評判

顧客、投資家の変化

積極的な情報開示によるステークホルダーからの評価向上

更なる積極的な情報開示

物理リスク

急性

異常気象の激甚化

自然災害発生時の防災関連製品やサービス等の需要増加

防災関連向け工具の開発

 

(注)時間軸については、2030~2050年を想定しています。

 

 

(指標と目標)

当社グループは、気候変動への対応として、中期経営計画において以下の目標を掲げています。環境に配慮した新製品の開発によるお客様の環境負荷低減をはじめ、省エネの運用改善によるScope1、2の排出削減、Scope3の算定、さらに主力製品のカーボンフットプリント算定を進め、CO2排出量の削減に取り組んでまいります。

CO2排出量削減に関しては、当社グループ全体での目標を新たに設定し、国内グループ会社に対して気候変動に関する研修及び方針説明を実施しました。具体的な削減計画として、2030年度において2024年度比で20%削減することを目標に設定し、当該計画に基づく取り組みを着実に実行してまいります。

重点テーマ

目標

2025年度実績

2026年度行動計画

カーボンニュートラルの実現

CO2排出量削減(2024年対比)

2030年 20%削減

2040年 50%削減

2050年 カーボンニュートラル

       達成

・CO2排出量削減指標の見直し

・主力製品のカーボンフット

 プリント算定

・CO2排出量の算定精度向上に

 向けたシステム整備

新工場建設に合わせた再生

 可能エネルギー導入に向け

 た試算及び検討

・CO2排出量 4%削減

 (2024年対比)

・Scope3算定

カーボンフットプリントの

 可視化及び開示ルール検討

・再生可能エネルギーの導入

 準備

ユーザーの環境

負荷低減

エコプロダクツ(環境に配慮した製品開発)

毎年の評価点40点以上

エコプロダクツ 評価点43点

エコプロダクツ 評価点43点

 

 

<CO2排出量削減ステップ>

中期経営計画 Stage2

(2025-2027)

中期経営計画 Stage3

(2028-2030)

・Scope3算定

・国内販売主力製品のカーボンフットプリント算定

・CO2排出量 20%削減(2024年対比)(連結)

・SBT(Science Based Targets)認定取得

・再生可能エネルギーの導入によるCO2排出量削減

 

 

 


 

(3) 人的資本への取り組み

(戦略)

当社グループは「地球会社」の企業理念のもと、グローバルな視点で持続可能な成長を追求しています。先行き不透明な環境において、企業の発展には「変化に対応できる人財」、そして「挑戦・成長し続ける人財」の存在が不可欠です。人財育成の強化、多様なキャリア機会の提供、挑戦を後押しする企業文化の醸成に取り組んでおります。このような人財が活躍できる環境を整備するため、「人財の尊重と活躍できる環境の整備」をマテリアリティとして掲げ、長期的な人的資本戦略を推進しています。以下の3つの重点テーマを柱に強い組織づくりを進めてまいります。

 

① 従業員のエンゲージメントの向上

当社グループは、「社員のウェルビーイングを追求し、社員・家族・お客様・地域・社会・地球の豊かな未来づくりに貢献する」をスローガンに、社員が働きやすさと働きがいを感じながら挑戦し続けられるよう、社内コミュニケーションの活性化を進めるとともに多様な働き方を支援し、成長意欲を引き出す企業文化を醸成します。

その一環として、ワークライフバランスの推進に取り組んでおります。特に男性育児休業取得率の向上を目標に掲げ、社員が取得しやすい環境づくりに注力しております。具体的には、男性育児休業の対象社員に対する意向確認の実施や個別相談、育児休業に関する情報の社内周知等を行っております。

また、安全健康経営を宣言し、安全と健康の両面から社員のウェルビーイングに繋がる取り組みを行っております。産業医・カウンセラー・ヘルススタッフによる健康相談窓口の設置、バランスの取れた健康な食事の提供など、社員の健康管理のサポートに注力しております。また、「健康ミッション25」と題し、喫煙率及びメタボリックシンドローム率において2025年度定期健康診断で両比率ともに25%以下を目標に、各事業所にて健康施策を立案、実施し、社員の健康意識向上に繋げました。安全衛生面においても、リスクアセスメント活動や安全衛生教育等を実施し、社員の安全に対する意識の向上に努めております。この結果、2025年度においても、昨年度に引き続き健康経営優良法人ホワイト500(経済産業省)に認定されました。

 

② 人財の能力向上と戦略的な人員配置

当社グループは企業価値の最大化に向けて、人財の育成を重要な経営目標のひとつと位置づけ、自己啓発や挑戦を尊重する組織風土を目指しております。社員一人ひとりが自身の可能性を広げ、持続的な企業成長に貢献できるよう、研修制度の充実やキャリア支援を強化していきます。また、適材適所の人員配置を通して、個々の能力が最大限に発揮される環境を整えていきます。

中期経営計画では、従来の常識にとらわれず、自らに限界を設けることなく挑戦する姿勢を示すスローガンとして「Beyond the Limit」を掲げています。その実現に向けて、人財のスキルや能力を明確にする「視える化」、率直に意見を伝え合う「言える化」、そして多様な意見に真摯に耳を傾ける「聴ける化」を推進し、適材適所における能力発揮を目指します。

 

③ 多様性の尊重
<女性・障がい者の活躍推進>

当社グループは、国籍、性別、人種、障がいなどの有無に関わらず、多様な人財がそれぞれの個性を活かし、能力を十分に発揮できるよう「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進をテーマに働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。グローバル企業として、多様な価値観や経験を持つ人財が協働し、イノベーションを生み出せる環境を構築します。

女性活躍推進に注力し、一人でも多くの女性リーダーが誕生し活躍できるよう、積極的な女性の採用、女性活躍に関する実態・意識の把握や開示、柔軟な考えを今後のESG経営に活かせる風土づくりを行ってまいります。目標として、2030年において女性役職者比率(係長以上)10%を掲げております。

また、障がい者雇用の取り組みも積極的に進めております。2022年12月に特例子会社「オーエスジーアクティブ㈱」を設立しました。障がいのある方が一人でも多く、その適性と症状に応じて社会で活躍できるように作業範囲拡大など整備してまいります。

その他、フレックス勤務制度、カムバックエントリー制度を制定し、従業員の柔軟な働き方をサポートする制度を整えています。

 

<人権の尊重>

当社グループ及び全社員は、国内外を問わず、人権を尊重し、関係法令・国際ルール及びその精神を遵守するとともに、社会的良識をもって持続可能な社会の創造に向けて自主的に行動します。また、人種、信条、肌の色、性別、宗教、国籍、言語、身体的特徴、財産、出身地等の理由で嫌がらせや差別を受けない健全な職場環境を確保します。

主な取り組みとして、新入社員研修や外部講習会を通じて人権意識の向上を行い、社内報では人権課題を取り上げることで労働環境における課題の発生防止に努めております。また、従業員のハラスメントに関する相談・苦情等に対応する専用窓口を設置しております。

 

(指標と目標)

重点テーマ

目標

2025年度実績

2026年度行動計画

従業員エンゲージメントの向上

・有給休暇取得率:

 毎年80%以上を維持

・男性育児休業取得率

 (1ヶ月以上):

 2027年 50%

 2030年 75%

・女性育児休業取得率:

 100%継続

・有給休暇取得率:82.1%

・男性育児休業取得率:38.2%

・女性育児休業取得率:100%

・男性育児休業取得の実態把

 握と目標の見直し

・育児休業規程及び介護休業規

 程の改定

・男性育児休業取得の実態調査

 の実施及び目標値の再検討

・社内規程の見直し等の検討

・安全衛生優良企業の

 継続認定

・健康経営優良法人の

 継続認定

健康経営優良法人2025

ホワイト500に認定

健康経営優良法人の継続認定

人財の能力向上と戦略的な人員配置

次世代リーダー育成プログラムの制定

・職制マネジメント研修の実

 施(年2回)

・次世代リーダー育成プログラ

 ムの設計

・職制マネジメント研修の継続

・次世代リーダー育成体制の 

 確立

人財データプラットフォームによる人財活用

人財基盤データの整備と

視える化

人財データ定義の明確化

多様性の尊重

・女性役職者比率(係長以上):

 2026年 7%

 2030年 10%

・障がい者雇用率:

 法定雇用率達成を維持

・女性役職者比率(係長以上):

 6.6%

・障がい者雇用率:

 2.7%(法定雇用率達成)

・女性役職者比率(係長以上):

 7%

・障がい者雇用率:

 法定雇用率達成を維持

OSG人権方針及び企業倫理綱領に沿った人権教育の実施とリスク管理

・全社員向けのハラスメント

 教育の実施

・ハラスメントに対する周知

 徹底と啓蒙活動

ハラスメントのない職場

 づくりに向けた周知と意識

 向上の推進

・人権デューデリジェンスの

 リスクアセスメントの実施

 

(注)上記指標に関して、当社においては指標のデータ管理とともに、具体的な取り組みが行われているものの、連結グループすべての会社で実施しているものではないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、指標に関する目標及び実績は、提出会社のみを対象として記載しております。今後は、グループ単位の指標及び目標の設定・開示も検討してまいります。