2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

紙工機械 防衛機器 受託生産 その他
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
紙工機械 2,695 14.6 -23 -1.1 -0.9
防衛機器 14,191 76.7 2,101 96.4 14.8
受託生産 1,113 6.0 79 3.6 7.1
その他 502 2.7 22 1.0 4.4

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社3社(関東航空計器㈱、㈱イッセイ、㈱イシメックス)及びその他の関係会社レンゴー㈱の計5社で構成され、段ボール製函印刷機械等の「紙工機械」、機雷、航空機用電子機器等の「防衛機器」、他社から各種機械の生産を受託する「受託生産」の製造販売を主な事業内容としております。
 

当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。なお、セグメントと同一の区分であります。
 

(紙工機械)

当社がレンゴー㈱などへ製造販売するほか、㈱イッセイは紙工機械の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは紙工機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。
 

(防衛機器)

当社及び関東航空計器㈱が製造販売するほか、㈱イッセイは防衛機器の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは防衛機器に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。
 

(受託生産)

当社が生産を受託するほか、㈱イッセイは各種機械の機械加工部品の製造の一部を行っております。㈱イシメックスは各種機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。
 

(その他)

当社及び関東航空計器㈱が製造販売するほか、㈱イッセイは各種機械の機械加工部品の製造の一部を主に行っております。㈱イシメックスは各種機械に内蔵する制御盤等電装関係部品を製造しております。

 

以上の事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 


 

業績状況

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 経営成績の状況

当社グループの当連結会計年度における受注高は137億32百万円(前連結会計年度比35.5%減)となり、売上高は184億73百万円(前連結会計年度比14.0%増)となりました。

損益面におきましては、売上高の増加に伴い、営業利益は13億6百万円(前連結会計年度比88.7%増)となりました。経常利益につきましては、11億86百万円(前連結会計年度比83.5%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、6億37百万円(前連結会計年度比50.6%増)となりました。

 

② 財政状態の状況

a. 資産

流動資産は前連結会計年度末に比べ53億19百万円(33.3%)増加し、213億11百万円となりました。これは主に売掛金が33億6百万円、契約資産が17億18百万円それぞれ増加したことによります。
 固定資産は前連結会計年度末に比べ8億56百万円(17.7%)増加し、57億3百万円となりました。これは主に投資有価証券の時価上昇により、投資その他の資産が6億49百万円、固定資産の取得により有形固定資産が1億8百万円、無形固定資産が98百万円それぞれ増加したことによります。
 この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ61億76百万円(29.6%)増加し、270億15百万円となりました。

b. 負債

流動負債は前連結会計年度末に比べ46億7百万円(35.1%)増加し、177億43百万円となりました。これは主に短期借入金が35億90百万円、支払手形及び買掛金が7億45百万円それぞれ増加したことによります。
 固定負債は前連結会計年度末に比べ8億29百万円(35.8%)増加し、31億46百万円となりました。これは主に長期借入金が4億79百万円増加したことによります。
 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ54億36百万円(35.2%)増加し、208億89百万円となりました。

c. 純資産

純資産合計は前連結会計年度末に比べ7億39百万円(13.7%)増加し、61億25百万円となりました。これは主にその他有価証券評価差額金が4億11百万円、親会社株主に帰属する当期純利益6億37百万円を計上したこと等により利益剰余金が5億73百万円増加した一方で、株式報酬制度導入に伴い自己株式が2億45百万円増加したことによります。

 

③ キャッシュ・フローの状況

 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末に比べ2億38百万円減少(前連結会計年度は22百万円減少)し、6億94百万円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
 

a. 営業活動によるキャッシュ・フロー

 当連結会計年度における営業活動による資金の減少は34億37百万円(前連結会計年度は21億65百万円の減少)となりました。これは主に売上債権の増加額32億28百万円、契約資産の増加額17億18百万円により資金の減少となったことによります。

b. 投資活動によるキャッシュ・フロー

 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は6億97百万円(前連結会計年度は5億85百万円の減少)となりました。これは主に固定資産取得による支出6億99百万円により資金の減少があったことによります。

c. 財務活動によるキャッシュ・フロー

 当連結会計年度における財務活動による資金の増加は38億97百万円(前連結会計年度は27億29百万円の増加)となりました。これは主に短期借入金の純増加額35億90百万円、長期借入れによる収入10億円により資金の増加があったことによります。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

当連結会計年度における生産、受注及び販売の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

 a. 生産実績

セグメントの名称

金額(千円)

前期比増減(%)

紙工機械

2,694,754

△10.8

防衛機器

14,190,684

27.9

受託生産

1,112,902

△13.5

その他

474,840

△40.8

合計

18,473,180

14.0

 

(注)  金額は販売価格で表示しております。
なお、セグメント間取引については、相殺消去しております。

 

 b. 受注実績

セグメントの名称

受注高(千円)

前期比増減(%)

受注残高(千円)

前期比増減(%)

紙工機械

1,982,959

△22.3

736,422

△49.1

防衛機器

9,952,034

△41.4

23,011,388

△15.6

受託生産

1,306,589

22.4

389,493

98.9

その他

491,343

△27.8

243,940

7.3

合計

13,732,925

△35.5

24,381,243

△16.3

 

 

 c. 販売実績

セグメントの名称

金額(千円)

前期比増減(%)

紙工機械

2,694,754

△10.8

防衛機器

14,190,684

27.9

受託生産

1,112,902

△13.5

その他

474,840

△40.8

合計

18,473,180

14.0

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 主な相手先の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

相手先

前連結会計年度

当連結会計年度

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

防衛省

7,684,712

47.4

9,650,445

52.2

三菱重工業株式会社

1,797,146

11.1

3,063,741

16.6

 

 

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

① 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

当連結会計年度における当社グループは、さらなる安定的な収益確保のため、従業員の技術の研鑽と継承を徹底し、作業効率化や無駄なコストの削減により原価低減を図るとともに、製品の信頼を高めることにより販売拡大を目指してまいります。
 
 当社グループのセグメントごとの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中のセグメント利益は営業利益ベースによる数値であります。セグメント情報の詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。
 

紙工機械
 受注高は19億82百万円(前連結会計年度比22.3%減)、売上高は26億94百万円(前連結会計年度比10.8%減)となりました。また、セグメント損失は23百万円(前連結会計年度はセグメント損失66百万円)となりました。

防衛機器
  受注高は99億52百万円(前連結会計年度比41.4%減)、売上高は141億90百万円(前連結会計年度比27.9%増)、セグメント利益は21億円(前連結会計年度比61.4%増)となりました。

受託生産
 受注高は13億6百万円(前連結会計年度比22.4%増)、売上高は11億12百万円(前連結会計年度比13.5%減)、セグメント利益は79百万円(前連結会計年度比0.5%増)となりました。

その他
 受注高は4億91百万円(前連結会計年度比27.8%減)、売上高は4億74百万円(前連結会計年度比40.8%減)、セグメント利益は21百万円(前連結会計年度比87.2%減)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社グループの資金需要は、主に材料の購入代金、人件費・諸経費等の運転資金のほか、設備の維持・更新等にかかる費用であります。当社グループでは、これらの資金を主に金融機関からの借入により調達しております。借入に際しては、効率的な調達を行うよう努めております。
 当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は133億39百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6億94百万円となっております。
 キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

 

③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループは、連結財務諸表の作成にあたって、経営成績等に影響を与える会計上の見積りを行っております。会計上の見積りは過去の実績値や最新の状況を踏まえて合理的と判断された前提に基づいており、経営者による検討を継続的に行っておりますが、将来に関する不確実性を伴うため実際の結果とは異なる場合があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1  連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
 当社グループは、「紙工機械」、「防衛機器」及び「受託生産」を報告セグメントとしております。「紙工機械」は、段ボール製函印刷機械等の紙工機械の製造販売を行っております。「防衛機器」は機雷、航空機用電子機器等の製造販売を行っております。「受託生産」は、他社から各種機械の生産を受託しております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同一であります。
 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

合計

紙工機械

防衛機器

受託生産

売上高

 

 

 

 

 

 

 一時点で移転される財

3,021,494

4,774,999

1,286,218

9,082,711

802,580

9,885,291

 一定の期間にわたり
 移転される財

6,318,605

6,318,605

6,318,605

顧客との契約から生じる収益

3,021,494

11,093,604

1,286,218

15,401,316

802,580

16,203,896

  外部顧客への売上高

3,021,494

11,093,604

1,286,218

15,401,316

802,580

16,203,896

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

30,204

30,204

3,021,494

11,093,604

1,286,218

15,401,316

832,784

16,234,100

セグメント利益又は損失(△)

△66,725

1,301,502

78,825

1,313,602

169,938

1,483,540

セグメント資産

2,723,444

13,760,074

643,360

17,126,878

792,309

17,919,187

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 減価償却費

54,534

171,396

28,652

254,582

8,182

262,764

 有形固定資産及び
 無形固定資産の増加額

130,497

417,050

73,337

620,884

24,359

645,243

 

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれないセグメントであり、主に電子機器、繊維機械等の製造・販売を行っております。

 

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

合計

紙工機械

防衛機器

受託生産

売上高

 

 

 

 

 

 

 一時点で移転される財

2,694,754

5,833,926

1,112,902

9,641,582

474,840

10,116,422

 一定の期間にわたり
 移転される財

8,356,758

8,356,758

8,356,758

顧客との契約から生じる収益

2,694,754

14,190,684

1,112,902

17,998,340

474,840

18,473,180

  外部顧客への売上高

2,694,754

14,190,684

1,112,902

17,998,340

474,840

18,473,180

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

27,108

27,108

2,694,754

14,190,684

1,112,902

17,998,340

501,948

18,500,288

セグメント利益又は損失(△)

△23,025

2,100,887

79,221

2,157,083

21,835

2,178,918

セグメント資産

2,541,955

20,016,932

528,527

23,087,414

602,661

23,690,075

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 減価償却費

45,124

355,312

22,920

423,356

6,486

429,842

 有形固定資産及び
 無形固定資産の増加額

66,674

550,006

24,714

641,394

13,389

654,783

 

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれないセグメントであり、主に電子機器、繊維機械等の製造・販売を行っております。

 

4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:千円)

売上高

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

15,401,316

17,998,340

「その他」の区分の売上高

832,784

501,948

セグメント間取引消去

△30,204

△27,108

連結財務諸表の売上高

16,203,896

18,473,180

 

 

(単位:千円)

利益

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

1,313,602

2,157,083

「その他」の区分の利益

169,938

21,835

セグメント間取引消去

△30,204

△27,108

全社費用(注)

△760,735

△844,990

連結財務諸表の営業利益

692,601

1,306,820

 

(注)  全社費用は、当社グループの管理部門に係る費用であります。

 

(単位:千円)

資産

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

17,126,878

23,087,414

「その他」の区分の資産

792,309

602,661

全社資産(注)

2,919,985

3,325,358

連結財務諸表の資産合計

20,839,172

27,015,433

 

(注)  全社資産は、主に当社グループにおける余資運用資金(現金及び預金他)、長期投資資金(投資有価証券他)等であります。

 

 

(単位:千円)

その他の項目

報告セグメント計

その他

調整額

連結財務諸表計上額

前連結
会計年度

当連結
会計年度

前連結
会計年度

当連結
会計年度

前連結
会計年度

当連結
会計年度

前連結
会計年度

当連結
会計年度

減価償却費

254,582

423,356

8,182

6,486

262,764

429,842

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

620,884

641,394

24,359

13,389

645,243

654,783

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

海外売上高が連結売上高の10%未満のため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

防衛省

7,684,712

防衛機器

三菱重工業株式会社

1,797,146

防衛機器

 

 

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

海外売上高が連結売上高の10%未満のため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

防衛省

9,650,445

防衛機器

三菱重工業株式会社

3,063,741

防衛機器

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

当連結会計年度の減損損失8,045千円は特別損失のため、報告セグメントには配分しておりません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。