2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    925名(単体) 1,635名(連結)
  • 平均年齢
    40.5歳(単体)
  • 平均勤続年数
    14.2年(単体)
  • 平均年収
    6,679,000円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    -0.1%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1)【人材戦略に関する基本方針等】

当社グループは、持続的な企業価値の向上において人的資本が重要な基盤であると認識しており、事業戦略と連動した人材戦略の推進に努めております。とりわけ、従業員一人ひとりの能力発揮と組織全体の生産性向上の実現を両立させることを重視し、公正かつ納得性の高い人事・報酬制度の構築に取組んでおります。なお、人材戦略の詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (2)戦略②人的資本」に記載のとおりであります。

報酬制度におきましては、各職務の責任範囲や専門性、組織への貢献度を踏まえた職務・役割評価に基づき、職務等級に応じた基本給を設定しております。また、個人及び部門の業績評価結果を反映し、賞与やインセンティブに適切に連動させることで、成果に応じた報酬体系を確立しております。評価は年2回実施し、目標達成度及び行動評価を総合的に勘案しております。

さらに、同業他社や地域の賃金水準を定期的に調査し、市場競争力のある給与水準の維持にも努めております。加えて、従業員のエンゲージメント向上及び中長期的な企業成長を実現するため、給与制度については外部環境や業績動向等を踏まえ、適宜見直しを行っております。なお、平均年間給与の増減については、業績動向、物価動向及び労働市場環境等を総合的に勘案し決定しております。

 

 

(2)【従業員の状況】

 ① 連結会社の状況

 

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

日本

904

(281)

北米

53

(1)

アジア

253

(4)

欧州

232

(46)

 報告セグメント計

1,442

(332)

その他

137

(5)

全社(共通)

56

(14)

合計

1,635

(351)

(注)1 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

2 全社(共通)は、管理部門の従業員であります。

3 従業員数が前連結会計年度末に比べ151名増加しておりますが、これは主に京都工場におけるモーター生産事業の立ち上げ、米子における鋳造事業の展開等による各種内製化の推進やグローバル事業の拡大等によるものであります。

 

 ② 提出会社の状況

 

 

 

 

 

2026年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率

(%)

925

(233)

40.5

14.2

6,679

△0.1

 

セグメントの名称

従業員数(名)

日本

869

(219)

 報告セグメント計

869

(219)

全社(共通)

56

(14)

合計

925

(233)

(注)1 従業員数は就業人員であり、従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金が含まれております。

3 全社(共通)は、管理部門の従業員であります。

 

 

 ③ 労働組合の状況

 a.所属団体・名称  提出会社は、日本労働組合総連合会JAM鶴見製作所労働組合に加盟しており、子会社の一部についても労働組合が結成されております。

 b.労使関係     相互信頼を基盤として健全な労使関係を維持しております。

 ④ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異

 提出会社

当事業年度

補足説明

管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)

 (注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

 (注)2

労働者の男女の賃金の額の差異(%)

(注)1

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

-

86.2

62.0

67.0

57.0

(注)6

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3 集計対象は、休職中の者及び当社から海外現地法人への出向者を除いております。

4 賃金は、賞与及び基準外賃金等を含み、通勤手当等を除いております。

5 パート・有期労働者は、嘱託社員、特務社員、契約社員、パートタイマー社員を対象としております。

また、パート・有期労働者の平均賃金については、正規雇用労働者の所定労働時間(1日7.75時間)で換算した人員数を基に算出しております。

6 正規雇用労働者の男女の賃金の額の差異について、女性の管理的地位にある労働者は0名であったものの、総合職に限定すると男女の賃金の差異は101.9%であり、女性が若干上回っております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

 当社グループは、水インフラを支える製品の提供などを通じて、100年にわたり社会基盤を支え環境保全に貢献する活動を行ってまいりました。近年、気候変動をはじめとした企業を取り巻くサステナビリティ課題への対応が世界的に求められております。こうした中、当社グループは「For The Earth, For All The People」をブランドスローガンとして掲げ、事業活動を通じて社会課題の解決と地球環境に配慮した持続可能な社会の実現に貢献するとともに、長期的な成長と企業価値の向上を目指しております。

 2021年度にはSDGs推進室(現:戦略企画部)を発足し、ESGに関する取組を強化しております。中期3ヶ年経営計画「Transformation 2027」においても「ESG経営の更なる推進」を柱の一つとして位置付けており、今後も継続して全社的な取組を加速させてまいります。

 

For The Earth, For All The People

 

地球のために、かかわるすべての人のために

 

Earth 地球のために

●ISO14001に基づく環境マネジメントシステム

●環境長期目標「Green Plan 2030」達成に向けたGHG(温室効果ガス)削減の取組

・Scope1:電気自動車・ハイブリッド車への入替えや暖房の電化による燃料使用量削減

・Scope2:太陽光発電設備の導入による創エネや事業拠点での再エネ利用

・Scope3:高効率・省エネ製品の提供によるGHG削減

●環境関連機器提供による水資源への貢献

 

People かかわるすべての人のために

●社会インフラ整備や災害対策に貢献する信頼性の高い製品・ソリューションの提供

●従業員の成長と働きがいの向上

 ・自律型人財の育成

 ・従業員エンゲージメントの向上

 ・ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進

 ・健康経営の推進

 

(1)ガバナンス

 取締役会

 取締役会は、経営会議や取締役会の下に設置される各委員会の報告を受け、気候変動関連や自然関連を含むサステナビリティ関連の重要事項についての判断並びに各委員会での協議・決定事項についてレビューを行っております。

 取締役会を代表する責任者は株式会社鶴見製作所の代表取締役社長であり、同時にサステナビリティ関連の責任者になります。

 

 サステナビリティ戦略委員会

 サステナビリティ戦略委員会は、サステナビリティ関連のリスク・機会における課題・対応策の協議・承認を行うために設置しております。委員長は常務取締役管理部門統括が務め、委員長がテーマに応じて役員および従業員等を委員として都度招集(年1回以上)します。気候変動関連や自然関連を含むサステナビリティ関連の協議・決定事項は取締役会へ定期的(年1回以上)に報告し、レビューを受けております。

 

 リスク管理委員会

 リスク発生の可能性を認識した上で、取締役会と所管部署との綿密な連携と情報共有を図るために、リスク管理委員会を設置しております。委員長は常務取締役管理部門統括が務め、委員長がテーマに応じて役員および従業員等を委員として都度招集(年1回以上)します。不正を含めたリスク評価を行う仕組みとなっており、リスク対策の協議・決定事項は取締役会へ定期的(年1回以上)に報告し、レビューを受けております。また、必要に応じて会計監査人、弁護士等の助言指導を受けております。

 

 

 

 

サステナビリティ関連のガバナンス体制図

 

 

(2)戦略

①気候変動関連・自然関連

 気候変動関連の戦略検討では、主要なリスク・機会の抽出・特定およびシナリオ分析によって、特定したリスク・機会への対応策を立案しております。シナリオ分析では、IPCCの第6次評価報告書やIEAのWorld Energy Outlookを参照して1.5℃および4℃シナリオを想定し、2030年時点における各シナリオ下での事業環境と対応策を検討しました。シナリオ分析の対象はバリューチェーン全体(直接操業、上流、下流)です。特定されたリスク・機会項目は、サステナビリティ戦略委員会にて毎年度検討を実施し、社内外の環境・情報の変化を踏まえ評価の上、戦略への落とし込みを行い、対応するプロセスをとっております。

 なお、検討は社内外の環境・情報の変化を踏まえて毎年度実施しており、2025年度の検討結果は以下のとおりです。

 

IPCC:気候変動に関する政府間パネル

IEA :国際エネルギー機関

 

◎リスク・機会の抽出

リスクの分類

項目

リスク

機会

リスク・機会の内容

 

 

移行

政策・

法規制

炭素税

●

 

・GHG排出量に炭素税がかかる。
・カーボンフットプリント等の対応に費用がかかる。

電源構成の変化

●

●

・既存発電市場向けの売上が減少する。
・再エネ発電市場向けの売上が増加する。

技術

低炭素技術への投資

●

●

・市場動向が予測と異なった場合は投資回収ができない。
・製品の差別化成功によって売上が増加する。

市場

材料価格の上昇

●

 

・需要増加で材料価格が高騰して製造原価が上昇する。

顧客行動の変化

●

●

・環境意識の高まりによって従来品の売上が減少する。
・環境意識の高い顧客への販売が増加する。

評判

地球温暖化への対策不足

●

●

・企業のブランドイメージが低下する。
・積極的な取り組みによって企業のブランドイメージが向上する。

情報開示の不足

●

●

・外部評価が低下する。
・適切な情報開示によって外部評価が向上する。

物理

慢性

平均気温の上昇

●

●

・労働環境の悪化によって生産性が低下する。
・環境改善の費用がかかる。
・労働環境が良くなり、生産性が向上する。

急性

異常気象の激甚化

●

 

・自社被災やサプライチェーン寸断によって操業ができなくなる。

 

 

主な機会

『省エネ製品の販売増加』

使用時のGHG排出量削減に貢献する製品需要に対応することによって売上が増加する。

『カーボンフットプリントへの対応』

製造でのGHG排出の足跡を算定することで環境意識の高い顧客ニーズに対応する。

『新しい発電市場への対応』

地熱発電や新技術による市場に対応していくことによって販売機会を獲得する。

『浸水対策ニーズの増加』

BCP対策や排水設備の機能強化・更新の需要に対応することによって売上が増加する。

『部品生産体制の構築』

重要部材の生産を自社で行うことで不確実な情勢の中での高い信頼獲得に繋がる。

GHG :温室効果ガス

 

◎シナリオに基づく評価と対応策

想定した気候変動シナリオ

・1.5℃シナリオ(IPCCのSSP1-1.9シナリオやSSP1-2.6シナリオ、IEAのNZEシナリオを参照)

世界のGHG排出量ネットゼロを達成するために、厳しい規制や技術革新が行われ、脱炭素社会への移行に伴う市場や顧客嗜好変化が事業に影響を与える環境を想定

・4℃シナリオ(IPCCのSSP3-7.0シナリオやSSP5-8.5シナリオ、IEAのSTEPSシナリオを参照)

世界の気候変動対策の取組に差があるため、規制や技術革新は大きなものにならない一方で、気温上昇・降雨などの気候変動による社会の変化が事業に与える環境を想定

 

 

 

◎シナリオ分析による主要なリスク・機会と対応策

項目

〇:リスク

●:機会

バリュー

チェーン

財務

インパクト

対応策

時間軸

〇炭素税の導入

〇地球温暖化への対策不足

〇情報開示不足

直接操業

小

『自社のGHG排出量(Scope1・2)の削減』

1.5℃シナリオ下では、炭素税が導入される可能性があります。企業成長に伴って製品生産時のGHG排出量は増加するため、炭素税が導入された場合には、減益のインパクトが発生します。また、炭素税の導入の有無には関係なく、GHG排出量の削減に取組まないことによって当社の評判が低下し、減益のインパクトが発生する可能性があります。

これらのリスクに対応するために当社では、2030年時点で自社のGHG排出量を2014年度比50%削減を掲げた環境長期目標「Green Plan 2030」を社内外に開示して、GHG排出量の削減に取組んでおります。具体的な削減策としては、照明器具のLED化や太陽光発電設備の導入、電気自動車・ハイブリッド車への入替えや暖房の電化等があります。これらの削減策の拡大や別の効果的な削減策を実施していくことで気候変動の緩和に貢献していくとともに、当社のリスク低減を図ってまいります。

短~長期

〇低炭素技術への投資

●省エネ製品の需要増加

直接操業

大

『製品ラインナップの拡充による幅広いニーズへの対応』

気候変動がポンプ市場に及ぼす影響の例としては、陸上ポンプが選択されるフィールドでの製品の耐水化や高効率のモータを搭載したポンプ需要等があります。地熱発電所やバイオマス発電所における当社製品の需要増に伴い、売上高が増加することが考えられます。しかしこれらの需要を満足する製品仕様は地域ごとに異なるため、世界各国の多様なニーズに対応するには、より幅広い製品ラインナップが必要となります。当社は、2019年度から設備産業分野に強みを持つZENIT INTERNATIONAL S.P.A.(以下、ZENIT社)との間で技術・業務提携し、製品ラインナップの補完・強化や両社の販売ネットワークを通じた売上の拡大、また、両社技術の融合を通じた新製品開発等に取組んできました。2024年度にはZENIT社の連結子会社化を完了しており、販売及び技術でのシナジー効果をより一層高めることで、多様な市場におけるニーズ獲得、売上拡大を目指してまいります。

短~長期

〇電源構成の変化

●新しい発電市場への対応

下流

中

『電力市場の動向と需要の把握』

DXやGXの進展に伴う電力需要増加が見込まれる中で、電力市場にはエネルギーの安定供給と脱炭素化の両立を図っていくことが求められており、今後様々なシナリオ(共有社会経済経路:SSP)をたどる可能性があります。

当社の製品群の販売機会として、ネットゼロに向けた化石燃料に依存した発電の減少は当社にとって減益インパクトになりうる一方、地熱やバイオマス、太陽光を含む再生可能エネルギー従来市場は今後も短期・中期・長期的な需要を見込んでおり、地熱・バイオマス発電への真空ポンプ需要や太陽光発電に付随する雨水調整池への水中ポンプ需要などが増加すると想定され、売上高が増加することが考えられます。

例えば、太陽光発電設備での浸水対策では、高揚程用途や大水量用途など、場所に応じて適切なポンプが選択されます。地熱発電では液封式真空ポンプが用いられており、バイオガス発電では異物通過性能に優れた製品や発電した電力の消費を抑えるために省電力タイプの水処理機器が採用されます。これらの市場には従来どおり対応していくとともに、長期的には火力発電のゼロエミッション化に向けた新市場・新技術の拡大が期待されるため、新市場に対応するためのリソース配分を行い、将来可能性のある様々な状況下でのリスク低減と機会獲得を図ってまいります。また、CCUやCCUSといった新技術での需要を見込んでおり、その市場を注視してまいります。

短~長期

●浸水対策ニーズの増加

 

下流

中

『降雨強度増加に対応する日本での需要増加』

2030年度時点における日本の降雨強度変化は1.1倍と予測され、日本国内では気候変動にかかる急性の物理リスクへのBCP対策等の適応策に貢献する当社の製品の受注増が見込まれ、その影響により製品売上の増加の可能性があります。これは当社の雨水排水関連での製品・工事の受注を増加させる要因となります。

特に官公庁案件では、雨水排水設備の更新・機能強化の案件数/発注金額の増加により受注しやすい環境へのシフトが考えられます。例えば東京都で今後老朽化した口径1500-2000mmクラスのポンプ場において無注水先行待機型立軸斜流ポンプへの更新が多数計画されており、その製作認可を得るための設備投資として試験設備を含む生産設備増強を2020-2021年度に行いました。案件獲得に向けて既存ラインナップと知見によるソリューション提案活動を進めていくとともに、ニーズの多様化に対して製品開発やサービス・サポート体制の整備等を行ってまいります。また経済成長が見込まれる海外市場においても気候変動の影響や市場トレンドを把握し、売上拡大を目指してまいります。

短~長期

〇顧客行動の変化

●カーボンフットプリントへの対応

●環境意識の高い顧客への販売機会

直接操業

小

『製品使用時のGHG排出量削減に貢献する製品ラインナップ』

製品使用時のGHG排出量削減に貢献する製品ラインナップを充実させていくことは、環境意識の高い顧客の獲得、ひいては売上の上昇に繋がると考えられます。例えば、建設現場で多く使われるポンプに水位検知機能を付加した電極式自動運転ポンプは、空運転を減らすとともに、無駄な運転が削減された時間に相関してGHG排出量の削減が期待できます。また、下水道や排水処理で使用される水中ノンクロッグ型スマッシュポンプは、新機構搭載によって高効率と通過性能の両立を実現しており、GHG排出量の削減に貢献する製品となっております。このような製品の特長を活かして販売機会の獲得を目指していくとともに、カーボンフットプリントの算定によって顧客行動の変化に柔軟に対応してまいります。

短~長期

〇異常気象の激甚化

〇材料価格の上昇

●部品生産体制の構築

上流

下流

大

『サプライチェーンの強化による調達リスクの軽減と安定供給体制の構築』

当社では、ハザードマップに基づく浸水や洪水被害のシミュレーションを活用し、想定被害額の算定を行っております。1.5℃及び4℃シナリオのもと、2030年度時点での気温上昇は1.5℃と予測され、1時間当たりの降水量が50mm以上の雨の発生頻度が30年前と比較して約1.5倍となっており、豪雨災害での当社製品の役割が大きくなる一方で、当社製品のサプライチェーン寸断のリスクも上昇しております。大雨・洪水による一時的な工場での生産停止や出荷停止、上流/下流サプライチェーンの寸断が発生した場合、製造・販売機会損失により、売上が低下することが考えられます。

当社では、サプライヤーからの供給停止リスクへの適応策として、2023年度から『ものづくり革新プロジェクト』として約100億円を投資し、モータ生産棟をはじめとする生産体制強化のための設備投資を推進しております。主要部品の内製化は、外部調達の依存度を低下させ、調達リスクを分散します。また、グループ会社であるアロイテクノロジーにも約10億円を投資し、高精度なステンレス鋼や高クロム鋳鉄の鋳造・加工設備を導入することで、鋳物部材も含めた、高品質かつ短納期での一貫生産体制の確立を目指しております。また、当社からの製品供給寸断リスクへの適応策として、2020年に栃木県宇都宮市に物流拠点を設立しました。工場での従来の生産・出荷拠点が操業不能となった場合にも本施設からの製品供給を可能とすることでリスク分散を図っております。これらのサプライチェーンの自社化への投資により調達リスクの軽減と安定供給体制の構築を図ってまいります。

短~中期

〇平均気温の上昇

直接操業

中

『生産性の向上と働きやすい環境の整備』

1.5℃及び4℃のシナリオの両方で、気温の上昇に伴う労働環境の悪化が発生するため、労働生産性の低下や安全性の確保が問題になります。

当社は、2023年度からスタートした『ものづくり革新プロジェクト』において、フレキシブル生産システム(FMS)による無人加工技術を導入し、生産性向上を図るとともに、気温上昇による労働環境変化に対応できる生産体制を構築しております。また、鋳造事業において、3D砂型造形技術を活用することで、図面との整合性が高い砂型を製作し、歩留まり改善や後工程の工数削減に取組んでおります。このような取組により、生産性の向上と安定した製造体制の確立とともに、従業員が働きやすい環境を目指しております。

短~中期

気候変動の緩和に関しては、Scope1及びScope2の算定と影響度の高いGHG排出源を特定しており、環境長期目標と具体的な削減策を環境マネジメントシステムに整合させて、取組を推進しております。気候変動の適応に関して、販売サイドでは販売機会が増加すると判断しております。従来市場についてはこれまでどおり注力しつつ、それらの市場拡大や新市場の動向を注視して、リソースの適切な分配を行ってまいります。生産サイドではすでに進んでいる投資計画が生産性を向上させるとともに調達リスクを低減する効果を有しております。技術サイドではGHG削減や顧客嗜好に対応する製品ラインナップをすでに取り揃えております。これらの分析結果から、1.5℃及び4℃シナリオのいずれにおいても、当社は高いレジリエンスを有していると判断しております。

また、研究開発活動を通じて、低炭素技術や環境負荷低減型の製品、顧客の気候変動の緩和・適応やGHGの排出削減に資する製品を市場に提供することで、社会全体の持続可能性向上に貢献しております。

 

自然関連については、2025年度は当社グループの日本国内の直接操業が該当するセクター及び当社グループの生産拠点が位置する地域を評価の対象にしました。直接操業のセクターを対象にした評価は、ENCORE※1を用いて該当する産業の自然関連の依存・影響を抽出し、可視化したヒートマップを作成しました。生産拠点の地域を対象にした評価は、Aqueduct Water Risk Atlas※2を用いて水リスクの程度を評価しました。評価結果としましては、「Water

Stress」のラベルが「Medium」以上の生産拠点のある地域は上海のみでした。

※1. 企業の自然関連の依存・影響を評価するツール

※2. 世界資源研究所(WRI)が公開する世界の水リスクを示したマップ

 

「影響」に関するヒートマップは、騒音や油の浸出の可能性を示唆しました。これらの可能性については、各種法令法規を遵守することは当然として、その上で潜在的な因子を特定し、監視することを日常点検や事業活動等の日々の運用管理で実施しております。また、水リスクに関しては、ハイリスクな拠点として上海工場が特定されました。従来どおり、BCP対策は必要となりますが、製造時に水を使用しないことから現時点での影響は小さいと判断しております。

 

 

 

②人的資本関連

当社は2030年度に向けたマテリアリティとして、「従業員の成長と働きがいの向上」を掲げております。鶴見製作所として価値を創出する根源は「人」であると考えており、従業員の成長意欲を高めながら、働きがいのある職場環境を整備してまいります。

 

・自律型人財の育成

職務遂行に必要な「意識」と「スキル」を段階的に高めることで、当社の持続的な発展を担う基幹人財を中長期的に育成していく方針です。さらに管理専門職に必要な多面的視点を養うため、若手・中堅社員におけるジョブローテーションを積極的に展開してまいります。

具体的には、市場と価値観の変化に応じたテーマで視座を高め、ディスカッションを通じて交流を促す「階層別研修」と各職種それぞれの専門知識を高める「技術・生産系教育」を軸に、ITシステム要員向けのデジタル研修、資格取得や自己研鑽を促す通信教育、豊かな人生設計を啓発するDC継続教育など各種プログラムを織り交ぜる形で、1人1人の「成長を動機づける」人財育成に取組みます。

さらに、個々のスキルを可視化するスキル認定制度を段階的に導入し、中長期的に社員の成長を促してまいります。スキル認定制度は、職種ごとに一律の目線でスキルを客観的に評価し、戦略的な人財活用につなげることを目的としております。従業員が経年でのスキル向上を把握することでキャリア設計の目安とし、会社が期待するスキル・水準を明確に示すことで個々のスキルアップに向けた動機づけとしています。

 

・従業員エンゲージメントの向上

2024年度より「上司の部下に対する働きかけ」の測定や、自発的な意思を尊重した人事異動を目的として社内公募制度を開始し、従業員の働きがいの向上に努めております。また、従業員同士の連携や視野拡大を基に『10%ルール』を開始しました。『10%ルール』では業務時間内の10%で「普段とは異なる業務」を行う制度であり、新しいことに挑戦する経験を通じて、アイデアの創出や、他部門との連携強化に繋げるとともに、10%の時間を捻出するための業務を効率化することも目的としています。自身の興味・関心や課題意識に基づき、主体的にテーマを選択できることから、業務に対する意欲や主体性の向上を促し、従業員エンゲージメントの向上に繋げています。この他、それぞれが視野を広げてスキルを伸ばし、業務に従事できるような環境・制度設計を目指しております。

 

・ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進

当社グループが継続的に発展していくため、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを重要な課題と捉え、働きがいも含めた職場の価値を高める活動として女性活躍の推進・ワークライフバランスの実現・障がい者雇用等を推進しております。

具体的には、女性活躍の推進として女性社員が就業意欲をもって長く働き続け、その個性と能力を十分に発揮できるような組織を整備することで、女性活躍推進法に基づく行動計画の実現を目指します。

また、ワークライフバランスの実現として、従業員がやりがいを感じながら職務を果たす一方で、子育て・介護・地域社会、自己啓発等との両立をサポートするため、次世代育成支援対策法に基づく行動計画の実現を目指します。

さらには、2021年4月1日に設立した特例子会社ツルミテクノロジーサービスのビジネスサポート部に、様々な業務に従事できる環境を整備することで、障がい者の自立と社会参加をより確かなものとする雇用推進に努めております。

 

(3)リスク管理

 気候関連のリスクと機会、自然関連のリスクと機会、依存とインパクトの特定・評価・対応は、サステナビリティ戦略委員会と、その事務局であるサステナビリティ所管部署を中心に行います。リスクや機会、依存、インパクトの抽出・特定は事務局であるサステナビリティ所管部署が行い、対象範囲はバリューチェーン全体(直接操業、上流、下流)に及びます。抽出・特定には、自社データだけでなく、IEAのWorld Energy Outlook、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次報告書、WRIのAquiduct、国土交通省の各種ハザードマップ等を使用しております。抽出した項目は定性化・定量化を行い、項目ごとの時間軸(短期・中期・長期)を踏まえて影響度を推定します。このプロセスは毎年度実施しております。さらに、気候関連のリスク・機会については1.5℃シナリオと4℃シナリオを設定してシナリオ分析を行い、主要なリスク・機会を評価し、その対応策を策定しております。特定・評価された項目は、年1回以上開催されるサステナビリティ戦略委員会で再度議論・評価され、その結果は取締役会に報告されます。同様に、リスク管理委員会も事業リスクを評価し、定期的(年1回以上)に取締役会に報告しております。取締役会は、各委員会からの報告を踏まえ、サステナビリティへの取組を考慮しながら、中期経営計画などの企業戦略を協議・策定することで、経営資源の配分や戦略の実行を適切に監督しております。

 

(4)指標と目標

①気候変動関連・自然関連

当社は、気候変動関連の評価指標として、GHG排出量の削減率とGHG排出原単位の削減率を用いております。

目標として環境長期目標「Green Plan 2030」を掲げ、企業活動のあらゆる側面からGHG排出量の削減に取組んでおります。自然関連の指標と目標に関しては、今後の分析結果から重要となる指標を見極めた上で、目標設定を行います。なお、GHG排出量の推移や目標に対する実績、取水・排水量等の数値は当社ホームページのESGデータ集に掲載しております。

 

 

Green Plan 2030

 

  1.自社の活動におけるGHG排出量を2030年までに2014年度比で50%削減

  2.サプライチェーンの活動におけるGHG排出原単位を2030年までに2014年度比で30%削減

 

 2025年度の実績

 自社活動におけるGHG排出量(Scope1 + Scope2) :2,047 t-CO2e  (基準年度比削減率41.4%)

GHG排出量削減の取組・外部評価

2023年度

2024年度

2025年度

Scope1

電気自動車・ハイブリッド車への入替え:約30tCO2eq※1
米子工場の暖房の電化:約52tCO2eq※2

Scope1

ハイブリッド車への入替え:約8tCO2eq※1

Scope1

ハイブリッド車への入替え:約14tCO2eq※1

Scope2

中部支店への太陽光発電設備の導入:約6tCO2eq※3(2023年4月~2024年3月)

Scope2

京都工場モータ生産棟への太陽光発電設備の導入:約58tCO2eq※4(2025年1月~2025年3月)

‐導入後の年間GHG削減量:約389tCO2eq※5(2025年4月~2026年3月)


近畿支店への太陽光発電設備の導入:約1tCO2eq※4(2024年11月~2025年3月)

‐導入後の年間GHG削減量:約5tCO2eq※5(2025年4月~2026年3月)

Scope2

東京本社への太陽光発電設備の導入※5:約2tCO2eq(2025年5月~2026年3月)

‐年間予想GHG削減量:2tCO2eq※6

 

外部評価

CDP「気候変動」:B- 評価

外部評価

CDP「気候変動」:B 評価

外部評価

CDP「気候変動」:B 評価
  「水セキュリティ」:B評価

※1. 車両一台当たりのGHG削減見込み量と入替えた台数から算出した値。

※2. 2022年度比2023年度の灯油削減によるGHG排出量を当該年度の機器導入台数で按分した値。

※3. 2023年度の自家消費電力量実績と契約電力の排出係数(令和6年度提出用)を用いて算出。

※4. 2024年度の自家消費電力量実績と契約電力の排出係数(令和7年度提出用)を用いて算出。

※5. 2025年度の自家消費電力量実績と契約電力の排出係数(令和8年度提出用)を用いて算出。

※6. 予想発電電力量と契約電力の排出係数(令和8年度提出用)を用いて算出。

 

 

 GHG削減の主な取組

・電気自動車やハイブリッド車への入替えによるガソリン使用量の削減

・東京本社への太陽光発電設備の新規導入による創エネ

・再エネ利用(拠点:大阪本店、東京本社、東北支店、四国支店、北関東支店、高崎営業所)

・社内カーボンプライシング制度の導入(社内炭素価格:10,000円/tCO2)

・非化石証書の購入(非化石価値:1,387,589 kWh)

 

 CDPスコア

気候変動:B / 水セキュリティ:B

 CDPにおける8段階評価(A、A-、B、B-、C、C-、D、D-)において「B」スコアに認定されました。「気候変動」では2年連続、「水セキュリティ」では初めての「B」スコア獲得となります。

 

 当社は今後も気候変動をはじめとする環境課題の解決に取組み、持続可能な社会の実現、及び企業価値の向上を目指してまいります。

 

 

②人的資本関連

・自律型人財の育成

2025年度におきましては、階層別研修(下表18講座、受講対象延べ307名)においてアセスメントを用いた「自己特性の理解」を導入するとともに、通信教育(ファイナンス、マーケティング、イノベーション分野)及び社外セミナー(アサーティブコミュニケーション、クリティカルシンキング)を併用することで、市場や価値観の変化に応じたプログラムを提供しました。また、社内の状況をよく知る社内講師を積極的に活用し、Value(行動・判断の基準となる価値観)の共有・浸透に注力しました。

 

階層別研修一覧

研修名

実施目的

社内

講師

アセス

メント

通信

教育

外部

セミナー

新任取締役

教育プログラム

経営戦略、財務戦略、情報ツールの技術動向、会社法、企業倫理等を学び、高い次元で経営課題の解決に臨む視点を習得する。

 

 

〇

〇

執行役員候補者

教育プログラム

論拠を意識した討議演習を通じて「意思決定の質」を高めると共に、部門長に期待される目線を習得する。

 

 

〇

 

マネジメント

スキル研修

管理専門職1級(昇格後3年目)と管理専門職2級(昇格後2年目)が受講対象であり、将来の幹部候補者として必要な素養を身につけるとともに、自らのマネジメント・レベルの理解を進める。

〇

〇

〇

〇

管理専門職1級

昇格者研修

マネジメントの基礎理論や労務管理の学びを進め、組織運営者としての意識を高める。

〇

 

 

〇

新任支店長・

所長研修

支店長・所長の基本姿勢および、経営資源(人・物・金・情報・時間)の管理に関する知識を習得する。

〇

 

 

 

人事考課者研修

新たに人事考課を行う役割に任じられた者(管理専門職、営業所長、リーダー職)が対象であり、人事考課に求められる考え方を実践的な模擬考課を通じて習得する。

〇

 

 

 

人事考課者

フォローアップ

研修

部下への働きかけ方やマネジメントを行う上での阻害要因の解決法についてケーススタディとディスカッションを通じて、マネジメントのあるべき姿を模索する。

〇

 

 

 

中堅社員研修

総合職・技能職6級昇格者が対象であり、アセスメントを通じた職務特性の理解を進め、5年後を見据えたキャリアデザインを行うとともに、討議ファシリテートを通じた価値創造プロセスを理解する。

〇

〇

 

 

5級昇格時研修

総合職・技能職5級昇格者が対象であり、小集団におけるリーダーシップを考察するとともに、上司・先輩を補佐する役割を理解する。

〇

 

 

 

若手社員研修

入社3年目および、社会人歴5年未満のキャリア入社総合職が対象であり、入社時からの経験の棚卸を行うとともに、所属部署にさらに貢献できるよう、スキルアップを志す意識を高める。

〇

 

 

 

新入社員

フォローアップ研修

入社1年目の社員が対象であり、社会人基礎力の定着を確認するとともに、2年目に向けて「所属部署で期待される役割」を考察する。

〇

 

 

 

若手社員

育成セミナー

新入社員とキャリア入社総合職の所属長が対象であり、職場導入教育の進め方(OJT管理シートの活用、指導のポイント)を学ぶ。

〇

 

 

 

OJT担当者

研修

担当者の指導スキル向上を目指すとともに、新入社員が「成長を実感できる環境」の考察を深め、指導ノウハウの集積・活用を促す。

〇

 

 

 

新入社員研修

当社理念、事業の沿革、事業戦略、コンプライアンス、社内規程、製品の基礎知識など、ツルミ社員として必要な基礎知識を習得する。

〇

 

〇

〇

キャリア職研修

当社理念、事業の沿革、事業戦略、コンプライアンス、社内規程、製品の基礎知識など、ツルミ社員として必要な基礎知識を習得する。

〇

 

 

 

図面の読み方

研修

技術系・工場管理系・技能系の新入社員を対象に、基本的な図面の見方を集合形式で指導し、工場で働く社員に必要なスキルの基盤強化を行う。

○

 

○

 

ライフプラン

研修

人生100年時代と言われる中、今後の働き方やセカンドライフについて考える機会を作り、リスキリングや退職後の資産運用対策について学び、若いうちから長期的な視野を養う。

○(※)

 

 

 

面接官研修

面接の流れ、基本となる公正な採用選考のためのノウハウを学び、人材の見極め・当社魅力付けが効果的に行えるようする。

○

 

 

 

※外部講師も活用

 

 

また、技術・生産系教育では、技術系教育プログラム(受講対象302名)に専門教育(eラーニング)を導入し、イノベーティブな技術開発に繋げる取組を進めており、対象者は計1,140コースを受講し知識を蓄えております。また、社内で蓄積された知見や経験則をまとめた教材を一元的に提供するシステムである「ツルミオンライン」には201講座を設け、社員の95%が活用し学習を行っております。また2025年度からは台湾工場向けに一部の講座を中国語で展開しており、その他の国に向けても講座を拡充する予定です。

スキル認定制度は、現在技能職(計158名対象)において導入しており、今後も個々のスキル伸長と会社全体でのスキルの進化を目指してまいります。

 

 

・従業員エンゲージメントの向上

2025年度は、従来以上に個々の役割・成果・行動を適切に評価し、よりメリハリある昇給・評価体系とするため、人事考課制度及び昇降格制度を変更しました。早期昇格制度も導入し、評価が高い従業員について早期昇格を可能としました。

また、所属部署とは異なる部署やプロジェクトで働く制度として、『社内副業制度』を設けました。新しいスキルや経験を積むことで視野の拡大や個人能力開発に繋げ、部門を超えたコミュニケーションの拡大を図ってまいります。

その他、「上司の部下に対する働きかけ」を測定した結果、94%が成長や問題解決、気持ちの変化に繋がったと回答しました。また、フィードバック面談実施調査票では、回答者のうち96%が面談におけるフィードバックに納得し、モチベーションが高まっております。さらに2024年度から開始した社内公募制度では、これまで19求人を公開し、2025年度末時点で延べ9名が異動いたしました。

2024年度より開始した『10%ルール』では、延べ87名が参加いたしました。終了後のアンケートでは、74%が業務の効率化が図れた、96%が視野を広げて物事を考えることができるようになった、98%が部門を超えた関わりができたとの回答がありました。

当該ルールの導入以来、若手社員による10件の提案が継続案件となり、各部門での実務の進化にも繋がっております。今後も部門を越えた関わりの機会を創出し、仕事への参画意識や自己の成長への実感を高めることで、従業員エンゲージメントの向上を図ってまいります。

 

 

 

・ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進

女性活躍推進法に基づく行動計画

計画期間

2026年4月1日 ~ 2031年3月31日(5年間)

目標①

全部門に女性総合職を配置する。(女性総合職の配置率を100%にする)

取組内容①

・2026年:毎年5名以上の新規学卒女性社員採用を目指し、新卒入社後3年間の人事異動・育成方針を人事主導で実施

・2027年:毎年5名以上の中途入社の女性社員採用、毎年1名以上の職群転換の実施を目指す

その他:女性の健康理解のためのセミナーを女性社員と所属長に実施

目標②

時差出勤制度の改定、従業員の15%以上の利用を目指す。

取組内容②

・2026年:制度改定の検討(利用時間単位15分設定/申請・周知方法の検討)、小規模での試行実施と不具合の修正

・2027年:制度の改定周知、全社員対象に実施開始

・2028年:育児・介護休業からの復帰者に対し改定後の時差出勤制度を含めて柔軟な働き方への支援に関するアンケートを実施

所属長へアンケート結果を公開

アンケート内の希望者に対して個別面談

 

次世代育成支援対策法に基づく行動計画

計画期間

2025年4月1日 ~ 2030年3月31日(5年間)

目標①

男性育児休業取得率を80%まで上げる。

取組内容

①-1

社内報に子育て奮闘記を掲載し、男性社員の育児休業取得例を社員に周知(毎年実施)

取組内容

①-2

育児休業を取得する従業員を支援する人員の確保(毎度実施)

目標②

サテライトオフィスを国内12拠点に設置する。

取組内容②

・2025年:サテライトオフィス制度の導入に向け、場所の確保や設備の導入を進め、従業員の短期利用を可能にする

・2026年:中長期でサテライトオフィス制度を導入しやすい部署・職種を検討し、試験運用を開始

・2027年:サテライトオフィス制度を規程化し従業員へ周知

・2028年以降:サテライトオフィス制度を継続

 

関連する各種指標

 

2023年3月期

2024年3月期

2025年3月期

2026年3月

平均年齢

女

41.3歳

41.8歳

41.2歳

41.4歳

男

41.0歳

41.1歳

40.6歳

40.4歳

新卒採用者に占める女性比率

22%

24%

17%

23%

女性社員比率

14%

14%

17%

17%

育児休業取得率

女

100%

100%

100%

100%

男

46%

46%

33%

86%

障がい者雇用率

2.42%

2.47%

2.54%

2.78%

 

 

 

働きやすい職場環境の整備を積極的に推進した結果、以下の評価をいただいております。

評価実績

認定時期

内容

マーク

2016年~

大阪市「女性活躍リーディングカンパニー」認証

2018年~

名古屋市「子育て支援企業」認定

2019年~

新潟県「ハッピーパートナー企業」登録

2021年~

「名古屋市ワーク・ライフ・バランス推進企業」認定

2021年~

「えるぼし」(2つ星)認定

2023年~

健康経営優良法人2026

(大規模法人部門)

2024年~

「くるみん」認定

2025年~

埼玉県「アライチャレンジ企業」登録

2026年~

埼玉県「多様な働き方実践企業」認定

今後も従業員のエンゲージメント向上に向け、各種施策の推進を図ってまいります。上記の他、女性の管理的地位にある労働者の割合及び男女の賃金の額の差異につきましては、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等」をご参照ください。