2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    760名(単体) 895名(連結)
  • 平均年齢
    44.4歳(単体)
  • 平均勤続年数
    18.8年(単体)
  • 平均年収
    9,319,000円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    -7.4%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1) 【人材戦略に関する基本方針等】

① 経営戦略と関連付けた人財戦略

 当社グループは、社是である『創意工夫』の精神のもと、パチンコ機・パチスロ機を中心とする遊技機関連事業に経営資源を集中し、パチンコ・パチスロ市場におけるシェア拡大と高い収益性の確保を通じて、持続的な企業価値向上を目指しております。スマート遊技機の普及など、事業環境の大きな変化を成長機会と捉え、独創的な商品・サービスの提供により、リーディングカンパニーとして産業全体の発展に貢献することを経営戦略の根幹としております。

 このような経営戦略の実現においては、遊技機の開発を支える高度な技術力・企画力のみならず、営業・管理部門等を含めた多様な人財の確保・育成が不可欠であると認識しております。また、従業員の働きやすさ・定着率の向上に向けて、カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)の導入やコンプライアンス・ハラスメント研修を行うなど、従業員が安心して働くことができる職場環境づくりに取り組んでおります。

 

② 従業員給与等の決定方針(提出会社)

 当社は、経営戦略と一体となった人財戦略の実行を支える基盤として、従業員への待遇を「業界トップクラスの水準を目指すこと」、「貢献に応じた公正な還元」を基本方針としております。パチンコ・パチスロ業界のリーディングカンパニーとして、事業成績に見合った水準で従業員へ利益を還元するとともに、優秀な人財の確保・定着を図ることで、持続的な企業価値向上につなげることを重視しております。

 また、人財確保と待遇水準の競争力強化の観点から、2024年4月入社の新卒社員より大卒初任給を従来の21万円から30万円以上へ引き上げたうえで、2027年4月入社の新卒社員からさらに1万円の大卒初任給引き上げを行うなど、継続的な水準の見直しを実施しております。既存社員についても、2023年4月に平均15.3%、2026年4月に平均4.9%と大幅なベースアップを実施しており、業績の伸長を背景とした従業員への利益還元を積極的に進めております。

 当社は今後も、労働市場の動向や業界内外の賃金水準、物価動向等を総合的に勘案しつつ、公正かつ競争力のある待遇水準の維持・向上に努めるとともに、人財への投資を通じて、企業価値の向上を目指してまいります。

 

 

(2) 【従業員の状況】

 ① 連結会社の状況

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

パチンコ機関連事業及びパチスロ機関連事業

749

補給機器関連事業

40

その他

4

全社(共通)

102

合計

895

 

(注)1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2 「パチンコ機関連事業」及び「パチスロ機関連事業」の従業員数につきましては、両事業に係わる同一担当者が多くセグメント別の把握が困難であるため、一括して記載しております。

3 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

 ② 提出会社の状況

2026年3月31日現在

 従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の対前

事業年度増減率(%)

760

44.4

18.8

9,319

△7.4

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

パチンコ機関連事業及びパチスロ機関連事業

618

補給機器関連事業

40

全社(共通)

102

合計

760

 

(注)1 従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3 「パチンコ機関連事業」及び「パチスロ機関連事業」の従業員数につきましては、両事業に係わる同一担当者が多くセグメント別の把握が困難であるため、一括して記載しております。

4 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

 ③ 労働組合の状況

当社三和工場にSANKYO労働組合が結成されておりますが、労使関係は安定した状態であり、特記すべき事項はありません。なお、連結子会社においては労働組合の結成はありません。

 

 

 ④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 イ 提出会社

当事業年度

 管理職に占める
女性労働者の割合(%)
(注)1

男性労働者の
育児休業取得率(%)
(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

4.1

37.5

63.6

62.6

140.0

 

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 ロ 連結子会社

当事業年度

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)
(注)1

男性労働者の育児
休業取得率(%)
(注)2、3、4

労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)1、5

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

㈱三共エクセル

0.0

100.0

82.0

80.0

98.5

㈱ビスティ

0.0

156.1

156.1

㈱ジェイビー

0.0

 

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3 当事業年度に出産した従業員数及び配偶者が出産した従業員数に対して、当事業年度に育児休業を取得した従業員数の割合を算出しております。

4 男性労働者の育児休業取得率の「-」は、男性労働者の育児休業取得の対象者がいないことを示しております。

 労働者の男女の賃金の差異の「-」は、女性労働者がいないため、賃金の差異を算定できないことを示しております。

 

 ハ 連結会社

当連結会計年度

管理職に占める
女性労働者の割合(%)
(注)2

男性労働者の
育児休業取得率(%)
(注)3

労働者の男女の賃金の差異(%)
(注)2

全労働者

正規雇用
労働者

パート・
有期労働者

3.6

50.0

65.0

63.9

103.1

 

(注)1 「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第28号)第2条第5号に規定されている連結会社を対象としております。

2 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

3 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理

当社グループは、ESGの視点により、経済的な成長と持続可能な社会の両立を実現し、企業価値向上を果たしていきたいと考えており、顧客、取引先、株主、従業員、地域社会をはじめとするあらゆるステークホルダーへの配慮及び協働を通じて、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

サステナビリティの推進にあたっては、「サステナビリティ委員会」のもと、グループ全体のサステナビリティ方針や目標設定・計画推進を行ってまいります。

また、当社グループではサステナビリティに関するリスクを重要リスクのひとつと位置付けており、経営方針・経営戦略等に影響を与えるリスクの特定を定期的に行ってまいります。特定したリスク・機会はサステナビリティ委員会を中心に議論し、重要度の高いものについては、取締役会及び経営会議へ報告いたします。取締役会及び経営会議において当社グループのリスク及び機会を統括し、具体的な対応やリスク管理体制についての方針を決定し、影響を最小化するための対策構築の指示、進捗管理を行ってまいります。

 

(2) 戦略(具体的な取組)

 ① 気候変動への取組

世界的な課題となっている気候変動リスクへの対応は、当社グループとしても重要な課題のひとつと認識しており、TCFD 提言にて例示されている気候変動がもたらすリスク・機会を基に、シナリオ分析を実施いたしました。

シナリオ分析においては、2℃以下シナリオを含む複数の温度帯のシナリオを選択、設定していく必要があるため、移行面で影響が顕在化する1.5℃シナリオと物理面での影響が顕在化する4℃シナリオの2つのシナリオを選択いたしました。

 

イ. 1.5℃シナリオ

1.5℃シナリオでは、炭素税の導入や化石燃料の使用に関する規制導入など、脱炭素社会への移行に伴う影響が予想されます。

当社事業へのリスクとしては、炭素価格(炭素税・排出量取引制度)の導入や再生可能エネルギー政策による電力価格高騰に伴う操業コストの増加、サステナビリティ情報開示の対応にかかるコスト及び原材料価格の高騰による製造コストの増加などが想定されます。

機会としては、使用済み機器のリサイクルや部品リユースを促進することで、環境対応への取り組み推進に対し、外部評価の向上による機会獲得が挙げられます。

 

ロ. 4℃シナリオ

4℃シナリオでは、異常気象の激甚化などの気候変動による物理的な影響が発生することが予想されます。

当社事業へのリスクとしては、異常気象の激甚化に伴う製造拠点・オフィスの被災や休業による売上の減少、平均気温の上昇に伴う光熱費の増加や従業員への健康被害の発生、感染症の増加や気象パターンの変化により外出機会が減少し、パーラーへの来訪者が減少すること等が想定されます。

 

当社は、1.5℃シナリオ及び4℃シナリオにおける気候変動リスクの軽減に向け、主力事業であるパチンコ機・パチスロ機関連事業において、環境負荷低減と経営効率の向上を両立させる取り組みを推進しております。具体的には、商品設計段階から部品の共通化を図ることで産業廃棄物の抑制に努めるとともに、遊技機付属品の梱包・緩衝材を発泡スチロールから段ボールへ切り替えることによる顧客先での廃棄物削減、さらには、部品・資源の再利用を目的として、リサイクルを前提とした商品開発に継続的に取り組んでおります。今後も、これらの取り組みを一層深化させることで、環境負荷の一層の低減と経営の効率化を実現してまいります。

なお、当社グループのリサイクル率は以下のとおりであります。

 

2021年3月期

2022年3月期

2023年3月期

2024年3月期

2025年3月期

リサイクル率(%)

91.06

91.32

91.78

92.03

92.28

 

 ※当連結会計年度(2026年3月期)のリサイクル率につきましては、2026年9月に当社ホームページに

  開示予定の『統合報告書』に記載する予定であります。

 

 ② 人的資本、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に向けた取組

当社グループは、健全なレジャーの発展と心豊かな社会づくりに貢献するため、パチンコ・パチスロ業界のリーディングカンパニーとしての使命を果たすことを基本理念としております。

その中で、全従業員一人一人の意欲の促進と能力開発を経営の重要課題のひとつとして位置付けており、『創意工夫』の精神のもと自らの個性を多様性として活かし、仕事に誇りを持って働くことのできる職場環境を整備することを目的として以下の取り組みを行っております。

 

イ. 多様な人財の活躍支援

当パチンコ・パチスロ業界の遊技人口の性別構成は、各種調査において概ね男性が全体の8割前後、女性が2割前後を占めており、男性比率が高い状況にあります。それに伴い、新卒採用エントリー者の割合も男性が85%超を占めております。

また、遊技機メーカーとして採用に注力している職種は、開発と営業であり、開発はパチンコ・パチスロの遊技プレイヤーが主な採用対象となるため、男性の採用割合が高く、営業は重量のある遊技機の取り扱いを伴う業務であることから、女性の応募は相対的に少ない状況にあります。

こうした中、当社グループでは、多様な人財が活躍できる職場環境の醸成を目的とし、「女性活躍推進」、「男性の育児休業の取得」、「障がい者雇用の増進」等の施策を行い、ダイバーシティ&インクルージョンを推進してまいります。

 

(具体的な取組)

女性の意欲的採用

採用担当者に女性従業員を配置し、採用選考過程において女性応募者と女性従業員が直接対話できる場を設ける。

働き方改革の継続実施

対象者へ育児休業の取得推奨を行うとともに、男性従業員についても1週間以上の育児休業取得を推奨する。

障がい者雇用の増進

障がいのある方の就労能力を正しく評価し、相談窓口の設置、対話の機会を設ける等の施策を推進し、障がいのある従業員の職場定着を支援する。

 

 

 

ロ. 優秀な人財の育成

当パチンコ・パチスロ市場における遊技機は、年々機構やゲーム性等が多様化してきており、市場ニーズを先取りして、ファン・パーラーの皆さまに満足していただくだけでなく、パチンコ・パチスロ産業が末永く大衆娯楽として支持されるために、潜在ファン・休眠ファンにも関心を持っていただけるようなアミューズメント性の高い遊技機の開発が喫緊の課題となっております。また、組織の停滞を防ぐため、社内の適正な人財分布やシステム化による業務効率の向上のほか、従業員の意識改革に取り組む必要があると考えております。

当社グループは、厳しい環境を勝ち抜き、持続的成長を果たすため、積極的な人財戦略が最重要と捉えており、高度な専門性や論理的思考力・コミュニケーション能力を有する優秀な人財の確保と、既存従業員のモチベーション・パフォーマンスの更なる向上を図ることにより、当社グループの人財価値を高め、企業価値の更なる向上に努めてまいります。

 

(当社の人財化戦略に基づく取組)

優秀な人財の確保

2025年3月期より大卒初任給30万円以上に引き上げ

DX人財の確保のため採用試験(デザイン思考テスト)の変更

若手従業員の早期育成

「3年で一人前」を目的とした入社1年目から3年目までの段階的な教育研修の実施

成長機会の拡大

チャレンジしやすい企業文化のもと、実績を残した若手従業員の早期役職登用を推進

 

 

(新卒入社社員を対象とした研修制度)※一部

研修プログラム名

実施目的

1人当たりの
 研修時間

参加者(人)

2025年
3月期

2026年
3月期

新入社員研修

参加者が社会の仕組みや企業理念を理解し、基本的なビジネスマナーや報連相(報告・連絡・相談)のスキルを身につけることを目的としております。

また、PDCAサイクルを活用して仕事を改善する方法を学び、効率的に業務を進められる力を養います。

これにより、社会人としての基礎をしっかりと固め、職場でのパフォーマンスと、生産性の向上に貢献できることを目指します。

30時間

19

28

製造ライン研修

参加者がメーカーの「現場」を理解し、今後の業務に生かせる実践的な視点を身につけることを目的としております。

具体的には、製造ラインでの実務を通じて、製造プロセスや生産性・コスト意識を学ぶとともに、安全衛生や基本動作を徹底し、規律性・責任感を養うことを目指します。

80時間

17

26

 

 

 

研修プログラム名

実施目的

1人当たりの
 研修時間

参加者(人)

2025年
3月期

2026年
3月期

フォローアップ研修

参加者が職場でのパフォーマンスを向上させるために必要なスキルを習得し、自己成長を促進することを目的としております。

具体的には、PDCAサイクルの効果的な活用法を学び、業務の振り返りと改善を行うスキルを身につけることを目指します。

また、モチベーション管理の手法を学ぶことで、自分自身やチームのモチベーションを維持し、高める能力を養います。さらに、円滑なコミュニケーションスキルを習得し、職場での人間関係をより良いものにするための具体的な技術を身につけることを目指します。

8時間

19

28

ネクストスキル研修

参加者が仕事に対する目的意識を明確にし、効率的かつ効果的な仕事術を習得することを目的としております。

具体的には、目的意識を持って業務に取り組むための方法、スケジュール管理の技術、及びアサーション・DESC法を用いたコミュニケーションスキルの向上を目指します。これにより、個々のパフォーマンスを最大化し、職場全体の生産性を向上させることを目指します。

8時間

23

19

 

 

ハ. 人権の保護

当社グループは、従業員の人権を尊重することを重要な社会的責任のひとつと認識しており、職場におけるハラスメントや差別、不適切な労働環境といった人権侵害のリスクを重要な課題と捉えております。ハラスメントや差別に関する教育・啓発の一環として、毎年実施している新任管理職向け研修において、ハラスメント防止及びコンプライアンスに関する理解の浸透と意識の再確認を図っております。また、これらのリスクを適切に把握・対応するための体制整備の一環として、当社では従業員が安心して問題を報告できるよう、匿名での投稿も可能な内部通報フォームを設置しております。

本フォームは、通報者のプライバシーと保護を重視しながら、迅速かつ適切な対応を行うための重要な手段として位置付けており、内部通報制度の周知・啓発にも継続的に取り組んでおります。

また、社是である『創意工夫』の精神に基づき、エンターテイメント性に富んだ最高の遊技機及び関連サービスを提供する企業として、社会的責任を果たすべく高い倫理基準の遵守に努めております。

当社の行動規範は、国際的な人権基準及び企業行動に関する各種ガイドラインを踏まえ策定されたものであり、すべての従業員が誠実かつ適切に行動するための指針となっております。

当社は取引先との間においても、公正・透明かつ自由な競争及び適正な取引を通じて健全な関係の構築に努めており、不正な利益供与や贈収賄を一切排除するとともに、サプライチェーン全体に対しても当社行動規範に準じた倫理的行動を求め、責任ある企業活動を推進しております。

 

ニ. 健康経営

当社グループは、健康管理も仕事の一環であると考え、従業員が働きやすい職場環境の整備と、心身の健康促進の充実を図り、「有給休暇取得の推進」、「全従業員の残業時間の削減」、「全従業員を対象にしたストレスチェックの実施」など、法令に基づく適正な労働時間の管理及び過重労働の削減を目指しており、健康の保持・増進活動に継続的に取り組むことを基本的な方針としております。また、人事制度につきましても従業員の就労意欲増進のための制度改正に向けて取り組み、より従業員が誇りを持って働ける職場環境を目指してまいります。

 

(当社の健康経営に向けた取組)

項目

目標

2026年3月期実績

1人当たり平均残業時間

月20時間以内

18.7h/月

有給休暇取得率

52.5%

 

 

 ③ 社会課題に向けた取組

2017年に遊技産業13団体からなるパチンコ・パチスロ産業21世紀会が、パチンコ・パチスロ依存(のめり込み)問題対策を強化し、最優先課題として取り組む表明として、「パチンコ・パチスロ依存(のめり込み)問題に対する声明」を発表いたしました。当社でも業界の健全な発展に寄与すべく本表明に賛同し、パチンコ・パチスロ依存を防ぐために以下の取り組みや支援を行っております。

 

イ. 宣伝物等への啓発メッセージ挿入の取組

製造業者団体の自主的な取り組みとして、遊技客に向けて、統一フレーズ「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです。」「のめり込みに注意しましょう。」を、遊技機の液晶表示器、CM、ポスター等へ表示を定めており、当社でも広告・宣伝を行う際には統一フレーズを表示しております。

 

ロ. パチンコ・パチスロ依存問題啓発週間の取組

毎年、5月14日から5月20日はパチンコ・パチスロ依存問題啓発週間とされており、業界団体ではこの啓発週間を中心に、パチンコ・パチスロ依存(のめり込み)問題について理解を広げるための情報発信や啓発週間をお知らせするポスターの掲示等を行っております。

 

ハ. ぱちんこ依存問題相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)」への支援

2006年より業界団体の支援によって「リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)」が設立され、啓発活動や電話相談などの幅広い取り組みを展開しております。当社でも業界団体を通じた当該機関への支援を行っております。

 

ニ. 依存問題の予防と解決に取り組む民間団体等に対する経済的支援の実施

パチンコ・パチスロ産業21世紀会が「一般社団法人 パチンコ・パチスロ社会貢献機構」を通じて、依存問題の予防と解決に取り組む民間団体等への助成を行っております。当社も加盟する日本遊技機工業組合を通じて、この取り組みを支援しております。

 

 

(3) 指標と目標

 ① 気候変動への取組

当社グループは、温室効果ガス排出量(Scope1及びScope2)の削減に向け、拠点ごとの温室効果ガス排出量抑制に向けた取り組みを進めております。具体的な取り組みとしては、営業車両のハイブリッド車への積極的な入替や照明のLED化及び人感センサー付き照明の採用、省エネ性能の高い空調設備への入替などの設備投資を実施しております。

今後は、温室効果ガスの排出量の削減目標設定についても検討を進めるとともに、既存施策のさらなる拡充を図り、太陽光発電の活用などによる省エネルギー施策の一層の推進や、再生可能エネルギーの導入などの検討も併せて進めてまいります。なお、再生可能エネルギー活用の取り組みとして、当社連結子会社の株式会社三共エクセルの工場屋根上にPPAモデルによる太陽光発電設備を設置し、そこで発電された電気を消費することで、CO2排出量削減を図っております。2026年3月期は当該設備による再生可能エネルギーの活用により、CO2排出量を約303t-CO2削減いたしました。

また、2026年秋頃には、当社生産工場である三和工場の屋根上においても太陽光発電設備の設置を予定しており、CO2排出量を年間約179t-CO2削減できる見込みとなっております。

〔当社グループCO2排出量推移〕

 

2022年3月期

2023年3月期

2024年3月期

2025年3月期

2026年3月期

Scope1

(t-CO2)

973

959

935

923

862

Scope2

(t-CO2)

4,310

4,307

4,225

4,469

4,259

 

※当連結会計年度(2026年3月期)におけるCO2排出量につきましては、環境省が2026年5月時点で開示している代替値を排出係数として算出した暫定値であり、確定値は2026年9月に当社ホームページに開示予定の『統合報告書』に記載する予定であります。

 

 ② 人的資本、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に向けた取組

当社は、上記「(2)戦略(具体的な取組)」において記載した、多様な人材の活躍支援に関する施策として、以下の指標を用いております。

項目

目標

2026年3月期実績

女性採用比率

採用者に占める女性の割合
15以上

12.5

女性労働者の平均勤続年数

女性労働者の平均勤続年数
17以上

16.3

女性管理職比率

女性管理職比率 
10以上

4.1

育児休業取得率

男性育児休業取得率
50%以上

女性 100.0%

男性  37.5

障がい者雇用率

全従業員に占める障がい者雇用率 2.7以上

2.5