2025年3月期有価証券報告書より

沿革

2【沿革】

 当社の前身は戦前のアスカニア合資会社(1931年独国アスカニア・ヴェルケ社の100%出資会社として設立、1936年アスカニア株式会社に改組)です。同社解散後、当社は旧アスカニア株式会社の役員、従業員が中心となり、同社の需要家でありました八幡製鐡㈱及び富士製鐡㈱(いずれも現、日本製鉄㈱)、東洋高壓工業㈱及び三井化學工業㈱(いずれも現、三井化学㈱)、日本鋼管㈱(現、JFEホールディングス㈱)等の資本参加等を得て、1950年に設立されたものです。

年月

沿革

1950年11月

東京都中央区に日本レギュレーター株式会社(現、株式会社ニレコ)設立。

1951年3月

東京都品川区に目黒工場開設。

1956年11月

東京都大田区に六郷工場開設、機械油圧部門を目黒工場から移設して、生産体制を拡充。

1961年1月

機械加工部門整備、拡張のため、子会社千代田精機㈱を設立。

1964年1月

管理部門の強化を図り目黒工場を目黒事業所と改称。

1969年6月

本店を東京都中央区から東京都港区に移転。

1970年8月

八王子工場建築工事一部完成に伴い、研究開発部門を目黒事業所から移設。

1971年8月

八王子工場建築工事完成に伴い、本社機構を移管して八王子事業所とし、目黒事業所から全面移転して生産体制を拡充。目黒事業所閉鎖。

1972年5月

子会社ニレコ・サービス㈱(後にニレコ計装㈱)を設立。制御装置の保守サービス業務を移管。

1979年7月

本店を東京都港区から東京都八王子市(八王子事業所)に移転。

1984年3月

六郷工場閉鎖、八王子事業所に全面移転。これにより製造部門の集結完了。

1984年5月

業務拡張のため神奈川県相模原市に相模原工場を建設、倉庫拡張、子会社千代田精機㈱を収容。

1984年11月

商号を「日本レギュレーター株式会社」から「株式会社ニレコ」に変更。

1989年9月

生産体制を整備、拡張のため相模原工場を増築。

1989年10月

社団法人日本証券業協会(現、日本証券業協会)に店頭登録。

1990年4月

電子・電気機器部門生産体制強化のため、ミスミ電子㈱(後にミヨタ精密㈱)株式を追加取得、子会社化。

1990年12月

研究開発部門の整備・拡充のため、八王子事業所研究棟を増築。

1994年9月

海外事業展開のため、仏国カルグラフ社(後にNIRECO EUROPE SAS)株式を取得、子会社化。

1996年7月

業務拡張のため八王子事業所を増築。

1996年12月

子会社ミスミ電子㈱(後にミヨタ精密㈱)の本社機構を東京都八王子市に移管。

1998年5月

アジア地区の営業体制強化のため、台湾の仁力克股份有限公司を増資引受により子会社化。

2000年11月

北米地区の営業基盤強化のため米国に子会社NIRECO AMERICA CORP.を設立。

2003年11月

中国での生産拠点として尼利可自動控制机器(上海)有限公司を設立。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。

2007年11月

生産体制合理化のため、子会社千代田精機㈱と子会社ミヨタ精密㈱を合併統合し、商号を「ミヨタ精密㈱」に変更。

2009年8月

2010年4月

米国子会社NIRECO AMERICA CORP.を売却整理。

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。

2012年3月

2013年4月

2013年7月

2013年10月

NIRECO EUROPE SASを清算。

子会社ニレコ計装㈱株式を追加取得、完全子会社化。

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

子会社ニレコ計装㈱を吸収合併。

2014年11月

 

韓国におけるプロセス事業の販売及び保守サービス体制強化のため、同国に子会社Nireco Process Korea Co.,Ltd.(現Nireco Korea Corporation)を設立。

2015年5月

2017年2月

2019年10月

2021年6月

2022年4月

八王子事業所の老朽化対策のため、新棟及び耐震補強工事、付帯設備を建設。

 新たな製品開発と事業展開のため、㈱メガオプトの全株式を取得し、子会社化。

 レーザ応用製品関連事業の拡大加速のため、子会社㈱メガオプトを吸収合併。

 光学技術の研究開発企業である㈱光学技研を完全子会社化。

 電気・電子機器の設計開発会社である西武電機㈱を完全子会社化。

 東京証券取引所の市場再編に伴い、東京証券取引所スタンダード市場に移行。

2023年5月

子会社Nireco Process Korea Co.,Ltd.が社名をNireco Korea Corporationへ変更。

2024年4月

業務効率改善のため、子会社ミヨタ精密㈱を吸収合併。

2024年10月

京浜光膜㈱を株式取得により子会社化

関係会社

4【関係会社の状況】

(1)連結子会社

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

(注)1

議決権の所有割合又は被所有割合(%)

関係内容

㈱光学技研

(注)4

神奈川県

厚木市

75百万円

オプティクス事業

100.0

当社オプティクス事業製品の開発、製造及び販売を行っている。

役員の兼任あり。

西武電機㈱

東京都

八王子市

10百万円

その他事業

100.0

電子機器、情報機器、各種機器の開発及び

製造を行っている。

役員の兼任あり。

京浜光膜㈱

(注)3

神奈川県

秦野市

50百万円

オプティクス事業

100.0

当社オプティクス事業製品の開発、製造及び販売を行っている。

役員の兼任あり。

仁力克股份有限公司

台湾

新北市

13百万NTドル

制御機器事業
検査機事業

100.0

当社制御機器及び検査機事業の製品を中心としてアジア地区における製造及び販売を行っている。

尼利可自動控制机器(上海)有限公司

中国

上海市

135百万円

制御機器事業
検査機事業

100.0

当社製品全般にわたり製造、販売及び保守サービスを行っている。

Nireco Korea Corporation

韓国

慶州市

1,100百万ウォン

制御機器事業

検査機事業

90.9

当社制御機器事業の製品の製造、販売及び保守サービスを行っている。

役員の兼任あり。

その他1社

 

 

 

 

 

 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。

2.上記の子会社はいずれも有価証券届出書又は有価証券報告書を提出していません。

3.京浜光膜株式会社については、2024年10月1日に株式を取得し子会社化しました。

4.㈱光学技研については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等(連結会社相互間の内部取引、債権債務相殺前)

(1)売上高   1,964百万円

(2)経常利益   934百万円

(3)当期純利益  584百万円

(4)純資産額  3,094百万円

(5)総資産額  3,695百万円