2025年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    878名(単体)
  • 平均年齢
    39.5歳(単体)
  • 平均勤続年数
    10.2年(単体)
  • 平均年収
    4,246,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)提出会社の状況

当社の事業内容は、宝飾品の製造とその販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、セグメントごとの従業員の状況の記載を省略しております。

 

 

 

2025年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

878

(87)

39.5

10.2

4,246

(注)1 平均年間給与は、正社員に対する支給額であり、賞与及び基準外賃金が含まれております。

2 従業員数は、就業人員であり、臨時従業員数は( )内に年間の平均雇用人員を外書で記載しております。

(2)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

 (注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)

 (注)2.

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1.

全労働者

正社員

契約・準社員

16.6

100.0

61.8

65.1

57.3

        ―

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社の目標は、ジュエリーの製造、販売という仕事を通じて、「お客様に美と夢と満足を提供する」ことです。この目標に関連の深い「職場」「社内教育」「女性活躍」「環境対策」「奨学生支援」を重要課題(マテリアリティ)であると考え、重点的に取り組んでいます。

なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1)ガバナンス及びリスク管理

(ガバナンス)

サステナビリティ全般に関するガバナンスの強化は社会の要請であり、当社としても重要視しております。当社は、代表取締役社長を責任者として、サステナビリティの取り組みを推進しています。
今後、さらなる体制構築を進めるとともに、全社的な取り組みをより一層強化してまいります。

(リスク管理)

サステナビリティに関する重要課題の決定、さらには重要課題の監督等のため、サステナビリティ関連のリスクと対応策について検討を行ってまいります。リスクと対応策については取締役会にて必要に応じて確認を行い、重要課題及びその目標や進捗状況を見直すなど適切に対応してまいります。

(2)重要課題

①  「職場」について

「職場」については、「働きやすい環境の整備」を心掛けています。

従業員の働き方や人材の多様性を踏まえた柔軟な労働環境を整備し、所定時間以外の労働時間の削減、福利厚生の充実及び有給休暇の取得促進など、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指します。

また、社内での法令等の順守はもちろんのこと、何らかの問題が生じた場合には、所定の部署や外部の弁護士に報告・相談できる制度を設けることで自由に意見を交換しあえる「風通しのよい」環境を整備・維持します。

②  「社内教育」について

「社内教育」については、教育研修制度の整備を心掛けています。

具体的には、新入社員研修や在籍年数に合わせた研修、新任店長を対象とした研修等を行い、必要な知識・技能を学ぶ場を提供します。またオンラインの技術も利用して、教育研修をいっそう充実させます。

 

③ 「女性活躍の推進」について

「女性活躍の推進」については、社員の8割以上が女性であることを踏まえ、女性が店長や本社の管理職として活躍できる環境を整備しています。

たとえば、すでに結婚により苗字を変更する際に、職場では旧姓を名乗れるようにしています。また、男性社員も含め、育児休暇や介護休暇をいっそう取りやすくします。さらに、社員の子供が小学校4年の始期に達するまで勤務時間を短縮することができます。

④ 「環境対策」について

「環境対策」としては、エネルギー使用の合理化、貴金属等のリサイクル、環境に配慮した包装の推進に取り組んでいます。

具体的には、いわゆる「省エネ法」に基づいて燃料、熱、電気の消費量を計画的に削減しつづけています。

また、金やプラチナ、パラジウム、銀などの貴金属については、精錬業者と連携してリサイクルに努めています。

さらに、包装資材についてはプラスチック製のテープの代わりに木材パルプを原料とするセロテープを使うなど、プラスチックの使用量を減らしています。

手提げ袋については、管理された森林から作られた、環境に配慮された紙を使用しています。

また、お客様のジュエリーをお好みのデザインに作り変えるリフォームは、お客様の意識の変化もあり、徐々に増えている傾向にあります。

⑤ 「奨学生支援」について

「奨学生支援」については、公益財団法人堤征二記念奨学財団を通じて、経済的理由により修学が困難な大学生に奨学金を給付(返済不要)しています。

(3)目標及び進捗状況

① 女性活躍推進に関する目標と進捗状況

1) 目標

 ・本社部門の管理職における女性比率を30%まで高める。

2) 進捗状況

 ・本社部門の管理職に占める女性割合 16.6%(2025年3月末日現在)

② 外国人活躍推進に関する目標と進捗状況

1) 目標

 ・多様化する消費者ニーズに対応できるように、全従業員における外国籍比率を1%まで高める。

2) 進捗状況

 ・全従業員に占める外国籍の従業員割合 0.1%(2025年3月末日現在)

③ 中途採用者活躍推進に関する目標と進捗状況

1) 目標

 ・本社部門の管理職における中途採用者比率を20%まで高める。

2) 進捗状況

 ・本社部門の管理職に占める中途採用者割合 12.5%(2025年3月末日現在)