2025年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

(単一セグメント)
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
(単一セグメント) 16,517 100.0 - - -

事業内容

 

3 【事業の内容】

当行及び当行の関係会社は、当行・連結子会社2社・持分法適用関連会社1社で構成され、銀行業務を中心に、リース業務、ファンドの組成・運営業務、現金等の輸送・警備業務などを行っております。

当行及び当行の関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおりであります。

〔銀行業〕

当行の本支店においては、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務、並びにこれらに付随する業務を行っております。

〔その他事業〕

連結子会社及び持分法適用関連会社については、リース業務、ファンドの組成・運営業務、現金等の輸送・警備業務等を行っております。

 以上述べた事項を事業系統図に示すと次のとおりであります。

 


 

業績

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

 当連結会計年度における当行グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。

①財政状態及び経営成績の状況

 ○金融経済環境

当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増大などを受け、緩やかな回復基調が見られます。一方で、物価上昇の継続や為替変動の影響、アメリカの政策動向などによる経済環境への影響も懸念され、依然として先行きが不透明な状況が続いています。

鹿児島県経済におきましても、インバウンドによる外国人観光客の増加等により、観光・宿泊関連において、持ち直しの動きが見られますが、資材費・燃料費の高止まりや労働力不足の影響等に、引き続き注意が必要な状況にあります。

○企業グループの状況

私ども南日本銀行グループは、「“つながり”の強さで、地域の輝く未来をつくる」というパーパスのもと、取引先に対して迅速な資金繰り支援を行うとともに、WIN-WINネット業務(新販路開拓支援業務)による本業支援及び経営改善支援等に取組んでまいりました。また、コーポレートメッセージに「話せるところ 頼れるところ」を掲げており、これまで以上に事業者及び個人のお客さまにしっかりと寄り添うことで、地域経済の回復・活性化に貢献できるよう取組んでまいります。

 

○財政状態の状況

 預金は、前連結会計年度末に比べ6億円減少し、7,759億円となりました。

 貸出金は、前連結会計年度末に比べ88億円増加し、5,920億円となりました。

 有価証券は、前連結会計年度末に比べ53億円増加し、899億円となりました。

 また、連結自己資本比率(国内基準)は、9.50%となりました。

 

○経営成績の状況

 経常収益は、貸出金利息や有価証券利息配当金及び株式等売却益の増加等により前連結会計年度に比べ、19億5千2百万円増加し、165億1千7百万円となりました。

一方、経常費用は、経費は減少したものの与信関係費用が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ、12億3千7百万円増加し、137億6千7百万円となりました。

 この結果、経常利益は、前連結会計年度に比べ7億1千4百万円増加し、27億4千9百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ5億7千5百万円増加し、21億8千8百万円となりました。

 日銀により、政策金利の引き上げが実施されても、貸出金利の引き上げには慎重に対応する必要があると考えており、今後もお取引先の本業支援や事業再生支援に取り組む「WIN-WINネット業務」に注力し、地域経済活性化に貢献することで収益力を高める方針です。

 

②キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、預け金(日銀預け金除く)の減少等により310億6千8百万円のプラスとなり、前年比560億5千2百万円増加しました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得等により、80億1千6百万円のマイナスとなり、前年比60億7千9百万円減少しました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等により5億2百万円のマイナスとなり、前年比5千2百万円減少しました。 

以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度の残高は、前連結会計年度に比べ225億4千8百万円増加し、1,326億6千8百万円となりました。

 

③生産、受注及び販売の実績

「生産、受注及び販売の実績」は、銀行業における業務の特殊性のため、該当する情報がないので記載しておりません。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

 経営者の視点による当行グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。

 なお、以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。

 

①財政状態

当連結会計年度の貸出金の期中平残は地元の企業への事業性貸出や地方自治体向け貸出が増加したため、前連結会計年度に比べ109億7百万円増加し、5,868億8千5百万円となりました。

中小企業への貸出金についても増加しており、当行グループが従来より取り組む「WIN-WINネット業務(新販路開拓支援業務)」を通じて、地域の中小企業のニーズを捉えた取り組みを行った結果であると考えます。

一方、当連結会計年度の預金の期中平残は流動性預金は増加したものの、定期性預金が減少したため、前連結会計年度に比べ18億6千4百万円減少し、7,758億7千3百万円となりました。流動性預金の増加は、年金振込、給与振込の推進とATMの機能の多様化等による顧客利便性の向上を図った結果であります。

また、有価証券の期中平残については市場における金利変動リスクや価格変動リスクを考慮した運用の結果、前連結会計年度に比べ56億7千万円増加し、870億1千3百万円となりました。今後も金利リスク・為替リスク・価格変動リスクに留意し取り組む方針です。

 

②経営成績

当連結会計年度の資金運用収益は、貸出金利回りは前連結会計年度比0.01ポイント低下しましたが、貸出金の期中平残が増加したことにより貸出金利息が1億4千9百万円増加したことや預け金利息が1億6千6百万円増加したことなどから、前連結会計年度に比べ3億7千3百万円増加し、129億7千2百万円となりました。貸出金については、今後も地域金融機関として地元中小規模事業者向けの貸出を強化し、資金運用収益の増加を図る方針です。

一方、当連結会計年度の資金調達費用は、預金利回りが上昇したことなどから前連結会計年度に比べ4億6千万円増加し、5億7千6百万円となりました。

以上のことから当連結会計年度の資金運用収支は前連結会計年度に比べ8千7百万円減少し、123億9千6百万円となりました。

役務収益は保険等の金融商品販売手数料や為替手数料等の増加により前連結会計年度に比べ9千7百万円増加し、16億1千5百万円となりました。役務費用については、団信保険料等が増加したことから、前連結会計年度に比べ8千8百万円増加し、18億1千万円となり、役務収支は前連結会計年度に比べ9百万円増加し、△1億9千4百万円となりました。

その他業務収益は、有価証券売却益の減少等により前連結会計年度に比べ1千3百万円減少し、5百万円となりました。その他業務費用は、有価証券売却損の増加等により前連結会計年度に比べ4億7千8百万円増加し、6億5千万円となり、その他業務収支は前連結会計年度に比べ4億9千2百万円減少し、△6億4千5百万円となりました。

当連結会計年度の経常利益は、株式等売却益の増加等により前連結会計年度に比べ7億1千4百万円増加し、27億4千9百万円となりました。

また、親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加等により前連結会計年度に比べ5億7千5百万円増加し、21億8千8百万円となりました。

当行グループは、今後も「WIN-WINネット業務(新販路開拓支援業務)」を中心として高い顧客満足をいただけるサービスの提供に注力することにより質の高い金融仲介機能を発揮し、地域経済活性化への貢献を果たすことで安定した利益の計上を目指します。

 

 

 

決算予想
(百万円)

実績
(百万円)

比較
(百万円)

経常利益

1,600

2,749

1,149

親会社株主に帰属する
当期純利益

1,100

2,188

1,088

コア業務純益(単体)

2,450

2,784

334

与信費用(単体)

850

1,140

290

 

本業収益であるコア業務純益(単体)は、貸出金利息が増加したことや営業経費が当初予想を下回ったこと等から予想比3億3千4百万円のプラスとなりました。また、経常利益は、コア業務純益が予想を上回ったことや、株式等売却益が増加したことから予想比11億4千9百万円のプラスとなりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益も、予想比10億8千8百万円のプラスとなりました。

 

③キャッシュ・フローの状況

当行グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は以下の通りです。

営業活動によるキャッシュ・フローは、資金の運用源である貸出金は88億4千8百万円増加しましたが、預け金(日銀預け金を除く)が281億7千9百万円減少したこと等により310億6千8百万円のプラスとなり、前連結会計年度に比べ560億5千2百万円の収入増加となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券に係るキャッシュ・フローが減少したことにより80億1千6百万円のマイナスとなり、前連結会計年度に比べ60億7千9百万円の収入減少となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い等により、5億2百万円のマイナスとなり、前連結会計年度に比べ5千2百万円の減少となりました。

なお、当行グループでは設備投資及び株主への配当等については自己資金で対応する方針です。

これらの結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度の残高は、前連結会計年度の残高に比べ225億4千8百万円増加し、1,326億6千8百万円となりました。

当行グループでは個人預金等により安定的な資金を調達し、地域の中小企業への貸出と有価証券で運用しておりますが、常に流動性リスクをチェックすることにより資金繰りの安定を図っております。

 

④連結財務諸表の作成にあたって用いた重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当行グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

⑤目標とする経営指標

2025年度は第1次中期経営計画の最終年度となります。本中期経営計画では、2025年度(最終年度)の主要計数目標を以下の通り設定しています。

○コア業務純益                 28億円

○当期純利益                   12億円

○コアOHR                 77%程度

○自己資本比率               8%台後半

 

(1)国内・国際業務部門別収支

資金運用収益は貸出金利息や預け金利息等の増加により前連結会計年度に比べ3億7千3百万円増加し、129億7千2百万円となりました。また、資金調達費用も預金利息の増加等により前連結会計年度に比べ4億6千万円増加し、5億7千6百万円となりました。その結果、資金運用収支は前連結会計年度に比べ8千7百万円減少し、123億9千6百万円となりました。

役務取引等収支は前連結会計年度に比べ9百万円増加し、△1億9千4百万円となりました。

その他業務収支は有価証券関係損益の減少等により前連結会計年度に比べ4億9千2百万円減少し、△6億4千5百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

資金運用収支

前連結会計年度

12,479

4

12,483

当連結会計年度

12,395

0

12,396

うち資金運用収益

前連結会計年度

12,594

4

△0

12,599

当連結会計年度

12,971

0

△0

12,972

うち資金調達費用

前連結会計年度

115

0

△0

116

当連結会計年度

575

0

△0

576

役務取引等収支

前連結会計年度

△203

△203

当連結会計年度

△194

△194

うち役務取引等収益

前連結会計年度

1,518

1,518

当連結会計年度

1,615

1,615

うち役務取引等費用

前連結会計年度

1,722

1,722

当連結会計年度

1,810

1,810

その他業務収支

前連結会計年度

△140

△13

△153

当連結会計年度

△644

△0

△645

うちその他業務収益

前連結会計年度

18

18

当連結会計年度

5

5

うちその他業務費用

前連結会計年度

158

13

172

当連結会計年度

649

0

650

 

(注) 1.国内業務部門は当行の円建取引及び連結子会社の業務、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。

2.「相殺消去額」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借利息であります。

3.資金調達費用は、金銭の信託見合費用(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。

 

 

(2)国内・国際業務部門別資金運用/調達の状況

資金運用勘定は前連結会計年度に比べ、平均残高が9億2千6百万円増加し、7,951億1千万円、利息が3億7千3百万円増加し、129億7千2百万円となりました。平均残高の増加は、国内業務部門において貸出金が109億7百万円増加したことや有価証券が59億2千3百万円増加したことが主因であります。

資金調達勘定は前連結会計年度に比べ、平均残高が53億8百万円減少し、7,754億8千3百万円、利息が4億6千万円増加し、5億7千6百万円となりました。平均残高の減少は、国内業務部門で預金が18億1千4百万円減少したことや借用金が34億4千1百万円減少したことが主因であります。

① 国内業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

793,867

12,594

1.58

当連結会計年度

795,060

12,971

1.63

うち貸出金

前連結会計年度

575,978

11,163

1.93

当連結会計年度

586,885

11,312

1.92

うち商品有価証券

前連結会計年度

0

0

0.76

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

81,043

868

1.07

当連結会計年度

86,966

1,013

1.16

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

136,630

157

0.11

当連結会計年度

121,200

323

0.26

資金調達勘定

前連結会計年度

780,689

115

0.01

当連結会計年度

775,431

575

0.07

うち預金

前連結会計年度

777,635

74

0.00

当連結会計年度

775,821

526

0.06

うち借用金

前連結会計年度

3,441

当連結会計年度

 

(注) 1.平均残高は、原則として日々の残高の平均に基づいて算出しておりますが、連結子会社については、原則として半年毎の残高に基づく平均残高を利用しております。

2.国内業務部門は、当行の円建取引及び連結子会社の業務であります。

3.資金調達勘定は、金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度387百万円、当連結会計年度390百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。

 

 

② 国際業務部門

 

種類

期別

平均残高

利息

利回り

金額(百万円)

金額(百万円)

(%)

資金運用勘定

前連結会計年度

317

4

1.47

当連結会計年度

57

0

1.40

うち貸出金

前連結会計年度

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

300

4

1.56

当連結会計年度

46

0

1.72

資金調達勘定

前連結会計年度

317

0

0.06

当連結会計年度

59

0

0.13

うち預金

前連結会計年度

102

0

0.16

当連結会計年度

52

0

0.14

うち借用金

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(注) 1.平均残高は、日々の残高の平均に基づいて算出しております。

2.国際業務部門は、当行の外貨建取引であります。

3.国際業務部門の外貨建取引の平均残高は、月次カレント方式(前月末TT仲値を当該月のノンエクスチェンジ取引に適用する方式)により算出しております。

 

 

③ 合計

 

種類

期別

平均残高(百万円)

利息(百万円)

利回り
(%)

小計

相殺
消去額
(△)

合計

小計

相殺
消去額
(△)

合計

資金運用勘定

前連結会計年度

794,184

△214

794,184

12,599

△0

12,599

1.58

当連結会計年度

795,117

△6

795,110

12,972

△0

12,972

1.63

うち貸出金

前連結会計年度

575,978

575,978

11,163

11,163

1.93

当連結会計年度

586,885

586,885

11,312

11,312

1.92

うち商品有価証券

前連結会計年度

0

0

0

0

0.76

当連結会計年度

うち有価証券

前連結会計年度

81,343

81,343

873

873

1.07

当連結会計年度

87,013

87,013

1,014

1,014

1.16

うちコールローン
及び買入手形

前連結会計年度

当連結会計年度

うち預け金

前連結会計年度

136,630

136,630

157

157

0.11

当連結会計年度

121,200

121,200

323

323

0.26

資金調達勘定

前連結会計年度

781,006

△214

780,791

116

△0

116

0.01

当連結会計年度

775,490

△6

775,483

576

△0

576

0.07

うち預金

前連結会計年度

777,737

777,737

75

75

0.00

当連結会計年度

775,873

775,873

526

526

0.06

うち借用金

前連結会計年度

3,441

3,441

当連結会計年度

 

(注) 1.資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高(前連結会計年度387百万円、当連結会計年度390百万円)及び利息(前連結会計年度0百万円、当連結会計年度0百万円)を控除して表示しております。

2.「相殺消去額」は、国内業務部門と国際業務部門の間の資金貸借の平均残高及び利息であります。

 

 

(3)国内・国際業務部門別役務取引の状況

役務取引等収益は、前連結会計年度に比べ9千7百万円増加し、16億1千5百万円となりました。

役務取引等費用は、前連結会計年度に比べ8千8百万円増加し、18億1千万円となりました。

この結果、役務取引等収支は前連結会計年度に比べ9百万円増加し、△1億9千4百万円となりました。

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

役務取引等収益

前連結会計年度

1,518

1,518

当連結会計年度

1,615

1,615

うち預金・貸出業務

前連結会計年度

589

589

当連結会計年度

614

614

うち為替業務

前連結会計年度

493

493

当連結会計年度

510

510

うち証券関連業務

前連結会計年度

102

102

当連結会計年度

116

116

うち代理業務

前連結会計年度

256

256

当連結会計年度

285

285

うち保護預り・
貸金庫業務

前連結会計年度

6

6

当連結会計年度

6

6

うち保証業務

前連結会計年度

16

16

当連結会計年度

16

16

役務取引等費用

前連結会計年度

1,722

1,722

当連結会計年度

1,810

1,810

うち為替業務

前連結会計年度

45

45

当連結会計年度

47

47

 

(注) 国内業務部門は当行の円建取引及び連結子会社の業務、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。

 

 

(4)国内・国際業務部門別預金残高の状況

○ 預金の種類別残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

預金合計

前連結会計年度

776,491

82

776,574

当連結会計年度

775,875

38

775,914

うち流動性預金

前連結会計年度

432,743

432,743

当連結会計年度

435,125

435,125

うち定期性預金

前連結会計年度

342,629

342,629

当連結会計年度

339,090

339,090

うちその他

前連結会計年度

1,118

82

1,200

当連結会計年度

1,660

38

1,699

譲渡性預金

前連結会計年度

当連結会計年度

総合計

前連結会計年度

776,491

82

776,574

当連結会計年度

775,875

38

775,914

 

(注) 1.国内業務部門は当行の円建取引及び連結子会社の業務、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。

2.預金の区分は、次のとおりであります。

①流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金

②定期性預金=定期預金+定期積金

 

 

(5) 国内・国際業務部門別貸出金残高の状況

① 業種別貸出状況(末残・構成比)

 

業種別

前連結会計年度

当連結会計年度

金 額(百万円)

構成比(%)

金 額(百万円)

構成比(%)

国内(除く特別国際金融取引勘定分)

583,201

100.00

592,049

100.00

製造業

25,925

4.45

25,878

4.37

農業、林業

6,551

1.12

6,737

1.14

漁業

2,102

0.36

1,970

0.33

鉱業、採石業、砂利採取業

122

0.02

120

0.02

建設業

44,679

7.66

45,452

7.68

電気・ガス・熱供給・水道業

8,352

1.43

8,212

1.39

情報通信業

2,081

0.36

2,008

0.34

運輸業、郵便業

13,043

2.24

13,589

2.29

卸売業、小売業

57,657

9.89

58,538

9.89

金融業、保険業

6,934

1.19

10,480

1.77

不動産業、物品賃貸業

139,204

23.87

137,822

23.28

その他の各種サービス業

100,091

17.16

99,791

16.85

地方公共団体

21,195

3.63

28,943

4.89

その他

155,265

26.62

152,509

25.76

海外及び特別国際金融取引勘定分

政府等

金融機関

その他

合計

583,201

592,049

 

(注) 国内は当行の円建取引及び連結子会社の業務であります。

 

② 外国政府等向け債権残高(国別)

該当事項はありません。

 

 

(6)国内・国際業務部門別有価証券の状況

○ 有価証券残高(末残)

 

種類

期別

国内業務部門

国際業務部門

相殺消去額(△)

合計

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

金額(百万円)

国債

前連結会計年度

19,538

19,538

当連結会計年度

28,866

28,866

地方債

前連結会計年度

27,351

27,351

当連結会計年度

30,550

30,550

社債

前連結会計年度

14,937

14,937

当連結会計年度

12,035

12,035

株式

前連結会計年度

9,631

9,631

当連結会計年度

8,272

8,272

その他の証券

前連結会計年度

12,877

300

13,177

当連結会計年度

10,185

10,185

合計

前連結会計年度

84,337

300

84,637

当連結会計年度

89,910

89,910

 

(注) 1.国内業務部門は当行の円建取引及び連結子会社の業務、国際業務部門は当行の外貨建取引であります。

2.「その他の証券」には、外国債券等を含んでおります。

 

 

(自己資本比率の状況)

(参考)

自己資本比率は、銀行法第14条の2の規定に基づき、銀行がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況が適当であるかどうかを判断するための基準(平成18年金融庁告示第19号)に定められた算式に基づき、連結ベースと単体ベースの双方について算出しております。

なお、当行は、国内基準を適用のうえ、信用リスク・アセットの算出においては標準的手法を採用しております。

 

連結自己資本比率(国内基準)              (単位:億円、%)

 

2025年3月31日

1.連結自己資本比率(2/3)

9.50

2.連結における自己資本の額

412

3.リスク・アセットの額

4,338

4.連結総所要自己資本額

173

 

 

単体自己資本比率(国内基準)              (単位:億円、%)

 

2025年3月31日

1.自己資本比率(2/3)

9.49

2.単体における自己資本の額

409

3.リスク・アセットの額

4,313

4.単体総所要自己資本額

172

 

 

 

(資産の査定)

(参考)

資産の査定は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成10年法律第132号)第6条に基づき、当行の貸借対照表の社債(当該社債を有する金融機関がその元本の償還及び利息の支払の全部又は一部について保証しているものであって、当該社債の発行が金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第2条第3項に規定する有価証券の私募によるものに限る。)、貸出金、外国為替、その他資産中の未収利息及び仮払金、支払承諾見返の各勘定に計上されるもの並びに貸借対照表に注記することとされている有価証券の貸付けを行っている場合のその有価証券(使用貸借又は賃貸借契約によるものに限る。)について債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として次のとおり区分するものであります。

 

1.破産更生債権及びこれらに準ずる債権

破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいう。

 

2.危険債権

危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権をいう。

 

3.要管理債権

要管理債権とは、三月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権をいう。

 

4.正常債権

正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、上記1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権をいう。

 

資産の査定の額

 

債権の区分

2024年3月31日

2025年3月31日

金額(億円)

金額(億円)

破産更生債権及びこれらに準ずる債権

71

76

危険債権

180

168

要管理債権

45

56

正常債権

5,588

5,673

 

 

 

セグメント情報

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

当行グループは、報告セグメントが銀行業のみであり、当行グループの業績における「その他」の重要性が乏しいため、記載を省略しております。なお、「その他」にはリース業務が含まれております。

 

【関連情報】

前連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1.サービスごとの情報

                                           (単位:百万円)

 

貸出業務

有価証券

投資業務

その他

合計

外部顧客に対する

経常収益

11,163

988

2,413

14,565

 

   (注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2.地域ごとの情報

(1)経常収益

当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1.サービスごとの情報

                                           (単位:百万円)

 

貸出業務

有価証券

投資業務

その他

合計

外部顧客に対する

経常収益

11,312

2,678

2,526

16,517

 

   (注)一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2.地域ごとの情報

(1)経常収益

当行グループは、本邦の外部顧客に対する経常収益に区分した金額が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2)有形固定資産

当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

3.主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

当行グループは、報告セグメントが銀行業のみであり、当行グループの業績における「その他事業」の重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。