2024年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    612名(単体) 1,095名(連結)
  • 平均年齢
    38.3歳(単体)
  • 平均勤続年数
    10.5年(単体)
  • 平均年収
    7,453,794円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

(2024年3月31日現在)

セグメントの名称

従業員数(人)

レジデンシャル事業

274

(40)

ソリューション事業

214

(21)

宿泊事業

253

(56)

工事事業

234

(18)

報告セグメント計

975

(135)

全社(共通)

120

(11)

合計

1,095

(146)

(注)1.上記従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は(  )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2.在外連結子会社の従業員数については、2023年12月末日時点の従業員数を記載しております。

3.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

(2024年3月31日現在)

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

612

(66)

38.3

10.5

7,453,794

 

セグメントの名称

従業員数(人)

レジデンシャル事業

253

(31)

ソリューション事業

212

(20)

宿泊事業

27

(4)

報告セグメント計

492

(55)

全社(共通)

120

(11)

合計

612

(66)

(注)1.上記従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。なお、兼務役員は含まれておりません。

2.平均年間給与は、時間外手当その他の基準外賃金及び賞与が含まれております。

3.全社(共通)として記載している従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

 

当事業年度

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)1

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1.2

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

12.7

37.5

57.5

57.8

47.1

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.提出会社の労働者の賃金は、性別に関係なく、同一基準を採用しております。男女の賃金の差異については、主には男性の管理職比率が高いこと及び雇用形態の差異によるものであります。

 

②連結子会社

 

当事業年度

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)

男性労働者の育児休業取得率(%)

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

株式会社GOOD PLACE

100.0

株式会社コスモスホテルマネジメント

12.0

69.9

80.4

106.1

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社は、取締役会での協議を経て、中長期的な企業価値の向上に向けてMission『「Next GOOD」お客さまへ。社会へ。一歩先の発想で、一歩先の価値を。』を定めており、中長期の成長実現にむけて2022年5月に「中期経営計画2026」(2022年度〜2026年度)を策定し、公表しています。

(1)ガバナンス

「中期経営計画2026」の基本方針を「事業・財務基盤の強化」「新たな事業創造」「ESG経営の実践」と掲げ、取締役会において中期経営計画・年度計画の実行モニタリングを行うこととしております。また、経営管理本部長、建築本部長を担当役員とする部門横断のプロジェクト組織ESGプロジェクトを組成し、全社のESGへの取り組みの推進と各部署の取り組み支援を行うとともに、2024年4月よりサステナビリティ推進機能の更なる強化に向けて経営管理本部の直下にサステナビリティ推進準備室を新設しています。また、執行役員及び各事業部・部門の組織長等により構成される「戦略方針確認会議」にて、事業環境の予測、マクロ市場動向の意見交換、エリア別の市場変化、各事業の戦略に加えて、各事業に置けるESG取り組み具体案を確認・共有しております。

(2)戦略

「中期経営計画2026」の基本方針を「事業・財務基盤の強化」「新たな事業創造」「ESG経営の実践」と掲げ、ESG取り組み方針を、以下のとおりに定め、サステナビリティを巡る課題に対し積極的に取り組んでまいります。

Environment:環境負荷の低い建物・都市生活づくり

・新築マンション全住戸ZEHの実現

・リノベーションマンション販売・収益不動産等販売における中古ストック再生の取り組みのさらなる強化

・環境負荷の低い都市生活につながる商品・サービスの創造

Social:人と人との温かなつながりにあふれる豊かな都市生活づくり

・コミュニティ形成、子どもの成長や子育てを支援する商品・サービスの創造

・当社独自の働き方改革(WSI※)のさらなる推進 ※WSI:Work Style Innovation

Governance:さらなる成長の基礎づくり

・多様な事業ラインアップに対応し、継続的な事業成長を支えるリスク管理機能とコーポレートガバナンスの継続強化

また、2024年3月期からは、これまで実施してきた取り組みを継続することに加えて、当期純利益の2%程度をESGへの投資予算に充てるとともに、ボランティア等を含めた人的支援や、当社の強みや商品サービスを活かした効果的な取り組みとなることなどもめざして、より積極的な活動を開始しております。

人的資本は特に重要な経営資源と考え、ビジネススキル・リーダーシップなどの能力を高める研修の強化や自主的な学びを支援する制度、子育て支援制度、各種の休暇制度などを充実させることに加え、価値創造と生産性向上に向けた当社らしい働き方改革「WSI(Work Style Innovation)」の継続や、従業員の心身の健康維持・向上をはかる健康経営への取り組み、性別に関わらず誰もが活躍していける会社づくりを目指す「コスモスイニシアらしいジェンダーフリーを考えるプロジェクト」の推進等を通じて、人的資本の強化および従業員が長く安心していきいきと働ける環境づくりに取り組んでいます。

(3)リスク管理

当社は代表取締役社長を委員長とし、各事業部、子会社の責任者を委員として構成する「コスモスイニシアグループリスク管理委員会(以下、「グループリスク管理委員会」という。)」を開催し、各事業部、子会社におけるリスクの抽出、評価、対応策の検討を実施しております。(当事業年度においては12回開催)

事業等のリスクや、中長期的な機会を踏まえて、取締役会における中期経営計画及び年度計画の策定・モニタリングを行っております。

 

(4)指標及び目標

環境負荷の低い建物・都市生活づくりの一環として、新築マンション全住戸ZEHの実現を目標として掲げております。新築マンションでは2023年度に着工した397戸のうち217戸において、ZEH-M orientedの取得(申請中取得予定を含む)しており、今後も継続的に取得してまいります。

人的資本に関して、従業員が長く安心していきいきと働ける環境づくりの一環として、健康経営を掲げ、その目標及び指標と進捗状況をHPにおいて開示しております。なお、経済産業省が創設し日本健康会議が認定する優良な健康経営を行う企業「健康経営優良法人2024」に、当社は2024年3月11日に認定されております。2021年から4年連続で認定となり、客観的な指標として同制度の継続的な認定を目標としております。また、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく指標・数値に関しては、「5 従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。性別に関わらず誰もが活躍していける会社づくりに向けて、当社は各指標の向上を目標としております。