2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    72名(単体) 1,744名(連結)
  • 平均年齢
    43.0歳(単体)
  • 平均勤続年数
    8.6年(単体)
  • 平均年収
    5,827,000円(単体)

従業員の状況

 

(2) 【従業員の状況】

① 連結会社の状況

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

運送事業

992

[342]

倉庫事業

201

[932]

商品販売事業

3

[0]

ウエルフェア事業

53

[4]

その他

365

[50]

全社(共通)

130

[9]

合計

1,744

[1,337]

 

(注)1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員であります。

2.臨時従業員は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3.商品販売事業は、主として運送事業の従業員が兼務しており、上表の従業員数は、商品販売事業に主として従事する従業員数を記載しております。

4.全社(共通)は、管理部門等の従業員であります。

 

② 提出会社の状況

2026年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の対前
事業年度増減率(%)

72

[2]

43.0

8.6

5,827

-

 

 

(注)1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員であります。

2.提出会社の従業員は、すべて全社(共通)に属しているため、セグメント別の記載は省略しております。

3.臨時従業員は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5.当社は、2025年4月1日付で、当社が営む一切の事業(ただし、その株式を保有する会社の事業活動に対する支配及び管理並びにグループ運営に必要な業務に係る事業並びに不動産の保有に係る事業を除く。)を、吸収分割の方法により当社の100%子会社である株式会社ヒガシトゥエンティワン分割準備会社に承継させ、持株会社体制へ移行いたしました。これに伴い、当社は同日付で商号を株式会社ヒガシホールディングスに変更するとともに、株式会社ヒガシトゥエンティワン分割準備会社は同日付で株式会社ヒガシトゥエンティワンに商号を変更しております。この結果、提出会社である株式会社ヒガシホールディングス及び最大人員会社である株式会社ヒガシトゥエンティワンのいずれについても、前事業年度との単純比較が適切でないため、平均年間給与の対前事業年度増減率は「-」としております。

 

 

③ 最大人員会社の状況

 

ア 当事業年度における従業員数が最も多い会社

株式会社ヒガシトゥエンティワン

 

 

 

 

2026年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率(%)

675

43.6

8.1

4,727

-

[1,131]

 

(注) 1.従業員数は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含む就業人員数であります。

2.臨時従業員は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.2025年4月1日付で会社分割を行っております。このため、前事業年度との単純比較が適切でないことから、平均年間給与の対前事業年度増減率は「-」としております。

 

イ 上記アの会社の次に従業員数が多い会社

株式会社FMサポート21

 

 

 

 

2026年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率(%)

292

45.3

5.0

3,355

1.6

[107]

 

(注) 1.従業員数は、他社への出向者を除き、他社からの出向者を含む就業人員数であります。

2.臨時従業員は[ ]内に年間の平均人員を外数で記載しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

④ 労働組合の状況

   2026年3月31日現在

会社名

名称

組合員数

上部団体

㈱ヒガシトゥエンティワン

ヒガシトゥエンティワン職員組合

283名

全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟 (UAゼンセン)

㈱ヒガシトゥエンティワン

ヒガシトゥエンティワン労働組合

16名

上部団体には加盟しておりません。

㈱ヒガシトゥエンティワン

ヒガシトゥエンティワン労務特定職員組合

246名

上部団体には加盟しておりません。

 

(注)上記以外の当社及び連結子会社には労働組合は結成されておりません。いずれの会社においても労使関係は円満に推移しております。

 

 

⑤ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社の状況

提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため記載を省略しております。

 

②主要な連結子会社の状況

主要な連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)又は「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務のある会社となります。

当 事 業 年 度

名 称

管理職に

占める女性

労働者の

割合(%)

(注)1,3

男性労働者

の育児休業

取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1,3

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

株式会社ヒガシトゥエンティワン

5.3

81.8

65.8

82.5

89.9

株式会社イシカワコーポレーション

14.3

100

58.2

70.0

66.7

株式会社FMサポート21

13.3

*

67.7

90.7

100.2

ヒガシオフィスサービス株式会社

6.7

100.0

78.7

79.5

72.3

株式会社旅人

*

100.0

77.7

77.4

*

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出しております。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.表のうち、該当者がいない場合は「*」で表記しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

<1.サステナビリティ全般>

(1)ガバナンス

当社グループと社会のさらなる持続的発展を目指し、サステナビリティ経営を組織横断的に推進し、サステナビリティ取組の策定・決定を担う機関として、社長を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」を2023年4月より設置しております。

また、経営戦略・企画機能を担う企画部内に、同委員会の事務局として、中長期の企業価値向上に向けたサステナビリティ取組の企画・管理機能を有する「未来創造プロジェクト」を設置しております。

「サステナビリティ推進委員会」での審議内容は取締役会に報告し、検討と確認を行っております。

 

(2)戦略

当社グループは、2021年12月に、中長期的な企業価値向上の観点や、より複雑化する社会課題への対応に向けて、サステナビリティに関してより多面的且つ深度ある取組みを進めるべく、グループにおける取組みの共通指針として「サステナビリティ基本方針」を制定し、各領域の取組みを進めております。

また、長期経営ビジョン「ヒガシグループVISION2030」で掲げる「持続可能な企業活動(環境、社会、コーポレートガバナンス)の推進」の実現に向けて、中期経営計画2028においては、「サステナビリティ経営の推進」を主要取組みの1つとして掲げ、気候変動・人的資本価値向上・安全・人権原則の遵守に関する取組、および社会貢献活動、コーポレート・ガバナンス強化の取組等の各種施策を進めております。

 

「サステナビリティ基本方針」

1.

健全で開かれた企業経営の実現

 

 

・コーポレート・ガバナンスの内容を充実させることを経営の重要課題の一つとして位置付け、公共性が高い物流を担う事業者として透明性の高いガバナンス体制を構築し、健全で開かれた企業経営の実現と持続的な企業価値向上に努めます。

2.

働きがいのある職場環境作り

 

 

・すべての従業員が個人の能力を最大限発揮し、多様な人材が活躍するために、新しい働き方やより良い職場環境の整備に取り組みます。また、人材育成に取り組み、一人ひとりの成長を支援します。

3.

人権の尊重

 

 

・あらゆる企業活動及びバリューチェーンにおいて人権を尊重します。また、人権侵害の回避に努めます。

4.

地球環境に配慮した企業活動の実践

 

 

・「ヒガシグループ環境方針」に基づき、事業活動から生ずる大気汚染等の環境負荷軽減に取り組み、また環境保全活動を推進し、社会から一層信頼される企業を目指します。

5.

法令・コンプライアンスの遵守

 

 

・経営基本方針『「安全」と「安心」を大切にして物流事業を通じ社会に奉仕する私達ヒガシグループ』に則り、法令遵守はもとより、よき社会人、よき企業人としてコンプライアンスを尊重し、誠実かつ適切な企業活動に取り組みます。

6.

社会への貢献

 

 

・物流事業を通じ社会に奉仕する事業者として、そして公共性が高い物流を担う事業者として、社会貢献活動に積極的に取り組みます。

 

 

(3)リスク管理

 当社では社長を委員長とする「コンプライアンス・リスク管理委員会」を設置しており、法令・コンプライアンス遵守体制の整備、並びにサステナビリティに関する事項を含むリスク・問題点の把握と解決に取組んでおります。「コンプライアンス・リスク管理委員会」での審議内容については取締役会に報告し、検討と確認を行っております。

 

 

(4)指標及び目標

指標及び目標は、以下に記載しております。

・<2.重要な個別テーマ>(1)気候変動 ④指標及び目標

・<2.重要な個別テーマ>(2)人的資本 ④指標及び目標

・<2.重要な個別テーマ>(3)輸送の安全 ①指標及び目標

・<2.重要な個別テーマ>(4)人権原則の遵守 ④指標及び目標

 

<2.重要な個別テーマ>

(1)気候変動

当社グループは、気候変動問題を経営の重要課題の一つと考え、CO2排出量削減と情報開示に取り組んでまいりました。2025年3月には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)※の提言に基づき、当社グループの気候関連情報を開示しております。
※TCFD (Task Force on Climate-related Financial Disclosures) : 2015年12月に金融安定理事会(FSB)により設立された、気候関連情報開示を企業へ促す民間主導のタスクフォース。なお、TCFDは、2023年10月をもって解散しており、企業の情報開示に関する監督業務は国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)に移管されております。  当社は、今後、日本におけるサステナビリティ基準委員会(SSBJ)が示すフレームワークに基づいた情報開示の充実化に向けた準備を進めてまいります。

 

①ガバナンス

気候変動に対する取組に係るガバナンスは、当社グループのサステナビリティマネジメント体制に含まれております。詳しくは<1.サステナビリティ全般 (1)ガバナンス>をご参照ください。

 

②戦略

当社グループでは、気候変動に伴うリスクおよび機会について、2℃未満シナリオおよび4℃シナリオに拠り、現段階では定性的な分析として、想定される影響を「大」、「中」、「小」に分類・評価し対応策の検討を進めておりますが、将来的には事業インパクト評価などを含めた定量的な分析の検討、実施を進めてまいります。

 


 

 

 


 

③リスク管理

当社では、コンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、気候変動に関するリスク選定や、事業や業績に与える影響が大きい項目の「重大リスク」としての識別を評価し、また、これらの評価を、定期的に検証・評価し、必要に応じて見直しを行い、適切に管理しております。

 


 

④指標及び目標

当社グループは、気候変動に伴うリスクと機会に対応するため、国の地球温暖化対策計画や業界動向を踏まえ、2025年3月に、2030年度におけるScope1およびScope2のCO2排出原単位(売上高1億円当たりCO2排出量)を2023年度比で20%以上削減することを目標として設定しております。

また、2050年度においてScope1およびScope2のカーボンニュートラル(実質ゼロ)を目指しております。

 


 

※1 対象範囲は、2024年度までは会社分割前の株式会社ヒガシトゥエンティワン、2025年度以降は会社分割後の当社および会社分割により事業を承継した株式会社ヒガシトゥエンティワンのScope1およびScope2であります。なお、2025年度以降の売上高は、当該対象範囲内の会社間取引を相殺後の売上高を用いております。

※2 売上高原単位は、Scope1およびScope2の合計排出量を売上高で除し、売上高1億円当たりのCO2排出量として算定しております。

※3 対基準年比は、基準年である2023年度の売上高原単位に対する各年度の売上高原単位の削減率を表示しております。なお、削減率は表中に表示した売上高原単位に基づき算定し、表示単位未満を四捨五入しております。

目標達成に向けた各種取組については、以下当社ウェブサイトをご参照ください。

https://e-higashi.co.jp/company/sustainability/environment.html

 

 

(2)人的資本

①ガバナンス

人的資本に対する取組に係るガバナンスは、当社グループのサステナビリティマネジメント体制に含まれております。詳しくは<1.サステナビリティ全般 (1)ガバナンス>をご参照ください。

 

②戦略

労働人口減少に伴い人材不足が懸念されるなか、当社グループは人材育成方針を以下のとおり策定し、中期経営計画2028達成に向けて、採用戦略・労働環境整備等を通じた人材確保、既存人材のスキルアップによる生産性向上に取り組んでおります。また、2023年度からはエンゲージメント調査を開始し、人材育成方針に基づく各取組の効果測定、目標設定、必要施策の検討を行っております。

 

<人材育成方針>

 

 当社グループのパーパス(存在意義)「安心をずっと、驚きをもっと。人と技術とITで、新たな価値を創造し、豊かな明日へつなぎます。」に共感する人材、並びに、VISION2030で目指す姿「お客様に最高のサービスをお届けするために変革し続ける企業」の実現に向け貢献できる人材を育成してまいります。

①人材育成の考え方

 

 ヒガシグループ従業員のあるべき人材像である「新たな価値を創造できる人材」の育成を目指します。また、以下を人材育成の3つの柱とし様々な取組みを進めます。

 

○「変化を楽しむ企業文化の醸成」

 変革し続けることで驚きをもっと楽しみながら、これまでの常識にとらわれない新たな価値を生み出し続ける土台となる企業文化の醸成に取組みます。

 

○「価値創造をリードするマネジメント人材の育成」

 新たな価値創造を牽引する存在として、次世代を担う若手従業員を中心にマネジメント人材の育成を強化してまいります。

 

○「安心と価値創造を支える現場力の向上」

 安心をずっと提供し続けるために、安全・品質の基本知識から専門性の高い業務知識まで、知識・技能を備えた人材が高付加価値を生み出すことのできる現場力の向上に取組みます。
 

②人材採用の考え方

 

 ヒガシグループの急速な事業成長・拡大に伴い、それを支えうる人材の確保は当社の重要課題の一つとなります。将来の事業活動の担い手として期待される若手人材の採用に加え、即戦力として活躍できる人材の中途採用を推進するなかで、持続的な企業の発展を実現していきます。

 また、採用専任部門に採用ノウハウを蓄積し、外部募集広告、人材紹介会社の活用等様々な手段で、質・量ともに企業成長のスピード感に見合ったグループ全体の人材の確保を目指します。

 

 

③社内環境整備の考え方

 

 ヒガシグループでは、社内環境の整備は、従業員が安心して活躍するための基盤であるという考えのもと、一人ひとりの人格・個性・多様性を尊重し、それぞれがやりがいと誇りをもって働ける、安心・安全な職場環境づくりに取組みます。とりわけ、人材確保、既存従業員の定着推進のため、中長期的な視点から労働条件・労働環境の整備に取組みます。

 

 

 

③リスク管理

<第2 事業の状況 3 事業等のリスク(7) 人材の確保及び育成について> をご参照ください。

 

④指標及び目標

当社グループでは、人的資本価値の最大化をめざし、以下の通り指標・目標を定めております。

なお、2025年4月よりホールディングス体制へ移行したことに伴い、2026年3月期報告より指標・目標の内容を以下のとおり再設定しました(以下は特に注釈がない場合はグループ全体の指標・目標値)。

 

領域

人材育成方針実現に向けた取組

指標

目標

(2028年3月期)

実績

(2026年3月期)

全

般

パーパスへの共感・体現

従業員エンゲージメント調査回答率

100%

99%

従業員エンゲージメント調査におけるエンゲージメントスコア ※1

72.7

70.7

人
材
育
成

変化を楽しむ企業文化の醸成

女性管理職比率

10%

7.9%

従業員エンゲージメント調査におけるスコア(期待値と実感値のギャップ)
(カテゴリー:企業文化)※2

0

△0.7

価値創造をリードするマネジメント人材の育成

非管理職ポストからの管理職登用率

10%

10.5%

従業員エンゲージメント調査におけるスコア(期待値と実感値のギャップ)
(カテゴリー:業務遂行)※2

0

△0.6

安心と価値創造を支える現場力の向上

匠塾 総受講時間(年間)

500時間

449時間

運輸安全マネジメント評価(保有車両の事故率)

AAA

AA

主体的な学びの機会提供

年間の自己啓発研修(e-ラーニング)受講者数

200人

156人

人
材
確
保

企業成長のスピード感に見合ったグループ全体の人材確保

従業員数

1,850人

1,744人

年間採用数(パート従業員を除く)

300人

306人

退職率(パート従業員を除く)

11%

15.9%

職
場
環
境
整
備

やりがいと誇りをもって働ける、安心・安全な職場環境づくり

平均残業時間

20時間以内

16.8時間

有給取得率

63%

66.8%

男性育児休業取得率

75%

82.6%

男女の賃金差異

女性管理職増加等の取り組みにより差異を縮小させていく※3

76.2%

グループ内対象企業5社にて、働きやすい職場認証制度(国交省・厚生労働省)2つ星の取得 ※4

5社

5社

従業員エンゲージメント調査におけるスコア(期待値と実感値のギャップ)
(カテゴリー:仕事環境)※2

0

△1.0

 

※1  当社で実施するエンゲージメント調査は、従業員体験(Employee Experience)に着目した調査(満点は100)で、1年で1pt上昇を目標とする。

※2  従業員の「会社への期待値」と「実感値」のGAPを実績とする。GAPを無くすことを目標とする。

※3  賃金制度上、同一資格等級での男女の賃金差はないが、上位職位・資格等級に占める女性の割合が少ないことが差異の主な理由であるため。

※4 国土交通省・厚生労働省が推進する取り組みで、トラック運転手の労働条件・労働環境を認定団体が公正に評価し、優良な職場環境の運送事業所として認証を受けることができる制度。

 

(3)「輸送の安全」

当社グループは、お客様に安全・安心なサービスをお届けするため、以下の「輸送の安全に関する主要目標」を掲げ、安全を徹底した事業活動に取り組んでおります。昨年度導入したドライブレコーダー一体型デジタルタコグラフ(運行記録計)を通じた運転管理システムの刷新をはじめ、安全会議、安全対策委員会等の各種取組を通じ、安全の確保・向上・改善に努め、グループ全体で安全活動を実践しております。

 

①指標及び目標

 

指 標

目 標

(2028年3月期)

実 績

(2026年3月期)

グループ全体の車両事故率評価

AAA(トリプルA:事故率 2%以内)※

AA(ダブルA:事故率 5%以内)※

重大事故

(自動車事故報告規則第2条に規定する事故)

0件

0件

飲酒運転・過積載違反

0件

0件

 

※車両事故率評価 AAA とは、年間事故件数を全ての所有車両数(事業用・自家用・フォークリフト)で割り、パーセント表示したものが 2%以内となる最高の評価。

(参考)AA⇒5%以内、A⇒8%以内、B⇒15%以内

 

(4) 人権原則の遵守

①ガバナンス

人権原則の遵守における取組に関するガバナンスは、当社グループのサステナビリティマネジメント体制に含まれております。詳しくは<1.サステナビリティ全般 (1)ガバナンス>をご参照ください。

 

②戦略

当社グループでは、人権に関する国際規範を支持、尊重し、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」等に基づいて「ヒガシグループ サステナビリティ基本方針」を策定し、企業活動全体において人権尊重の実現に向け取り組みを進めております。

具体的には、自社従業員に対しては従前より全従業員向けの人権研修や法令遵守マニュアル「雇用と人権」をはじめとした人権に関する事項の整備、人権侵害リスクの予防・軽減措置の実施等を通じてグループ内での意識浸透を図ってまいりました。

さらに2024年からは「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」等に則り、人権デュー・デリジェンス(以下、人権DD)の取組み等を通じて、定期的に対応状況の確認を行うとともに、その取組の範囲を協力会社等のサプライチェーンにまで拡大するよう努めております。

 

③リスク管理

人権に関するリスクは、人権DDによって把握・特定の上、その予防・軽減措置を講じてまいります。人権DDの取組状況は、その他のサステナビリティに関する事項と同様、サステナビリティ推進委員会、コンプライアンス・リスク管理委員会にて定期的に報告しております。詳しくは、<1.サステナビリティ全般 (3)リスク管理>をご参照ください。

 

○人権DDの取組状況

 

(推進体制)

継続的に実施していく人権DDの状況等は、サステナビリティ推進委員会に報告し、レビューを受けています(サステナビリティ推進委員会での審議・報告事項は、取締役会に報告・監督される体制となっており、特に重要な事項については取締役会に付議し審議の上決定しております。)。なお、実務的な対応は、サステナビリティ推進委員会事務局と人事部が中心となって検討・実施を進めております。

 

 

(対応すべき人権課題の特定)

当社は、各種ガイドラインや報告書などを参照する他、社内の関係部門へのヒアリング等を実施し、事業活動に関連して発生しうる人権侵害リスクの洗い出しを実施しております。確認した人権リスクの内、優先的に対応すべき課題を特定するため、「深刻度」と「発生可能性」を評価軸とし、評価・分析を行うとともに、関連する部門やグループ会社の対応状況等につき確認し、対応が必要な人権課題を下記の通り特定いたしました。

 

優先的に対応すべき人権課題

領域

主なリスク

強制労働・児童労働

従業員

取引先

・物流現場やサービス提供現場における自社および協力会社の外国人技能実習生や若年労働者に関わる労働問題

労働安全衛生

従業員

取引先

・物流現場やサービス提供現場における自社および協力会社従業員の生命や健康に関わる事故

雇用・労働条件

従業員

取引先

・自社および協力会社従業員の長時間労働や休日出勤

・自社および協力会社従業員の雇用・労働条件

ハラスメント・差別

従業員

取引先

顧客

地域住民・コミュニティ

・自社内または自社・協力会社間で発生するハラスメント
・お客様への/お客様からのハラスメント
・採用募集時における差別や合理的配慮が欠如するリスク

地域コミュニティへの影響

地域住民・コミュニティ

・物流拠点の近隣にお住いの方や輸送経路周辺の生活環境への影響(騒音・大気汚染などによる環境破壊・危険物輸送時の事故が発生した場合の健康被害 等)

プライバシーの保護・情報管理

従業員
取引先
顧客

・預かった個人情報等プライバシー情報の管理

 

 

(人権侵害リスクの防止・軽減策の検討・実施)

上記で特定した人権課題の多くは、自社については従来から関連部門においてリスクとして認識し、対策を講じております。今後も、対策の継続・強化を進めていくとともに、これらのリスクについて、「人権課題としての認識の浸透」をはかってまいります。一方、協力会社をはじめとするサプライチェーンに対しては、2024年度に上記課題の周知や対応状況を把握するため、以下の通り主要取引先に対する人権アンケートを実施いたしました。今後は新たな取引先を中心に同様のアンケートを実施する予定です。

 

対象

当社グループ外注先111社(当社グループ外注費総額の72%をカバー)

実施時期

2024年10月~2025年2月

内容

サプライチェーン上の人権課題に対しての現状把握を目的に実施。

ビジネスと人権に関する全般的な設問に加え、当社グループの「優先的に対応が必要な人権課題」に関連する設問を中心にしたアンケート調査。

結果および対応

109社/111社より回答があり、現状把握という目的は達成。また、協力会社各社において、概ね適切な対応が行われていることを確認できた。アンケート回答内容について詳細確認の必要な事項については個別ヒアリング等を通じた実態確認を進め、サプライチェーン全体での人権尊重の理解促進と実践を推進し、人権問題リスクの低減に努めていく。

 

 

また、サプライチェーン上のステークホルダーを含む全てのステークホルダーからの苦情、および問合せの対応を行うため、問合せ・相談窓口を設置しております。なお、2026年3月期の人権に関する苦情・問い合わせ件数と対応状況については ④ 指標及び目標をご参照ください。

 

 

④指標及び目標

サステナビリティ基本方針に記載の通り、当社グループは、あらゆる企業活動及びバリューチェーンにおける人権尊重と人権侵害の回避を目指しております。

特定した重要課題に関し、以下の通りモニタリング指標を定めております。2026年3月期の各指標の実績は以下の通りです。

指 標

実 績

備 考

当社ウェブサイト 人権(ハラスメント相談含む)に関する問い合わせ件数

3件

全件について、内容及び相談者の意向を踏まえ、解決・是正に向けた対応を行っております。

社内相談窓口 人権(ハラスメント相談含む)に関する相談受付件数

5件

全件について、内容及び相談者の意向を踏まえ、解決・是正に向けた対応を行っております。

重大事故(自動車事故報告規則第 2 条に規定する事故)発生件数

0件

該当事項はありません。