2024年12月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

メンタルヘルスソリューション事業 メディカルキャリア支援事業 デジタルマーケティング事業 メディカルワークシフト事業 その他
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
メンタルヘルスソリューション事業 2,568 49.5 658 68.3 25.6
メディカルキャリア支援事業 115 2.2 23 2.3 19.6
デジタルマーケティング事業 101 1.9 16 1.6 15.6
メディカルワークシフト事業 2,406 46.4 267 27.7 11.1

事業内容

3【事業の内容】

当社グループは、当社(株式会社メンタルヘルステクノロジーズ)及び子会社である株式会社Avenir(以下、「Avenir」という)、株式会社タスクフォース(以下、「タスクフォース」という)、株式会社ヘルスケアDX(以下「ヘルスケアDX」という)、株式会社明照会労働衛生コンサルタント事務所(以下「明照会労働衛生コンサルタント」という)、株式会社みらい産業医事務所(以下、「みらい産業医」という)により構成されており、メンタルヘルスソリューション事業、メディカルワークシフト事業、メディカルキャリア支援事業及びデジタルマーケティング事業を主たる業務としております。

当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置づけは次のとおりです。

なお、当社グループの事業区分である次の4事業は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であり、当連結会計年度のセグメント別売上高の構成比率は以下のとおりであります。

メンタルヘルスソリューション事業 50.0%

メディカルワークシフト事業    46.9%

メディカルキャリア支援事業     2.2%

デジタルマーケティング事業     0.9%

※当社は2024年2月29日に株式会社タスクフォースの全株式を取得し、同年3月より連結の範囲に含めております。これにより、当社グループはメディカルワークシフト事業(医療機関を対象とした人材サービス)に進出いたしました。

 

(1)メンタルヘルスソリューション事業

メンタルヘルスソリューション事業では、産業医及び保健師等による役務提供サービスと労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス「ELPIS」をパッケージ化し、「産業医クラウド」の名称で提供しております。当事業の売上高は当連結会計年度においてグループ全体の売上高の50.0%を占めており、当社グループにおける主要な事業であります。

メンタルヘルスソリューション事業において、メンタルヘルスケアサービス「ELPIS」の開発は当社が行っており、顧客へのサービス提供は子会社であるAvenir、明照会労働衛生コンサルタントが行っております。

 

 

昨今、精神疾患患者が増加し、ストレスチェック制度の義務化や、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」(以下、「働き方改革関連法」という)の施行など、労働者の健康管理に対する社会的責任の重要性が増しており、企業はこれまで以上に従業員の心身の健康管理への配慮が必要となっております。また、2020年以降は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、在宅勤務を採用する企業が増加し、労働者の働き方に大きな変化が生じております。

産業医が行う業務(以下、「産業医業務」という)はこれまで、危険有害業務に従事する労働者の労働環境整備や、生活習慣病の予防等、主に身体の健康管理への助言や指導が中心でした。しかしながら、最近ではそうした業務に加え、職場におけるメンタルヘルスに起因する疾病予防についても重要視されるようになり、新たに新型コロナウイルス感染症をきっかけとして感染防止対策が加わり、産業医が対処すべき業務の範囲も大きく変化しております。

労働安全衛生法では、50名以上の労働者を使用する事業場においては、産業医の選任が義務づけられており、法令違反に対しては刑事罰も含めて罰則が設けられております。したがって、産業医と契約している企業は少なくありません。しかしこれまでメンタルヘルスに起因する疾病予防対策は、大手企業や一部の優良企業のみの導入にとどまる傾向にありました。労働者の心身の健康管理には、産業保健業務に従事する専門職の雇用やEAPサービス(心身に不調を来す従業員のケアを目的とした従業員支援プログラム)を導入するなど多額の費用が必要となること、企業の組織内に健康経営を推進する上で必要な専門知識を有する社員が必要であること等がその理由であります。

そこで当社は、企業が直面する費用や人員不足といった課題に対応すべく、「産業医クラウド」を開発しました。

「産業医クラウド」とは、従来産業医が行っていた産業医業務を整理し、産業医のみが実施できる業務と保健師等の産業医以外の専門家やスタッフ、及びクラウドサービスに置き換え可能な業務に切り分け、企業における産業医業務に係る事務負担とコストを引き下げつつ従業員の健康管理の質を高めるというサービスです。

このサービスの中では、産業医にしかできない部分についてはAvenir及び明照会労働衛生コンサルタントと嘱託産業医サービス業務委託契約を結んだ産業医が役務提供を行い、それ以外の代替可能な部分は保健師・看護師、及びAvenir・明照会労働衛生コンサルタントのスタッフが役務を提供しております。また、クラウドサービス「ELPIS」によって代替・充実できる業務もあり、これまで対応が難しかった従業員のメンタルヘルスケアを従来よりも低コストで実施できるようにしました。

各サービスの主な内容は下記のとおりです。

 

①役務提供サービス

役務提供サービスでは、従来産業医が行っていた業務を整理し、産業医のみが実施できる業務と保健師等の産業医以外の専門家により実施できる業務に切り分けました。それに加え、Avenirのスタッフによる事務手続代行サービス等を提供することにより、企業の産業医業務に係る事務負担の軽減を可能にしました。

役務提供を行う産業医は、産業医の認定資格を保有している医師の中から当社グループ独自の基準で選定しております。また、事業会社へ紹介したのちも、適切な期間で再評価を行い、契約変更を行うなどの対応をとっております。さらに、産業医に対して定期的に情報共有を行い、レベルアップができるようサポートしております。

 

② メンタルヘルスケアサービス「ELPIS」

メンタルヘルスケアサービス「ELPIS」は、当社が開発したクラウドサービスです。Avenirが役務提供サービスと共に「産業医クラウド」の名称で顧客へ提供しております。

主なサービス内容は以下のとおりです。

a.カウンセリングサービス

メールやオンラインを利用した、顧客企業従業員からの相談受付等のサービスを行っております。

 

b.マネジメントサービス

顧客企業の人事担当者及び従業員向けに、ヘルスリテラシー向上を目的とした動画コンテンツの配信、WEBセミナー、eラーニングツールの提供等を行っております。

 

c.リスククラウドサービス

労働安全衛生法に基づく労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査ツールや、定期健康診断のデータ管理サービス等を提供しております。

 

「産業医クラウド」においては、Avenir及び明照会労働衛生コンサルタントと嘱託産業医サービス業務委託契約を締結した顧客企業がAvenir及び明照会労働衛生コンサルタントへ月額顧問料等を支払う契約となっております。その中から、役務提供サービスに関してAvenir及び明照会労働衛生コンサルタントが医師・保健師(当社社員ではない場合)等へ稼働状況に応じた業務委託料を支払います。「ELPIS」に関しては、顧客企業の規模(利用数)に応じた月額課金制となっております。

 

当社は2024年12月18日に株式会社みらい産業医事務所の全株式を取得し、連結決算日をみなし取得日として連結の範囲に含めております。同社の業務はメンタルヘルスソリューション事業に含まれる予定です。

 

産業医クラウド以外のメンタルヘルスソリューション事業として、ヘルスケアDXでは、不動産や什器備品のサブリースに加え、人材不足が著しい医療機関の運営をBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)という形で支援しております。支援内容は、人事、総務、経理、マーケティング等、診察以外の業務となっております。

 

(2)メディカルワークシフト事業

メディカルワークシフト事業では、主に医療機関を対象とした人材サービスを行っております。当事業の売上高は当連結会計年度においてグループ全体の売上高の46.9%を占めており、メンタルヘルスソリューション事業と並んで当社グループにおける主要な事業であります。

 

医療現場は医師の長時間労働により支えられており、医療ニーズの変化や医療の高度化、少子化による労働力の減少により、医師に対する負荷は今後も更に増加すると予想されております。長時間労働による医師の健康問題は深刻化しており、それを解決するために、2024年4月医師の時間外労働上限規制が導入されました。しかしそれによって医療現場での人材不足が顕在化しつつあり、医療職が専門性の高い業務に集中できる環境の整備が求められております。

医師、看護師、事務職の業務負担軽減のためのタスクシフトの受け皿として、医療の質の向上と効率化を企図した看護補助者への期待は高まっておりますが、医療機関では直接雇用を行っているものの人材供給が追いついていない状況です。こうした需給ギャップを埋めるため、外部人材サービスのニーズの拡大が見込まれます。タスクフォースは、こうしたニーズを背景に、大規模急性期病院向け看護補助者の人材サービスに強みを持っておりますが、これは医療機関の現場業務に対する理解を背景とした現場の生産性向上に資する改善提案や長期間安定的に定着している派遣スタッフの多さによるものです。

 

(3)メディカルキャリア支援事業

メディカルキャリア支援事業は、子会社であるAvenirが職業安定法に基づいて行う有料職業紹介事業であり、主に医師を医療機関に紹介する採用支援サービスを行っております。

当事業においては、常勤医師の場合は医師が医療機関へ入職した時点で医療機関からの紹介料が発生する契約となっており、非常勤医師の場合は入職時にその年の想定稼働時間に応じて紹介料を頂く場合と、実際に勤務した時点で紹介料が発生する場合の2パターンがあります。

 

(4)デジタルマーケティング事業

デジタルマーケティング事業は、当社が行っており、医学会向けサービス、Webマーケティング支援サービスを提供しております。また、当社グループの連結子会社が増えたことに伴い、子会社向けのWebマーケティング支援を強化しております。

 

主なサービスの内容は下記のとおりです。

①医学会向けサービス

・株式会社杏林舍と提携した医学会専門電子書籍「KaLib」及び日本医師会の「日医Lib」のシステム保守運用

・医学会向けのアプリケーションの提供、サイト構築

 

②インハウス及び一般企業向けWebマーケティング支援サービス

・Webサイト制作受託業務

・Webサイト保守代行サービス

・デジタルマーケティング支援業務

・Webサイトや運用型広告などのデジタルメディアを活用した、見込み顧客の獲得に関するサポート及びコンサルティングサービス

 

医学会向け及び一般企業向けの保守運用サービスに関しては、導入費用と月額利用料が当社の収益となっており、その他については作業内容に応じて個別に料金を決定しております。

 

[連結事業系統図]

業績

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1)経営成績等の状況の概要

当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 財政状態の状況

(資産)

当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,891,814千円増加し、4,625,649千円となりました。

流動資産は前連結会計年度末に比べ473,351千円増加し、1,808,977千円となりました。これは主に、事業の拡大により現金及び預金が202,823千円、売掛金が275,437千円増加し、それぞれ1,116,537千円、640,848千円となったことによるものであります。

固定資産は前連結会計年度末に比べ2,418,462千円増加し、2,816,671千円となりました。これは主に、タスクフォース及びみらい産業医の子会社化により無形固定資産であるのれんが1,678,362千円増加し1,855,930千円となったことに加え顧客関連資産を668,502千円計上したこと、子会社事務所増床等により有形固定資産が32,398千円増加し70,408千円となったことによるものです。

 

(負債)

当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,712,373千円増加し、3,330,692千円となりました。

流動負債は前連結会計年度末に比べ570,014千円増加し、975,873千円となりました。これは主に、資金調達により1年内返済予定の長期借入金が286,602千円増加して371,428千円となったこと及び未払金が270,917千円増加し342,300千円となったことによるものであります。

固定負債は前連結会計年度末に比べ2,142,358千円増加し、2,354,819千円となりました。これは、長期借入金が1,984,924千円増加し、2,197,385千円となったことによるものです。

 

(純資産)

当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ179,440千円増加し、1,294,956千円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純損失29,779千円の計上により利益剰余金が29,779千円減少したものの、第11回新株予約権の株式報酬費用を計上したため新株予約権が198,463千円となったこと、及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ5,650千円増加したことによるものです。

 

② 経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国は、年初の能登半島地震や夏から秋の台風豪雨等による水害等の自然災害に見舞われました。また、認証不正問題に伴う一部自動車メーカーの工場出荷停止により、生産活動が下振れいたしました。一方、人手不足を背景に実質雇用者報酬の増加による個人消費の押し上げや訪日外国人観光客が過去最高を更新するなど好材料もあり、全体の景況感としては横ばいの中やや上向きの状況となりました。

このような状況のなかで、当社グループは2024年2月29日にタスクフォースの全株式を取得し子会社化して、メディカルワークシフト事業(医療機関を対象とした人材サービス)へ進出いたしました。2024年4月から導入された医師の時間外労働上限規制によって医療現場での人材不足が顕在化しつつあり、医療職が専門性の高い業務に集中できる環境の整備が求められております。同社は、医療現場における看護補助者を活用した医療専門職のタスクシフト・タスクシェアを推進しており、エッセンシャルワーカーの労働力ニーズの高まりによる業容の拡大を見込んでおります。同社は、大規模急性期病院向け看護補助者の人材サービスに強みを持っており、当社グループの持つメンタルクリニック運営支援サービスとの相乗効果を図って参ります。

これを踏まえ、メンタルヘルスソリューション事業とメディカルワークシフト事業を2つの成長エンジンとし、2027年12月期において連結売上高100億円、営業利益20-25億円を達成目標とする「中期経営計画MHT100/20-25」を策定し、2024年3月27日公表の「事業計画及び成長可能性に関する事項の開示」の中で発表いたしました。

当連結会計年度においては、景況感の上向きを受けて営業活動は活発化しているものの、産業保健事業における大口の商談には一定の時間が必要なことや、医師転職市場に対する働き方改革の影響などから、売上高の伸びがやや抑えられております。加えて、タスクフォースを連結子会社化したことに伴う同社買収関連の一時経費及びのれんの償却、同社連結による売上高の増加により2022年5月に付与した第11回新株予約権の行使条件達成の蓋然性が高まったことによる株式報酬費用を計上しております。2024年12月18日には、みらい産業医事務所の株式を100%取得して連結子会社化しました。

この結果、当連結会計年度の売上高は5,134,775千円(前連結会計年度比96.8%増)、営業利益は109,747千円(同78.1%減)、経常利益は39,438千円(同92.0%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は29,779千円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益441,371千円)となりました。

 

セグメント別業績は次のとおりであります。

なお、タスクフォースを連結の範囲に加えたことに伴い、同社の医療機関を対象とした人材サービスを新たなセグメント「メディカルワークシフト事業」として設定しております。また、報告セグメントの各グループ会社に営業費用として計上していたグループ会社の経営指導料を、報告セグメントごとの業績をより適正に評価するため、調整額として全社費用に含める方法に変更しており、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。

 

a. メンタルヘルスソリューション事業

当連結会計年度においては、新規顧客獲得のための顧客サービス体制の強化、大手企業向けコンサルティング提案営業の推進、既存顧客へのサービス追加による増額提案活動などを引き続き行ってまいりました。また、東海地方における明照会労働衛生コンサルタントとの営業活動の相乗効果が徐々に出始めております。みらい産業医は、みなし取得日を2024年12月31日としているため、収益及び費用の計上はありません。ヘルスケアDXは、メンタルクリニック運営支援サービスが売上に貢献し始めた一方、パーソナルジムサービスは収益化が難しいと判断し、撤退いたしました。

この結果、当連結会計年度における当セグメントの業績は、売上高2,566,944千円(前連結会計年度比18.1%増)、セグメント利益657,600千円(前連結会計年度比24.9%増)となりました。

 

b. メディカルワークシフト事業

2024年2月29日付でタスクフォースを完全子会社としたことに伴い、2024年3月より同社の医療機関を対象とした人材サービスを「メディカルワークシフト事業」として新たにセグメントを設定いたしました。

当連結会計年度における当セグメントの経営成績は、売上高2,406,227千円、セグメント利益は266,869千円となりました。

なお、前年同期は同社を子会社化しておりませんので、前年同期比較は記載しておりません。

 

c. メディカルキャリア支援事業

当連結会計年度においては、自治体や職場におけるワクチン接種の体制構築に係る医師紹介等による売上は前連結会計年度と比較して減少しました。また、医師の働き方改革の影響による市場の低迷を受けて有料職業紹介サービスの売上も減少いたしました。

この結果、当連結会計年度における当セグメントの業績は、売上高115,059千円(前連結会計年度比69.0%減)、セグメント利益22,532千円(前連結会計年度比89.3%減)となりました。

 

d. デジタルマーケティング事業

当連結会計年度においては、Webサイト制作受注市場での個人事業主との価格競争による受注単価、及び粗利の低下傾向を受けて、医学会を中心とした既存顧客の保守案件の受注に注力しました。また、デジタルマーケティング支援業務では、グループ内事業のウェビナー等による集客サービスを活発化させ、マーケティングを内製化することにより全体の利益率向上に寄与しました。

この結果、当連結会計年度における当セグメントの業績は、売上高46,543千円(前連結会計年度比27.6%減)、セグメント利益15,692千円(前連結会計年度比71.6%減)となりました。

 

③ キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ202,823千円増加し、1,116,537千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は前連結会計年度末に比べ92,974千円増加し、270,515千円となりました。これは主な増加要因としては、第11回新株予約権にかかる株式報酬費用が191,927千円、のれんの償却額が77,037千円、未払金の増加額70,721千円が挙げられます。一方減少要因としては、預り金の減少75,384千円、法人税等の支払143,791千円、利息の支払額31,380千円等が挙げられます。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は前連結会計年度末に比べ2,056,342千円増加し、2,146,958千円となりました。これは主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出2,022,874千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は前連結会計年度末に比べ1,911,988千円増加し、2,079,266千円となりました。これは主な増加要因としては、長期借入金の借入れによる収入2,400,000千円及び株式の発行による収入11,300千円があった一方で、減少要因として、長期借入金の返済による支出300,932千円が挙げられます。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

(1) 生産実績

当社グループの事業は、提供するサービスの性質上、生産実績の記載になじまないため、記載を省略しております。

 

(2) 受注実績

当社グループは、受注制作を行っておりますが、受注から制作・納品までの期間が短いため、記載を省略しております。

 

(3) 販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(千円)

前年度比(%)

メンタルヘルスソリューション事業

2,566,944

18.1%

メディカルワークシフト事業

2,406,227

メディカルキャリア支援事業

115,059

△69.0%

デジタルマーケティング事業

46,543

△27.6%

合  計

5,134,775

96.8%

(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。

 

①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りにつきましては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積りによる不確実性のため、実際の結果はこれらの見積りとは異なる場合があります。この連結財務諸表を作成するに当たっての重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。

 

②財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容

(a)財政状態の分析

財政状態の分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。

 

(b)経営成績の分析

(売上高)

当連結会計年度の売上高は5,134,775千円となり、前連結会計年度と比較して2,526,175千円増加(前期比96.8%増)となりました。これは、タスクフォースの連結子会社化により、新たな事業セグメントであるメディカルワークシフト事業の売上を2,406,227千円計上したことや従来の主要事業であるメンタルヘルスソリューション事業の売上高が、エンタープライズ向けの月額報酬が増加したことなどにより、前連結会計年度と比較して393,349千円増加し、2,566,944千円(前期比18.1%増)となった一方、メディカルキャリア支援事業の売上高が新型コロナワクチン接種に関連する医師紹介等の減少により前連結会計年度と比較して255,694千円減少し、115,059千円(前期比69.0%減)となったことによるものであります。

 

(売上原価、売上総利益)

当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度と比較して2,133,442千円増加し、3,295,021千円(前期比183.7%増)となりました。これは主に、タスクフォースの連結子会社化により派遣スタッフ人件費等が計上されたことや、メンタルヘルスソリューション事業の売上拡大による産業医への業務委託料支払が増加したことによるものであります。

その結果、売上総利益は前連結会計年度と比較して392,732千円増加し、1,839,753千円(前期比27.1%増)となりました。

 

(販売費及び一般管理費、営業利益)

当連結会計年度の販売費及び一般管理費は前連結会計年度と比較して784,078千円増加し、1,730,006千円(前期比82.9%増)となりました。これは主に、第11回新株予約権の行使条件達成の蓋然性が高まったことにより株式報酬費用を191,927千円計上したこと、タスクフォースの連結子会社化による従業員増加により給与手当が170,463千円増加し527,814千円(前期比47.7%増)となったこと、及び管理諸費が前連結会計年度と比較して129,545千円増加し、151,068千円(前期比601.9%増)によるものであります。その結果、営業利益は前連結会計年度と比較して391,345千円減少し、109,747千円(前期比78.1%減)となりました。

 

(営業外収益、営業外費用、経常利益)

当連結会計年度の営業外収益は前連結会計年度と比較して601千円増加し、626千円(前期比2,385.9%増)となりました。これは主に雑収入が487千円増加し504千円となったことによるものです。営業外費用は前連結会計年度と比較して65,671千円増加し、70,936千円(前期比1,247.4%増)となりました。これは主に、長期借入金の増加で支払利息が28,130千円増加し31,372千円となったこと、及び支払手数料が20,399千円増加し22,400千円となったことによるものです。

この結果、経常利益は前連結会計年度と比較して456,416千円減少し、39,438千円(前期比92.0%減)となりました。

 

(特別損益、法人税等、親会社株主に帰属する当期純利益)

当連結会計年度は、受取損害賠償金を8,563千円計上しております。また、特別損失は固定資産売却損170千円、固定資産除去損1,668千円を計上しております。法人税等合計は、75,484千円(前連結会計年度は81,459千円)となりました。

その結果、親会社株主に帰属する当期純損失は29,779千円(前連結会計年度は親会社に帰属する当期純利益441,371千円)となりました。

 

(c)キャッシュ・フローの分析

キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

③経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について

経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標(以下KPIと呼ぶ。KPIは、Key Performance Indicatorの略称であり、重要業績指標を意味する)につきましては、「第2事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」をご参照ください。

当社グループの中核事業であるメンタルヘルスソリューション事業のKPIの推移は以下のとおりとなっております。当事業の成長が当社グループ全体の成長の推進力であるため、当該KPIの進捗を注視し、経営上の目標達成状況を判断しております。なお、当社グループでは当該KPI及び顧客グループについて、下記のように定義しております 。

 

ENT(エンタープライズ、Enterpriseの略称)

従業員1,000名以上かつ「産業医クラウド」の売上高が月額20万円以上(見込を含む)の顧客(グループ)

 

SMB(Small and Medium Businessの略称)

「産業医クラウド」の売上高が月額20万円未満の顧客

 

MRR(Monthly Recurring Revenueの略称)

メンタルヘルスソリューション事業における「月次経常収益」を意味します。毎月発生する月額料金のみを集計対象としており、単発的に発生する収益は集計対象外としております。継続利用によって発生する経常収益の積み重ねが、当社事業の継続的な成長を測るための最も重要な指標であり、重視しております。
 

NRR(Net Revenue Retentionの略称)

「産業医クラウド」サービスにおける「売上継続率」を意味します。顧客がサービスに払う金額の増減割合を示す指標であり、特にENTについては当社事業の継続的な成長を測る指標として重視しております。

 

契約社(グループ)数

SMBについては法人単位、ENTについてはグループ(企業群)単位で月次の契約件数を集計しております。顧客数を増加させることが収益に直結するため、指標として重視しております。
 

契約単価

SMB、ENTの売上高を契約社(グループ)数で除算して算出した契約単価を集計しております。特にENTについては、「産業医クラウド」を導入した顧客に対し追加提案を行うことで、顧客数を増やすことなく売上高を伸長させることができるため、効率の良い売上向上策として指標を重視しております。
 

解約率(Customer Churn Rate)

月次の顧客の解約率を集計しております。メンタルヘルスソリューション事業においては、堅固な顧客基盤を構築することで、安定的かつ長期的な収益を確保することを目指しており、当社事業における指標として重視しております。
 

MRR(月次経常収益)四半期累計額(単位:百万円)

SMB

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

 

ENT

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

2022年

48

54

55

57

 

2022年

56

60

65

68

2023年

59

64

67

69

 

2023年

75

78

84

91

2024年

70

70

71

73

 

2024年

96

106

113

122

※毎月発生する月額料金のみを集計しており、単発的に発生する収益は対象外

 

契約社数(単位:社)               (単位:グループ)

SMB

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

 

ENT

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

2022年

1,048

1,152

1,222

1,275

 

2022年

100

103

105

108

2023年

1,329

1,433

1,517

1,598

 

2023年

112

118

125

125

2024年

1,641

1,715

1,758

1,812

 

2024年

128

154

165

181

※四半期毎(3月、6月、9月、12月)の各末日時点における集計

 

契約単価(単位:千円)

SMB

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

 

ENT

第1

四半期

第2

四半期

第3

四半期

第4

四半期

2022年

53

52

51

50

 

2022年

583

605

641

662

2023年

52

50

49

48

 

2023年

699

688

708

761

2024年

49

45

45

47

 

2024年

776

715

714

702

※SMB及びENTの売上高を契約件数で除して算出

 

 

解約率(単位:%)

SMB

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2022年

0.3

0.5

1.0

0.7

0.4

0.3

0.6

0.1

0.5

0.5

0.2%

0.0

2023年

0.0

0.2

0.8

0.0

0.6

1.0

0.8

0.3

0.2

0.3

0.4

0.3

2024年

0.6

0.4

1.5

0.8

0.6

0.6

0.6

0.3

0.6

0,4

0.7

0.2

 

ENT

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2022年

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

1.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

2023年

0.0

0.0

0.0

0.9

0.0

0.0

0.0

0.0

0.8

0.0

0.8

0.0

2024年

0.0

0.0

0.0

2.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

※月次については当月解約となった契約数を当月末時点の契約総数で除して算出

 

NRR(売上継続率)(単位:%)

 

2022年12月

2023年12月

2024年12月

ENT

129

115

105

※2022-2024年の12月末時点において、12か月前に契約があったグループについての12月MRRを

 12か月前の12月MRRで除して算出

 

 

④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。

当社グループにおける資金需要は、事業拡大のためのM&A及び新サービス開発のための資金、採用費及び人件費、マーケティング費用等に伴う運転資金等であります。これらの資金需要につきましては、自己資金及び銀行からの借入金による対応を基本としております。今後の資金需要に関しては、必要に応じて、適切な方法による資金調達にて対応する方針であります。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、サービス提供形態を考慮した事業セグメントから構成されており、「メンタルヘルスソリューション事業」「メディカルワークシフト事業」「メディカルキャリア支援事業」「デジタルマーケティング事業」を報告セグメントとしております。

当連結会計年度において、株式会社タスクフォースを連結の範囲に加えたことに伴い、同社の医療機関を対象とした人材サービスを新たなセグメント「メディカルワークシフト事業」として設定しております。

メンタルヘルスソリューション事業は、産業医や保健師等により産業医業務を提供する役務提供サービスとメンタルヘルスケアに特化したクラウドサービス「ELPIS」を組み合わせた「産業医クラウド」、メンタルクリニック運営支援サービス等から構成されています。メディカルキャリア支援事業は、医師に主軸を置きながら医療従事者全般の採用支援サービスを行っております。デジタルマーケティング事業は、医学会向けサービスとWebマーケティング支援サービスで構成されております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。

(報告セグメントの変更)

当連結会計年度において、株式会社タスクフォースを連結の範囲に加えたことに伴い、同社の医療機関を対象とした人材サービスを新たなセグメント「メディカルワークシフト事業」として設定しております。

(報告セグメントの利益又は損失の算定方法の変更)

従来、提出会社のグループ会社に対する経営指導料を、報告セグメントの各グループ会社の営業費用として計上しておりましたが、報告セグメントごとの業績をより適正に評価するため、当連結会計年度より調整額として全社費用に含める方法に変更しております。

なお、前連結会計年度のセグメント情報は、上記変更後の計算方法によって作成したものを開示しております。

報告セグメントの利益は、営業利益(のれん及び顧客関連資産の償却前)ベースの数値であります。

セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額(注)1

連結財務諸表計上額(注)2

 

メンタルヘルスソリューション事業

メディカルキャリア

支援事業

デジタル

マーケティング事業

売上高

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

2,173,595

370,753

64,251

2,608,600

2,608,600

外部顧客への売上高

2,173,595

370,753

64,251

2,608,600

2,608,600

セグメント間の内部売上高又は振替高

850

77,679

78,529

△78,529

2,174,445

370,753

141,930

2,687,129

△78,529

2,608,600

セグメント利益

526,531

209,874

55,253

791,659

△290,566

501,093

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費(注)4

18,617

0

18,617

15,208

33,825

 

 (注)1.セグメント利益の調整額△290,566千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用で、提出会社の一般管理費であります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.セグメント資産及び負債については、取締役会に対して定期的に提供されておらず、経営資源の配分決定及び業績評価の検討対象となっていないため記載しておりません。

4.報告セグメントに対して特定の資産は配分しておりませんが、減価償却費は配分しております。また、連結財務諸表計上額には減価償却費24,480千円及びのれんの償却額9,345千円が含まれております。

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額(注)1

連結財務諸表計上額(注)2

 

メンタルヘルスソリューション事業

メディカルワークシフト事業

メディカルキャリア

支援事業

デジタル

マーケティング事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

2,566,944

2,406,227

115,059

46,543

5,134,775

5,134,775

外部顧客への売上高

2,566,944

2,406,227

115,059

46,543

5,134,775

5,134,775

セグメント間の内部売上高又は振替高

1,150

54,113

55,263

△55,263

2,568,094

2,406,227

115,059

100,657

5,190,038

△55,263

5,134,775

セグメント利益

657,600

266,869

22,532

15,692

962,695

△852,947

109,747

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費(注)4

28,242

3,278

31,520

116,318

147,839

 (注)1.セグメント利益の調整額△852,947千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用で、提出会社の一般管理費であります。

2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.セグメント資産及び負債については、取締役会に対して定期的に提供されておらず、経営資源の配分決定及び業績評価の検討対象となっていないため記載しておりません。

4.報告セグメントに対して特定の資産は配分しておりませんが、減価償却費は配分しております。また、連結財務諸表計上額には減価償却費38,377千円、のれんの償却額77,037千円並びに顧客関連資産償却費32,423千円が含まれております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

報告セグメントと同一のため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦以外の外部顧客に対する売上高がないため、該当事項はありません。

 

(2)有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

該当事項はありません。

 

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

報告セグメントと同一のため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

本邦以外の外部顧客に対する売上高がないため、該当事項はありません。

 

(2)有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3.主要な顧客ごとの情報

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

合計

連結財務諸表

計上額

メンタルヘルスソリューション事業

メディカルキャリア

支援事業

デジタル

マーケティング事業

当期償却額

9,345

9,345

9,345

9,345

当期末残高

177,567

177,567

177,567

177,567

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

合計

連結財務諸表

計上額

メンタル

ヘルスソリューション事業

メディカルワークシフト事業

メディカル

キャリア

支援事業

デジタル

マーケティング事業

当期償却額

9,345

67,692

77,037

77,037

77,037

当期末残高

299,014

1,556,916

1,855,930

1,855,930

1,855,930

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。