2024年6月期有価証券報告書より
  • 社員数
    117名(単体) 117名(連結)
  • 平均年齢
    33.7歳(単体)
  • 平均勤続年数
    2.9年(単体)
  • 平均年収
    7,869,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2024年6月30日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

ヒューマンキャピタル事業

117

(23)

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、派遣社員)は年間の平均雇用人員を( )外数で記載しております。

2.当社グループは、ヒューマンキャピタル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

3.当連結会計年度中において従業員数が15名増加しております。主な理由は、事業の拡大に伴う人員の増加によるものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2024年6月30日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

117

(22)

33.7

2.9

7,869

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(契約社員、派遣社員)は年間の平均雇用人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.当社は、ヒューマンキャピタル事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

4.当事業年度中において従業員数が31名増加しております。主な理由は、事業の拡大に伴う人員の増加及び当社グループ内の異動等によるものであります。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満な関係にあり、特記すべき事項はありません。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。

 

(1)ガバナンス

 当社は、サステナビリティに係る対応を含む経営上の重要な課題について、取締役会等において基本的な方針を審議し、具体的な取り組みに対して実効的な監督に努めております。

 

(2)戦略

 当社は、ミッションとして「人が活きる、人を活かす。~人的資本の最大化・最適化・再配置~」を掲げていますが、これは企業の成長において人が最大の資本であるという考えに基づきます。事業を通じて働く一人ひとりに柔軟な働き方や自律的なキャリア形成、活躍の場の広がりを提供することによって、社会課題の解決に取り組んでおります。

 同時に、当社が持続可能な成長を実現するためには、人事戦略が経営における最重要課題の一つであると位置づけています。当該課題認識のもと、人事理念として「自律自走組織」を掲げています。

 

<人事理念のコンセプト>

 

 そして、人事戦略が経営戦略と相互に連動することを意識し、人事制度の設計や環境整備を推進しています。

 

 

<人材育成方針:自律自走した個の育成>

 当社は、自由と責任はセットであるという前提のもと、自由度の高い環境において、各従業員が自ら考え、高いコミットメントを持ってお客様やマーケットに向き合い続けることで、各従業員ひいては組織のパフォーマンスが最大化するものと考えています。

 そのため、新たに採用した従業員の早期における自走を促進するために、充実したオンボーディングプログラムを整備しています。オンボーディングにおいては、新入従業員へのプログラム化された充実したメニューの提供の他、当社の人事育成の考え方やカルチャーの理解醸成、新入従業員の不安解消や業務理解促進を目的として、オンボーディング担当との頻繁なコミュニケーションが行われます。

 さらには、従業員による自発的な研鑽を奨励し、書籍購入制度や資格取得支援制度を設けています。

 

<社内環境整備方針:多様な人材が活き活きと働くことが出来る環境・仕組みの整備>

 「人が活きる、人を活かす。」組織であるためには、多様な人材が活躍できる制度設計、環境整備が重要であると考えています。具体的な取り組みとしては以下が挙げられます。

・スーパーフレックス制度

 月間総労働時間を満たせば、出退勤時間や働く場所を自由に設定することができます。

・リモートワークの環境整備

 在宅勤務(リモートワーク)と出社勤務を自由に選択することができます。スーパーフレックス制度と組み合わせて、柔軟な勤務が可能となり、家庭・プライベートな時間を確保しやすい環境を整備しています。

・副業/兼業制度

 一定の条件をクリアした場合に、副業や兼業を認める制度を導入しています。副業や兼業によって成長した従業員が、当社におけるパフォーマンスも向上させるといった狙いや、才能あふれる人材が当社において働き続けたいと考えるための環境の整備を目的としています。

・ベビーシッター割引制度

 従業員がベビーシッターを活用する場合に会社負担で割引を受けることが出来る制度です。仕事と育児が両立しやすい環境整備を目的としています。

・プレコンセプションケア

 従業員と家族の健康を支援することを目的に、妊活・不妊に関する無料相談窓口設置、不妊検査を無料で受けられる制度を導入しています。

 

 

 なお、気候変動などの環境問題については、当社が事業を通じて直接貢献できる範囲が限定されることから、記載を省略しております。

 

(3)リスク管理

 当社は、「4コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ④リスク管理体制」に記載のとおり、コンプライアンス・リスク管理委員会を設置し、主要なリスクの状況に関する定期的なモニタリングや評価・分析などを行っており、その審議・活動の内容を定期的に取締役会に報告する体制により、サステナビリティに係る対応を含む経営上の様々なリスクを管理しております。

 

(4)指標及び目標

 当社では、上記「(2)戦略」において記載した制度の導入に加え、従業員の職場環境への満足度や、やりがいを定量化するエンゲージメントサーベイ(注)を定期的に実施しています。やりがいや、会社からの自己成長や職務への支援、ミッションビジョンへの共感、人間関係、ワークライフバランスなど様々な切り口からなるアンケートによりスコアを算出しており、2024年5月におけるサーベイでは74ポイント(全業界平均値71ポイント)となっております。当該指標に関する目標は定めておりませんが、継続的な調査により働きやすく・働きがいのある職場環境の維持・向上に努めてまいります。

(参考)エンゲージメントサーベイ結果の推移

2023年5月

2024年5月

74ポイント

74ポイント

(注)株式会社アトラエが提供するエンゲージメント測定ツール「Wevox」により実施しております。