2026年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

公共事業 社会・産業事業
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
公共事業 14,759 57.4 3,070 60.0 20.8
社会・産業事業 10,976 42.6 2,047 40.0 18.7

 

3 【事業の内容】

当社グループは、当社(㈱両毛システムズ)及び連結子会社3社(㈱両毛ビジネスサポート、リョウモウ・ベトナム・ソリューションズ・カンパニー・リミテッド、リョウモウ・フィリピンズ・インフォメーション・コーポレーション)により構成されております。

当社グループの事業は情報処理関連事業単一でありますが、顧客の市場により、「公共事業」、「社会・産業事業」に区分しております。この区分は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

 

 

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

 


業績状況

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(経営成績等の状況の概要)

当連結会計年度における当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績

当連結会計年度におけるわが国経済は、設備投資では引き続き持ち直しの動きや企業収益では米国の通商政策の影響が残るものの改善の動きがみられるなど緩やかな回復基調が見受けられました。しかしながら、原材料やエネルギー価格をはじめとした諸物価の上昇、不安定な国際情勢への警戒感は高まっており、景気の先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。

 

情報サービス産業におきましては、引き続き、老朽化によるITシステムの刷新、コスト削減や利便性向上に向けたシステムのクラウド化等のニーズの高まりを背景とした積極的なIT投資が見受けられました。また、行政サービスのデジタル化に向けた動きでは、政府が進める地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化への取り組みに進展が見受けられました。

 

このような状況のなか、当社及び連結子会社(以下、当社グループ)では、10次中期経営計画(2023~2027年度)の3年目を迎え、「グループの総合力を高め、社会課題の解決に取り組み、お客さまと共に成長する」という方針のもと、「スピード」「変革」「新価値創造」をキーワードとして、「強化・拡大」「変革・成長」「構造改革」の3つの重点施策に取り組み、受注拡大、製品・サービス強化、ならびに収益構造の改善を推進してまいりました。

 

当連結会計年度におきましては、引き続き、すべての製品・サービス分野が堅調に推移いたしました。

 

公共事業セグメントにおいては、地方自治体システム標準化対応や法改正対応などによりソフトウェア開発・システム販売やシステム機器・プロダクト関連販売が堅調に推移いたしました。加えて、学校向けNEXT GIGA関連商談等のIT機器の販売及び付帯するサービス提供が堅調に推移いたしました。これにより、セグメント売上高は14,759,250千円(前期比18.5%増)、セグメント利益は3,070,155千円(前期比47.1%増)となりました。

 

社会・産業事業セグメントにおいては、モビリティ事業において、米国の関税措置に伴う影響を受けて第1四半期より一部の商談案件に中止や延期が生じましたが、エネルギー事業者向けの大型SI案件への取り組みに加え、自社製品「GIOS®(ジーオス)」のシステム販売が堅調に推移いたしました。加えて、Windows11への更新需要やDXに向けたお客さまの情報化投資は引き続き堅調に推移し、システム機器・プロダクト関連販売が堅調に推移いたしました。これにより、セグメント売上高は10,975,757千円(前期比9.4%増)、セグメント利益は2,047,462千円(前期比1.9%減)となりました。

 

その結果、売上高は25,735,007千円(前期比14.4%増)、営業利益は3,009,786千円(前期比38.1%増)、経常利益は2,986,817千円(前期比39.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,155,927千円(前期比37.4%増)となりました。

なお、当社グループは連結営業利益額を経営の最重要指標と考えております。

 

 

 

(2) 財政状態

(資産、負債、純資産)

当連結会計年度末における資産合計は27,896,716千円(前連結会計年度末24,735,870千円)となり、3,160,845千円増加しました。流動資産は2,562,318千円増加し、16,346,003千円となりました。固定資産は598,527千円増加し、11,550,713千円となりました。

流動資産の増加要因は、現金及び預金が2,518,070千円、売掛金が322,132千円、リース投資資産が294,727千円それぞれ増加したこと等によるものです。固定資産の増加要因は、退職給付に係る資産が940,514千円増加したこと等によるものです。

当連結会計年度末における負債合計は11,535,015千円(前連結会計年度末11,105,759千円)となり、429,256千円増加しました。流動負債は862,988千円増加し、6,563,774千円となりました。固定負債は433,732千円減少し、4,971,241千円となりました。

流動負債の増加要因は、受注損失引当金が192,855千円減少しましたが、未払法人税等が630,200千円、製品保証引当金が420,000千円それぞれ増加したこと等によるものです。固定負債の減少要因は、長期借入金が500,000千円減少したこと等によるものです。

当連結会計年度末における純資産合計は16,361,700千円(前連結会計年度末13,630,110千円)となり、2,731,589千円増加しました。純資産の増加要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により利益剰余金が2,001,989千円、退職給付に係る調整累計額が618,910千円それぞれ増加したこと等によるものです。

 

(公共事業セグメント)

公共事業セグメントの資産は、9,410,348千円(前連結会計年度末10,761,429千円)となり1,351,081千円減少しました。この主な要因は、契約資産、仕掛品、リース資産の減少等によるものです。

 

(社会・産業事業セグメント)

社会・産業事業セグメントの資産は、7,527,586千円(前連結会計年度末6,666,065千円)となり861,520千円増加しました。この主な要因は、契約資産の増加等によるものです。

 

(3) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,518,070千円増加し、6,632,710千円となりました。各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、4,149,388千円(前期は2,209,488千円)となりました。この主な要因は、仕入債務の減少額407,030千円の資金の減少等はありましたが、税金等調整前当期純利益2,937,164千円、減価償却費946,967千円、製品保証引当金の増加額420,000千円、無形固定資産償却費397,920千円等の資金の増加があったこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、709,457千円(前期は768,346千円)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出410,326千円の資金の減少があったこと等によるものです。

 

営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローをあわせたフリー・キャッシュ・フローは3,439,931千円の増加(前期は1,441,142千円の増加)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、923,817千円(前期は842,066千円)となりました。この主な要因は、リース債務の返済による支出583,376千円、長期借入金の返済による支出500,000千円の資金の減少があったこと等によるものです。

 

(資本の財源及び資金の流動性)

当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的としての資金需要は、設備投資、ソフトウェア開発投資等によるものであります。

当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。

なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は5,985,052千円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は6,632,710千円となっております。

 

 

(生産、受注及び販売の状況)

 

(1) 生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

生産高(千円)

前年同期比(%)

公共事業

10,892,430

111.7

社会・産業事業

8,570,341

109.2

計

19,462,771

110.6

 

 

(2) 受注状況

当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

受注高(千円)

前年同期比(%)

受注残高(千円)

前年同期比(%)

公共事業

14,273,856

118.9

782,391

61.7

社会・産業事業

11,689,529

112.2

2,664,391

136.6

計

25,963,386

115.8

3,446,783

107.1

 

 

(3) 販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

販売高(千円)

前年同期比(%)

公共事業

14,759,250

118.5

社会・産業事業

10,975,757

109.4

計

25,735,007

114.4

 

(注)1. 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次の
とおりであります。

相手先

前連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

当連結会計年度

(自  2025年4月1日

至  2026年3月31日)

金額(千円)

割合(%)

金額(千円)

割合(%)

本田技研工業㈱

2,416,964

10.7

-

-

 

 2. 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績のうち、当該販売実績の総販売実績に対する割合が
10%未満の相手先につきましては記載を省略しております。

 

(重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定)

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、市場を公共と民間に区分し、市場別に成長の方向性を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社は「公共事業」、「社会・産業事業」の2つを報告セグメントとしております。

「公共事業」は、地方自治体、警察、水道、学校・図書館等の公共市場をターゲットとしたソリューションサービス等の事業を展開しております。

「社会・産業事業」は、エネルギー、製造、印刷、流通、医療等の民間市場をターゲットとしたソリューションサービス等の事業を展開しております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値で評価しております。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1

連結財務諸表
計上額
(注)2

公共事業

社会・産業事業

売上高

 

 

 

 

 

ソフトウェア開発・システム販売

3,506,647

5,684,780

9,191,428

-

9,191,428

情報処理サービス

5,576,519

2,793,372

8,369,891

-

8,369,891

システム機器・プロダクト関連販売

3,304,113

1,536,208

4,840,321

-

4,840,321

その他の情報サービス

66,962

17,823

84,786

-

84,786

顧客との契約から生じる収益

12,454,243

10,032,184

22,486,427

-

22,486,427

その他の収益

-

-

-

-

-

外部顧客への売上高

12,454,243

10,032,184

22,486,427

-

22,486,427

セグメント間の内部
売上高又は振替高

-

-

-

-

-

計

12,454,243

10,032,184

22,486,427

-

22,486,427

セグメント利益

2,086,706

2,086,607

4,173,313

△1,993,828

2,179,484

セグメント資産

10,761,429

6,666,065

17,427,495

7,308,374

24,735,870

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

746,197

501,892

1,248,090

69,441

1,317,532

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

806,437

132,307

938,744

147,694

1,086,439

 

(注) 1.調整額は以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△1,993,828千円には、各報告セグメントに配分していない製造補助部門費 △202,074千円及び全社費用△1,791,754千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2)  セグメント資産の調整額7,308,374千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券等であります。

(3)  有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額147,694千円は、本社建物等の設備投資額であります。

2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1

連結財務諸表
計上額
(注)2

公共事業

社会・産業事業

売上高

 

 

 

 

 

ソフトウェア開発・システム販売

4,012,112

6,130,006

10,142,119

-

10,142,119

情報処理サービス

6,210,243

2,645,891

8,856,134

-

8,856,134

システム機器・プロダクト関連販売

4,428,539

2,182,120

6,610,659

-

6,610,659

その他の情報サービス

108,354

17,739

126,093

-

126,093

顧客との契約から生じる収益

14,759,250

10,975,757

25,735,007

-

25,735,007

その他の収益

-

-

-

-

-

外部顧客への売上高

14,759,250

10,975,757

25,735,007

-

25,735,007

セグメント間の内部
売上高又は振替高

-

-

-

-

-

計

14,759,250

10,975,757

25,735,007

-

25,735,007

セグメント利益

3,070,155

2,047,462

5,117,617

△2,107,831

3,009,786

セグメント資産

9,410,348

7,527,586

16,937,934

10,958,781

27,896,716

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

611,058

638,587

1,249,645

90,600

1,340,245

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

435,920

512,378

948,298

90,583

1,038,882

 

(注) 1.調整額は以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△2,107,831千円には、各報告セグメントに配分していない製造補助部門費 △222,080千円及び全社費用△1,885,751千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2)  セグメント資産の調整額10,958,781千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、投資有価証券等であります。

(3)  有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額90,583千円は、本社建物等の設備投資額であります。

2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

本田技研工業㈱

2,416,964

社会・産業事業

 

 

当連結会計年度(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載事項はありません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。