人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数940名(単体) 992名(連結)
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平均年齢40.7歳(単体)
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平均勤続年数11.9年(単体)
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平均年収5,658,000円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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2023年9月30日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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スーパーマーケット事業 |
989 |
(3,301) |
その他の事業 |
3 |
(26) |
合計 |
992 |
(3,327) |
(注)従業員数は就業人員であり、臨時従業員(嘱託・パートタイマー・アルバイト)の年間平均人員数(8時間換算)は( )内に外数で記載しております。
(2)提出会社の状況
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2023年9月30日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
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940 |
(2,968) |
40.7 |
11.9 |
5,658 |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時従業員(嘱託・パートタイマー・アルバイト)の年間平均人員数(8時間換算)は( )内に外数で記載しております。
2.平均年間給与は、基準外賃金、賞与を含んでおります。また、嘱託を含めて計算しております。
3.提出会社のセグメントは、スーパーマーケット事業であります。
(3)労働組合の状況
イ.名称 UAゼンセンオールマミーユニオン
ロ.上部団体名 UAゼンセン流通部会
ハ.結成年月日 1985年2月3日
ニ.組合員数 2,256人(2023年9月30日現在でパートタイマーを含んでおります。)
ホ.労使関係 組合結成以来、労使関係はきわめて良好に推移しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
当事業年度 |
||||||
管理職に占める 女性労働者の割合 (%)(注)1 |
男性労働者の 育児休業取得率 (%)(注)1、2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、3 |
||||
全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート・ 有期労働者 |
全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート・ 有期労働者 |
|
5.9 |
23.1 |
23.1 |
- |
55.3 |
75.9 |
90.4 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「-」は男性の育児休業取得の対象となる従業員が無いことを示しております。
3.労働者の男女の賃金の差異について、当社は性別・年齢関係なく、役職・等級・評価等で賃金を決定しております。
正規雇用労働者は、勤続年数が男性の方が長く、役職(管理職比率)と等級の違いが主なものです。また、時短勤務の実施者が女性に多いのも差異の要因となっております。
パート・有期労働者では、女性より男性の方が相対的に長時間の勤務をしており、その分賃金が高いためです。
様々な価値観を考慮した制度等の整備を進め、ライフステージに左右されずに活躍できる環境づくりに努めてまいります。
②連結子会社
当事業年度 |
|||||||
名 称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)2 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、2 |
||||
全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート・ 有期労働者 |
全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート・ 有期労働者 |
||
マミーサービス株式会社 |
* |
* |
* |
* |
76.6 |
- |
85.3 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.マミーサービス株式会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)が定める常時雇用する労働者が301人以上の事業主に該当し、同法に基づき直近で公表予定ですが、管理職に占める女性労働者の割合、男性の育児休業取得率については公表予定ではないため、「*」と記載しております。
労働者の男女の賃金の差異について、当事業年度では、正規雇用労働者に女性がいないため、「-」を記載しております。また、パート・有期労働者では、女性より男性の方が相対的に長時間の勤務をしており、その分賃金が高いことが差異の要因です。
3.彩裕フーズ株式会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)が定める常時雇用する労働者が101人以上300人以下の事業主に該当し、同法に基づき直近で公表予定ですが、開示項目の指標を公表予定としていないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループは「Enjoy Life!」のグループコンセプトのもと、心躍るお買い物体験の提供による、人々の幸せと健康寿命延伸の実現を目的に中期経営計画を策定し、以下を目指して日々の事業運営を行っております。
・生産性の高い、魅力ある新フォーマット店舗の確立
・高い店舗生産性を支える、人材の育成と仕組みの構築
・お客様とのつながりを通じた地域の笑顔への貢献
これらを達成させるため、当社グループ各社の「企業理念」およびその役員・従業員が遵守すべき考え方と行動の在り方を示した「社員心得」を誠実に守り、内部統制システムの整備とその適正な運用に継続して取り組んでおります。サステナビリティを積極的なリスクテイクと捉える体制を強化し、サステナビリティの観点から企業価値を継続的に向上させるため、当社は代表取締役社長を議長とする取締役会、経営会議や、コンプライアンス委員会等の会議体にて重要な課題の共有・議論をし、リスク管理、経営判断を行っております。
(2)戦略
当社では「第二次中期経営計画を作成し、「お客様」「従業員」「地域」「未来」の4つの笑顔の花を咲かせるために、日々取り組んでおります。その中で、当社事業は農産、海産、畜産、水産資源等自然由来の生態系サービスに大きく依存しており、気候変動、水質・大気・土壌汚染などの環境問題や廃棄物削減などの環境負荷低減について以下の取り組みを進めております。
①未来へとつなぐ、人と環境を笑顔にする店舗づくり
オゾン層を破壊する成分が含まれている冷媒ガス「R22冷媒ガス」の冷凍機を環境負荷の低いガスを使用した冷凍機に入れ替えをしています。現在55店舗が環境負荷の低いガスを使用した冷凍機を使用しており、2026年9月期までに全店舗の冷凍機を入れ替えが完了する予定です。
②物流効率化
物流センターを昨年の7月から2拠点化することで、店舗までの配送距離を該当店舗35店舗で55.4%削減、また、全社計でも37.2%削減しました。
また、お取引先様がそれぞれ商品を納品するのではなく、店舗配送車両や物流センター間車両を効率よく利用することで、更なる温室効果ガスの排出を抑制しています。
③食品リサイクル率
店舗で出る廃棄ごみをたい肥やバイオガスに変えて再利用する循環型リサイクルの取り組みは、食品リサイクル率が76.6%と小売業界平均の約60%を大きく超える実績となりました。また、商品製造過程で出た端材なども無駄なく活用し、商品化を推し進めることでフードロス削減に努めております。
そして、来店されるお客様のご協力により集められた資源ごみを再利用する取り組みも継続的に続けており、総リサイクル率は69.3%になっております。
これらの取り組みにより、未来の笑顔の花を咲かせるために、2030年度までの目標を以下のように定めております。
※上記図中の「2022」は2022年4月1日から2023年3月31日を対象期間として算定しております。
また、当社は、省エネ法、食品リサイクル法の定期報告の過程で総量把握・管理をしております。
(3)人的投資
当社では、4つの笑顔の花を咲かせ、企業価値を高めるためには、何より従業員のエンゲージメントを重要視しており、従業員一人一人が主役となれるよう、以下の取り組みを実践しております。
①多様な人材の活躍推進
当社はスーパーマーケット業で、ご来店されるお客様の多数が女性であります。また、業務運営には70%以上の女性従業員が業務に携わっているほか、社外取締役に女性役員2名の登用をはじめ、部室長、店長職位への女性登用を推進しております。
そして、採用についても新卒、中途にかかわらず多様性の観点から国籍、性別に関係なく行っており、雇用条件も一切その差を設けておりません。
また、シニア層の活躍や、技能実習生の育成と活躍、障碍者雇用の拡大推進を行うなど、多様な人材の活躍推進について取り組んでおります。これららの取り組みは2021年には埼玉県より健康経営実践事業所として認定されております。
多様な人材の活躍推進については、当社のコーポレート・ガバナンス報告書を、下記ウェブサイトよりご参照ください。
東証ウェブサイト(東証上場会社情報サービス)
https://www2.jpx.co.jp/tseHpFront/JJK010010Action.do?Show=Show
(上記の東証ウェブサイトにアクセスいただき、「銘柄名(会社名)」に「マミーマート」又は「コード」に当社証券コード「9823」を入力・検索し、「基本情報」「コーポレート・ガバナンス」を順に選択してご確認ください)
②M3カイゼン活動
お客様、従業員、企業の三方良しに向け、問題・課題解決のための「主体的活動」を見える化し、従業員の評価へ連動する制度です。この制度を通じて「“主体的に行動する”環境(人材)づくり」から「“主体的にカイゼンする”環境(人材)づくり」「成長マインド」を持ったチーム作りへとステップアップを目指しています。
また、M3カイゼン活動はその好事例を発表、共有するために大発表会を毎年開催するとともに、その取り組みへの評価を給与と連動しております。
③「人財」が活躍する未来を目指して
「人財」が活躍するためには、より働きやすい職場づくりが必要と考え、コンプライアンス・ホットラインを従来設置しているほか、メンタルヘルスサポート、また、福利厚生やストレスチェック、健康についての相談など従業員に役立つ情報を一つにまとめて見やすくしたポータルサイト「エンジョイライフへの扉」を開設し、従業員が気軽に検索、相談、利用しやすい環境づくりに取り組んでおります。
④社員教育体制の変更
役職別に習得すべきスキル目標を計画し、円滑な対人スキルを身につける「ヒューマンスキル」、必要な技術や知識を身につける「テクニカルスキル」の双方向で研修を行います。
これらのスキルアッププログラムは、目標の明確化、早期成長と給与の連動を実現し、従業員の万読度の向上にも寄与致します。
M3カイゼン活動/「人財」が活躍する未来を目指して/社員教育体制の変更については、当社ホームページ「CSRレポート」をご参照ください。
https://mami-mart.com/csr2023/index.html?pNo=1&detailFlg=0
人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針に係る指標については、当社グループに属するすべての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、次の指標に関する目標及び実績は、提出会社のものを記載しております。
指標 |
2026年9月までの目標 |
実績(当事業年度) |
管理職に占める女性労働者の割合 |
10% |
5.9% |
男性労働者の育児休業取得率 |
50% |
23.1% |
労働者の男女の賃金の差異 |
65% |
55.3% |
有休消化率 全労働者 正規雇用 |
95% 80% |
87.0% 60.6% |
(4)リスク管理
当社グループの成長は、社員一人ひとりの成長や活躍により実現できると考えています。今後、人材獲得競争の激化や既存社員の流出、それにともなう将来の経営人材の不足等が顕在化した場合、事業の進化や継続性に影響を及ぼす可能性があります。
また、環境負荷低減の取組は、資材等の高騰により、計画に遅延等を及ぼす可能性があります。
リスク及び機会を早期に発見・評価・管理するため、取締役会、経営会議や、コンプライアンス委員会等の会議体にて積極的な情報共有・議論をしております。