人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数98名(単体)
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平均年齢47.3歳(単体)
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平均勤続年数14.7年(単体)
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平均年収5,619,000円(単体)
従業員の状況
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
2024年3月31日現在
(注) 1 従業員数は、就業人員であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 当社は単一セグメントであり、従業員はすべて建設業に属しております。
(2) 労働組合の状況
当社の労働組合は、麻生フオームクリート職員労働組合と称し、1982年11月1日に結成され、2024年3月31日現在の組合員数は23名であります。
なお、労使関係につきましては、円満に推移しており特に記載すべき事項はありません。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
当社は、「安心をカタチに・生きがいをデザインする。」をビジョンに、地域の皆さまが安心して生活できるインフラを創造し、地域社会の持続的発展を支えていくことが当社の持続的成長につながると考えております。独自の建設施工技術を通じて社会のニーズを満たし、環境に調和する社会資本整備の充実と安全を担保する土木構造物の補修・補強や長寿命化、環境に配慮した新製品や新工法の開発に取り組むことでステークホルダーの満足度をいっそう高めていきたいと考えております。
ガバナンス
当社では、サステナビリティ全般に関するリスクを含む経営上の課題については、経営会議において協議し、重要な事項は適宜取締役会にて議論することとし、十分な討議の上意思決定を行うこととしております。当社は、持続可能な社会に貢献することを念頭に置いて、経営の健全性、コーポレート・ガバナンスの充実を図りつつ、日々変わりゆく経営環境に柔軟に対応できる組織構築が最重要課題であると認識し、常に投資家の目線を踏まえた効率的な経営を目指したいと考えております。
戦略
当社の「独自の建設施工技術を通じて社会のニーズを満たす」「企業価値の向上に邁進する」という企業理念・使命、そして「WE DELIVER THE BEST」の経営姿勢のもと成長の原動力として従業員の“個”の最大化をはかり企業価値の更なる向上を目指すため、人的資本に関して以下の戦略を設定しております。
1.人材の確保
建設業界における慢性的な人材不足に対しては、新規卒業者採用はもとより即戦力となる中途採用の強化をはかり確実な人員の確保を行うことに取組んでいます。
2.多能工化および国家資格取得の推進
当社は気泡コンクリート事業と地盤改良事業の一体化に取組んでおり、社員の多能工化を進めております。また、能力向上に関しては支援制度をスタートさせ、国家資格の取得推進に取組んでいます。
3.社内環境整備に関する方針
安全衛生管理の強化・健康経営に関する施策
①計画と設備
施工検討会で計画の確認、乗り込み後の実施状況の確認、週間工程による現場の進捗状況の把握及び店社パトロールを実施しております。
②教育
新規入場者教育として現場ルール、朝礼、職長・安全責任者教育、各種特別教育を実施しております。
③点検と是正
多角的なパトロールの実施と定着(環境、品質パトロール等)改善事項についてその場での是正を実施しております。
④健康経営
定期健康診断の着実な実施と再検査受診の推奨、産業医による特定保健指導、ワークライフバランスの推奨、ストレスチェックの実施、産業医・安全環境品質部による高ストレス者への対応、定期的な健康管理に関する周知と指導を実施しております。
昨今の気候関連の様々な問題については、当社も重要な課題と認識しており、環境に配慮したインフラを創造するためにCO2の削減など環境負荷低減に向けた製品の研究開発に取り組んでおります。なお、研究開発の詳細につきましては「6 研究開発活動 」に記載しております。また、人的資本や知的財産への投資等の開示についても検討してまいります。
リスク管理
社内諸規程に基づき、常時それぞれの部門においてサステナビリティに関するリスク管理を行い、統制すべきリスクごとに責任部署を明確にして効率的な統制活動を行っております。重大な災害等が発生した場合には、社長を本部長とする危機管理本部を速やかに組織し、危機への対応や収拾に向けた活動を実施いたします。
指標及び目標
人的資本に関して以下の指標及び目標を設定しております。
1 人材の確保
採用に関しては近年厳しい環境となっています。2023年度では新卒・中途採用を合わせて11名の計画をいたしておりましたが、結果は新卒1名、中途採用3名の計4名となっています。今後も引続き採用活動は継続してまいります。
2024年度の目標として新卒・中途併せて6名の採用を計画いたしております。
2 多能工化と国家資格取得の推進
多能工化に関しては2021年度より取組みはじめ、現在は3名(昨年度1名)が気泡コンクリート工事および地盤改良工事ともに対応可能となっています。
国家資格の取得は、土木施工管理技士・建設機械施工管理技士の資格取得を奨励しており、昨年度は新たに3名が資格を取得し、現在全社ベースで42名の社員がこれらの資格を保有いたしております。
3 人材育成に関して
昨年度は中堅社員へのトレーニングを実施し、2024年度より全社員を対象にハラスメント・コンプライアンス・情報セキュリティー等の研修をスタートさせています。
また、安全教育として保護具着用管理責任者教育をはじめ、14の特別教育を社内にて実施し、トータルで151名が教育を受けています。