2025.11.10更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 長谷工グループ統合報告書2025

サマリ

長谷工グループは、分譲マンション施工累計約72万戸の実績と「土地情報収集力」「四位一体の生産体制(建設・設計・技術推進+協力会)」「グループ総合力」を核に、住まいと暮らしを一気通貫でプロデュースする企業です。長谷工版BIMやPCa(プレキャスト)等の工業化、木造・木質化、ZEH、データ活用までを連動させ、建設・不動産・管理運営の“3つの輪”で価値創造を拡張しています。

目指す経営指標

2028年3月期:グループ連結経常利益1,000億円以上

2031年3月期:グループ連結経常利益1,300億円以上(安定的に1,000億円超を計上できる基盤確立)

ROE:10%を上回る水準を維持し、2031年3月期に13%程度を目指す

2026〜2031年累計:総還元性向50%程度、累進配当、機動的な自己株式取得

非財務KPI(以下抜粋):

2030年度:Scope1+2▲42%、Scope3▲13%、H-BAコンクリート採用50%以上、女性管理職比率12%以上、DX推進人材比率20%以上

2026年度:Scope2(tCO2)0、再エネ電力導入100%

2027年度:4週8閉所実施率100% など

専門用語

■ 四位一体の生産体制
建設・設計・技術推進部門と、協力会社組織「建栄会」が一体で品質・コスト・安全を管理する長谷工独自の生産体制です。

■ 建栄会
長谷工の主力協力会社約300社で構成される組織で、技術部門と連携して「HASEKOバリューアップ活動」などを通じ、施工品質の向上に取り組みます。

■ 長谷工版BIM
長谷工が自社運用する3次元設計施工システム。数量自動算出や施工図自動作成、検査システムの構築などで現場業務を効率化します。

■ H-BAコンクリート
一般的なコンクリートと同等性能を保ちながら、材料由来のCO2排出量を約20%削減できる環境配慮型コンクリートで、2030年度までに採用件数50%以上を目指します。

■ LIM(Living Information Modeling)
マンションのメンテナンスデータと入居者の暮らしデータ(ライフログ)を統合し、生活の質向上と暮らしの最適化を図る構想です。

■ SPARK Project
社員の業務や顧客接点から生まれる新たな事業の芽を表彰・推進する、社内の新規事業アワード制度です。

■ HASEKO Evolution Plan
「住まい」と「暮らし」のリーディングカンパニーを掲げ、持続的成長と企業価値向上を目指す中期経営計画の名称です。

■ CONBUS(コンバス)
長谷工独自の規格型住宅を大量供給するシステムで、マンションの普及と居住水準の向上に寄与してきました。

■ UGOCLO(ウゴクロ)
居室と収納の広さや使い勝手を、家族構成やライフスタイルの変化に合わせて入居者自ら調整できる、可動式の収納ユニットです。

■ Be-Fit(ビーフィット)
“Basic & Essential”をコンセプトに、基本性能を確保しつつ住まいを生活に合わせてフィットさせる長谷工の住空間提案です。

■ smooth-e(スムージー)
第三者管理者方式とアプリを活用した新しいマンション管理受託サービスで、デジタル接点を拡充し管理の利便性を高めます。

■ H/DTL(長谷工デジタルテクノロジーラボ)
長谷工版BIMをベースに先端デジタルを活用し、リアルとバーチャルを融合した販売・商品展示・設計・生産手法を創造・発信する拠点です。

■ PCa(プレキャストコンクリート)
工場で製作したコンクリート部材を現場で組み立てる工法。長谷工は内床PCaを自社工場で製造し、生産性と品質の安定化を進めています。

■ 土地持ち込みによる特命受注
自社で収集した用地情報に最適な事業計画を添えて事業主へ提案し、受注につなげる長谷工独自のビジネスモデルです。

■ 長谷工版BIMの活用事例(補足)
土工の掘削土量算出や施工図自動作成などを通じ、積算・作図・検査業務の効率化を実現しています。