2026年6月期有価証券報告書より
  • 社員数
    400名(単体) 474名(連結)
  • 平均年齢
    32.5歳(単体)
  • 平均勤続年数
    3.5年(単体)
  • 平均年収
    3,490,000円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    16.6%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1)【人材戦略に関する基本方針等】

① 人材戦略に関する基本方針

 当社グループは、動物医療を事業及び価値創造の起点とし、人、動物及び環境の健康を一体的に捉える「One Health」の理念のもと、動物病院ネットワークを中核として、研究開発、医療機器、バイオマテリアル、データ活用、臨床研究・治験支援等の機能を有機的に結び付けた「One Healthプラットフォーム」の構築を推進しております。

 この経営戦略を実現するためには、獣医師、愛玩動物看護師をはじめとする医療人材に加え、研究開発、データ・IT、事業開発等の各分野における専門人材の確保・育成及び事業領域を横断した連携が重要であると認識しております。

 当社グループは、「専門人材の確保・育成」、「マネジメント人材の育成」、「事業横断的な知識・人材の連携」及び「働きやすい職場環境の整備」を人材戦略の基本方針としております。

 動物病院事業においては、採用活動の強化に加え、豊富な症例を活用したOJTや教育機会の充実により、獣医師等の専門性向上を図っております。また、事業規模及び事業領域の拡大に対応するため、院長その他の管理人材並びに研究開発、データ・IT、事業開発等の専門人材の育成にも取り組んでおります。

 さらに、One Healthプラットフォームの実現に向け、各事業領域に蓄積された知識、技術、臨床経験及びデータを共有し、異なる専門性を有する人材が連携することで、新たな研究、製品、サービス及び事業機会の創出につなげてまいります。

 当社グループは、これらの取組を通じて、人材の確保、育成及び定着を図り、One Healthプラットフォームの競争力向上及び持続的な企業価値向上につなげてまいります。

② 従業員の給与その他の給付の決定に関する方針

 当社は、人材戦略を踏まえ、優秀な人材の確保及び定着並びに従業員の能力及び意欲の向上につながる処遇の実現を基本方針としております。

 従業員の給与については、職務、役割、責任、専門性、能力、経験及び勤務実績等を総合的に勘案するとともに、社内の公平性及び人材市場における給与水準等を考慮して決定しております。

 今後も、事業環境及び人材市場の変化を踏まえ、必要に応じて処遇制度の見直しを行い、専門性の高い人材の確保・定着及び従業員の成長につなげてまいります。

③ 人材戦略に関する指標及び目標

 当社グループは、人材戦略の実効性を把握する指標として、事業規模及び医療提供能力に関連する「獣医師数」を重要な指標としております。

 また、One Healthプラットフォームの拡大に伴い、研究開発、データ・IT、事業開発等の専門人材の確保・育成状況についても継続的に把握してまいります。

 併せて、従業員の定着状況及び勤続年数等を把握し、労働環境、処遇、人材育成及びキャリア形成支援の改善につなげてまいります。

 

 

(2)【従業員の状況】

①連結会社の状況

2026年6月30日現在

従業員数(名)

474

(128)

 (注)1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)の年間の平均雇用人員であります。

3.当社グループは、全セグメントに占める「動物病院事業」の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。

 

②提出会社の状況

 

 

 

 

 

2026年6月30日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の

対前事業年度増減率

(%)

400

(101)

32.5

3.5

3,490

16.6

 (注)1.従業員数は、当社から当社外への出向者を除き、当社外から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)の年間の平均雇用人員であります。

3.当社は動物病院事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

③労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

④使用人等のみに対して付与した新株予約権の内容

 当社は、使用人等のみに対する新株予約権を付与しております。当該新株予約権の内容については、「1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載しております。

 

(5)管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異

① 提出会社

当事業年度

管理的地位ある労働者に占める女性労働者の割合(%)

   (注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)

   (注)2.

労働者の男女の賃金の額の差異(%)

(注)1.

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

22.2

100.0

48.9

50.1

134.6

 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

② 連結子会社

当事業年度

名称

管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)

 (注)1.

男性労働者の育児休業取得率

  (%)

 (注)2.

労働者の男女の賃金の額の差異(%)

(注)1.

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

株式会社そよかぜ

-

100.0

54.6

54.1

-

株式会社バハティー

-

-

51.2

102.8

-

株式会社ペット・ベット

-

-

-

-

-

飛鳥メディカル株式会社

-

-

30.1

-

-

株式会社See

-

-

33.4

30.3

96.9

カルテック株式会社

-

-

66.9

70.7

289.6

 (注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)ガバナンス

 当社グループは、経営会議を定期的に開催しており、日常的にリスク事象の共有、対策・予防の検討を行っております。また、全社的なリスクマネジメントに係る統括組織として、リスクマネジメント委員会において、継続的にモニタリングを行っております。

 現在、サステナビリティに関する組織は設置しておりませんが、経営会議、リスクマネジメント委員会の中で、他の経営課題と同様に重要事項について検討を行い、定期的に取締役会において報告、協議することで、サステナビリティへの対応を含む経営品質の向上を図る体制としております。

 

(2)戦略

 当社グループは、動物の健康、人の健康及び環境の健全性を一体的に捉える「One Health」の理念に基づき、動物病院ネットワークを中核とする「One Healthプラットフォーム戦略」を推進しております。「人・動物・環境の健全性は相互に関連し、一体として向上を目指す」というOne Healthの理念を、上記の企業理念及び使命を中長期的な企業価値創造として実現するための経営戦略として位置付けており、動物医療の高度化にとどまらず、人の健康や社会課題の解決に貢献するイノベーションの創出を目指しております。

 当社グループの営む動物医療は、労働集約的サービス産業であり、男女の別なく活躍できる労働環境の整備が不可欠となります。その中で、賃金、育児休業取得等において男女差の生じない運営に努めております。人材確保の面では、男女の別なく、新卒社員、中途採用の受け入れを積極的に進め、多様な人材の受け入れに注力しております。

 また、当社グループは各地で診療施設を開設しており、各拠点単位で様々な環境規制への対応や関連法令の遵守に努めております。一環として、省エネ機器への切替えにより、持続可能な社会の実現に向けて貢献してまいります。具体的な取り組みとして、各拠点のLED照明化や、機器入替の際の省エネ面での検討を行っております。

 

(3)リスク管理

 当社グループでは、経営理念の実現に向けて、事業に関連するリスクの定期的・定量的な評価や、報告・モニタリングを行う体制として、取締役会を中心に、最適な体制の構築について検討してまいります。サステナビリティに関するリスク及び機会についても、他の事業上のリスクと同時に、経営会議、リスクマネジメント委員会の中で、識別・評価・管理を行い、定期的に取締役会において報告、協議する体制としております。

 なお、本書提出日現在における主要な事業等のリスク及びその管理体制・方針については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

(4)指標及び目標

 当社グループのサステナビリティに関する指標及び目標は、現段階では定めておりませんが、当社グループの主力事業である動物病院事業は、獣医師をはじめとした人材あってのビジネスであることから、従業員の定着性を高めることが重要と認識しております。適性で効率的な人員配置を通して獣医師他医療スタッフにとって働きやすい環境づくりに努め、もって、顧客にとって、安心、安全な医療体制の提供品質の維持向上を図る所存です。

 当該観点で、「退職者人数」、「勤続年数」については、目標とすべき指標を検討中であります。

 当社グループでは、獣医師に対して豊富な診療機会(1日当たり20件、年間4,000件)を通じて能力向上の機会を提供し、ベテラン獣医師がOJTで指導することにより若手獣医師の育成に取り組んでおります。こうした、若手獣医師の育成の仕組みが大卒新人採用や獣医師の定着に寄与するものと考えております。

 その他、環境面においてもLED照明等の環境負荷が低い機器への入替を順次実施していき、省エネ性の高い病院運営ができるような体制を構築できるよう努力してまいります。