2026年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    6,886名(単体) 11,122名(連結)
  • 平均年齢
    38.9歳(単体)
  • 平均勤続年数
    15.7年(単体)
  • 平均年収
    7,620,000円(単体)
  • 平均年収の
    対前年増減率
    6.9%(単体)

従業員の状況

人材戦略に関する基本方針等

(1) 【人材戦略に関する基本方針等】

当社グループは「人をいかし、人を育てる人間尊重の企業をめざします。」という企業理念に基づく人的資本経営の推進により、最も重要な経営資源である「人」の育成に取り組み、持続的な企業価値向上の実現をめざしている。

当社グループが企業価値を高めていくためには、人財を確保・育成するとともに、社員が働きがいを感じながら働くことができる環境の構築が必要と考えている。

中期経営計画2029では新たに「人的資本経営基本方針」を掲げ、基本方針実現に向けた3つの「重要課題」を設定した。今後、当社グループは人的資本経営基本方針のもと、採用や教育の強化、人事諸制度の改善、個々の能力を発揮できる環境の整備など、関連施策並びに人財への投資を実施していく。

 



 

また、当社は人的資本を重要な経営資源と位置付け、従業員の給与について職務内容、経験、役割及び責任の大きさ、個人評価等を総合的に勘案するとともに、社会情勢、地域水準及び同業他社の動向等を踏まえ、役割資格給、役職手当及び職務に応じた諸手当等を基本とする体系のもと適切な水準となるよう決定している。賞与については、提出会社の経常利益を指標とする業績連動型の算定方式を導入している。

会社業績の水準及び個人評価を反映して支給額を決定しており、制度運用における公平性及び透明性に配慮することで従業員の納得感の向上に努めている。

従業員への適切な報酬の支給が、従業員の意欲向上、人財の確保・定着及び組織力の強化につながり、中長期的な企業価値の向上に資するものと認識している。今後も、人財への適切な投資を通じて、従業員一人ひとりの挑戦と成長を支える環境整備を推進するとともに、事業の持続的な成長及び企業価値の向上を目指していく。

 

(2) 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2026年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

設備工事業

9,638

その他

852

全社(共通)

632

合計

11,122

 

(注) 1 従業員数は就業人員である。

2 当社グループ外への出向者(103人)を除いて表示している。

 

(2) 提出会社の状況

2026年3月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

平均年間給与の対前

事業年度増減率(%)

6,886

38.9

15.7

7,620

6.9

 

 

セグメントの名称

従業員数(人)

設備工事業

6,254

その他

全社(共通)

632

合計

6,886

 

(注) 1 従業員数は就業人員である。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいる。

3 社外への出向者(236人)を除いて表示している。

 

(3) 労働組合の状況

提出会社の労働組合は、クラフティアユニオンと称し、1946年4月に結成され、2026年3月31日現在の組合員数は、5,110人であり、上部団体として電力総連に加盟している。

なお、提出会社及び連結子会社ともに労使関係は円満に推移しており、特に記載すべき事項はない。

 

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

2026年3月31日現在

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注)4

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注)5

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注)6

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

1.0

101.2

72.9

75.3

60.7

 

(注) 1 パート・有期労働者は、有期の嘱託契約の労働者を含み、派遣労働者を除いている。

2 全労働者は、正規雇用労働者とパート・有期労働者を含んでいる。

3 出向者は、出向先の労働者として集計するため除いている。

4 管理職に占める女性労働者の割合については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。

5 男性労働者の育児休業取得率については、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものである。なお、当事業年度に配偶者が出産した従業員が、次年度に育児休業等を取得することがある。

6 労働者の男女の賃金の差異については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。職種、担当業務の手当等「基準外賃金」により記載のとおりとなっているが、同一条件の「基準内賃金」に差はない。

 

② 主要な連結子会社

2026年3月31日現在

当事業年度

名称

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注)1

労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1

雇用管理区分

 

全労働者

正規雇用
労働者

パート・

有期労働者

㈱Q-mast

(注)2

正社員

70.0

68.3

52.7

㈱オートメイション・テクノロジー

5.0

正社員

50.0

(注)2

(注)2

(注)2

㈱設備保守センター

3.3

正社員

100.0

60.6

81.5

72.4

中央理化工業㈱

12.0

(注)2

(注)2

(注)2

(注)2

(注)2

㈱熊栄電設

14.3

(注)2

(注)2

100.0

100.0

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。労働者の男女の賃金の差異については、職種、担当業務の手当等「基準外賃金」により記載のとおりとなっているが、同一条件の「基準内賃金」に差はない。

2 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく一般事業主行動計画等に関する省令」第19条第1項に基づく公表項目として選択していないため記載を省略している。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

文中の将来に関する事項は、当社グループが有価証券報告書提出日現在において合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の結果とは様々な要因により大きく異なる可能性がある。

(1) ガバナンス 

当社グループは、企業理念と長期ビジョンに基づき、地球環境や社会、経済などに配慮しながら長期的な視点で企業価値の向上により一層注力していくため、サステナビリティ基本方針及びマテリアリティ(重要課題)を制定した。

今後、当社グループは、サステナビリティ基本方針のもと、マテリアリティ(重要課題)について計画的かつ積極的な取り組みを推進し、持続可能な社会づくりに貢献していく。

 


 

 


 


 


 

(2) リスク管理

気候変動を含むサステナビリティに関するリスクの識別と評価、並びにリスクへの対応策の検討は、サステナビリティ経営推進室が中心となり、組織横断的な議論を経て、サステナビリティ推進委員会で審議している。

サステナビリティ推進委員会で審議した内容は、必要に応じて経営執行会議、取締役会への付議・報告を行っている。

 

(3) 人的資本・多様性に関する戦略

当社は、「人をいかし、人を育てる人間尊重の企業をめざします。」という企業理念に基づき、もっとも重要な経営資源である「人財」の育成に関する方針を明確にし、全従業員への浸透を図るため、「人財育成憲章」を制定している。人は「財(たから)」であるとの信念に基づき、会社の発展と従業員一人ひとりの働きがいや自己実現のための能力向上を図り、教育の成果を発揮する場を提供することで、従業員のさらなる成長と会社の発展を目指す。

中期経営計画における経営戦略の過程において、企業価値を高めていくためには、「人的資本経営基本方針」のもとで、人財を確保・育成するとともに、社員が働きがいを感じながら働くことができる環境の構築が必要であり、これに関連する施策と人財への投資を実施していく。

また、当社は「社員の健康」を重要な経営資源の一つと捉え、社員の「健康第一」という意識の向上と自発的な健康増進活動を支援するため、「クラフティア 健康経営宣言」を策定し、組織一丸となって「安心して働ける環境」「明るく快適な職場づくり」の実現と、家族を含めた健康の維持向上に取り組んでいる。当年度も当社の健康経営に関する取り組みが評価され、日本健康会議から2年連続となる「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」として認定されている。

加えて、職務に対して熱意ある従業員を増やし、そのような従業員が思う存分に挑戦し“力”を発揮できる職場を作ることによって、収益性や生産性の向上と離職の抑制に繋げるために、エンゲージメントの向上に取り組んでおり、エンゲージメントサーベイを実施している。

また、経営環境が大きく変化する中で、当社グループが新たな価値を生み出し、競争力を高め、持続的な成長を続けるためには、異なる考え方や多様な視点を加えることが必要であり、ダイバーシティの推進が不可欠であると考え、2021年7月に「ダイバーシティ推進準備室(2022年4月~ ダイバーシティ推進室、2026年4月~ 人事労務部へ統合)」を設置し、取り組みを行ってきた。

2025年度からは、単なるダイバーシティの確保に留まるのではなく「Equity(エクイティ:公平性)」と「Inclusion(インクルージョン:包摂性)」を加えたDEI推進へと取り組みを進化させることとし、企業価値のさらなる向上に向け、これまでのダイバーシティ推進の延長線上として、DEI推進を展開するために、トップメッセージ・基本方針・目指す姿・ロードマップを策定した。

2026年4月には、当社グループとしての人権尊重に対する考え方と姿勢を、明確に示すため、「クラフティアグループ人権方針」を策定している。

 


 


 


 

 

 

 

(4) 人的資本・多様性に関する指標と目標

 


 


 


 


 

 


 


 

 


 


 

(注) 連結会社ベースでの統一した開示が困難である場合、当社グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載している。

 

(5) 環境経営の推進(TCFD提言に基づく取り組み)

当社は、企業理念や長期ビジョンのもと、省エネルギーやクリーンエネルギーに関連する施設や災害に強いインフラ設備の施工など、総合設備工事会社としての技術力を生かして、サステナビリティをめぐる様々な社会課題の解決に取り組んでいる。

また、当社は、気候変動を含む環境問題への対応を、マテリアリティ(重要課題)の一つとして認識し、2021年12月に環境経営に関する中長期目標を設定するとともに、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同している。

気候変動を含む環境問題への対応に関する「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」については、「統合報告書 KRAFTIA REPORT 2025」において開示している。