2025.11.12更新
コーポレートストーリー
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
JGCReport
サマリ
日揮グループは「Enhancing planetary health」を掲げ、EPCで培った先読み力とマネジメント力を武器に、LNG・CCUS・SAF・水素/アンモニア等の実装を加速。UAE低炭素LNG(E-Drive)やタングーLNG EGR/CCUSなど“現実解”を形にし、機能材(FCC触媒、シリカゾル、高熱伝導窒化ケイ素基板)で安定収益を伸ばす。
過去
1928年に日本揮発油として創業。創業当初はUOPプロセスの獲得・供与と製油所EPCから出発し、1950年代に本格的なエンジニアリング事業へ。1960年代に海外に進出し、1973年に初のLNGプラントを受注。
創業後、石油精製・石油化学プラントの設計・建設で日本初のゼネラルコントラクターとして地位を確立。1960年代に南米・北アフリカへ展開し、アルジェリアの大型製油所などで近代的PM手法の必要性を学ぶ。19...
現在
現在は「5つのビジネス領域」(エネルギートランジション、ヘルスケア・ライフサイエンス、高機能材、資源循環、産業・都市インフラ)で価値提供。EPCはLNG中心にFEED~EPCまで一貫遂行、機能材は触媒・シリカゾル・高熱伝導窒化ケイ素基板で拡大。
海外ではUAEの低炭素LNG(圧縮機を電動化する「E-Drive」採用)、インドネシア・タングーLNGのEGR/CCUSでCO₂回収・再圧入を推進。国内は食品・医薬・SAF製造などを強化し、Exyte...
未来
2040年ビジョンのもと、「Energy Addition」の視点で需要増に現実解を提供しつつ、5領域で変革を加速。EPC遂行体制の立て直しと契約での適切なリスクシェアを徹底し、非EPC(機能材・新規事業)で稼ぐ力を厚くする。
中長期はLNG等の大型案件で低/脱炭素ソリューション(E-Drive、CCUS、水素・燃料アンモニア、SAF)を実装。成長投資はインド・オペレーションセンター、DX、SAF、バイオものづくり(統合型バ...
目指す経営指標
・中計「BSP2025」目標:2025年度 売上高8,000億円、営業利益600億円、親会社株主に帰属する当期純利益450億円(売上は達成済/利益は未達見通し)
・2021–2025年 成長投資目途2,000億円(累計実行約910億円、将来見込み約1,150億円)
・自己資本比率:50%以上を安定維持(継続方針)
・ROE:中長期で10%以上を目指す・配当方針:配当性向30%目途、年間下限40円(継続方針)
・2021–2025年 成長投資目途2,000億円(累計実行約910億円、将来見込み約1,150億円)
・自己資本比率:50%以上を安定維持(継続方針)
・ROE:中長期で10%以上を目指す・配当方針:配当性向30%目途、年間下限40円(継続方針)
トップメッセージの要約
Enhancing planetary health
協働者(“現実的な解”)
Energy Addition(LNGの重要性)
E-Drive低炭素LNG/CCUS
EPC遂行体制の立て直し
協働者(“現実的な解”)
Energy Addition(LNGの重要性)
E-Drive低炭素LNG/CCUS
EPC遂行体制の立て直し
代表取締役会長兼社長CEO 佐藤雅之は、世界的な電力・エネルギー需要増に対し「トランジション」ではなく“Energy Addition”の発想で、国情に即した“現実的な解”を協働で提供すると強調。LN...
専門用語
■Enhancing planetary health
日揮グループが掲げるパーパスで、エネルギー・資源・医療などの事業を通じて地球環境と人々の健やかな暮らしを高めることを指します。
■Energy Addition
エネルギー需要の増加に対し、再生可能エネルギーの置き換えだけでなくLNGなど実用的な供給源を「足す」ことで、現実的に脱炭素を進める発想を指します。
■EPC
「設計(Engineering)・調達(Procurement)・建設(Construction)」を一括で請け負い、プラントを完成させる事業モデルを指します。
■FEED
「Front End Engineering Design」の略で、基本設計段階にコスト・工程・リスクを具体化し、EPCに移行できる状態を整える業務を指します。
■低炭素LNG(E-Drive)
LNGプラントで圧縮機などの駆動源を電動化し、燃料焼却によるCO₂排出を抑える仕組みで、「E-Drive」はその電動駆動方式の呼称です。
■EGR/CCUS
「Enhanced Gas Recovery/Carbon Capture, Utilization and Storage」の略で、ガス田などからCO₂を分離・回収し、再圧入や有効利用・貯留で排出を減らす手法を指します。
■SAF
「Sustainable Aviation Fuel」の略で、廃食油やバイオ原料などから製造し、従来燃料に比べてライフサイクルのCO₂排出を抑える航空燃料を指します。
■水素/アンモニア
発電や産業用途で使える脱炭素エネルギーキャリアで、既存インフラや燃焼設備と組み合わせて利用できる特性を指します。
■Nixyte
先端産業施設(データセンターや半導体工場など)向けに展開する新EPCブランドで、高度な清浄度・温湿度管理などの要求に応える体制を示します。
■Exyte
ハイテク施設に強みを持つエンジニアリング企業で、日揮グループが先端産業分野を拡大するために連携するパートナーを指します。
■FCC触媒
石油精製の「流動接触分解(FCC)」で重質油をガソリン等に分解するために用いられる触媒で、収率や品質を左右する中核素材を指します。
■シリカゾル
ナノサイズの二酸化ケイ素粒子を水などに分散させた材料で、紙の表面改質、鋳造、電子部材の機能付与などに使われる機能材を指します。
■高熱伝導窒化ケイ素基板
パワー半導体の放熱に適したセラミックス基板で、高い熱伝導性と機械的強度を併せ持つ電子部材を指します。
■統合型バイオファウンドリ®
バイオものづくりの設計・実験・解析を自動化し、繰り返し改良できる開発基盤を一体化した仕組みを指します。
■人財グランドデザイン2030
2030年に向けてプロジェクトマネジメント人材などの育成・配置・評価を体系化し、事業競争力を高める人材戦略の指針を指します。
■PM(プロジェクトマネジメント)
大規模プラントの品質・コスト・納期・安全を統合的に管理し、契約条件とリスクを踏まえて完遂に導く中核機能を指します。
■EPC DX
設計データ、調達、建設・現場進捗をデジタルで連携させ、リスクの早期把握や工期短縮、品質向上を図る取り組みを指します。
■オペレーションセンター(インド)
設計・解析・購買支援などの機能を集約し、グローバル案件を遠隔で支える拠点で、コスト競争力と実行力を高める仕組みを指します。
■資源循環
ケミカルリサイクルなどで廃棄物を資源として再利用し、原料調達と環境負荷の低減を両立させる事業領域を指します。
■機能材
触媒、シリカゾル、セラミックス基板など、素材そのものの特性で価値を提供し、景気変動に比較的強い収益源となる事業群を指します。
日揮グループが掲げるパーパスで、エネルギー・資源・医療などの事業を通じて地球環境と人々の健やかな暮らしを高めることを指します。
■Energy Addition
エネルギー需要の増加に対し、再生可能エネルギーの置き換えだけでなくLNGなど実用的な供給源を「足す」ことで、現実的に脱炭素を進める発想を指します。
■EPC
「設計(Engineering)・調達(Procurement)・建設(Construction)」を一括で請け負い、プラントを完成させる事業モデルを指します。
■FEED
「Front End Engineering Design」の略で、基本設計段階にコスト・工程・リスクを具体化し、EPCに移行できる状態を整える業務を指します。
■低炭素LNG(E-Drive)
LNGプラントで圧縮機などの駆動源を電動化し、燃料焼却によるCO₂排出を抑える仕組みで、「E-Drive」はその電動駆動方式の呼称です。
■EGR/CCUS
「Enhanced Gas Recovery/Carbon Capture, Utilization and Storage」の略で、ガス田などからCO₂を分離・回収し、再圧入や有効利用・貯留で排出を減らす手法を指します。
■SAF
「Sustainable Aviation Fuel」の略で、廃食油やバイオ原料などから製造し、従来燃料に比べてライフサイクルのCO₂排出を抑える航空燃料を指します。
■水素/アンモニア
発電や産業用途で使える脱炭素エネルギーキャリアで、既存インフラや燃焼設備と組み合わせて利用できる特性を指します。
■Nixyte
先端産業施設(データセンターや半導体工場など)向けに展開する新EPCブランドで、高度な清浄度・温湿度管理などの要求に応える体制を示します。
■Exyte
ハイテク施設に強みを持つエンジニアリング企業で、日揮グループが先端産業分野を拡大するために連携するパートナーを指します。
■FCC触媒
石油精製の「流動接触分解(FCC)」で重質油をガソリン等に分解するために用いられる触媒で、収率や品質を左右する中核素材を指します。
■シリカゾル
ナノサイズの二酸化ケイ素粒子を水などに分散させた材料で、紙の表面改質、鋳造、電子部材の機能付与などに使われる機能材を指します。
■高熱伝導窒化ケイ素基板
パワー半導体の放熱に適したセラミックス基板で、高い熱伝導性と機械的強度を併せ持つ電子部材を指します。
■統合型バイオファウンドリ®
バイオものづくりの設計・実験・解析を自動化し、繰り返し改良できる開発基盤を一体化した仕組みを指します。
■人財グランドデザイン2030
2030年に向けてプロジェクトマネジメント人材などの育成・配置・評価を体系化し、事業競争力を高める人材戦略の指針を指します。
■PM(プロジェクトマネジメント)
大規模プラントの品質・コスト・納期・安全を統合的に管理し、契約条件とリスクを踏まえて完遂に導く中核機能を指します。
■EPC DX
設計データ、調達、建設・現場進捗をデジタルで連携させ、リスクの早期把握や工期短縮、品質向上を図る取り組みを指します。
■オペレーションセンター(インド)
設計・解析・購買支援などの機能を集約し、グローバル案件を遠隔で支える拠点で、コスト競争力と実行力を高める仕組みを指します。
■資源循環
ケミカルリサイクルなどで廃棄物を資源として再利用し、原料調達と環境負荷の低減を両立させる事業領域を指します。
■機能材
触媒、シリカゾル、セラミックス基板など、素材そのものの特性で価値を提供し、景気変動に比較的強い収益源となる事業群を指します。