人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数271名(単体)
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平均年齢39.7歳(単体)
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平均勤続年数6.4年(単体)
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平均年収7,046,432円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)提出会社の状況
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2024年6月30日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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271 |
(134) |
39.7 |
6.4 |
7,046,432 |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、臨時雇用者を除く従業員の給与であり、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社は、体外診断用医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)労働組合の状況
当社において労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
当事業年度 |
補足説明 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
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19.4 |
100.0 |
56.4 |
68.6 |
56.0 |
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(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社は、「診断技術で、安心な毎日を。」をコーポレートスローガンに掲げ、事業活動全体を通じて、独自の体外診断用医薬品により、人々の生活に安心と潤いを届け、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しております。
当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、本文中における将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。
(1)サステナビリティ全般
① ガバナンス及びリスク管理
当社は株主、顧客、従業員をはじめとする利害関係者に対し、経営責任と説明責任の明確化を図り、経営の効率化、健全性、透明性を高めることにより、継続的に株主価値を向上させる企業経営の推進が経営上の重要課題と認識しております。
このような取り組みを進めていくなかで、企業倫理と法令遵守の徹底、経営環境の変化に迅速に対応できる組織体制と組織内部のチェック体制、リスク管理体制の強化を行い、コーポレート・ガバナンスの一層の充実に取り組んでまいります。
当社は、コンプライアンス及びリスク管理の統括を目的として、代表取締役社長が委員長となり、代表取締役社長の指名に基づき選任された者を委員として構成されるリスク・コンプライアンス委員会を設置し、リスク全般の状況の把握及び分析並びにリスク管理に関する教育・啓蒙等を行っております。リスク・コンプライアンス委員会は原則四半期に1回以上開催の定例リスク・コンプライアンス委員会に加え、必要に応じて臨時リスク・コンプライアンス委員会を開催することとしております。
詳細は、「第4 提出会社の状況 4.コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。
② 戦略
2020年から始まった新型コロナウイルスのパンデミックにより、世界各地で医療体制がひっ迫し、人々の生活や経済全体に大きな影響を与え、診断技術の重要性が改めて明らかになりました。また、昨今では老年人口の増加による慢性疾患の検査需要が拡大しており、国策としての社会保障費の削減要請等を背景にした予防・未病医療の進展が待ち望まれております。他方で、今後地域医療構想※による病院の再編が見込まれるなかでは、病院の減少に伴いクリニックの役割が拡大し、クリニックで完結する検査の領域拡張が求められると考えております。
当社は、このような社会的課題への問題意識を常に持ち、事業活動を通じてその解決に全力で挑みます。持続可能な社会の実現及び当社の持続的な成長に向けて、感染症診断の拡充に加え、感染症以外の診断領域への展開を進め、総合的な診断薬企業を目指すべく、以下のプロセスを経て、優先的に取り組むべき課題(マテリアリティ)を特定しました。
※地域医療構想:団塊世代が75歳以上となる『2025年問題』を見据えて、各地域における医療需要と病床の必要量を医療機能(高度急性期・急性期・回復期・慢性期)ごとに推計し、病床の機能分化・連携を促進していく取り組みであります。
STEP1. マテリアリティ候補となる社会課題の抽出
国際的なガイドラインの要請事項、社会的責任投資(SRI)の評価項目等※を参考に、当社が検討すべき社会課題を抽出。
※SDGs、GRI、SASB、ISO26000、DJSI、FTSE4Good、MSCI等
STEP2. 抽出した社会課題の優先順位付け
「ステークホルダーにとっての重要度」と「タウンズにとっての重要度」の2軸で課題を抽出・整理。
STEP3. 社内各部門におけるヒアリング
作成したマテリアリティ案について、社内各部門及び執行役員にヒアリングを行い、妥当性を確認。
STEP4. マテリアリティの特定指標・目標
取締役会での審議及び決議を経て特定。
③ 指標の内容と実績
マテリアリティ |
指標 |
実績 |
環境への配慮 |
会社使用車のハイブリッド車比率 |
92.5% (2024年8月末現在) |
グローバルヘルスへの貢献 |
海外代理店設置国数 |
25ヵ国 (2024年8月末現在) |
海外薬事申請維持国数 |
25ヵ国 (2024年8月末現在) |
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責任ある製品・品質とサービスの提供 |
規制当局からの重大な指摘事項の件数 |
ゼロ (2024年6月期) |
社会貢献 |
地域社会との関わり件数 (本社及び事業所所在地で開催される催事への協賛等) |
8件 (2023年7月~2024年6月) |
ガバナンス強化 |
取締役会の実効性評価 |
毎年実施 (2024年6月期実施済) |
コンプライアンス研修 |
毎年実施 (2024年6月期実施済) |
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会社経営の継続に重大な影響を与える事業遂行上の業法等の法令違反 |
ゼロ (2024年6月期) |
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リスク・コンプライアンス委員会開催 |
5回/年 (2024年6月期) |
(2)人的資本
企業が継続的に成長するために、人財の確保は不可欠であり、それを実現するにはダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂)の推進や、働きやすく働きがいのある職場環境の整備が必要であります。また、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」においても、ジェンダーの平等や働きがい、不平等の是正、公正な社会等の目標が掲げられております。
当社は、社員の活躍を支援する取り組みや魅力ある職場環境の整備を推進し、個を尊重するとともに、多様な価値観・考え・能力・経験をもった人財が活躍できるよう、社員と当社間で双方向にかつ複数のチャンネルでコミュニケーションが図れるように取り組んでおります。また、研修や資格取得支援を充実させ、社員の成長の場と機会の提供にも積極的に努めております。
マテリアリティ:魅力ある職場環境の構築
目標値を設定している指標
指標 |
目標値 |
実績 |
男性の育児休業取得率 |
50%以上 |
100% (2023年7月~2024年6月) |
年次有給休暇と会社独自のリフレッシュ休暇の合計取得日数 |
7日以上 |
13.4日 (2023年4月~2024年3月) |
指標の内容と実績
取り組み |
指標 |
実績 |
ダイバーシティ&インクルージョンの推進 |
女性管理職比率 |
19.4% (2024年6月末現在) |
正社員に占める女性比率 |
39.8% (2024年8月末現在) |
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安全衛生・健康・メンタルヘルスの推進 |
健康診断受診率 |
100% (2023年7月~9月) |
ストレスチェック受検率 |
100% (2023年7月~9月) |