2025.11.12更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

ダイダンは「空気・水・光」を統合する設備エンジニアリングで、見えないところから快適と生産性を生む“空間価値”を提供。半導体・電池・データセンター等の産業施設で培った高度なクリーン環境・低露点・大規模空調の技術と、現場力×イノベーション(BIM/3D、DX、知財)で差別化。再生医療の装置・受託製造にも踏み出し、第4の柱づくりを加速している。

目指す経営指標

・2027年3月期:連結売上高2,700億円
・2027年3月期:連結営業利益240億円
・2027年3月期:ROE12%以上(目標)
・株主還元:配当性向40%以上/DOE下限4.8%(継続方針)
・政策保有株式比率:連結純資産比20%未満(目標時期:2027年3月末)
・温室効果ガス(Scope1+2):2019年度比49.1%削減(目標時期:2029年度、SBTi認定)

専門用語

■Daidan AI Chat
社内の設計・施工・調達の知見を横断検索し、図面検討や手順書作成の下支えをするダイダン独自の生成AIチャットです。現場の判断を速め、手戻りの削減と品質の平準化を狙います。

■オールインワンCPユニット®
再生医療向けに、細胞加工に必要な無菌環境・空調・監視機能などを一体化した装置ユニットです。限られたスペースでも短期間で立ち上げられるように設計され、クリーン性と作業性を両立します。

■R-CPF
再生医療向けの細胞加工用設備・施設を標準化し、設計・製造・運用までをパッケージで提供するダイダンのプラットフォーム概念です。品質要件を満たしつつ、導入期間の短縮とコスト最適化を図ります。

■ザッソウ運動
「雑談から相談へ」を合言葉に、現場や部門を越えて小さな違和感や気づきを早期に共有するための社内コミュニケーション施策です。初期段階で課題を顕在化させ、迅速な意思決定につなげます。

■源流管理の徹底
設計・見積・工程計画といった“最上流”でリスクとムダを洗い出し、後工程の手戻りを抑えるダイダンの仕事の進め方です。起点で品質を作り込むことで、納期順守と収益性の両立を目指します。

■Stage2030
2030年を見据えたダイダンの長期ビジョンの名称です。基幹事業の競争力強化と新領域の育成を両輪とし、産業施設での高度案件対応力と再生医療分野の事業化を進めます。

■Phase2《磨くステージ》
Stage2030の中期フェーズの呼称で、既存の強み(現場力・設計力・施工力)を磨き上げ、DXやオフサイト化で生産性を高める段階を指します。海外展開や大型案件への対応力も同時に引き上げます。

■仮設less化
工事で用いる仮設設備や現場加工を極力減らし、工場での事前製作やモジュール化を進める取り組みです。安全性と品質を確保しながら、現場の作業時間を短縮します。

■第4の柱(再生医療)
空調・給排水衛生・電気に次ぐ新たな事業柱として位置づける再生医療関連事業の総称です。装置開発から受託製造までを一貫で提供し、中長期の収益源に育成します。

■セラボ殿町
外部パートナーと共創し、クリーン環境やバイオ関連の実証・試作を行うオープンラボ拠点の名称です。実案件で使える技術検証を加速し、新規ソリューションの開発につなげます。

■現場力
ダイダンが重視する“現場でやり切る総合力”を指す社内用語です。個々の知識・経験・行動力を束ね、工程管理や品質確保、協力会社との連携を含めた遂行力を意味します。

■オフサイト化
配管やダクトなどを現場外の工場で先行製作し、現場では組み立て中心にする施工手法です。干渉リスクをBIMで事前に潰し、品質のバラつきと施工時間を減らします。