2025.11.20更新

コーポレートストーリー

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

インターネット創成期に生まれたDeNAは、ゲーム・ライブ配信・スポーツ・ヘルスケア/メディカルを束ねる事業ポートフォリオを、AIを核に再強化する「永久ベンチャー」。V字回復の勢いを背景に、運営力とパートナー連携で“長く愛される”体験を磨き、AIで生産性向上・事業競争力・新規事業創出を同時に進める方針が明確だ。

目指す経営指標

・2027年3月期にNon-GAAP営業利益150億円(ゲームの大ヒット等はアップサイド位置づけ)
・ヘルスケア・メディカルで年間50億円、スポーツ
・まちで年間30億円水準の利益貢献を今後3年で目指す
・AI関連の非財務KPI(新規AIプロダクトの企画数
・リリース数、スタートアップ・ファンドへの出資数・起案数)を設定し、2026年度までの目標を掲示
・温室効果ガス削減目標:2033年度末までにスコープ1・2を58.8%、スコープ3を35.0%削減(SBT 1.5℃認定)

専門用語

■モバゲータウン
DeNAが2006年に始めた携帯電話向けソーシャルプラットフォームで、ゲームやコミュニティ機能を通じてユーザーを集め、運営型ゲームの基盤と収益モデルを築いたサービスです。

■Pococha
DeNAが展開するライブコミュニケーションアプリで、配信者と視聴者が双方向に交流しやすい設計と運営ルールを重視し、健全なコミュニティ形成を前提に継続利用を促すプラットフォームです。

■Pokémon Trading Card Game Pocket(通称:ポケポケ)
「ポケモン」IPを活用したスマートフォン向けタイトルで、トレーディングカードの収集・プレイ体験をモバイルに最適化し、グローバル規模での運営力とパートナー連携を示す代表的プロジェクトです。

■AIオールイン
全社の業務と事業運営でAI活用を前提にする方針を指し、生産性向上、既存事業の競争力強化、新規事業の創出を同時並行で進める経営の意思表示です。

■永久ベンチャー
成熟後もベンチャーの機動力と挑戦姿勢を失わず、事業ポートフォリオを常に刷新し続けるというDeNAの自己定義で、連続的な新規事業創出と運営力強化を両立させる考え方です。

■ソフトローンチ戦略
新作を限られた地域やユーザー層に先行公開し、運営データをもとに継続率や収益設計を磨いたうえで本格配信する方法で、ヒット依存度を下げて運営KPIを安定させる狙いがあります。

■スポーツ・まち
プロ野球などのスポーツ事業と、地域の賑わいづくりや街の価値向上を一体で捉えるDeNAの事業領域の呼称で、観戦体験から周辺サービスまでを面として設計する発想を表します。

■サービスとしてのゲーム
ゲームを単発の販売商品ではなく、長期運営で機能追加やイベント運営を重ねて価値を高める考え方で、コミュニティ管理や継続課金設計を含む運営ノウハウを重視します。

■IPパートナー連携
人気キャラクターやブランド(IP)を保有する企業と組み、グローバル配信・運営・周辺展開(アニメやグッズなど)まで含めて価値を最大化する取り組みで、DeNAの強みの一つです。

■ベンチャー・ビルダー/スタートアップ・ファンド
自社内外の起業家やチームに資金・人材・運営知見を提供し、事業の立ち上げから成長まで伴走する枠組みで、社内創業と投資を組み合わせて新規事業を連続的に生み出す仕組みです。