2024年2月期有価証券報告書より
  • 社員数
    54名(単体) 542名(連結)
  • 平均年齢
    39.7歳(単体)
  • 平均勤続年数
    3.9年(単体)
  • 平均年収
    6,288,000円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2024年2月29日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

食品事業

214

(486)

外食事業

274

(673)

全社(共通)

54

(  4)

合計

542

(1,163)

 

(注) 1.従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数は、正社員および契約社員の就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー)は、最近1年間の平均人員を()外数で記載しております。

3.全社(共通)は、管理部門に所属する従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

2024年2月29日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

54

(  4)

39.7

3.9

6,288

 

(注) 1.従業員数は、当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む就業人員数であります。

2.従業員数は、正社員および契約社員の就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー)は、最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。

4.当社は純粋持株会社であるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率および労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

30.4

50.0

64.7

65.2

69.1

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 

 ② 連結子会社

当事業年度

補足説明

名称

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

㈱イートアンドフーズ

7.7

0.0

0.0

73.5

67.3

95.5

㈱大阪王将

0.0

100.0

100.0

45.2

75.0

77.2

㈱アールベイカー

0.0

50.0

50.0

39.5

71.0

63.5

㈱イートアンドインターナショナル

0.0

42.4

74.7

81.2

㈱ナインブロック

50.0

78.2

80.3

㈱一品香

0.0

56.1

84.9

111.8

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 ③ グループ全体

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注2)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注3)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注2)

補足説明

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

11.7

37.5

52.6

71.6

76.9

 

(注) 1.提出会社および国内連結子会社6社の合計7社を合計し算出しております。

2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方および取り組みは次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)ガバナンス

当社グループは、経営者がグループ全体の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識しているさまざまなリスクに対し、経営に関する重要事項について十分に審議のうえ、的確かつ迅速な意思決定ができるよう、原則として月1回の取締役会の開催に加え、取締役(社外取締役もしくは監査等委員である取締役を除く)を中心としたグループ社長会を週1回開催しております。

サステナビリティについては、2021年11月にサステナビリティ基本方針を制定し、食の事業活動を通じて、社会課題の解決に取り組んでおります。

サステナビリティ推進にあたりサステナビリティ委員会を設置しており、取締役会監督の下、代表取締役会長CEOが委員長となり、サステナビリティに関わる取組み課題の選定と評価、目標の設定と進捗管理などを行っております。また、各ワーキンググループでは、重点取組テーマを検討し、グループ内への浸透を図っております。

 

(ガバナンス体制図)


 

 

(2)戦略

当社グループは、パーパス、ミッション、ビジョンを指針に、食を通じて、すべてのステークホルダーの幸せを創造し続け、「Eat+&の幸せ」を将来へと持続させるために、事業への影響と社会への影響を考慮したマテリアリティ(重点課題)に基づき「環境(Environment)」「社会(Social)」「ガバナンス(Governance)」の3つの視点より、7つの重点取組テーマを選定し、取り組んでおります。

 

(サステナビリティ基本方針)

 Eat+&の幸せを次の世代へ。

 「地球環境」「地域社会」「人とのつながり」を大切にし、

 全てのステークホルダーの幸福につながる

 持続可能な社会の実現を目指します。

 

(重点取組テーマ)

視点

重点取組テーマ

環境(Environment)

・食品ロス削減

・温室効果ガス削減

社会(Social)

・地域との共生

・ダイバーシティ

・健康経営

ガバナンス(Governance)

・理念の浸透

・グループ経営

 

 

当社グループが選定した重点取組テーマの中でも、食を通じた課題解決を最重要取組テーマと認識しており「食品ロス削減」については、4つのアプローチ「食材を余すところなく活用」、「食べ残しを減らす」、「もったいないをなくす」、「廃棄物を+&に変える」から取り組み内容を細分化し、さまざまな施策に取り組んでおります。

また、人的資本経営に関しては「ダイバーシティ」を中心に多様な人材の活躍を推進するとともに、女性活躍の推進、人材育成に関しても人事制度および研修制度の充実を図っております。

 

(人材育成方針および社内環境整備に関する方針)

当社グループでは、人材の「材」は「財」であるという認識のもと、人材育成を行っております。具体的には、獲得した人材に必要なスキルを身につけさせ能力を最大化させるため、職位、職能ごとに求められる能力・専門知識の習得を目的とした研修制度だけでなく、従業員一人ひとりの自律的なキャリア構築を支援する多彩な教育研修制度を実施しております。すでにスキルを持っている人材でも、さまざまな状況変化にも対応できる更なる高みを目指すことや、能力が低下することのないよう、リスキル、学び直し等を行い、継続的な育成に取り組んでおります。また、組織に不足するスキル・専門性の獲得を社員に促すに当たって、挑戦する姿勢そのものを称える企業文化の醸成の観点から、その成果に応じ、キャリアプランや報酬等の処遇に反映できるよう人事制度を構築しております。

また、女性活躍をより強く推進し、当社グループ全体において、「長く働きたい」「活躍したい」と思える、風土・風習を作っていくことを目的とし「女性活躍推進センター」を設置し、活動しております。

 

(ダイバーシティ)

当社グループでは、特定1号技能職および技能実習生の採用を積極的に行っており、ベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー等さまざまな諸外国の方々を受け入れております。

複数の言語化を行ったうえで、新人事評価制度を導入し、対象となる従業員は、個人ごとの勤務状況や能力に応じた評価を行うことで、定量的な評価だけでなく、目標を可視化することで、個人のモチベーションアップを図っております。

また、外国人従業員の方々には、専用相談窓口の設置等、皆様が安心して業務に従事いただくための体制づくりを整備しております。

 

(3)リスク管理

当社グループは、2001年10月に制定した「危機管理規程」に則って、リスク管理体制の強化を図っております。具体的には、リスクの発生時には取締役5名(社外取締役および監査等委員である取締役を除く)およびグループ各社取締役社長を中心とする「危機管理委員会」を立ち上げることとし、また発生した危機が経営に及ぼす影響を極小化させることを目的として、「危機管理対応マニュアル」を作成し、かかるマニュアルの遵守によりリスク管理能力の向上と有事における対応能力の向上を図ってまいります。

 

(4)指標および目標

当社は、女性・外国人・中途採用者の管理職への登用等、中核人材の登用等における多様性の確保が中長期的な企業価値の向上に向けて重要であるとの認識に基づき、女性管理職資格人材の割合についての数値目標として、同割合を2030年度までに30%とすることを目標としています。

また、当社グループでは、各重点取組テーマにおいて、2030年を目標年度とする「イートアンドの目指すべき未来」を設定しております。

 

(食品ロス削減)

「食品ロスのない未来へ」に向けて、当社グループではグループ工場での食品廃棄物の削減、残渣の再利用に加え、冷凍自販機での端数販売を行い、食材を余すところなく活用するだけでなく、廃棄物の再利用を行うことで食品廃棄物を2019年比50%の削減目標としております。

 

(温室効果ガス削減)

「脱炭素社会の実現」に向けて、当社グループではグループ工場およびサプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減を目指し、CO2排出量を2013年比46%の削減目標としております。

 

(地域との共生)

「日本の食を盛り上げ、地域社会の発展に貢献。子供たちの笑顔あふれる未来へ」に向けて、食の事業者として、子供たちの未来を豊かにする支援として、手作り餃子体験を始めとするさまざまなイベントを実施し、地方振興、コミュニティ支援活動を推進してまいります。

 

(ダイバーシティ)

「多様性のある未来へ」の実現に向けて、女性管理職比率を2030年度までに30%に引き上げるとともに、外国人の方々の雇用、キャリアパス制度の構築を推進してまいります。

 

(健康経営)

「働きがいをすべての人に」の実現に向けて、グループ全体ではワークライフバランスの推進、ヘルス休暇制度の制定、就業環境の整備を始めとするさまざまな施策を推進してまいります。また、当社では、「健康経営優良法人2024(中小規模法人部門)」を取得し、より良い職場環境づくりに取り組んでおります。

 

(理念の浸透)

パーパス、ミッション、ビジョンの浸透を通じて「『食を通じて、ワクワクする未来』が実現し続ける未来」に向けて、イートアンドWAY研修の実施、「WAY BOOK」の配布およびグループ間コミュニケーション活性化につなげるイベントを実施してまいります。

 

(グループ経営)

「持続的な企業経営」の実現に向けて、健全性、透明性を確保し、スピードある意思決定と事業の遂行を行うためのガバナンス体制の充実を図ってまいります。