2024年2月期有価証券報告書より
  • 社員数
    439名(連結)
  • 平均年齢
  • 平均勤続年数
  • 平均年収

従業員の状況

5【従業員の状況】

 当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

(1)連結会社の状況

 

2024年2月29日現在

事業部門名称

従業員数(人)

浅漬製造業

439

(1,239)

合計

439

(1,239)

(注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

 

(2)提出会社の状況

 当社は純粋持株会社であるため、記載を省略しております。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に維持しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①提出会社

 提出会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象でないため、記載を省略しております。

 

②連結子会社

当事業年度

名 称

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)1

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

全労働者

正規雇用

労働者

非正規雇用

労働者

株式会社ピックルスコーポレーション

10.1

33.3

60.3

77.6

83.1

株式会社ピックルスコーポレーション関西

0.0

50.0

63.1

75.2

87.5

(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 管理職に占める女性労働者の割合は2024年3月31日時点、男性労働者の育児休業取得率の対象期間は2023年4月1日から2024年3月31日、労働者の男女の賃金の差異の対象期間は2023年3月1日から2024年2月29日としております。

3 正規雇用労働者の賃金差異では、役職者に占める男性比率が高いため、相対的に男性労働者の平均賃金が高くなっております。非正規雇用労働者の賃金差異では、社会保険や所得税の扶養範囲内で就労を調整する女性労働者が一定数いるため、相対的に男性労働者の平均賃金が高くなっております。

 

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)ガバナンス

 当社グループは、次のとおり、サステナビリティ方針を策定し、サステナビリティを巡る課題に積極的に取り組んでおります。

サステナビリティ方針

私たちピックルスグループは、安全・安心でおいしい製品とサービスを提供し、消費者の健康的な生活の実現に貢献することを経営方針に定めています。この経営方針の実現に向けて、お子様からお年寄りまで、様々な人々に「おいしい」と言っていただける高品質な製品づくりを通じ、豊かな食文化を育んでいきたいと考えています。

一方、2015年の国連サミットにおいて、グローバルな社会課題を解決し持続可能な世界を実現するための国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標)が採択される等、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。当社グループはSDGsに示された世界全体の様々な課題が引き起こすリスクを正しく認識し、それらの課題を解決するための対策に取り組んでいきます。

特に当社グループ製品の主原料である野菜の生育は、天候により大きな影響を受けます。そのため、異常気象を引き起こす地球温暖化対策への取り組みを、ステークホルダーの皆様と協力して強化していくことは、企業経営上、極めて重要であると考えています。また企業の成長は、経営上かけがえのない存在である従業員の成長があって初めて実現されるものです。そのため、多様性があり個性や能力を十二分に発揮できる働きがいのある職場を提供することも当社グループの重要な役割であると認識しています。

 

以上、当社グループは、上記方針に基づき、持続可能な製品とサービスの提供を行うことが、環境問題や社会問題を解決すると同時に、企業価値の向上に繋がっていくものと考えています。

 当社では、環境問題や社会問題を解決し、企業価値向上を図るため、担当取締役を委員長とし、幅広い部門から選出された従業員で組織されたサステナビリティ委員会を設置しています。そして、委員会の下に「環境」、「安全・安心」、「従業員」の3つの分科会を設置し、サステナビリティ経営を推進しています。この体制のもと、SDGsへの取り組みをはじめサステナビリティに関わる方針の策定などを行っています。

 

(2)戦略

①サステナビリティ

当社グループにおける重要なサステナビリティにおける課題は次のとおりであります。

重要な課題と取り組み

環境保全

再生可能エネルギーの利用、環境に配慮した素材を使用した容器への切替 など

株主・投資家に対する責任

サステナビリティ経営に関する情報開示の強化 など

社会・地域貢献活動

子ども食堂への支援、収穫体験などを通じた食育活動 など

お客様に対する責任

食品安全規格の認証取得、健康志向を考慮した商品開発 など

コンプライアンス

コンプライアンス研修の開催 など

従業員に対する責任

健康経営の推進、女性管理職登用の推進 など

 

②人材育成方針及び社内環境整備方針

イ 人材育成方針

 当社は、経営上かけがえのない存在である従業員の成長により、企業の成長が実現されると考えております。そのため、従業員が、自分の個性や能力を発揮できる場を積極的に提供することが企業の重要な役割と考えています。また、従業員の能力向上を目指し、自ら学ぶ姿勢の醸成に努めております。この方針に基づき、自己啓発支援制度、資格取得報奨金制度、資格手当支給制度、教育研修制度などを導入しておりますが、継続して、職場人材育成に注力してまいります。

ロ 社内環境整備方針

 当社は、従業員が働きやく、仕事と子育てを両立させることができる職場環境作りを重要な経営課題と認識しております。この方針に基づき、リフレッシュ休暇、ノー残業デー、短時間勤務制度、出産、子育てのため退職した者の再雇用制度などを導入しておりますが、継続して、職場環境作りに注力してまいります。

 

 

(3)リスク管理

 当社において、全社的なリスク管理は、リスク管理規程に基づき、リスクの洗い出しや評価、リスクへの対応検討、取締役会への報告などを行い、リスクの適切な管理・対応を実施しております。

 サステナビリティ関連のリスクを含む当社事業等のリスクについては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」を併せて参照ください。

 

(4)指標及び目標

 当社グループでは、上記「戦略」で記載した人材育成方針及び社内環境整備方針においては、以下の指標、及び目標を用いています。なおこの数値は、当社グループの主要な事業を営む株式会社ピックルスコーポレーション、株式会社ピックルスコーポレーション関西を記載しています。

会社名

指標

目標

実績

株式会社ピックルスコーポレーション

女性管理職割合

2026年3月までに12%

10.1%

株式会社ピックルスコーポレーション

女性の平均勤続年数

2026年3月までに男性の65%

71%

株式会社ピックルスコーポレーション関西

女性の管理職

2026年3月までに1名

0名