2025年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    56名(単体) 394名(連結)
  • 平均年齢
    33.5歳(単体)
  • 平均勤続年数
    4.1年(単体)
  • 平均年収
    7,147,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2025年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

オンラインメディア事業

66

(40)

ITソリューション事業

245

(36)

金融プラットフォーム事業

27

(-)

全社(共通)

56

(5)

合計

394

(81)

(注)1.従業員数は、就業人員であります。

2.従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

3.臨時従業員には、それぞれ以下を含んでおります。

オンラインメディア事業

パートタイマー及び契約社員を含め、派遣社員を除く。

ITソリューション事業

パートタイマー、派遣社員及び業務委託を含む。

全社(共通)

パートタイマー、契約社員及び嘱託社員を含め、派遣社員を除く。

4.全社(共通)は、当社に所属する総務及び経理等の管理部門並びに技術開発部門の従業員であります。

5.ITソリューション事業において、当連結会計年度末時点の従業員数及び平均臨時雇用者数が、前連結会計年度末に比べそれぞれ231名及び32名増加しております。この主な要因は、株式会社シャノン及び同社の連結子会社である想能信息科技(上海)有限公司並びに株式会社ジクウを連結の範囲に含めたことによるものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2025年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

56

33.5

4.1

7,147

(-)

 

セグメントの名称

従業員数(名)

オンラインメディア事業

(-)

ITソリューション事業

(-)

金融プラットフォーム事業

(-)

全社(共通)

56

(-)

合計

56

(-)

(注)1.従業員数は、就業人員であります。なお、臨時従業員数は従業員の総数の100分の10未満であるため、記載を省略しております。

2.従業員数は、当社から子会社への出向者を除いた就業人数であります。

3.臨時従業員には、パートタイマー、契約社員及び嘱託社員を含め、派遣社員を除いております。

4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5.全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門並びに技術開発部門の従業員であります。

 

(3)労働組合の状況

 当社には、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合

①提出会社

 当事業年度の管理職に占める女性労働者の割合は30.0%であります。

 なお、当該数値は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

 

②連結子会社

当事業年度

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)

株式会社Innovation & Co.

30.0

株式会社シャノン

18.5

想能信息科技(上海)有限公司

株式会社ジクウ

株式会社Innovation X Solutions

20.0

株式会社Innovation IFA Consulting

株式会社Innovation M&A Partners

(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)サステナビリティに関する考え方

 当社グループにおけるサステナビリティとは、事業を通して「働く」領域の中にある社会課題の解決に寄与することであると考えております。創業以来の強みであるセールス・マーケティングのスキルに加えて、ITトレンドを中心としたオンラインメディアで蓄積される法人・個人のアクセスデータ、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)をコアに各業界・領域の「働く」を変革する事業・投資を展開し、社会課題を解決してまいります。その実現に向けて、創業以来、あらゆるステークホルダーとの連携を大切に、サステナビリティを重視した経営を実践しております。

 

(2)具体的な取り組み

 国内外のサステナビリティ開示で広く利用されている「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の4つの構成要素(ガバナンス、リスク管理、戦略、指標及び目標)に基づき、取り組みを開示いたします。

 

①ガバナンス

 当社は、経営規模の拡大と組織文化の構築を両立させながら、株主をはじめとした様々なステークホルダーの期待と信頼に応え、企業価値の向上を図るためには、サステナビリティを意識したコーポレート・ガバナンスの構築が不可欠であると考えております。当社事業領域は、気候変動による直接的影響は少ないものの、その実現のため、経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応しながら、経営の健全性・透明性を確保すべく、経営管理体制の強化、充実に努めております。

 取締役会において、経営の重要な意思決定及び業務執行の監督を行うとともに、監査等委員会及び内部監査室により、職務執行状況等の監査を実施しております。継続して公正で透明性の高い経営活動を推進するため、コーポレート・ガバナンス体制の整備・強化に取り組んでまいります。

 

②リスク管理

 当社は、サステナビリティ関連のリスクを含むさまざまなリスクに対して的確な管理及び実践を通じ、事業の継続、安定的発展を確保する体制を構築しております。社内のリスク管理を統括する組織として、代表取締役が委員長となり、取締役、内部監査担当者及び各ユニット長で構成されたリスク管理委員会を設置し、年に4回以上開催し、全社的なリスク及び対策を協議しております。また、リスク管理委員会には監査等委員が関与し、必要に応じて意見陳述しております。

 

③戦略

 当社グループが、事業を通して「働く」領域の中にある社会課題の解決に寄与し続けていくためには、新たな価値を生み出す人材が必要不可欠となるため、当社グループのビジネスの源泉は人的資本であると考えております。だからこそ、人的資本を最重要視して投資を行い、持続的に人的資本を増強することを目指して戦略を設計しております。

 

イ.人的資本強化に向けた取り組み

 当社グループでは、“ビジネスにイノベーションを起こし、「働く」を変える。働く喜びと感動に満ちた社会の実現”をミッションに掲げております。そして、ミッションの実現及び人的資本強化に向けて、グループバリューとして掲げている、Innovation、Leadership、Growth Commitmentの体現度を高めていくことが重要であると考えております。

 

 

 人的資本強化に向けた当社グループの「採用」「育成」「制度」「文化」の4領域に関する具体的な取り組み内容は下記のとおりであります。

 

a.採用

 当社グループの更なる成長のためには、起業家精神を持った優秀な人材を数多く確保することが不可欠であります。新卒採用におきましては、起業家精神を持った学生の母集団を形成し、当社グループが実現したいこと及び価値観と、学生の実現したいこと及び価値観をすり合わせる選考を重ねることで、志向性や価値観が当社グループの考えと合致しているポテンシャルが高い学生を採用することが出来ております。中途採用におきましては、志向性や価値観の早期な見極めとクロージングを可能とした採用手法を取り入れており、起業家精神を持った優秀な人材の確保に繋げております。今後は労働市場における認知度の向上を図り採用力の向上にも積極的に取り組んでまいります。

 

b.育成

 育成において成長機会の創出が不可欠であると考えております。成長機会を創出し続けるために、当社グループの成長を実現させ、責任があるポジションの増加や新たなプロジェクト創出による成長機会の増加はもちろんのこと、抜擢人事やローテーション人事によって新たな挑戦及び組織活性化の機会を創出し、人材育成を推進してまいります。今後は階層別研修や職種別研修による育成にも積極的に取り組んでまいります。

 

c.制度

 起業家精神を持った一人一人が、主体者となって高い目標に挑戦し、会社も人も成長していくことを目指してまいります。また、当社グループ社員が、会社の目標達成及び自身のキャリア発展に向け自律的に成長課題へ取り組める制度を築くことを大切にしております。根幹となる人事制度は、理念体現における行動基準や職種ごとに求められる行動基準を設定し、成長の道標を示し、成果・行動・スタンスをバランスよく評価することにより、目標達成のみならずキャリア実現を目指せる仕組みを構築しております。また、キャリア相談や事業提案等ができる面談制度を設置する等、主体的な行動を後押しする仕組み作りに注力しております。

 

d.文化

 ミッションの実現のために、年に2回当社グループの正社員が集まりミッション実現に向けて議論するイベント「INNOVATION’s Day」を開催し、高揚感と挑戦意欲を高め、日々の挑戦に繋げております。また、成果を出した社員を表彰するのみならず、グループバリューを体現した社員も表彰することで、全社の人的資本の強化に繋げております。

 

④指標及び目標

 前述のとおり、人的資本の強化を図っております。人材の面では高い専門性を持った人材の割合を、組織の面では独自の組織サーベイにおけるグループバリュー体現度を重要指標としております。

 各指標の実績と2025年度の目標は以下のとおりであります。

 

項目

2025年3月期実績

2026年3月期目標

人材ポートフォリオ

高い専門性を持つ人材の割合

(マネジメント等級とスペシャリスト等級以上の割合)

41%

40%

組織サーベイの結果

(5段階評価)

グループバリュー「Innovation」の体現度合い

3.77

3.90

グループバリュー「Leadership」の体現度合い

4.11

4.20

グループバリュー「Growth commitment」の体現度合い

3.90

4.00

 

(参考)人的資本に関する指標(株式会社イノベーションの正社員に関する数値データ、出向社員含む)

項目

2025年3月期

採用人数

新卒

4人

中途

27人

管理職人数

全体

26人

男性比率

73.1%

女性比率

26.9%

研修受講率

労務管理研修

100%

ハラスメント研修

100%

情報セキュリティ研修

100%

有給休暇取得率

全体

68.4%

平均月間法定外労働時間

全体

19時間53分