2026.08.27更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書 2026

サマリ

大阪有機化学工業は、“特殊アクリル酸エステル”のリーディングカンパニーとして多品種少量生産体制を強みとする化学メーカーです。先端半導体用のArFレジスト用モノマーや粘接着剤原料で世界トップクラスのシェアを保持しています。長年培った技術力と現場の暗黙知を活かし、次世代材料の開発やグローバル展開、環境配慮型製品の提供に挑戦しています。

目指す経営指標

・P&D2030 Stage1(2024~2026年度)売上高営業利益率14.0%
・P&D2030 Stage1(2024~2026年度)ROE10.0%以上
・2030年度までに生産部門の付加価値労働生産性3割向上(対2023年度比130以上)
・新規商品売上高比率(4年累積)10%以上
・新規顧客売上比率6%
・CO₂排出量削減率2026年度目標20%削減(対2013年度比)
・CO₂排出量削減率2030年度目標30%以上削減(対2013年度比)
・CO₂排出量削減率2050年度目標実質ゼロ
・有給休暇取得率70%以上
・キャリア採用比率30%以上(2030年目標50%以上)

用語解説

■特殊アクリル酸エステル
大阪有機化学工業がリーディングカンパニーとしてグローバル市場に展開している、独自の機能や特性を付与したアクリル酸およびメタクリル酸の誘導体などの高機能化学材料です。

■4-HBA
4-ヒドロキシブチルアクリレートの略称で、自動車用塗料や接着剤、UVインクジェット用原料などに使用される当社の主力化成品です。

■IBXA
自動車用塗料や接着剤、UVインクジェット用原料として利用される高機能なアクリル酸エステル製品です。

■ArFレジスト用モノマー
先端半導体の製造プロセス(フォトリソグラフィ)で用いられる感光性樹脂(レジスト)の原料となる高純度モノマーで、当社が世界トップシェアを保有しています。

■ビスコート
光硬化型塗料やインキなどの原料となる当社のアクリル酸エステル製品および関連シリーズのブランド名です。

■アコーンHB
PFAS規制に対応した非フッ素系の化粧品用材料で、高い撥水・撥油性を有し、ファンデーションなどのメイクアップ用途向けに開発された製品です。

■MIRROBIC
当社の塗布型ポリマーブラシ技術を用いた超親水性コーティング剤で、ガラスやプラスチックなどの基材に曇り止めやセルフクリーニング機能を付与します。

■OYPM活動
Osaka Yuki Productive Maintenanceの略称で、全従業員が参加する5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)および業務改善活動を通じて、人材育成や品質・安全性の向上を図る当社独自の活動です。

■P&D2030
Progress & Development 2030の略称で、2030年における当社の「あるべき姿」を実現するため、前進と開発をテーマに策定された中期経営計画です。

■匠の会
技術・事業・事業開発などの各部門の責任者や研究幹部が参加し、部門間の情報共有を通じて新たな研究開発テーマや新規事業の創出を図る社内会議体です。

■Visnex Chemicals Corporation
北米市場における特殊アクリル酸エステルの販売強化や現地顧客対応を図るため、新中村化学工業株式会社との合弁により米国に設立された連結子会社です。
2025年11月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

1946年12月

「カナダバルサム」「ツェーデル油」の製造販売のため、大阪市東成区に大阪有機化学工業株式会社を設立。

1947年3月

「有機溶剤」「試薬」の製造販売を開始。

1951年11月

関東方面の販売強化のため、東京都江東区に東京出張所を開設。

1953年12月

試薬精製品から石油化学品への転換が進み、「アクリル酸」の製造を開始。

1955年9月

製造規模の拡大に伴い、大阪市城東区に関目工場を設置。

1958年7月

本社を関目工場に移し、関目工場を本社に統合する。

1961年7月

生産規模の拡大に伴い、大阪府柏原市に本社及び工場を移転。

1961年10月

販売活動の充実を図るため、大阪市東区(現・中央区)に大阪営業所を設置。

1968年10月

東日本地域の流通体制強化のため、千葉県八千代市に八千代事業所を設置。

1969年4月

神港有機化学工業株式会社(現・連結子会社)を設立し、「酢酸エステル類」の一部製造を移管。

1981年6月

生産規模の拡大に伴い、石川県松任市(現・白山市)に松任工場(現・金沢工場)を設置。

1984年6月

本社を大阪市東区(現・中央区)に移転し、大阪営業所を統合する。

1987年7月

大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。

1988年12月

関連会社のサンユーケミカル株式会社を共同出資により設立し、「メタクリル酸エステル」を製造。

1997年6月

松任工場(現・金沢工場)ISO9002認証取得。

1999年3月

事業拡大のため、山形県飽海郡遊佐町に工場用地取得。

2000年7月

山形県飽海郡遊佐町に酒田工場を建設、本格稼動を開始。

2001年1月

柏原工場(現・大阪事業所)ISO9002認証取得。

2003年11月

本社・開発部・研究部・酒田工場に対象部署を拡大してISO9001認証取得。

2003年12月

東京支店を東京オフィスに名称変更。

2005年2月

柏原工場を大阪工場(現・大阪事業所)、松任工場を金沢工場に名称変更。

2005年11月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2005年12月

酒田工場ISO14001認証取得。

2006年1月

金沢工場ISO14001認証取得。

2007年11月

酒田工場労働安全衛生マネジメントシステム(OHSAS18001)認証取得。

2011年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

2012年3月

中国上海市に日本大阪有機化学工業株式会社上海代表処を設置。

2014年1月

中国上海市に光碩(上海)化工貿易有限公司(現・連結子会社)を設立。

2014年12月

日本大阪有機化学工業株式会社上海代表処(中国上海市)を廃止。

2015年12月

大阪工場を大阪事業所に名称変更。

2018年4月

関連会社のサンユーケミカル株式会社を解散。

2021年6月

八千代事業所を閉鎖。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。

2022年10月

大韓民国ソウル特別市に韓国連絡事務所を設置

2024年7月

大韓民国ソウル特別市に韓国大阪有機化学工業株式会社(現・連結子会社)を設立

2024年12月

韓国連絡事務所(大韓民国ソウル特別市)を廃止。

2025年9月

新中村化学工業株式会社との合弁により、米国ニュージャージー州にVisnex Chemicals Corporation(現・非連結子会社)を設立。

 

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業

の内容

議決権の

所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

神港有機化学工業

株式会社

神戸市東灘区

55,000

機能化学品事業

77.1

当社へ製品を販売しております。

当社が債務保証をしております。

役員の兼任があります。

光碩(上海)化工貿易有限公司 (注2)

中華人民共和国

上海市

210,000

化成品事業

電子材料事業

機能化学品事業

100.0

当社へ製品を販売しております。

当社が製品を販売しております。

役員の兼任があります。

韓国大阪有機化学工業株式会社

大韓民国

ソウル特別市

800,000

千ウォン

化成品事業

電子材料事業

機能化学品事業

100.0

当社が製品を販売しております。

役員の兼任があります。

 

(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 光碩(上海)化工貿易有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

(1) 売上高

4,113,541千円

(2) 経常利益

463,025千円

(3) 当期純利益

346,957千円

(4) 純資産額

1,139,024千円

(5) 総資産額

2,093,917千円

 

 

 

3 上記の他に非連結子会社が1社ありますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。