2025.12.09更新
ストーリー・沿革
価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。
情報ソース:
統合報告書2025
サマリ
大阪有機化学工業は“特殊アクリル酸エステル”のリーディングカンパニー。多品種少量・R&D~工業化の一貫体制と、重合防止・制御など独自技術でニッチトップ製品を量産。4-HBAや先端半導体向けモノマー、表示材料、化粧品原料まで広く展開し、職人技のデータ化やMI活用で開発スピードを高めている。
過去
1941年、光学レンズ用接着剤「カナダバルサム」の国産化成功を起点に創業。当初は蒸留・精製技術を核に、エステル化や重合防止技術を磨き、特殊アクリル酸エステル事業へと展開した。
創業者・鎮目達雄が「世のため人のための化学」を掲げ、蒸留・精製から出発。エステル交換法(THFA等)や塊状重合などで基盤技術を拡大し、光硬化性アクリレート、LCD/LSIレジスト関連へ応用。多品種少量...
現在
事業は化成品(塗料・粘接着剤・バイオマスアクリレート等)、電子材料(表示用材料、先端半導体向けレジスト用モノマー)、機能化学品(化粧品原料・機能材料)の3本柱。
多品種少量とマルチパーパス設備で個別ニーズに迅速対応。主力4-HBAの供給体制を強化し、ディスプレイ粘着剤用途が回復。先端半導体向けではEUV対応材料や周辺材を開発し、品質検証と能力増強を進める。営業...
未来
中期計画「P&D2030」でニッチトップ徹底とデータドリブン化を加速。EUV用・後工程材の拡幅、4-HBA増強、BRC100%バイオマスアクリレートなど環境配慮型製品を拡大し、新事業(スマートテキスタイル、有機圧電)を育成する。
半導体はチップレット/実装など後工程周辺材へ展開し、大学連携で新プロセス材料を開発。環境面はCO₂30%削減(2030)とサーキュラー対応(廃溶剤ボイラー、原料見直し)を推進。北米拠点を設置しサプライ...
目指す経営指標
・2026年度:環境配慮型製品比率15%(総生産量)
・2030年度:売上高500億円
・2030年度:営業利益75億円/営業利益率15.0%以上
・2030年度:ROE12.0%以上/ROIC9.0%以上
・2030年度まで累計投資300億円以上 ・配当性向40%目安
・2030年度:CO₂排出量30%削減(最終目標2050年カーボンニュートラル)
・2030年度:売上高500億円
・2030年度:営業利益75億円/営業利益率15.0%以上
・2030年度:ROE12.0%以上/ROIC9.0%以上
・2030年度まで累計投資300億円以上 ・配当性向40%目安
・2030年度:CO₂排出量30%削減(最終目標2050年カーボンニュートラル)
トップメッセージの要約
ニッチトップ
拡幅と深耕
マルチパーパス設備
EUV用材料
匠の会
拡幅と深耕
マルチパーパス設備
EUV用材料
匠の会
トップは、自然災害や地政学変動、コスト上昇下でも「コモディティではなく徹底してニッチトップ」を明言。半導体ではEUV対応や周辺材まで射程を広げ、化成品は川下と共同開発、機能化学品は新機能ヘアケアで攻め...
用語解説
■特殊アクリル酸エステル
アクリル酸に多様なアルコールを組み合わせて作る高機能モノマーの総称です。粘接着、塗料、電子材料など用途ごとに特性を細かく設計でき、同社は少量多品種で顧客仕様に合わせて供給します。
■4-HBA(4-ヒドロキシ安息香酸)
樹脂や機能性材料の原料として使われる化学品で、耐熱性や強度向上などに寄与します。同社は安定供給と品質管理を強みとして、用途拡大に取り組んでいます。
■レジスト用モノマー
半導体やディスプレイの微細加工に使う「レジスト(感光性樹脂)」の原料となるモノマーです。解像度や耐薬品性など要求特性に合わせ、分子設計と不純物管理が重要になります。
■EUV対応材料
極端紫外線(Extreme Ultraviolet)露光に対応した半導体材料です。微細化工程で性能を発揮するため、超低不純物と反応制御が求められます。
■表示材料
液晶や有機ELなどディスプレイの製造・貼り合わせに使う粘着剤や機能性モノマー等を指します。光学特性や透明性、耐久性のバランス設計が鍵です。
■マルチパーパス設備
多種類の製品を同じ設備で切り替え生産できる体制を意味します。需要変動や個別仕様に迅速に応えることができ、少量多品種の強みを支えます。
■MI活用(マテリアルズ・インフォマティクス)
材料データを統計・機械学習で解析し、配合や条件を最適化する手法です。熟練の暗黙知をデータ化し、開発スピードや歩留まり向上につなげます。
■重合防止・制御
モノマーが意図せず固まる(重合する)ことを抑え、狙った分子量や構造に仕上げる技術です。高純度・高再現の製品を安定的に作る基盤となります。
■エステル交換法
既存のエステルと別のアルコールを反応させ、新しいエステル(モノマー)を合成する方法です。副生成物や不純物の管理が品質に直結します。
■塊状重合
溶媒を使わず、モノマー自体を固めてポリマー化する製法です。溶媒由来の不純物を避けやすく、高純度材料の製造に適します。
■バイオマスアクリレート(BRC100% などの表記)
植物由来原料から作るアクリレートで、化石資源依存を減らします。「BRC100%」は同社の表記で、バイオ由来比率100%であることを示します。
■後工程周辺材
半導体の実装・封止・配線形成など前工程後のプロセスで使う材料の総称です。耐熱・接着・低アウトガスなど実装適性が求められます。
■チップレット
複数の小さな半導体チップを組み合わせ、高性能なシステムを構成する考え方です。材料面では接合や保護に適したモノマー・樹脂が必要になります。
■スマートテキスタイル
電気・センサー機能を持つ繊維や布素材のことです。導電・伸縮・耐洗濯性を両立する樹脂・モノマー設計が鍵になります。
■有機圧電
有機材料で機械的変形を電気信号に変換する性質、またはその材料を指します。軽量・柔軟という特徴を活かし、ウェアラブル等への応用が期待されます。
■サーキュラー対応
廃溶剤の熱回収や原料の見直しなど、資源循環を意識した製造・供給体制を指します。環境負荷低減とコスト安定化の両立を目指します。
■ERP刷新
研究・生産・営業など社内データを統合管理する基幹システム(ERP)を最新化する取り組みです。受発注から品質・在庫までの情報連携を強化し、意思決定を速めます。
■ニッチトップ
需要は限定的でも技術要求の高い領域で、品質・対応力でトップを狙う戦略です。少量多品種と顧客密着の開発体制が前提となります。
■匠の会
社内の自発的なアイデアや技能を持ち寄り、新規テーマや改善を生むための活動名です。現場起点の工夫を事業の芽へ育てる場として機能します。
アクリル酸に多様なアルコールを組み合わせて作る高機能モノマーの総称です。粘接着、塗料、電子材料など用途ごとに特性を細かく設計でき、同社は少量多品種で顧客仕様に合わせて供給します。
■4-HBA(4-ヒドロキシ安息香酸)
樹脂や機能性材料の原料として使われる化学品で、耐熱性や強度向上などに寄与します。同社は安定供給と品質管理を強みとして、用途拡大に取り組んでいます。
■レジスト用モノマー
半導体やディスプレイの微細加工に使う「レジスト(感光性樹脂)」の原料となるモノマーです。解像度や耐薬品性など要求特性に合わせ、分子設計と不純物管理が重要になります。
■EUV対応材料
極端紫外線(Extreme Ultraviolet)露光に対応した半導体材料です。微細化工程で性能を発揮するため、超低不純物と反応制御が求められます。
■表示材料
液晶や有機ELなどディスプレイの製造・貼り合わせに使う粘着剤や機能性モノマー等を指します。光学特性や透明性、耐久性のバランス設計が鍵です。
■マルチパーパス設備
多種類の製品を同じ設備で切り替え生産できる体制を意味します。需要変動や個別仕様に迅速に応えることができ、少量多品種の強みを支えます。
■MI活用(マテリアルズ・インフォマティクス)
材料データを統計・機械学習で解析し、配合や条件を最適化する手法です。熟練の暗黙知をデータ化し、開発スピードや歩留まり向上につなげます。
■重合防止・制御
モノマーが意図せず固まる(重合する)ことを抑え、狙った分子量や構造に仕上げる技術です。高純度・高再現の製品を安定的に作る基盤となります。
■エステル交換法
既存のエステルと別のアルコールを反応させ、新しいエステル(モノマー)を合成する方法です。副生成物や不純物の管理が品質に直結します。
■塊状重合
溶媒を使わず、モノマー自体を固めてポリマー化する製法です。溶媒由来の不純物を避けやすく、高純度材料の製造に適します。
■バイオマスアクリレート(BRC100% などの表記)
植物由来原料から作るアクリレートで、化石資源依存を減らします。「BRC100%」は同社の表記で、バイオ由来比率100%であることを示します。
■後工程周辺材
半導体の実装・封止・配線形成など前工程後のプロセスで使う材料の総称です。耐熱・接着・低アウトガスなど実装適性が求められます。
■チップレット
複数の小さな半導体チップを組み合わせ、高性能なシステムを構成する考え方です。材料面では接合や保護に適したモノマー・樹脂が必要になります。
■スマートテキスタイル
電気・センサー機能を持つ繊維や布素材のことです。導電・伸縮・耐洗濯性を両立する樹脂・モノマー設計が鍵になります。
■有機圧電
有機材料で機械的変形を電気信号に変換する性質、またはその材料を指します。軽量・柔軟という特徴を活かし、ウェアラブル等への応用が期待されます。
■サーキュラー対応
廃溶剤の熱回収や原料の見直しなど、資源循環を意識した製造・供給体制を指します。環境負荷低減とコスト安定化の両立を目指します。
■ERP刷新
研究・生産・営業など社内データを統合管理する基幹システム(ERP)を最新化する取り組みです。受発注から品質・在庫までの情報連携を強化し、意思決定を速めます。
■ニッチトップ
需要は限定的でも技術要求の高い領域で、品質・対応力でトップを狙う戦略です。少量多品種と顧客密着の開発体制が前提となります。
■匠の会
社内の自発的なアイデアや技能を持ち寄り、新規テーマや改善を生むための活動名です。現場起点の工夫を事業の芽へ育てる場として機能します。
2024年11月期有価証券報告書より
沿革
2 【沿革】
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。
2 光碩(上海)化工貿易有限公司については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。
主要な損益情報等
3 上記の他に非連結子会社が1社ありますが、重要性が乏しいため記載を省略しております。