事業内容
セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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売上
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利益
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利益率
最新年度
| セグメント名 | 売上 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 住宅 | 536,230 | 40.2 | 37,150 | 31.4 | 6.9 |
| 環境・ライフライン | 240,401 | 18.0 | 23,247 | 19.7 | 9.7 |
| 高機能プラスチックス | 456,575 | 34.2 | 59,325 | 50.2 | 13.0 |
| メディカル | 93,721 | 7.0 | 11,130 | 9.4 | 11.9 |
| その他 | 7,767 | 0.6 | -12,710 | -10.8 | -163.6 |
3【事業の内容】
当社及び当社の関係会社(国内子会社91社、海外子会社64社、関連会社13社(2026年3月31日現在)により構成)においては、住宅事業、環境・ライフライン事業、高機能プラスチックス事業、メディカル事業、その他事業の5セグメントに関係する事業を主として行っている。各事業における当社及び当社の関係会社の位置づけ等は次のとおりである。
(住宅事業)
当事業部門においては、鉄骨系・木質系ユニット住宅の製造、施工、販売ならびに分譲用土地の販売、リフォーム、レジデンシャル事業、インテリア、エクステリアの販売・施工等を行っている。
[主な関係会社]
(原材料の購買)
セキスイ・グローバル・トレーディング㈱
(建築部材の購買)
セキスイハイムサプライ㈱
(製品の製造)
北海道セキスイハイム工業㈱ 東北セキスイハイム工業㈱ セキスイハイム工業㈱
中四国セキスイハイム工業㈱ 九州セキスイハイム工業㈱ セキスイボード㈱
Sekisui-SCG Industry Co., Ltd.
(製品の販売・施工)
北海道セキスイハイム㈱ セキスイハイム東北㈱ 栃木セキスイハイム㈱ 群馬セキスイハイム㈱
セキスイハイム信越㈱ 東京セキスイハイム㈱ セキスイハイム中部㈱ セキスイハイム近畿㈱
セキスイハイム中四国㈱ セキスイハイム九州㈱ 茨城セキスイハイム㈱ セキスイハイム東海㈱
セキスイハイム山陽㈱ セキスイハイム東四国㈱
(製品の施工・サービス等)
北海道セキスイファミエス㈱ セキスイファミエス東北㈱ セキスイファミエス信越㈱
東京セキスイファミエス㈱ セキスイファミエス中部㈱ セキスイファミエス近畿㈱
セキスイファミエス中四国㈱ セキスイファミエス九州㈱ セキスイデザインワークス㈱
東北セキスイハイム不動産㈱ セキスイハイム不動産㈱ 中四国セキスイハイム不動産㈱
九州セキスイハイム不動産㈱ セキスイユニディア㈱ 東京セキスイハイム施工㈱
近畿セキスイハイム施工㈱ セキスイハイム不動産少額短期保険㈱ ㈱アーキテックプランニング
㈱クレアスト ㈱ベンハウス 渡辺運輸㈱
(製品の販売・サービス等)
セキスイ合人社タウンマネジメント㈱
(環境・ライフライン事業)
当事業部門においては、塩化ビニル管・継手、ポリエチレン管・継手、プラスチックバルブ、強化プラスチック複合管、塩素化塩ビ樹脂コンパウンド、雨水貯留材、建材(雨とい、エクステリア材)、介護機器、浴室ユニット、合成木材、防音制振材料、不燃性ポリウレタン、耐火材料、管きょ更生材料及び工法、パネルタンク等の製造、販売、施工を行っている。
[主な関係会社]
(原材料の製造)
※(徳山積水工業㈱)
(製品の製造)
東日本積水工業㈱ 山梨積水㈱ 甲府積水産業㈱ 千葉積水工業㈱ 西日本積水工業㈱ 四国積水工業㈱
四積化工㈱ 九州積水工業㈱ 奈良積水㈱ 積水(無錫)塑料科技有限公司
(製品の販売)
㈱ヴァンテック 東日本セキスイ商事㈱ 中部セキスイ商事㈱ 西日本セキスイ商事㈱
九州セキスイ商事インフラテック㈱
Sekisui SPR Americas, LLC. Sekisui Chemical G.m.b.H. Sekisui Singapore Pte. Ltd.
Sekisui Vietnam Co., Ltd.
(製品の製造・販売等)
積水アクアシステム㈱ 積水ホームテクノ㈱ 積水化学北海道㈱ 積水ソフランウイズ㈱ 東都積水㈱
東積加工㈱ ㈱日本インシーク
SEKISUI ESLON B.V. Sekisui Rib Loc Group Pty. Ltd. Sekisui Rib Loc Australia Pty. Ltd.
積水塑膠管材股份有限公司
Sekisui Specialty Chemicals(Thailand)Co., Ltd. S and L Specialty Polymers Co., Ltd.
Sekisui Plant (Thailand) Co., Ltd.
なお、上記関係会社のうち ※( )書きの会社は、高機能プラスチックス事業についても、原材料及び製品の製造を行っている。
(高機能プラスチックス事業)
当事業部門においては、液晶用微粒子、感光性材料、半導体材料、光学フィルム、工業用テープ、合わせガラス用中間膜、発泡ポリオレフィン、車輌用樹脂・ラバー成型品、放熱材料(グリス・シート)、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)等複合材成型品、加飾シート、ポリビニルアルコール樹脂、ブロー容器、建設用資材、接着剤、包装用テープ、プラスチックコンテナ、樹脂畳「MIGUSA」、衛生材料等の製造、販売を行っている。
[主な関係会社]
(原材料及び製品の製造)
徳山積水工業㈱
(製品の製造)
積水武蔵化工㈱ 積水水口化工㈱ 積水多賀化工㈱ 奈積精密加工㈱
(製品の販売)
積水マテリアルソリューションズ㈱ Sekisui Alveo A.G. Sekisui Alveo G.m.b.H.
Sekisui Alveo(Benelux)B.V. Sekisui Alveo S.A. Sekisui Alveo S.r.L. Sekisui Alveo(GB)Ltd.
Sekisui Specialty Chemicals Mexico, S.de R.L.de C.V.
※(Sekisui Chemical G.m.b.H. Sekisui Singapore Pte. Ltd. Sekisui Vietnam Co., Ltd.
Sekisui Korea Co., Ltd. Sekisui Products, LLC. 積水(上海)国際貿易有限公司
Sekisui(Hong Kong)Ltd. 台湾積水化学股份有限公司)
(製品の製造・販売)
積水ナノコートテクノロジー㈱ 積水テクノ成型㈱ 積水フーラー㈱ 積水ポリマテック㈱
住化積水フィルム㈱ 積水成型工業㈱ 積水成型茨城㈱ 積水成型千葉㈱ 積水成型兵庫㈱ 積水成型出雲㈱
Sekisui Voltek, LLC. Sekisui Alveo B.V. Sekisui Alveo BS G.m.b.H. 映甫化学㈱
積水映甫高新材料(無錫)有限公司 Thai Sekisui Foam Co., Ltd.
Sekisui Pilon Pty. Ltd. Sekisui S-Lec America, LLC. Sekisui S-Lec B.V. 積水中間膜(蘇州)有限公司Sekisui S-Lec (Thailand) Co., Ltd. Sekisui S-Lec Mexico S.A. de C.V.
Sekisui Specialty Chemicals America, LLC. Sekisui Specialty Chemicals Europe, S.L.
Sekisui DLJM Molding Private Limited 積水保力馬科技(上海)有限公司
Sekisui Polymatech(Thailand)Co., Ltd. PT. Sekisui Polymatech Indonesia
Sekisui Polymatech America, LLC. Sekisui Polymatech Europe B.V. Sekisui Aerospace Corporation
AIM Group USA Inc. AIM Aerospace Renton, Inc. AIM Aerospace Sumner, Inc.
Quatro Composites, LLC. SEKISUI KYDEX, LLC.
なお、上記関係会社のうち ※( )書きの会社は、環境・ライフライン事業についても、各々販売を行っている。
(メディカル事業)
当事業部門においては、臨床検査薬、自動分析装置、採血管、医薬品原薬・中間体、創薬支援、酵素原料等の製造・販売を行っている。
[主な関係会社]
(製品の製造)
積水医療科技(蘇州)有限公司
(製品の販売)
Sekisui Diagnostics G.m.b.H.
(製品の製造・販売)
積水メディカル㈱ Sekisui Diagnostics, LLC. Sekisui Diagnostics P.E.I. Inc.
Sekisui Diagnostics (UK) Limited 積水医療科技(中国)有限公司 Veredus Laboratories Pte. Ltd.
(その他事業)
当事業部門においては、フィルム型リチウムイオン電池及び上記4事業部門に含まれない製品の製造、販売及びサービスを行っている。
[主な関係会社]
(製品の製造)
積水LBテック㈱
(製品の製造・販売)
㈱プラスチック工学研究所 積水バイオリファイナリー㈱ 積水ソーラーフィルム㈱
(サービス等)
セキスイ保険サービス㈱ ㈱セキスイアカウンティングセンター
Sekisui Europe B.V. Sekisui America Corporation 積水化学(中国)有限公司
Sekisui Southeast Asia Co., Ltd.
その他主要な関連会社に、積水化成品工業㈱がある。
[事業系統図]
以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりである。
業績状況
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。
① 財政状態及び経営成績の状況
2025年度は積水化学グループの長期ビジョン「Vision 2030」に基づき策定した、中期経営計画「Drive 2.0」の最終年度として、国内住宅・非住宅市況の低迷が継続した一方で、半導体、航空機の市況が堅調に推移し、売上高は過去最高を更新した。
また、住宅事業を始めとする高付加価値品へのシフトは進捗したが、EV市場の伸長鈍化や、海外における重点感染症検査キットの需要減等の影響により、営業利益は減益となった。経常利益は主に為替差益により増益し、過去最高を更新した。当期純利益は主に減損損失計上の影響により減益となった。
その結果、売上高は前連結会計年度比0.9%増の1,309,281百万円、営業利益は1.4%減の106,477百万円、経常利益は5.6%増の117,215百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は8.2%減の75,174百万円となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
イ)住宅事業
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比2.3%増の536,230百万円、営業利益は前連結会計年度比17.9%増の37,150百万円となった。当連結会計年度は、新築住宅市況の低迷により住宅事業の売上棟数が減少したが、構成良化による棟単価上昇とリフォーム事業の伸長により、売上高は前期をやや上回り、増収となった。また、営業利益は増益となった。
住宅事業では、集合住宅と高価格帯戸建の拡大による棟単価上昇が大きく貢献し、売上高は前期を上回った。住宅ローン金利上昇や、物価上昇等の影響により地方部での受注回復が鈍く、受注棟数は前期を下回ったものの、都市部での需要が堅調に推移したため、受注金額は前期を上回った。
リフォーム事業では、営業力強化と定期診断の充実により受注金額が拡大し、売上高は前期を上回った。
レジデンシャル事業では、賃貸管理戸数の増大と買取再販の伸長に加え、新規連結効果もあり売上高は前期を上回った。
ロ)環境・ライフライン事業
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比0.0%減の240,401百万円、営業利益は前連結会計年度比1.3%増の23,247百万円となった。当連結会計年度は、国内住宅・非住宅市況の低迷が継続したことによる影響を受けたが、国内事業を中心としたスプレッド維持等によりカバーし、売上高は前年度と概ね同額、営業利益は4期連続で過去最高益を更新した。
パイプ・システムズ分野では、国内非住宅市場の工期長期化により販売数量が減少し、また、インド市場低迷が継続したことにより塩素化塩ビ(CPVC)樹脂が影響を受け、分野全体の売上高は前期を下回った。
住・インフラ複合材分野では、耐火・不燃材料の新規採用および新製品拡販が順調に進捗し、また合成木材(FFU)まくらぎが欧州を中心に採用拡大した結果、分野全体の売上高は前期を上回った。
インフラ・リニューアル分野では、管路更生については、国内下水道の全国重点調査による更新需要が徐々に発現し始めたほか、海外でも順調に受注が拡大した。また、工場設備の大型物件受注も順調に進んだことから、分野全体の売上高は前期を上回った。
ハ)高機能プラスチックス事業
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比2.1%増の456,575百万円、営業利益は前連結会計年度比3.1%減の59,325百万円となった。当連結会計年度は、モビリティ分野における高機能中間膜の着実な伸長等により、売上高は増収となったが、一時費用の影響を受け、営業利益は減益となった。
エレクトロニクス分野では、引き続き旺盛な半導体市況ならびにディスプレイ市況を背景とした需要の取り込みや、新規獲得が順調に進捗したことにより、売上高は前期を上回った。
モビリティ分野では、ヘッドアップディスプレイ用中間膜の伸長や、航空機関連需要の取り込み、ドローン等の新規分野の拡大により、売上高は前期を上回った。
インダストリアル分野では、省力化・環境対応製品が伸長し、センサー、ケアマテリアル関連製品の新規獲得が進捗したものの、欧州や日本での建築・消費財需要の低迷等を受け、売上高は前期を下回った。
ニ)メディカル事業
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比5.5%減の93,721百万円、営業利益は前連結会計年度比13.0%減の11,130百万円となった。当連結会計年度は、医療事業は堅調に推移したが、米国における重点感染症検査キットの需要減、ならびに中国での市況低迷の影響を受け、検査海外が苦戦したため、減収減益となった。
ホ)その他事業
当連結会計年度の売上高は前連結会計年度比2.8%増の7,767百万円、営業損失は前連結会計年度比1,120百万円増の12,710百万円となった。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より28,451百万円減少し、当連結会計年度末には92,444百万円となった。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果増加した資金は78,301百万円(前連結会計年度は119,231百万円の増加)となった。これは、主に税金等調整前当期純利益105,023百万円、減価償却費56,872百万円、減損損失23,302百万円等の増加要因が、法人税等の支払額35,898百万円、棚卸資産の増加額19,609百万円、投資有価証券売却益14,747百万円、仕入債務の減少額12,250百万円等の減少要因を上回ったためである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果減少した資金は69,103百万円(前連結会計年度は61,508百万円の減少)となった。これは、主に重点及び成長分野を中心とした有形固定資産の取得による支出100,781百万円、無形固定資産の取得による支出12,806百万円等の減少要因が、補助金の受取額21,489百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入17,063百万円等の増加要因を上回ったためである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果減少した資金は46,546百万円(前連結会計年度は61,200百万円の減少)となった。これは、主に自己株式の取得による支出36,413百万円、配当金の支払額35,578百万円(非支配株主への配当金の支払額を含む)等の減少要因が、社債の発行による収入19,939百万円等の増加要因を上回ったためである。
③ 生産、受注及び販売の状況
イ)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前期比(%) |
|
住宅 |
578,454 |
8.0 |
|
環境・ライフライン |
241,445 |
0.6 |
|
高機能プラスチックス |
463,228 |
2.0 |
|
メディカル |
90,583 |
△ 14.1 |
|
報告セグメント計 |
1,373,711 |
2.9 |
|
その他 |
7,337 |
18.9 |
|
合計 |
1,381,049 |
2.9 |
(注)金額は販売価格による概算値であり、セグメント間の内部振替前の数値によっている。
ロ)受注状況
当連結会計年度における住宅事業の受注状況を示すと、次のとおりである。
なお、住宅事業を除くセグメントで取扱う製品については、主として見込生産を行っている。
|
セグメントの名称 |
受注高(百万円) |
前期比(%) |
受注残高(百万円) |
前期比(%) |
|
住宅 |
463,693 |
1.8 |
185,916 |
0.4 |
ハ)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。
|
セグメントの名称 |
金額(百万円) |
前期比(%) |
|
住宅 |
535,944 |
2.3 |
|
環境・ライフライン |
225,061 |
△ 1.0 |
|
高機能プラスチックス |
451,722 |
2.1 |
|
メディカル |
93,721 |
△ 5.5 |
|
報告セグメント計 |
1,306,449 |
1.1 |
|
その他 |
2,831 |
△ 42.2 |
|
合計 |
1,309,281 |
0.9 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去している。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
(財政状態)
当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末から97,146百万円増加し、1,427,933百万円となった。
イ)資産
流動資産については、前連結会計年度末より18,593百万円増加し、721,698百万円となった。主な要因は、棚卸資産が40,097百万円、前渡金が12,319百万円、受取手形、売掛金の営業債権が7,709百万円増加した一方、現金及び預金が45,393百万円減少したためである。
また、固定資産については、78,553百万円増加し、706,235百万円となった。
ロ)負債
支払手形、電子記録債務、買掛金の仕入債務が2,179百万円、前受金が1,544百万円減少した一方、短期借入金が17,660百万円増加、社債の発行20,000百万円等により負債合計が51,387百万円増加し、546,807百万円となった。
ハ)純資産
当連結会計年度末の純資産は45,759百万円増加し、881,125百万円となった。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上75,174百万円、配当金の支払34,182百万円、自己株式の取得による減少36,751百万円、その他有価証券評価差額金の減少3,675百万円、為替換算調整勘定の増加29,870百万円及び退職給付に係る調整累計額の増加12,663百万円である。
(経営成績)
イ)売上高及び営業利益
当連結会計年度の売上高は1,309,281百万円(前連結会計年度比+0.9%、11,526百万円増)となった。
また、当連結会計年度の営業利益は106,477百万円(前連結会計年度比△1.4%、1,473百万円減)となった。
なお、売上高及び営業利益の詳細については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載している。
ロ)営業外損益
営業外収益については、為替差益が4,749百万円、持分法による投資利益が2,442百万円増加したことなどにより、前連結会計年度と比較して5,842百万円増加した。営業外費用については、固定資産圧縮損が1,267百万円、持分法による投資損失が1,092百万円減少したことなどにより、前連結会計年度と比較して1,889百万円減少した。
ハ)特別損益
特別利益については、投資有価証券売却益14,747百万円、固定資産売却益150百万円、負ののれん発生益50百万円の合計14,948百万円を計上した。
特別損失については、減損損失23,302百万円、固定資産除売却損2,733百万円、投資有価証券評価損1,104百万円の合計27,140百万円を計上した。
固定資産除売却損の内訳については「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1) [連結財務諸表]の[注記事項](連結損益計算書関係)」に記載のとおりである。
ニ)親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は前連結会計年度に比べて14,950百万円減少し、105,023百万円となった。税金費用と非支配株主に帰属する当期純利益を控除した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は75,174百万円となった。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析・検討内容は、「(1) 経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」に含めて記載している。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、中期経営計画において、「負債も活用し、積極的に成長を志向する」ことを基本方針としており、資金調達については、内部資金を活用すると共に、必要に応じて借入・社債発行等による外部調達を行うこととしている。なお、外部調達に関しては、運転資金については借入金またはコマーシャル・ペーパーで、生産設備・M&A等の長期資金需要には長期借入金または普通社債の発行で調達している。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1) [連結財務諸表]の[注記事項](重要な会計上の見積り)」に記載のとおりである。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている。
当社は、製造方法・製品及び販売経路等の類似性によって事業を「住宅事業」、「環境・ライフライン事業」、「高機能プラスチックス事業」、「メディカル事業」の4事業に区分しており、報告セグメントとしている。各事業は、取り扱う製品について国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開している。
「住宅事業」は、ユニット住宅の製造、施工、販売、リフォーム、レジデンシャル事業等を行っている。
「環境・ライフライン事業」は、塩化ビニル管・継手、ポリエチレン管・継手、管きょ更生材料および工法、強化プラスチック複合管、塩素化塩ビ樹脂コンパウンド、建材、合成木材等の製造、販売、施工を行っている。
「高機能プラスチックス事業」は、合わせガラス用中間膜、発泡ポリオレフィン、テープ、液晶用微粒子、感光性材料等の製造、販売を行っている。
「メディカル事業」は、臨床検査薬、医薬品原薬・中間体等の製造、販売を行っている。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一である。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値である。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいている。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
その他 (注1・2) |
計 |
||||
|
|
住宅 (注1) |
環境・ライフライン |
高機能プラスチックス |
メディカル |
計 |
||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
日本 |
522,561 |
187,092 |
114,179 |
47,708 |
871,542 |
3,083 |
874,625 |
|
北米 |
- |
2,911 |
114,077 |
24,311 |
141,299 |
- |
141,299 |
|
欧州 |
- |
6,913 |
85,614 |
11,225 |
103,754 |
- |
103,754 |
|
中国 |
- |
3,655 |
71,554 |
12,995 |
88,206 |
1,777 |
89,983 |
|
アジア |
1,350 |
24,356 |
50,077 |
2,422 |
78,208 |
37 |
78,245 |
|
その他 |
- |
2,472 |
6,862 |
511 |
9,845 |
- |
9,845 |
|
外部顧客への売上高 |
523,912 |
227,401 |
442,366 |
99,175 |
1,292,856 |
4,897 |
1,297,754 |
|
セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
97 |
13,091 |
4,987 |
- |
18,176 |
2,655 |
20,832 |
|
計 |
524,010 |
240,492 |
447,354 |
99,175 |
1,311,033 |
7,553 |
1,318,586 |
|
セグメント利益又はセグメント損失(△) |
31,498 |
22,958 |
61,235 |
12,788 |
128,480 |
△11,589 |
116,891 |
|
セグメント資産 |
402,712 |
268,356 |
484,739 |
154,754 |
1,310,562 |
38,164 |
1,348,726 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
11,397 |
9,164 |
22,916 |
6,209 |
49,687 |
1,433 |
51,121 |
|
持分法適用会社への投資額 |
10,857 |
- |
3,418 |
- |
14,276 |
- |
14,276 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
12,778 |
9,331 |
29,047 |
6,709 |
57,866 |
9,293 |
67,160 |
(注1)「住宅」の売上高には、顧客との契約から生じる収益に該当しない額44,823百万円が「日本」に含まれている。
「その他」の区分の売上高には、顧客との契約から生じる収益に該当しない額1,126百万円が「日本」に含まれている。
(注2)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フィルム型リチウムイオン電池および報告セグメントに含まれない製品の製造、販売およびサービスを行っている。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
報告セグメント |
その他 (注1・2) |
計 |
||||
|
|
住宅 (注1) |
環境・ライフライン |
高機能プラスチックス |
メディカル |
計 |
||
|
売上高 |
|
|
|
|
|
|
|
|
日本 |
534,583 |
189,090 |
116,540 |
48,767 |
888,981 |
2,476 |
891,457 |
|
北米 |
- |
3,468 |
118,076 |
22,192 |
143,737 |
- |
143,737 |
|
欧州 |
- |
8,614 |
81,050 |
8,969 |
98,633 |
- |
98,633 |
|
中国 |
- |
3,290 |
76,026 |
11,122 |
90,439 |
292 |
90,732 |
|
アジア |
1,361 |
17,718 |
52,403 |
2,381 |
73,865 |
61 |
73,926 |
|
その他 |
- |
2,879 |
7,625 |
287 |
10,792 |
- |
10,792 |
|
外部顧客への売上高 |
535,944 |
225,061 |
451,722 |
93,721 |
1,306,449 |
2,831 |
1,309,281 |
|
セグメント間の内部売上高 又は振替高 |
285 |
15,340 |
4,853 |
- |
20,479 |
4,936 |
25,416 |
|
計 |
536,230 |
240,401 |
456,575 |
93,721 |
1,326,929 |
7,767 |
1,334,697 |
|
セグメント利益又はセグメント損失(△) |
37,150 |
23,247 |
59,325 |
11,130 |
130,854 |
△12,710 |
118,144 |
|
セグメント資産 |
480,322 |
280,173 |
520,480 |
157,639 |
1,438,615 |
69,287 |
1,507,902 |
|
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
11,210 |
9,196 |
23,805 |
6,418 |
50,631 |
1,424 |
52,055 |
|
持分法適用会社への投資額 |
11,769 |
- |
3,663 |
- |
15,433 |
- |
15,433 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
10,860 |
11,935 |
35,380 |
10,013 |
68,189 |
42,846 |
111,035 |
(注1)「住宅」の売上高には、顧客との契約から生じる収益に該当しない額46,538百万円が「日本」に含まれている。
「その他」の区分の売上高には、顧客との契約から生じる収益に該当しない額1,049百万円が「日本」に含まれている。
(注2)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、フィルム型リチウムイオン電池および報告セグメントに含まれない製品の製造、販売およびサービスを行っている。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
|
売上高 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
1,311,033 |
1,326,929 |
|
「その他」の区分の売上高 |
7,553 |
7,767 |
|
セグメント間取引消去 |
△20,832 |
△25,416 |
|
連結損益計算書の売上高 |
1,297,754 |
1,309,281 |
(単位:百万円)
|
利益 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
128,480 |
130,854 |
|
「その他」の区分の利益又は損失(△) |
△11,589 |
△12,710 |
|
セグメント間取引消去 |
△228 |
△654 |
|
全社費用(注) |
△8,712 |
△11,012 |
|
連結損益計算書の営業利益 |
107,951 |
106,477 |
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費である。
(単位:百万円)
|
資産 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
報告セグメント計 |
1,310,562 |
1,438,615 |
|
「その他」の区分の資産 |
38,164 |
69,287 |
|
セグメント間取引消去 |
△441,600 |
△506,227 |
|
全社資産(注) |
423,661 |
426,257 |
|
連結貸借対照表の資産合計 |
1,330,786 |
1,427,933 |
(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産である。
(単位:百万円)
|
その他の項目 |
報告セグメント計 |
その他 |
調整額 (注) |
連結財務諸表 計上額 |
||||
|
前連結会計 年度 |
当連結会計 年度 |
前連結会計 年度 |
当連結会計 年度 |
前連結会計 年度 |
当連結会計 年度 |
前連結会計 年度 |
当連結 会計 年度 |
|
|
減価償却費 |
49,687 |
50,631 |
1,433 |
1,424 |
1,240 |
4,817 |
52,361 |
56,872 |
|
持分法適用会社への投資額 |
14,276 |
15,433 |
- |
- |
8,027 |
8,945 |
22,304 |
24,381 |
|
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
57,866 |
68,189 |
9,293 |
42,846 |
6,082 |
6,926 |
73,243 |
117,962 |
(注)持分法適用会社への投資額の調整額は、報告セグメントに属しない持分法適用会社への投資額である。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
|
日本 |
北米 |
欧州 |
中国 |
アジア |
その他 |
計 |
|
255,729 |
54,753 |
55,490 |
12,546 |
23,566 |
1,783 |
403,870 |
(注)1.北米セグメントの有形固定資産には、連結貸借対照表の有形固定資産の10%以上を占める米国の有形固定資産48,283百万円が含まれている。
2.欧州セグメントの有形固定資産には、連結貸借対照表の有形固定資産の10%以上を占めるオランダの有形固定資産45,062百万円が含まれている。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
|
日本 |
北米 |
欧州 |
中国 |
アジア |
その他 |
計 |
|
297,754 |
59,280 |
59,297 |
13,785 |
30,127 |
2,306 |
462,551 |
(注)1.北米セグメントの有形固定資産には、連結貸借対照表の有形固定資産の10%以上を占める米国の有形固定資産50,604百万円が含まれている。
2.欧州セグメントの有形固定資産には、連結貸借対照表の有形固定資産の10%以上を占めるオランダの有形固定資産49,432百万円が含まれている。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
住宅 |
環境・ライフライン |
高機能プラスチックス |
メディカル |
その他 |
全社・消去 |
計 |
|
減損損失 |
130 |
27 |
- |
1,974 |
87 |
568 |
2,788 |
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
住宅 |
環境・ライフライン |
高機能プラスチックス |
メディカル |
その他 |
全社・消去 |
計 |
|
減損損失 |
42 |
- |
2,000 |
6,306 |
14,951 |
1 |
23,302 |
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
住宅 |
環境・ライフライン |
高機能プラスチックス |
メディカル |
その他 |
全社・消去 |
計 |
|
当期償却額 |
371 |
- |
609 |
413 |
- |
- |
1,395 |
|
当期末残高 |
619 |
- |
3,154 |
3,100 |
- |
- |
6,874 |
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:百万円) |
|
|
|
住宅 |
環境・ライフライン |
高機能プラスチックス |
メディカル |
その他 |
全社・消去 |
計 |
|
当期償却額 |
383 |
- |
581 |
288 |
- |
- |
1,252 |
|
当期末残高 |
1,728 |
- |
2,712 |
2,812 |
- |
- |
7,253 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
該当事項はない。
当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)
重要性が乏しいため記載を省略している。