ストーリー・沿革
サマリ
発泡樹脂のパイオニアとして培った「重合・発泡・成形」の核技術を武器に、テクポリマー(光学・塗料)、ピオセラン(軽量複合体)、テクノゲル(生体電極)などで産業と暮らしの課題を解く。リサイクル製品群「ReNew+」や低発泡PSP「エスレンシートPZ」で循環を実装しつつ、収益性重視のポートフォリオ転換で再成長を狙う。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2030年度:ROE8%以上、営業利益率8%以上、売上高(1,200億円)以上※、サステナブル・スタープロダクト売上比率50%以上、GHG排出量45%以上削減(2018年度比)。※Proseat譲渡に伴い一部指標を修正。
トップメッセージの要約
自分事として考える
やり遂げる企業集団
筋肉質な企業体質
Going Beyond 2027
用語解説
ディスプレイや塗料用途などで使う高機能ポリマー微粒子の総称で、光拡散や防眩、表面制御などの性能を狙って粒径・組成を精密に設計した同社の素材群を指します。
■ピオセラン
発泡技術を基盤にした軽量複合体のブランドで、衝撃吸収性と成形自由度を両立し、モビリティ内装部材などで軽量化と快適性の向上に寄与します。
■ピオセラン2.0
ピオセランの改良版として位置づけられる次世代グレードで、軽量・強度・加工性のバランスをさらに高め、車両部品の設計自由度や生産効率の向上を目指します。
■テクノゲル
皮膚にやさしく密着するゲル材料を用いた同社の応用製品群で、装着性と導電性を両立する生体電極など、医療・ヘルスケア分野での快適な使用感を重視しています。
■ReNew+
回収・再資源化した樹脂を利用し、製品設計・製造・回収までを一体で組み込む同社の循環型プロダクト群の呼称で、素材選定や品質管理の基準を内包します。
■エスレンシートPZ(PZシリーズ)
同社の発泡ポリスチレンシートの低発泡グレードで、必要性能を保ちながら樹脂使用量を抑える設計とし、食品容器などで軽量化と資源節約を両立します。
■エスレンビーズ
同社が早期から展開してきた発泡性ポリスチレンビーズで、発泡倍率やセル構造を制御し、断熱材・緩衝材・容器など多用途の成形に対応します。
■エスレンシート
エスレンビーズを基材とする発泡シート製品の総称で、薄肉・軽量・断熱・緩衝といった特性を活かし、食品トレーから産業資材まで幅広い用途に用いられます。
■サステナブル・スタープロダクト
環境配慮と市場貢献の両面で価値が明確な同社選定の重点製品群の呼称で、循環性や省資源性、LCA視点の改善などを満たす旗艦アイテムを指します。
■Target 2030
2030年時点で到達を目指す事業ポートフォリオと環境・社会面の姿を示した長期到達像で、収益性と循環モデルの両立を前提にした指針です。
■Going Beyond 2027(変革と完遂)
2027年度までの中期経営計画のスローガンで、事業選択と集中、資本効率の改善、成長領域への投資と収益基盤の作り直しを「完遂」する意思を表します。
■エコ・ファースト企業(認定)
環境分野で先進的な取り組み目標を掲げる企業としての認定で、同社は資源循環や脱炭素のコミットメントを対外的に示す根拠として位置づけています。
沿革
2【沿革】
当社(1948年11月設立、1963年3月に商号を文化企業株式会社から積水スポンジ工業株式会社に、さらに1969年10月に積水化成品工業株式会社に変更)は、1963年6月、大阪市北区宗是町1番地所在、1959年10月設立の積水スポンジ工業株式会社(以下、旧積水スポンジ工業株式会社といいます。)を吸収合併(株式の額面変更のため)しましたが、合併期日前の当社は休業状態であったため、企業の実体は、旧積水スポンジ工業株式会社が合併後もそのまま存続しているのと同様の状態にあります。したがって、以下の沿革における、上記合併前の当社に関する内容は、実体会社である旧積水スポンジ工業株式会社のものを記載しております。
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1959年10月 |
会社設立、本店を大阪市北区宗是町1番地に設置したが、本社事務所及び奈良工場は奈良市南京終町に設け発泡性ポリスチレンビーズ及び塩ビ発泡事業に着手 |
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1960年4月 |
発泡性ポリスチレンビーズの製造、販売を開始 |
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1961年2月 |
東京営業所を東京都港区に設置(現、東京本部:東京都新宿区西新宿2丁目7番1号) |
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1961年9月 |
茨城県古河市に関東工場設置 |
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1961年10月 |
本社事務所を大阪市北区堂島浜通に移転(現、本社:大阪市北区西天満2丁目4番4号) |
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1962年7月 |
発泡ポリスチレンシートの製造、販売を開始 |
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1963年6月 |
積水スポンジ工業株式会社(旧商号:文化企業株式会社)に吸収合併される |
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1963年8月 |
発泡ポリウレタンフォームの販売を開始 |
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1964年9月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場 |
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1966年11月 |
奈良県天理市に天理工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始 |
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1968年8月 |
発泡ポリエチレンフォームの製造、販売を開始(関東工場及び天理工場) |
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1969年10月 |
積水化成品工業株式会社に商号変更、本店を奈良市に移転(ただし、本社事務所は大阪市に設置) 滋賀県甲賀市に滋賀工場設置、発泡性ポリスチレンビーズの製造を開始 |
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1973年4月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
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1976年7月 |
北海道エスレン株式会社(現、連結子会社)を設立(2003年4月に株式会社積水化成品北海道に商号変更) |
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1978年4月 |
大分県中津市に大分工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始 |
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1978年9月 |
東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定 |
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1981年4月 |
茨城県猿島郡境町に境工場設置、押出発泡ポリスチレンボードの製造を開始(2010年3月 押出発泡ポリスチレンボード事業を譲渡) |
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1989年9月 |
岡山県笠岡市に岡山工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始 |
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1993年4月 |
原聚化学工業股份有限公司(現、連結子会社)に資本参加(2009年4月に台湾積水原聚股份有限公司に商号変更、2014年10月に台湾積水化成品股份有限公司に商号変更) |
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1994年4月 |
茨城県筑西市に茨城下館工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始 |
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1994年12月 |
技研化成株式会社(現、連結子会社)を買収(2011年7月に株式会社積水技研に商号変更、2020年4月に株式会社積水化成品関西に商号変更) |
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1995年7月 |
本店を本社事務所(大阪市北区西天満2丁目4番4号)に移転 |
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1995年8月 |
奈良市による土地収用により奈良工場を閉鎖 |
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2006年1月 |
Sekisui Plastics U.S.A.,Inc.(現、連結子会社)を設立(2020年8月にSekisui Kasei U.S.A.,Inc.に商号変更) |
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2007年6月 |
Sekisui Plastics Europe B.V.(現、連結子会社)を設立(2020年7月にSekisui Kasei Europe B.V.に商号変更) |
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2012年3月 |
Sekisui Plastics (Thailand) Co., Ltd.(現、連結子会社)を設立(2020年10月にSekisui Kasei (Thailand) Co., Ltd.に商号変更) |
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2012年4月 |
各工場を廃止し、それぞれその業務を、当社の連結子会社である株式会社積水化成品関東、株式会社積水化成品滋賀、株式会社積水化成品天理、株式会社積水化成品九州(2020年4月に株式会社積水化成品西部に商号変更)に移管 |
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2012年7月 |
PT.Sekisui Plastics Indonesia(現、連結子会社)を設立(2020年8月にPT.Sekisui Kasei Indonesiaに商号変更) |
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2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合により、東京証券取引所市場第一部への単独上場となる。 |
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2015年4月
2018年11月 2019年2月 |
Sekisui Plastics Mexico S.A. de C.V.(現、連結子会社)を設立(2020年7月にSekisui Kasei Mexico S.A. de C.V.に商号変更) Sekisui Plastics GmbH(現、連結子会社)を設立(2019年2月にProseat Europe GmbHに商号変更) Proseat Europe GmbHが、Proseatグループ8社(現、連結子会社)を買収 |
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2020年6月 |
商号の英文表示を Sekisui Kasei Co., Ltd. に変更 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行 |
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有(又は被所有)割合 (%) |
関係内容 |
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(連結子会社) |
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㈱積水化成品北海道 |
北海道 千歳市 |
100 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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㈱積水化成品関西 |
兵庫県 伊丹市 |
100 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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㈱積水化成品東部 |
茨城県 境町 |
90 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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㈱積水化成品中部 |
名古屋市 中区 |
70 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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㈱積水化成品西部 |
福岡市 中央区 |
70 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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㈱積水化成品ヤマキュウ |
東京都 立川市 |
55 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
同社製品を当社が商品として購入しております。 |
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Sekisui Kasei Europe B.V. |
オランダ |
千ユーロ 6,500 |
発泡プラスチックスの製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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Proseat Europe GmbH |
ドイツ |
千ユーロ 40 |
欧州の子会社の管理 |
100.0 |
欧州の子会社を管理しております。 |
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Sekisui Kasei U.S.A.,Inc. |
アメリカ |
千US$ 9,000 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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Sekisui Kasei Mexico S.A. de C.V. |
メキシコ |
千MXN 246,000 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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Sekisui Kasei Korea Co., Ltd. |
韓国 |
千ウォン 125,000 |
合成樹脂製品の販売 |
100.0 |
当社製品を同社が商品として購入しております。 |
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台湾積水化成品股份有限公司 |
台湾 |
千NT$ 250,000 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 |
同社製品を当社が商品として購入しております。 |
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積水化成品(上海)国際貿易有限公司 |
中国 上海市 |
千人民元 18,676 |
合成樹脂製品の販売 |
100.0 |
当社製品を同社が商品として購入しております。 |
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Sekisui Kasei (Thailand) Co., Ltd. (注1) |
タイ |
千THB 270,000 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 (0.0) |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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PT.Sekisui Kasei |
インドネシア |
千IDR 92,834,100 |
合成樹脂製品の製造、販売 |
100.0 (0.0) |
当社製品を同社が原材料として購入しております。 |
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その他 22社 (注2、3) |
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(その他の関係会社) |
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積水化学工業㈱ (注4、5) |
大阪市 北区 |
100,002 |
住宅・高機能プラスチックス等に関する事業 |
被所有 21.7 [0.1] |
資金の貸付:無 |
(注)1.議決権の所有割合の( )内は、当社の連結子会社の所有割合の内数であります。
2.その他連結子会社のうち3社が、特定子会社に該当しております。
3.その他連結子会社のうちProseat GmbH & Co.KGは債務超過会社であり2024年12月末時点で債務超過の額は12,522百万円、Proseat Sp.zo.oは債務超過会社であり2024年12月末時点の債務超過の額は8,139百万円、Proseat SASは債務超過会社であり2024年12月末時点の債務超過の額は2,923百万円となっております。
4.有価証券報告書を提出しております。
5.議決権の被所有割合の[ ]内は、間接被所有割合の内数であります。