ストーリー・沿革
サマリ
「リン脂質といえば日本精化」を掲げ、ビューティケア・ヘルスケアで独自のリン脂質技術を核に価値提案。さらに次世代太陽電池向け正孔輸送材「Spirokite™-NS」で新領域に挑む“化学×キレイ”の専門家集団。オープンラボや湘南ラボで共創を加速する。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・DOE(連結純資産配当率)目安:2026年度4.3%、2030年度4.3%
・一株当たり配当額目安:2026年度94円、2030年度100円
・総還元性向:中計期間平均50%以上
・政策保有株式比率:2026年度10%以下を目安
トップメッセージの要約
お客様にとっての価値創造
NFC VISION 2030
社員行動指針
変革
用語解説
日本精化が開発する有機系の正孔輸送材で、ペロブスカイト太陽電池の発電層から電極へ正孔を効率よく運び、変換効率や耐久性の向上に寄与する高機能材料です。
■正孔輸送材(HTM)
太陽電池や有機エレクトロニクスで、光で生じた正孔だけを選択的に運ぶ層を形成する材料で、デバイスの出力と長期安定性を左右するキーパーツです。
■ペロブスカイト太陽電池
ペロブスカイト結晶構造の化合物を発電層に用いる次世代太陽電池で、低温プロセスによる製造や軽量・フレキシブル化が可能な一方、材料・封止の最適化が求められる分野です。
■Phytopresome™/Presome™
日本精化の化粧品向けリポソーム原料ブランドで、有効成分をリン脂質で包み込み、肌への浸透や安定性を高める処方設計を支える素材群です。
■リン脂質
細胞膜の主成分でもある両親媒性分子で、乳化・分散・被包化などの機能を持ち、化粧品や医薬品で成分の安定化や送達性向上に用いられる基幹原料です。
■リポソーム
リン脂質が自発的に作る中空の微小カプセルで、内部に水溶性成分、膜部分に油溶性成分を保持でき、有効成分を狙った部位に徐放・送達するためのキャリアとして機能します。
■LNP(脂質ナノ粒子)
mRNAなどを保護して体内で目的細胞に届けるためのナノサイズの脂質キャリアで、組成や粒径制御により投与量や副反応、安定性に影響する製剤技術の要素です。
■DDS(ドラッグデリバリーシステム)
薬物を必要な部位へ必要な量・タイミングで届ける設計思想と技術群の総称で、リポソームやLNPなどのキャリア、放出制御、標的化配合を含む概念です。
■The Design & Creation Lab.(オープンラボ/湘南ラボ)
日本精化が顧客・研究機関と共同で用途開発や試作検証を行う共創拠点で、処方検討から評価までを一気通貫で支援し、新製品化のスピードを高める場です。
■ハイジーン事業
衛生・清潔に関わる製品群を扱う日本精化の事業領域で、生活者や施設の衛生課題に対応した原料・製品を提供し、日常の安全安心に資するソリューションを指します。
■NFC VISION 2030
日本精化が掲げる長期ビジョンで、リン脂質を核としたビューティケア・ヘルスケアの深耕と新領域の開拓を通じ、事業ポートフォリオの強化と価値創造を進める方針を示します。
■DOE(連結純資産配当率)
株主への還元方針を示す日本精化の指標で、連結純資産に対する年間配当金の割合を示し、資本の健全性と安定配当の両立を測るために用いられます。
沿革
2【沿革】
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1918年2月 |
粉末樟脳及び型物樟脳の製造を目的として資本金600万円をもって日本樟脳株式会社と称し発足、本社及び工場を神戸市に設置。 |
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1931年4月 |
日本樟脳油販売株式会社を設立。(旧・日精産業株式会社) |
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1933年4月 |
局方カンフルの製造開始。 |
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1940年8月 |
東京出張所を開設。(現在は東京支店に変更) |
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1954年4月 |
神戸工場を新設し塗料用脂肪酸、単体脂肪酸の製造開始。 |
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1958年6月 |
ポリオレフィンフィルム用滑剤「脂肪酸モノアミド(ニュートロン)」の製造開始。 |
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1970年12月 |
高砂工場を新設。 |
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1971年1月 |
商号を日本精化株式会社に変更。 |
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1972年10月 |
大和樟脳株式会社から日精興産株式会社に社名を変更し、不動産及び保険代理店業を開始。 |
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1976年7月 |
本店の所在地を大阪市に移転。 |
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1979年12月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場。 |
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1989年10月 |
株式会社環境保健生物研究センターを買収。(旧・株式会社環境バイリス研究所) |
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1990年5月 |
アルボース薬粧株式会社を買収。(1991年 株式会社アルボースに商号変更。) |
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1992年9月 |
大阪証券取引所市場第一部に指定。 |
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1994年9月 |
吉川製油株式会社を買収。(現・加古川東工場) |
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1996年8月 |
高砂工場ISO9002認証取得「脂肪酸モノアミドの製造」。 |
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1996年1月 |
加古川東工場に精密化学品製造プラントを新設。 |
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1996年12月 |
中国に合弁会社四川日普精化有限公司を設立。 |
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1997年5月 |
加古川東工場に化粧品用リン脂質製造プラントを新設。 |
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1997年11月 |
東京証券取引所市場第一部に上場。 |
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1998年10月 |
加古川東工場 ISO9002認証取得「コレステロールの製造」。 |
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2000年5月 |
ISO14001認証取得「加古川東工場」。 |
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2001年5月 |
ISO14001認証取得「高砂工場」。 |
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2002年2月 |
臨床治験薬製造プラント新設。 |
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2005年10月 |
日精産業株式会社と株式会社環境バイリス研究所が合併し、商号を日精バイリス株式会社に変更。 |
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2007年3月 |
株式会社カスタムサーブを買収。(2008年 日精プラステック株式会社に商号変更。) |
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2009年4月 |
台湾に合弁会社日隆精化國際股份有限公司を設立。 |
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2012年9月 |
加古川東工場に医薬・化粧品原料製造プラント新設。 |
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2017年3月 |
高砂工場に医薬品原料の製造プラント新設。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行。 |
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2022年5月 |
高砂工場に医薬品用リン脂質事務所棟新設。 |
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2023年3月 |
GMP及びGMP準拠製品を除く全製品に対してISO9001適用拡大。 |
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2023年4月 |
高砂工場に医薬品用リン脂質製造プラント及びリポソーム専用プラント新設。 |
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2023年4月 |
日精バイリス株式会社が日精興産株式会社を吸収合併。 |
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2025年4月 |
加古川東工場に事務厚生棟を新設。 |
関係会社
4【関係会社の状況】
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名称 |
住所 |
資本金又は出資金(千円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合(%) |
関係内容 |
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(連結子会社) |
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日精バイリス株式会社 |
大阪市中央区 |
45,000 |
機能性製品 その他 |
100.0 |
当社の製品を販売しております。 当社の原料を供給しております。 当社の不動産を管理しております。 役員の兼任あり。 |
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株式会社アルボース |
大阪市中央区 |
213,578 |
環境衛生製品 |
100.0 |
役員の兼任あり。 |
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オレオトレード・インターナショナル株式会社 |
東京都中央区 |
10,000 |
機能性製品 |
90.0 |
当社の原料を供給しております。 役員の兼任あり。 |
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日精プラステック株式会社 |
東京都中央区 |
120,000 |
機能性製品 |
100.0 |
債務保証をしております。 役員の兼任あり。 |
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四川日普精化有限公司(注)2 |
中国四川省 |
千USドル 11,385 |
機能性製品 |
76.3 |
当社の原料を供給しております。 役員の兼任あり。 |
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日隆精化國際股份有限公司 |
台湾新北市 |
千新台湾ドル 20,000 |
機能性製品 |
75.0 |
当社の製品を販売しております。 役員の兼任あり。 |
(注)1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。
2 四川日普精化有限公司は特定子会社に該当しております。
3 次の連結子会社の売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)は、連結売上高に占める割合が10%を超えております。
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主要な損益情報等 |
㈱アルボース |
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① 売上高 |
7,020百万円 |
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② 経常利益 |
571百万円 |
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③ 当期純利益 |
404百万円 |
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④ 純資産額 |
6,681百万円 |
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⑤ 総資産額 |
8,580百万円 |