ストーリー・沿革
サマリ
ADEKAは、化学品事業・食品事業・ライフサイエンス事業の3本柱で「Add Goodness」を掲げ、原料に機能と価値を足した『素財』を世界に届ける素材メーカー。苛性ソーダや油脂から出発し、樹脂添加剤、半導体メモリ向けALD材料、環境対応型潤滑油添加剤や食品ロス削減に貢献するマーガリン「マーベラス」へと領域を拡大し、「ADEKA VISION 2030」と「ADX 2026」のもと、地に足の着いた成長とサステナビリティを両立させようとしている。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・同年度にROE11.0%、ROIC10.5%を実現すること。
・2024〜2026年度の設備投資額750億円(3カ年合計)を計画し、配当性向40%以上を継続すること。
・2030年度までにGHG排出量を2013年度比46%削減すること。
・2030年度に総合的満足度のポジティブ回答率75%以上(ADEKA単体)を目指すこと。
・2030年度に女性管理職比率10%(ADEKA単体)、外国人・経験者採用管理職比率を各々の従業員比率と同等とすること。
・2030年度のKPIとして「健康経営優良法人(ホワイト500)」認定取得(ADEKAグループ(国内))を掲げること。
トップメッセージの要約
稼ぐ力の強化、高収益構造への転換
コングロマリット・プレミアム
活躍に重点を置いたDE&I
お客様とともに歩む
用語解説
ADEKAが掲げるブランドメッセージで、「原料や素材に、もう一つ良い価値を足す」という考え方を表します。単にモノを作るのではなく、環境性能や使いやすさ、社会へのプラスの効果などを加えることで、お客様や社会にとって“ちょっと良い状態”を増やしていく姿勢を示しています。
■素財
ADEKAが自社の素材を説明するときに使う言葉で、「素材」より一歩進んだ、付加価値の高い材料を指します。単なる原料ではなく、機能性や環境性能、使いやすさなどを組み込むことで、顧客の製品づくりを支える“ベースとなる財”という意味合いがあります。
■ADEKA VISION 2030
2030年頃のADEKAグループのありたい姿を示した長期ビジョンです。どの事業を強化し、どのような価値を社会に提供していくかを大づかみに描いた「方向性の地図」であり、中期経営計画の上位にある長期のゴールイメージと位置づけられています。
■ADX 2026
ADEKAが策定した中期経営計画の名称で、2026年度を最終年度とする具体的な行動計画です。「稼ぐ力の強化・高収益構造への転換」「環境貢献製品の拡大とGHG削減」「経営基盤の強靭化」といった重点テーマごとに数値目標やKPIを設定し、ビジョン実現に向けて毎年の打ち手を整理したものです。
■マーベラス
ADEKAの食品事業を代表する業務用マーガリンのブランド名です。パンや洋菓子などのプロ向け用途を想定し、風味や扱いやすさに加えて、保存性の向上や食品ロス削減にもつながる機能を持たせた製品群として位置づけられています。
■アデカサイザー
主に塩化ビニル樹脂向けに展開している可塑剤(柔らかくするための添加剤)のブランド名です。建材や電線被覆などに使われる塩ビ製品に柔軟性や耐久性を持たせる役割を持ち、環境負荷や安全性にも配慮したラインアップへと進化させていることが特徴です。
■ALD材料(半導体メモリ向けALD材料)
半導体メモリの製造工程で使われる材料の一種で、極めて薄い膜を均一に積み重ねるために用いられます。ADEKAは、この精密な成膜プロセスに対応した化学材料を供給しており、高性能メモリの微細化や信頼性向上を支える柱の一つとしています。
■戦略製品25製品群
ADEKAが中期経営計画の中で特に重点的に伸ばしたいと定めた25の製品・製品群の総称です。売上や利益だけでなく、成長性や環境貢献度などの観点から選び抜かれており、経営資源や投資を優先的に配分する“稼ぐ中核”として位置づけられています。
■コングロマリット・プレミアム
異なる複数の事業を抱えるグループ企業が、それぞれの事業をただ寄せ集めるのではなく、シナジーを生かすことで「足し算以上の価値」を生み出している状態を指す言葉です。ADEKAでは、化学品・食品・ライフサイエンスといった事業が互いの技術や顧客基盤を生かし合うことで、企業価値が高く評価される状態を目指すという意味合いで使われています。
■活躍に重点を置いたDE&I
「多様性(Diversity)をそろえること」だけで満足せず、一人ひとりが実際に活躍できる状態をつくることに重心を置いた、ADEKA流のDE&Iの考え方です。性別や国籍、キャリアの違いを踏まえつつ、エンゲージメントサーベイや人材施策を通じて、社員の強みが仕事の成果につながる環境づくりを重視している点が特徴です。
■健康経営優良法人(ホワイト500)
経済産業省などが認定する制度の区分の一つで、特に優れた健康経営を実践している大企業やグループ企業に与えられる称号です。ADEKAは、従業員の健康増進を経営課題として扱い、この認定取得を2030年に向けたKPIの一つとして掲げることで、長期的な人材基盤の強化につなげようとしています。
沿革
2 【沿革】
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1.特定子会社です。
2.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。
3.議決権の所有割合欄の(内書)は間接所有です。
4.有価証券報告書提出会社です。
5.売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えていますが、当該連結子会社は、有価証券報告書の提出会社であるため、主要な損益情報等の記載を省略しています。
6.関係内容の役員兼任には、取締役を兼務する執行役員のほか、専任の執行役員を含んでいます。
7.当社は、2024年4月1日を効力発生日として、当社の連結子会社であるADEKA食品販売㈱を存続会社とし、当社の連結子会社である㈱ヨンゴー及び㈱クラウンを消滅会社とする吸収合併を行っています。
8.持分法適用非連結子会社であったNICHINO VIETNAM CO.,LTD.を、重要性が増したため、当連結会計年度より連結の範囲に含めています。
9. 当社は、2025年1月6日を効力発生日として、当社の連結子会社である艾迪科精細化工(上海)有限公司の出資持ち分を上海圣奎塑業有限公司へ譲渡いたしました。
10.当社は、2025年4月1日を効力発生日として、当社の連結子会社である上原食品工業株式会社の全株式を株式会社神戸物産へ譲渡しています。