2025年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長  長 谷 川  吉 弘 (77歳) 議決権保有率 0.63%

略歴

1974年 4月

三井東圧化学株式会社(現三井化学株式会社)入社

1977年 4月

当社入社

1977年12月

当社取締役

1983年 8月

当社常務取締役

1985年 6月

当社取締役副社長

1987年 6月

当社代表取締役副社長

1988年 5月

 

播磨商事株式会社(現ハリマ化成商事株式会社)

代表取締役社長(現任)

1988年 6月

当社代表取締役社長(現任)

1994年11月

ハリマエムアイディ株式会社代表取締役社長(現任)

2004年 4月

公益財団法人松籟科学技術振興財団理事長(現任)

2012年10月

ハリマ化成株式会社代表取締役社長(現任)

2014年 6月

ローター社会長

所有者

(5) 【所有者別状況】

2025年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府および
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数(人)

15

24

124

50

33

9,338

9,584

所有株式数
(単元)

54,439

1,760

95,411

9,319

77

99,584

260,590

21,396

所有株式数の割合(%)

20.89

0.68

36.61

3.58

0.03

38.21

100

 

(注) 1. 自己株式1,815,014株は、「個人その他」に18,150単元、「単元未満株式の状況」に14株含まれております。

2. 上記「その他の法人」には、証券保管振替機構名義の株式が50単元含まれております。

役員

 

(2) 【役員の状況】

  ①役員一覧 男性6名 女性2名 (役員のうち女性の比率25.0%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有
株式数

(千株)

代表取締役社長

長谷川 吉弘

1947年 8月30日生

1974年 4月

三井東圧化学株式会社(現三井化学株式会社)入社

1977年 4月

当社入社

1977年12月

当社取締役

1983年 8月

当社常務取締役

1985年 6月

当社取締役副社長

1987年 6月

当社代表取締役副社長

1988年 5月

 

播磨商事株式会社(現ハリマ化成商事株式会社)

代表取締役社長(現任)

1988年 6月

当社代表取締役社長(現任)

1994年11月

ハリマエムアイディ株式会社代表取締役社長(現任)

2004年 4月

公益財団法人松籟科学技術振興財団理事長(現任)

2012年10月

ハリマ化成株式会社代表取締役社長(現任)

2014年 6月

ローター社会長

(注)2

164

代表取締役専務
専務執行役員
研究開発カンパニー長

谷中 一朗

1968年 3月12日生

1993年 4月

当社入社

2005年 4月

当社中央研究所開発室長

2008年 6月

当社執行役員

2010年 6月

当社取締役

2011年 1月

当社経営企画室長

2012年10月

 

当社経営企画グループ長
当社情報システムグループ長
当社監査グループ、業務グループ担当

2014年 6月

 

当社常務取締役
当社常務執行役員
ローター社社長兼CEO

2020年 6月

当社専務取締役

当社専務執行役員(現任)

2021年 6月

当社樹脂・化成品部門統括

ハリマ化成株式会社取締役(現任)

2023年 3月

当社研究開発部門統括

当社研究開発カンパニー長(現任)

2023年 6月

ローター社会長

2025年 6月

当社代表取締役専務(現任)

当社指名・報酬委員会委員(現任)

(注)2

39

常務取締役
常務執行役員
ローター社会長
経営企画グループ長

田岡 俊一郎

1959年10月21日生

1982年 4月

株式会社太陽神戸銀行(現株式会社三井住友銀行)入行

2008年 8月

同行業務監査部部付部長(ニューヨーク)

2012年10月

当社監査グループ長

2013年10月

当社執行役員

2015年 6月

当社海外業務推進グループ長

2017年 6月

当社取締役
当社上席執行役員
当社海外業務推進担当
当社経営企画グループ長(現任)

2021年 6月

当社常務取締役(現任)

当社常務執行役員(現任)

2023年 7月

ローター社会長(現任)

(注)2

29

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有
株式数

(千株)

常務取締役
常務執行役員
製紙用薬品事業カンパニー長

呂 英傑

1959年 7月 5日生

1998年 4月

当社入社

2012年 9月

杭州杭化哈利瑪 副総経理

2017年 6月

当社執行役員

2018年 4月

当社製紙用薬品事業カンパニー副カンパニー長

2018年 6月

当社上席執行役員

当社製紙用薬品事業カンパニー長(現任)

2019年 6月

当社取締役

2022年 6月

当社取締役 退任

当社常務執行役員(現任)

2023年 6月

当社常務取締役(現任)

(注)2

13

監査等委員
である取締役

川畑 明男

1958年10月23日生

1983年 4月

当社入社

2002年 3月

当社中央研究所第二グループ長

2009年 9月

当社樹脂・化成事業企画課長

2013年11月

当社監査グループ担当課長

2015年 6月

当社内部統制グループ長

2019年 3月

当社監査グループ長

2025年 6月

当社監査等委員である取締役(現任)

ハリマ化成株式会社監査役(現任)

(注)3

0

監査等委員
である取締役

道上 達也

1957年 7月14日生

1984年 4月

弁護士登録

1987年 4月

北門総合法律事務所開設 現在に至る

1987年 6月

当社社外監査役

2015年 6月

当社監査等委員である取締役(現任)

2020年 4月

当社指名・報酬委員会委員長(現任)

(注)3

-

監査等委員
である取締役

林 由佳

1961年 2月18日生

1985年 9月

港監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所

1991年 4月

公認会計士登録(現)

1998年 8月

センチュリー監査法人(現EY新日本有限責任監査

法人)社員

2010年 7月

新日本有限責任監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)シニアパートナー

2015年 9月

EY新日本有限責任監査法人 評議会評議員

2019年 9月

同法人 評議会副議長 監査委員会委員

2022年 7月

当社監査等委員である取締役(現任)

林公認会計士事務所 代表(現任)

株式会社林企業経営研究所 代表取締役副社長

(現任)

2023年 6月

株式会社関西みらい銀行 社外監査役(現任)

株式会社島津製作所 社外監査役(現任)

2025年 6月

当社指名・報酬委員会委員(現任)

(注)4

-

監査等委員
である取締役

加納 淳子

1973年 6月10日生

1996年 4月

京都府警察本部 入職

2007年12月

弁護士登録

弁護士法人第一法律事務所 入所

2017年 1月

同法人パートナー弁護士(現任)

2018年 6月

木村工機株式会社社外監査役(現監査等委員である取締役)

2025年 6月

当社監査等委員である取締役(現任)

(注)3

-

 

 

 

 

246

 

 

(注) 1. 監査等委員である取締役 道上達也、林由佳および加納淳子は、社外取締役であります。

2. 取締役の任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

3. 監査等委員である取締役の任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4. 監査等委員である取締役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5. 監査等委員会の体制は、次のとおりであります。
議長 川畑明男、委員 道上達也、委員 林由佳、委員 加納淳子

6. 所有株式数は、役員持株会における本人持分を含めて記載しております。

7. 当社では、経営のより迅速な意思決定を行うとともに、業務執行体制の強化を図るため、執行役員制度を導入しております。執行役員18名のうち、取締役を兼務していない執行役員は、以下の15名であります。

職名

氏名

上席執行役員 電子材料事業カンパニー長

隈 元 聖 史

上席執行役員 生産本部長 兼 安全・環境・品質グループ長 兼 生産技術グループ長

藤 本 惠 弘

上席執行役員 経理・財務グループ長

上 辻 清 隆

上席執行役員 樹脂・化成品事業カンパニー長

梶 谷 義 文

上席執行役員 ローター社 社長 兼 CEO

片 山 幹 生

執行役員 ハリマUSA 社長

古 屋   茂

執行役員 製紙用薬品事業カンパニー 経営管理部長

兼 杭州杭化哈利瑪化工有限公司 副総経理

岩 佐 良 明

執行役員 製紙用薬品事業カンパニー副カンパニー長 兼 営業部長

酒 井 一 成

執行役員 ローター社 副社長

福 井 敦 士

執行役員 ローター社 欧州・北米営業部長

Jaap van den Born

執行役員 樹脂・化成品事業カンパニー副カンパニー長 兼 事業企画部長

小 佐 々 博 之

執行役員 購買グループ長

浦 上   健

執行役員 研究開発カンパニー 研究開発センター長

稲 岡 和 茂

執行役員 人事・総務グループ長

小 林 慶 仁

執行役員 電子材料事業カンパニー副カンパニー長 兼 営業部長

藤 原 孝 浩

 

 

8. 当社は、監査等委員である取締役が法令に定める員数を欠くことになる場合に備え、補欠の監査等委員である取締役2名を選任しております。
補欠の監査等委員である取締役は次のとおりであり、彦坂好成は監査等委員である取締役 道上達也、林由佳および加納淳子の補欠、赤澤知明は監査等委員である取締役 川畑明男の補欠であります。
補欠の監査等委員である取締役の略歴は次のとおりであります。

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(千株)

彦坂 好成

1957年10月18日生

1980年 4月

大阪国税局入局

(注)

2016年 7月

大阪国税局調査第一部次長

2017年 7月

奈良税務署署長

2018年 9月

彦坂好成税理士事務所開設

 

現在に至る

赤澤 知明

1975年12月13日生

2000年 4月

当社入社

(注)

2

2009年 1月

当社中央研究所開発室第五チームリーダー

2012年10月

 

当社研究開発カンパニー研究開発センター

電子材料開発室テーマリーダー

2020年 4月

 

当社研究開発カンパニー研究開発センター

パインケミカル開発室 新規開発課

2023年 7月

当社監査グループ担当課長

2025年 6月

当社監査グループ長(現任)

 

(注) 補欠の監査等委員である取締役の任期は、就任した時から退任した監査等委員である取締役の任期の満了の時までであります。

 

 

  ②社外取締役

社外取締役の選任基準につきまして、東京証券取引所が定める独立役員制度を参考に、一般株主と利益相反が生じるおそれのない方を社外取締役として選任してきました。
 当社の社外取締役は3名です。道上達也氏は、弁護士として豊富な経験と高い見識を有し、その専門的見地から取締役の職務を監査、監督するとともに、当社の重要な経営判断の場において、適切な助言、提言を行っております。引き続き監査等委員である取締役として適任と判断いたしました。また、独立役員の属性等を検討した結果、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断し、独立役員に指定しております。

林由佳氏は、公認会計士として、企業の会計監査に従事され、高度な知識と幅広い経験を有し、その専門的見地から取締役の職務を監査、監督するとともに、当社の重要な経営判断の場において、適切な助言、提言を行っております。引き続き監査等委員である取締役として適任と判断いたしました。また、独立役員の属性等を検討した結果、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断し、独立役員に指定しております。

加納淳子氏は、弁護士として豊富な経験と高い見識を有しており、公認不正検査士としても企業ガバナンスに精通されております。その専門的見地から取締役の職務を監査、監督するとともに、当社の重要な経営判断の場において、適切な助言、提言を行っていただけるものと判断し、選任しております。また、独立役員の属性等を検討した結果、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと判断し、独立役員に指定しております。
 本有価証券報告書提出日現在、上記社外取締役3名は当社株式を所有しておりません。
 上記社外取締役3名は、東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。
 また第73期定時株主総会におきまして、取締役(会社法第2条第15号イに定める業務執行取締役等であるものを除く)との間に、会社に対する損害賠償責任を法令の範囲内で限定する契約を締結できるよう、定款の一部を変更しており、上記3名の社外取締役との間に責任限定契約を締結しました。

 

③社外取締役による監督または監査と内部監査、監査等委員会による監査および会計監査との相互連携ならびに内部統制部門との関係

当社の社外取締役は、いずれも監査等委員であり、監査等委員会の構成員として監査等の機能を果たしており、取締役会の構成員としてすべての取締役会に出席する等、独立した立場で取締役の職務執行の監督を実施し、必要に応じて、提言や助言を行っております。また、社外取締役が議長を務める指名・報酬委員会に出席し、意見交換を行っております。

内部監査部門は常勤監査等委員と連携して内部監査を実施し、社外取締役は監査等委員会で報告を受け、意見交換を実施しております。

会計監査人とは社外取締役が出席する監査等委員会で年10回報告を受け、意見交換を実施し、相互連携を図っております。

内部統制部門は財務報告に係る内部統制評価を会計監査人と連携して実施し、その結果について社外取締役が出席する監査等委員会で報告を受け、意見交換を行っております。

内部統制部門とは、年6回開催される内部統制会議に社外取締役が出席し、グループ全部門の内部統制について報告を受け、意見交換を行なっております。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

会社名

住所

資本金又は
出資金

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

ハリマ化成㈱

(注3、6)

兵庫県加古川市

5,000百万円

樹脂・化成品、

製紙用薬品

および電子材料

100.0

当社グループの樹脂・化成品、製紙用薬品、電子材料の販売および日本での製造会社であります。
当社に対し債務保証を行っております。
役員の兼任等…当社役員3

ハリマ化成商事㈱

大阪市中央区

398百万円

その他

100.0

当社より資金援助を受けております。
役員の兼任等…当社役員3

㈱セブンリバー

広島市安佐南区

14百万円

その他

100.0

当社より建物を賃借しております。
役員の兼任等…当社役員1

ハリマエムアイディ㈱

大阪市中央区

300百万円

樹脂・化成品

75.0

当社グループの主原料(ロジン、脂肪酸)
を供給しております。
当社より資金援助を受けております。
役員の兼任等…当社役員5

Harima USA, Inc.

(注3)

米国ジョージア州
ドルース市

3,350千

米ドル

その他

100.0

当社グループの主原料(粗トール油)の米国での調達、在庫、輸出業務をしております。
当社より債務保証を受けております。
役員の兼任等…当社役員2

杭州杭化哈利瑪化工

有限公司

(注3)

中国浙江省杭州市

52,296千

中国元

製紙用薬品

100.0

当社グループの製紙用薬品等の販売および中国での製造会社であります。
役員の兼任等…当社役員2

杭州哈利瑪電材技術

有限公司

中国浙江省杭州市

8,690千

中国元

電子材料

100.0

当社グループの電子材料等の販売および中国での製造会社であります。

当社より債務保証を受けております。
役員の兼任等…当社役員1

Harimatec Malaysia

Sdn.Bhd.

マレーシア
ペラ州

18,356千RM

電子材料

100.0

当社グループの電子材料等の販売およびマレーシアでの製造会社であります。
当社より債務保証を受けております。
役員の兼任等…当社役員1

Harimatec Czech s.r.o.

(注5)

チェコ
クレカニ

7,000千

チェココルナ

電子材料

100.0

当社グループの電子材料等の販売およびチェコでの製造会社であります。
当社より債務保証を受けております。
役員の兼任等…当社役員1

㈱日本フィラーメタルズ

千葉県野田市

45百万円

電子材料

100.0

当社グループの電子材料等の販売および日本での製造会社であります。
当社より資金援助を受けております。

ハリマ食品㈱

大阪市中央区

30百万円

その他

100.0

当社グループの食料品の製造販売会社であります。
役員の兼任等…当社役員1

LAWTER B.V.

(注3)

オランダ
アムステルダム

76,300千

ユーロ

ローター

97.68

ローター各社の統括解会社であります。

LAWTER Capital B.V.

(注3)

オランダ
ロッテルダム

18千ユーロ

ローター

97.68

[97.68]

ローター各社を傘下に持つ会社であります。

当社より債務保証を受けております。

LAWTER Argentina S.A.

(注3)

アルゼンチン
エントレリオス州

76,787千ARS

ローター

97.68

[97.68]

当社グループのロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着剤用樹脂、合成ゴム用乳化剤他の販売およびアルゼンチンでの製造会社であります。

LAWTER (N.Z.) Limited

(注3)

ニュージーランドマウントマウンガヌイ

23,483千

米ドル

ローター

97.68

[97.68]

当社グループのロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着剤用樹脂、合成ゴム用乳化剤他の販売および新国での製造会社であります。

LAWTER Europe BV

(注3,7)

ベルギー

カロ

39,157千

ユーロ

ローター

97.68

[97.68]

当社グループのロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着剤用樹脂、合成ゴム用乳化剤他の販売およびベルギーでの製造会社であります。

LAWTER Inc.

(注3,8)

米国イリノイ州

シカゴ

2,200千

米ドル

ローター

97.68

[97.68]

当社グループのロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着剤用樹脂、合成ゴム用乳化剤他の販売および米国での製造会社であります。
役員の兼任等…当社役員1

LAWTER Maastricht B.V.

(注3)

オランダ
マーストリヒト

36,435千

ユーロ

ローター

97.68

[97.68]

当社グループのロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着剤用樹脂、合成ゴム用乳化剤他のオランダでの製造会社であります。

哈利瑪化成管理(上海)

有限公司

中国上海市

12,652千

中国元

その他

100.0

当社グループの中国における一部企業の資金、財務、経営等の管理・支援会社であります。
役員の兼任等…当社役員2

HARIMA UK LTD.

英国

1,500千GBP

電子材料

100.0

当社グループの電子材料等の販売支援会社であります。
役員の兼任等…当社役員1

その他 13社

 

 

 

 

 

 

 

会社名

住所

資本金又は
出資金

主要な事業
の内容

議決権の所有
(又は被所有)
割合(%)

関係内容

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

三好化成工業㈱

愛知県みよし市

150百万円

樹脂・化成品

45.0

当社グループの塗料用樹脂の一部を受託加工しております。
役員の兼任等…当社役員1

秋田十條化成㈱

秋田県秋田市

100百万円

樹脂・化成品

40.0

当社グループの製紙用薬品原料を一部供給しております。
役員の兼任等…当社役員1

SunPine AB

スウェーデン
ピーテオー市

6,600千
スウェーデンクローネ

ローター

24.6

ローターの主原料であるトールロジンを一部供給しております。

 その他 1社

 

 

 

 

 

 

 (注) 1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2. 「議決権の所有(又は被所有者)割合」欄の[内書]は間接所有であります。

3. 特定子会社に該当しております。

4. Harima do Brasil Indústria Química Ltdaは、2024年6月に株式をブラジル従業員に譲渡したことにより、連結対象外となりました。

5. Harimatec Czech s.r.oは、2025年4月に増資を実施したことから、資本金は107,000千チェココルナとなっております。

6. ハリマ化成㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等①売上高           36,898百万円

        ②経常損失            661百万円

        ③当期純損失            786百万円

        ④純資産額          8,262百万円

        ⑤総資産額         17,379百万円

7. LAWTER Europe BVについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等①売上高           14,711百万円

        ②経常利益           823百万円

        ③当期純利益          282百万円

        ④純資産額         12,486百万円

        ⑤総資産額         18,438百万円

8. LAWTER Incについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等①売上高           12,381百万円

        ②経常利益           886百万円

        ③当期純利益          669百万円

        ④純資産額          4,774百万円

        ⑤総資産額          6,981百万円

 

沿革

 

2 【沿革】

 当社グループは、1947年に現在の兵庫県加古川市で創業して以来、「自然の恵みをくらしに活かす企業」として、松から得られるロジン(松やに)、脂肪酸、テレピン油などを使って化学素材をつくるパインケミカル事業を中心に発展してきました。1958年に再生可能資源である粗トール油を原料とした国内初の精留プラントを加古川製造所で稼働させ、樹脂・化成品事業、製紙用薬品事業、電子材料事業を展開。2011年にグローバル戦略を進めるにあたり、米国化学企業モメンティブ社のロジン関連事業を買収し、現在世界10ヵ国に製造拠点を有する企業へまで事業を拡大しております。2012年10月、商号をハリマ化成グループに変更し、持株会社制に移行した後も、引き続き事業を拡大しております。その経緯は次のとおりであります。

年月

概要

1947年11月

播磨化成工業株式会社(現・ハリマ化成グループ株式会社)設立

1948年11月

生松脂蒸留工場完成、松脂精製工場完成

1951年 5月

合成樹脂(エステルガム)生産開始

1952年12月

トール油蒸留工場完成

1954年 3月

野口工場(現・加古川製造所)建設

1955年 7月

播磨商事株式会社(現・ハリマ化成商事株式会社)設立(現・連結子会社)

1956年 6月

製紙用サイズ剤、アルキド樹脂生産開始

1958年10月

トール油の連続式真空精密分留装置完成

1963年 6月

米国ハイデンニューポートケミカル社と技術提携、金属石けんの技術導入

1967年11月

中央研究所開設、東京工場完成

1968年 2月

関西ペイント株式会社、日商岩井株式会社(現・双日株式会社)との合弁により、塗料用樹脂の生産を目的として三好化成工業株式会社設立(現・持分法適用関連会社)

1972年 1月

米国ミード社(現・ウエストロック社)、同インランドコンテナー社(現・インターナショナル・ペーパー社)等との合弁により播磨エムアイディ株式会社(現・ハリマエムアイディ株式会社)設立(現・連結子会社)

1972年 3月

播磨観光開発株式会社(ハリマ観光株式会社)設立(2008年1月清算)

1973年 8月

播磨エムアイディ株式会社に世界初のクローズドシステムによるトール油精製プラント完成

1974年 8月

ブラジルにおける松脂事業開始のため、Harima do Brasil Indústria Química Ltda.設立(2024年6月ブラジル従業員に株式譲渡)

1975年10月

播磨観光開発株式会社が、岡山県美作市に「作州武蔵カントリー倶楽部」(18ホール)開場

1980年 2月

米国にHarima USA,Inc.設立(現・連結子会社)

1981年 3月

油類貯蔵を目的とした伊保基地完成

1985年11月

大阪証券取引所市場第二部に上場

1987年11月

筑波研究所開設

1989年 3月

東京証券取引所市場第二部に上場

1989年 4月

電子材料(ペースト状はんだ)工場完成

1990年 4月

商号をハリマ化成株式会社に変更

1990年 9月

東京証券取引所および大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定

1992年 5月

株式会社セブンリバーの全株式を取得(現・連結子会社)

1993年10月

ハリマ観光株式会社が、岡山県美作市にリゾートホテル「ホテル作州武蔵」を開業

1994年12月

中国に桂林播磨化成有限公司を設立(2008年3月清算)

1996年 4月

Plasmine Technology,Inc.の全株式を取得(現・連結子会社)

1997年10月

中国に杭州市化工研究所(現・杭州市化工研究院)等との合弁により製紙薬品の製造販売を目的として杭州杭化播磨造紙化学品有限公司(現・杭州杭化哈利瑪化工有限公司)を設立(現・連結子会社)

2003年 2月

中国に第一実業株式会社との合弁により電子材料の製造販売を目的として杭州播磨電材技術有限公司を設立(現・杭州哈利瑪電材技術有限公司)(現・連結子会社)

2003年 9月

米国に電子材料の製造販売を目的としてHarima USA,Inc.子会社のHarimatec Inc.を設立(現・連結子会社)

2003年12月

マレーシアに第一実業株式会社との合弁により、電子材料の製造販売を目的としてHarimatec Malaysia Sdn.Bhd.を設立(現・連結子会社)

2005年 3月

加古川製造所にバイオマス発電設備完成

2005年 7月

中国にロジン誘導体の製造販売を目的として南寧哈利瑪化工有限公司(現・LAWTER 南寧)を設立(現・連結子会社)

2007年 2月

チェコに電子材料の製造販売を目的としてHarimatec Czech s.r.o.を設立(現・連結子会社)

2007年10月

グループの不動産管理事業部門を会社分割にてハリマ化成商事株式会社に集約。あわせて、ハリマ観光株式会社解散(2008年1月清算)

2009年 4月

株式会社理化ファインテクの全営業権(ロジンおよびその誘導体の製造、技術、販売)を取得

2009年 8月

ハリマ化成ポリマー株式会社を設立(2016年9月清算)

2009年10月

株式会社日本フィラーメタルズの全株式を取得(現・連結子会社)

2009年12月

日立化成ポリマー株式会社の事業のうち、徳島工場のロジン変性樹脂に関する事業を取得(2014年3月生産停止)し、信宜日紅樹脂化工有限公司(2024年4月清算)と信宜中林松香有限公司(2015年2月売却)を取得

2011年 1月

米国化学会社モメンティブ社の事業のうち、ロジン系印刷インキ用樹脂、粘接着用樹脂、合成ゴム用乳化剤他に関する事業を取得し、これらの事業を統括するため、蘭国にLAWTER B.V.(現・連結子会社)を設立し、同事業を取得

2011年 2月

中国に東莞市杭化哈利瑪造紙化学品有限公司(現・連結子会社)が操業

2012年 6月

哈利瑪化成管理(上海)有限公司を設立(現・連結子会社)

2012年10月

商号をハリマ化成グループ株式会社に変更し持株会社へ移行し、新たに設立したハリマ化成株式会社(現・連結子会社)が事業を承継

2014年12月

高砂伊保太陽光発電設備完成

2015年12月

LAWTER BVBA(現・LAWTER Europe BV)が出資したSunPine AB(スウェーデン)(現・持分法適用関連会社)のトールロジン生産設備の試運転開始

2016年 6月

SunPine ABのトールロジン生産設備が本格稼動

2018年11月

SunPine ABの株式追加取得

2018年12月

中国に製紙用薬品の製造販売を目的として山東杭化哈利瑪化工有限公司(現・連結子会社)が操業

2020年 3月

LAWTER B.V.(現・連結子会社)に高砂香料工業株式会社が資本参加

2022年 1月

HARIMA UK LTD.を設立(英国)(現・連結子会社)

2022年 4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行

2022年 6月

Henkel AG & Co. KGaAのはんだ材料事業に係る商権・資産等を取得

2023年 1月

ハリマ食品株式会社の全株式を取得(現・連結子会社)

2023年 3月

水足狩ヶ池太陽光発電所が竣工

2023年 4月

ミルセンプラントが完成

2024年 4月

杭州杭化哈利瑪化工有限公司を完全子会社化

2024年 6月

Harima do Brasil Indústria Química Ltda.(ブラジル)の株式をブラジル従業員に譲渡

2025年 2月

トール油蒸留パイロットプラントが、日本化学会により化学遺産に認定