ストーリー・沿革
サマリ
ハリマ化成グループは、松から得られるロジン、脂肪酸、テレピン油を化学素材に変える企業です。印刷インキ用樹脂、製紙用薬品、はんだ付け材料などに展開しています。自然の恵みをくらしに活かす技術で、世界の生活と産業を支えています。
過去
現在
未来
目指す経営指標
・2026年度に営業利益70億円
・2026年度に営業利益率6.4%
・2026年度にROE10.0%
・2026年度にサステナブル製品売上高828億円
・2030年度に売上高1,200億円以上
・2030年度に営業利益85億円以上
・2030年度に営業利益率7.0%以上
・2030年度にROE10.0%以上
・2030年度に海外売上高比率65%以上
・2030年度に温室効果ガス排出量50%削減
・2027年度に温室効果ガス排出量46%削減
トップメッセージの要約
トール油蒸留パイロットプラント
化学遺産
サステナブル製品
1,000億円企業
用語解説
松から得られるロジン、脂肪酸、テレピン油などを原料にして、化学素材をつくる事業領域です。ハリマ化成グループの祖業であり、印刷インキ用樹脂、粘接着剤用樹脂、製紙用薬品、香料原料などに使われています。
■Pine Chemicals & Beyond
ハリマ化成グループが長期ビジョンで掲げる考え方です。祖業であるパインケミカルをさらに深めるだけでなく、そこで培った技術やノウハウを活かして、新事業や新市場へ広げていく方針を示しています。
■Harima Vision 2030
ハリマ化成グループの2030年度に向けた長期ビジョンです。「自然の恵みをくらしに活かす心と技術で、サステナブルな未来を世界に届けます」という方向性のもと、松の化学を世界へ広げる姿を描いています。
■NEW HARIMA 2026
ハリマ化成グループの中期経営計画です。長期ビジョンの実現に向けた通過点として、事業基盤の強化、事業領域の拡充、成長分野に向けた研究開発、新時代に向けた経営の革新を進める計画です。
■サステナブル製品
ハリマ化成グループが、環境負荷を低減し、社会的課題の解決に役立つ製品群として定義しているものです。再生可能原料を使うパインケミカル製品、水系樹脂、無溶剤樹脂、紙力増強剤、バリアコート剤などが含まれます。
■トール油蒸留パイロットプラント
ハリマ化成グループがトール油事業へ進出する際、実際の精留プラントを設計するために建設した小規模な試験設備です。国内初のトール油精留プラント建設につながった重要な設備で、同社の挑戦の歴史を象徴しています。
■トール油精留プラント
紙の原料となるパルプを製造する際に生じる粗トール油を精留し、ロジンや脂肪酸などの有用成分を取り出す設備です。ハリマ化成グループはこの技術を起点に、塗料用樹脂、製紙用サイズ剤、合成ゴム用乳化剤などへ事業を広げました。
■ローター
米国モメンティブ社のロジン関連事業を買収してスタートした、ハリマ化成グループの海外パインケミカル事業です。粘接着剤用樹脂や印刷インキ用樹脂などを世界各地で展開し、同社のグローバル事業を支えています。
■バリアコート剤
紙に耐水性や耐油性などの機能を持たせるための製品です。プラスチックの代わりに紙を使いやすくする役割があり、食品包装などで脱プラスチックに貢献する製品として位置づけられています。
■半導体レジスト用樹脂
半導体の製造工程で使われるレジスト材料向けの樹脂です。ハリマ化成グループでは、樹脂合成や界面制御の技術を応用した電子材料分野の重要製品として位置づけています。
沿革
2 【沿革】
当社グループは、1947年に現在の兵庫県加古川市で創業して以来、「自然の恵みをくらしに活かす企業」として、松から得られるロジン(松やに)、脂肪酸、テレピン油などを使って化学素材をつくるパインケミカル事業を中心に発展してきました。1958年に再生可能資源である粗トール油を原料とした国内初の精留プラントを加古川製造所で稼働させ、樹脂・化成品事業、製紙用薬品事業、電子材料事業を展開。2011年にグローバル戦略を進めるにあたり、米国化学企業モメンティブ社のロジン関連事業を買収し、現在世界10ヵ国に製造拠点を有する企業へまで事業を拡大しています。2012年10月、商号をハリマ化成グループに変更し、持株会社制に移行した後も、引き続き事業を拡大しています。その経緯は次のとおりです。
関係会社
4 【関係会社の状況】
(注) 1. 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しています。
2. 「議決権の所有(または被所有者)割合」欄の[内書]は間接所有です。
3. 特定子会社に該当しています。
4. ハリマ化成㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
主要な損益情報等①売上高 38,091百万円
②経常利益 925百万円
③当期純利益 766百万円
④純資産額 9,029百万円
⑤総資産額 18,986百万円
5. LAWTER Europe BVについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
主要な損益情報等①売上高 15,373百万円
②経常利益 674百万円
③当期純利益 980百万円
④純資産額 14,147百万円
⑤総資産額 19,232百万円
6. LAWTER Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
主要な損益情報等①売上高 12,384百万円
②経常利益 185百万円
③当期純利益 129百万円
④純資産額 4,861百万円
⑤総資産額 6,856百万円
7. Plasmine Technology,Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えています。
主要な損益情報等①売上高 11,180百万円
②経常利益 1,493百万円
③当期純利益 1,098百万円
④純資産額 5,989百万円
⑤総資産額 10,393百万円