2025.12.02更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: 統合報告書2025

サマリ

アステラス製薬は「科学の進歩を患者さんの価値に変える」を掲げ、患者起点の組織で新薬と+Rxソリューションを創出する最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーター。PADCEV/XTANDI/VEOZAH/IZERVAY/VYLOY等の重点戦略製品と、AI創薬や一体的パートナリングで差別化を強化し、次の成長エンジン(がん免疫・標的タンパク質分解誘導・遺伝子治療・視機能回復)を磨き上げている。

目指す経営指標

・2025年度:XTANDIおよび重点戦略製品の売上1.2兆円以上を達成
・目指すべき姿:コア営業利益率30%(継続的なコスト最適化で実現)
・2030年度:パイプラインからの売上5,000億円以上の基盤確立
・2030年度:GHG排出削減目標(スコープ1+2:2015年比−63%、スコープ3:同−37.5%)

用語解説

■患者軸
アステラスが全社で共有する考え方で、研究・開発・生産・販売の意思決定を「患者さんにどんな価値を届けられるか」を基準に一体で進める姿勢を指します。機能横断のチームで初期研究から上市後までをつなぎ、価値の創出と提供を速くする狙いがあります。

■Astellas One
国や部門を超えて、グループを一つのチームとして動かすための合言葉・行動指針です。縦割りを避け、権限委譲と協働を強めることで、患者への価値提供を加速します。

■EP3
成長戦略・大胆な挑戦・持続的な利益体質づくりの3本柱をまとめた経営の大方針です。重点製品の価値最大化と研究開発の強化、コスト最適化を同時に進め、あるべき収益構造に近づけます。

■+Rxソリューション
医薬品(Rx)に、診断・デジタル支援・サービスなど周辺ソリューションを組み合わせ、治療体験全体の価値を高める発想です。薬そのものの効果に加え、使い方やケアまで含めて成果を最大化します。

■Primary Focus
研究開発で注力する重点領域の総称です。がん免疫、標的タンパク質分解誘導、遺伝子治療、視機能の回復・維持など、次の成長エンジンを作る領域に資源を集中します。

■VALUE(Creation/Delivery/Enablement)
価値創造(Creation)、価値提供(Delivery)、それを支える基盤(Enablement)の3要素で事業を設計するフレームです。創薬から提供、組織・デジタル・製造などの支えまでを一気通貫で管理します。

■SakuLab™
外部パートナーと協働し、実験・検証を素早く重ねるためのオープンイノベーション拠点・取り組みの名称です。社外の知見を取り込み、新しい治療コンセプトの磨き込みを加速します。

■重点戦略製品
中長期の成長をけん引する中核ブランド群のことです。販売拡大とライフサイクル戦略を最優先で進め、グローバルでの価値最大化を狙います。

■PADCEV
尿路上皮がんを対象とする抗体薬物複合体(ADC)製品です。がん細胞に結合する抗体に有効成分を結びつけ、狙った細胞へ集中的に薬剤を届けます。

■XTANDI
前立腺がん治療薬です。がんの増殖に関わるシグナルを阻害することで病勢の進行を抑えます。

■VEOZAH
更年期症状(ほてりなど)に対する治療薬です。症状の原因に関わる経路に作用し、日常生活のつらさを和らげることを目指します。

■IZERVAY
加齢黄斑変性の一タイプ「地図状萎縮」を対象とする眼科領域の治療薬です。網膜のダメージ進行を抑えることを狙います。

■VYLOY
胃がんを対象とした治療薬です。特定の分子を標的として、腫瘍の増殖シグナルを抑えることを目指します。

■XOSPATA
急性骨髄性白血病の一部患者さんを対象とする治療薬です。病気に関わる遺伝子変化を標的として効果を発揮します。

■ASP3082
KRAS G12D変異を持つがんに対し、標的タンパク質の分解を誘導するアプローチを取る開発品です。従来難しかった変異の直接攻略を狙います。

■2138ASP
二重特異性抗体の技術を用い、がん細胞を的確に狙うことを目指す開発品です。二つの標的に同時に結合できる設計が特徴です。

■845AT
AAV(アデノ随伴ウイルス)を使った遺伝子治療の開発品で、特定の遺伝子異常に起因する疾患に対する根本的な治療効果を目指します。

■7317ASP
地図状萎縮に対し、失われた機能を補う細胞を補充する考え方に基づく再生医療の開発品です。視機能の維持・回復を狙います。
2025年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

1923年4月

故山内健二が大阪市において当社の母体、山之内薬品商会を創立。

1939年3月

山之内薬品商会を株式会社組織に改組。(資本金18万円)

1940年10月

商号を、山之内製薬株式会社に改称。

1949年5月

東京証券取引所及び大阪証券取引所に株式を上場。

1968年11月

焼津工場 (製剤工場) 完成。

1974年11月

高萩工場 (合成工場) 完成。

1986年4月

アイルランドに山之内アイルランドCo.,Ltd. を設立。

1987年5月

西根工場 (製剤工場) 完成。

1989年3月

筑波研究センター完成。

2005年4月

藤沢薬品工業株式会社と合併し、アステラス製薬株式会社発足。

同合併に伴い、海外・国内グループ会社を順次再編。

2005年4月

製剤生産機能を統合・分社化し、アステラス東海株式会社を設立。

2006年4月

原薬製造機能を統合・分社化し、アステラスファーマケミカルズ株式会社を設立。

2007年12月

がん領域の抗体医薬を専門とするバイオベンチャー、アジェンシス Inc. (米国) を買収。

2008年4月

米国にグローバル開発本社機能を有するアステラス ファーマ グローバル ディベロップメントInc. を設立。

2008年11月

インドに医薬品販売子会社アステラス ファーマ インディア PVT.Ltd. を設立。

2009年7月

ブラジルに医薬品販売子会社アステラス ファーマ ブラジルを設立。

2010年6月

がん、糖尿病/肥満の領域に事業基盤を持つOSI ファーマシューティカルズ Inc. (米国) を買収。

2010年12月

オーストラリアに医薬品販売子会社アステラス ファーマ オーストラリア Pty Ltdを設立。

2011年4月

アステラス富山株式会社及びアステラスファーマケミカルズ株式会社をアステラス東海株式会社に統合し、その社名をアステラス ファーマ テック株式会社に変更。

2013年7月

シンガポールに医薬品販売子会社アステラス ファーマ シンガポール Pte.Ltd. を設立。

2013年10月

Amgen Inc. (米国) との戦略的提携に伴う合弁会社アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社が業務開始。

2016年1月

マレーシアに医薬品販売子会社アステラス ファーマ マレーシア Sdn.Bhd. を設立。

2016年2月

眼科領域における細胞医療の研究開発に強みを持つオカタ セラピューティクス Inc. (米国) (後に社名をアステラス インスティチュート フォー リジェネレイティブ メディシンに変更) を買収。

2016年12月

がんに対する抗体医薬を開発するガニメド ファーマシューティカルズ AG (ドイツ) を買収。

2017年5月

Gタンパク質共役受容体を標的とする低分子薬を開発するオジェダ SA (ベルギー) を買収。

2018年1月

ミトコンドリア関連疾患領域における共同研究・開発提携先であるマイトブリッジ Inc. (米国) を買収。

2018年12月

がん免疫領域における共同研究・開発提携先であるポテンザ セラピューティクス Inc. (米国) を買収。

2020年1月

神経筋疾患を対象に、アデノ随伴ウイルスに基づく遺伝子治療薬を研究開発するオーデンテス セラピューティクス Inc. (米国) (後に社名をアステラス ジーン セラピーズ Inc. に変更) を買収。

2022年4月

医薬品・治験薬・原薬の製造子会社であるアステラス ファーマ テック株式会社を吸収合併。

2023年7月

眼科領域に特化した治療薬の研究開発を行うバイオ医薬品企業IVERIC bio, Inc. (米国) を買収。

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権
の所有
割合
(%)

関係内容

役員の
兼任

営業上の取引等

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

アステラス US ホールディング Inc.

米国

イリノイ州

千米ドル

0

医薬品事業

100

アステラス US LLC

米国

イリノイ州

医薬品事業

100

(100)

当社へロイヤルティ支払

アステラス ファーマ
US, Inc.

米国

イリノイ州

千米ドル

0

医薬品事業

100

(100)

アステラス ファーマ グローバル ディベロップメント Inc.

米国

イリノイ州

千米ドル

0

医薬品事業

100

(100)

当社より開発の受託

アステラス インスティ
チュート フォー リジェネレイティブ メディシン

米国

マサチューセッツ州

千米ドル

0

医薬品事業

100

(100)

アステラス ジーン セラピーズ Inc.

米国

カリフォルニア州

千米ドル

0

医薬品事業

100

(100)

アステラス ファーマ ヨーロッパ Ltd.

英国

アドルストン

千ユーロ

138,858

医薬品事業

100

(100)

当社より仕入

当社へロイヤルティ支払

アステラス ファーマ GmbH

ドイツ

ミュンヘン

千ユーロ

14,001

医薬品事業

100

(100)

アステラス アイルランド Co.,Ltd.

アイルランド

ダブリン

千ユーロ

3,472

医薬品事業

100

(100)

当社より仕入

当社へ原料・製品の供給及びロイヤルティ支払

アステラス ファーマ
S.A.S

フランス

パリ

千ユーロ

4,022

医薬品事業

100

(100)

アステラス ファーマ
S.A.

スペイン

マドリード

千ユーロ

2,981

医薬品事業

100

(100)

アステラス (中国) 投資有限公司

中国

北京市

千中国元

1,787,883

医薬品事業

100

北京アステラス医薬有限公司

中国

北京市

千中国元

20,000

医薬品事業

100

(100)

アステラス製薬 (中国) 有限公司

中国

遼寧省

瀋陽市

千中国元

299,191

医薬品事業

100

(100)

当社より仕入

韓国アステラス製薬株式会社

大韓民国

ソウル市

百万ウォン

11,500

医薬品事業

100

当社より仕入

その他 62社

 

 

 

 

 

 

(持分法適用会社)

 

 

 

 

 

 

その他 6社

 

 

 

 

 

 

 

(注) 1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。

2.議決権の所有割合欄の( )内は間接所有割合を内数で示しています。

3.役員の兼任については、当社の取締役及び担当役員が該当会社の役員を兼任している場合に、「有」と記載しています。

4.アステラス US ホールディング Inc.、アステラス US LLC、アステラス ファーマ ヨーロッパ Ltd.及びアステラス (中国) 投資有限公司は、特定子会社に該当します。

 

5.アステラス ファーマ US, Inc.については売上収益 (連結会社相互間の内部売上収益を除く) の連結売上収益に占める割合が10%を超えています。

主要な損益情報等

(1) 売上収益

1,176,262

百万円

 

(2) 税引前利益

6,922

百万円

 

(3) 当期利益

5,360

百万円

 

(4) 資本合計

12,850

百万円

 

(5) 資産合計

417,383

百万円