2024年1月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長  森 敬太 (57歳) 議決権保有率 8.83%

略歴

1993年4月 麒麟麦酒株式会社入社(ビール事業研究開発部門)

2001年2月 SanBio,Inc.設立、CEO就任

2005年4月 SanBio,Inc.

      Chairman&Co-CEO就任

2013年2月 当社設立に伴い、代表取締役社長就任(現任)

2018年10月 SanBio,Inc.取締役Chairman就任

2023年1月 SanBio,Inc.取締役CEO就任(現任)

所有者

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2024年1月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

6

38

261

124

122

39,579

40,130

所有株式数

(単元)

2,650

24,888

28,099

26,534

1,880

594,904

678,955

33,702

所有株式数の割合(%)

0.39

3.66

4.14

3.91

0.28

87.62

100.00

 (注)自己株式278株は、「個人その他」に2単元及び「単元未満株式の状況」に78株を含めて記載しております。

 

役員

(2)【役員の状況】

①役員一覧

男性 6名 女性 -名 (役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

代表取締役会長

執行役員

川西 徹

1967年11月8日

1993年4月 株式会社ボストン・コンサルティング・グループ入社

1996年7月 株式会社ケアネット設立、副社長就任

2001年2月 SanBio,Inc.設立、Chairman就任

2005年4月 SanBio,Inc. Co-CEO就任

2013年2月 当社設立に伴い、代表取締役会長就任(現任)

2018年10月 SanBio,Inc.取締役(現任)

(注)3

12,221,186

代表取締役社長

執行役員

森 敬太

1967年6月23日

1993年4月 麒麟麦酒株式会社入社(ビール事業研究開発部門)

2001年2月 SanBio,Inc.設立、CEO就任

2005年4月 SanBio,Inc.

      Chairman&Co-CEO就任

2013年2月 当社設立に伴い、代表取締役社長就任(現任)

2018年10月 SanBio,Inc.取締役Chairman就任

2023年1月 SanBio,Inc.取締役CEO就任(現任)

(注)3

5,997,284

取締役

古谷 昇

1956年11月13日

1981年4月 株式会社ボストン・コンサルティング・グループ入社

1999年12月 同社シニア・ヴァイス・プレジデント就任

2000年6月 株式会社ドリームインキュベータ創業、代表取締役就任

2005年6月 参天製薬株式会社社外取締役就任

      コンビ株式会社社外取締役就任

2006年9月 筑波大学大学院非常勤講師及び客員教授就任

2006年11月 株式会社ジェイアイエヌ(現株式会社ジンズホールディングス)社外取締役就任(現任)

2013年3月 当社社外取締役就任(現任)

2015年3月 ビルコム株式会社社外取締役就任

2018年3月 株式会社メドレー社外取締役就任(現任)

2019年7月 株式会社イノフィス社外取締役就任

2022年6月 参天製薬株式会社社外取締役就任(現任)

(注)3

157,143

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

常勤監査役

棚橋 正顕

1962年4月10日

1986年4月 コナミ株式会社入社

1995年8月 グラムス株式会社入社

1996年4月 同社常務取締役就任

2014年6月 株式会社イオレ社外常勤監査役就任

2016年11月 株式会社SELTECH監査役就任

2018年4月 当社常勤社外監査役就任(現任)

(注)4

監査役

植田 俊道

1967年7月10日

1990年10月 中央新光監査法人入社

1996年10月 大和證券株式会社(現大和証券株式会社)入社

1999年10月 株式会社ラルク取締役就任

2008年3月 アンジェスMG株式会社管理担当執行役員

2012年9月 響きパートナーズ株式会社取締役パートナー就任

2013年3月 当社社外監査役就任(現任)

2017年5月 サインポスト株式会社社外取締役就任(現任)

2020年12月 株式会社ホンキィトンク代表取締役就任(現任)

(注)4

6,329

監査役

佐藤 洋一

1954年8月18日

1984年4月 麒麟麦酒株式会社入社(開発科学研究所)

2008年4月 キリンファーマ株式会社執行役員開発本部長就任

2009年4月 協和発酵キリン株式会社(現協和キリン株式会社)執行役員信頼性保証本部長就任

2012年4月 同社常務執行役員開発本部長就任

2014年4月 同社常務執行役員研究開発本部長就任

2015年4月 同社取締役常務執行役員研究開発本部長就任

2019年4月 当社社外監査役就任(現任)

(注)4

18,381,942

 (注)1.取締役 古谷 昇は、社外取締役であります。

2.常勤監査役 棚橋 正顕、監査役 植田 俊道及び佐藤 洋一は、社外監査役であります。

3.取締役の任期は、2023年4月26日開催の定時株主総会終結の時から、選任後2年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

4.監査役の任期は、2023年4月26日開催の定時株主総会終結の時から、選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

5.当社では、意思決定・監督と執行の分離による取締役会の活性化のため、執行役員制度を導入しております。執行役員は5名で、取締役を兼務していない常務執行役員は人事、信頼性保証・薬事、日本・アジア事業担当束原 直樹、取締役を兼務していない執行役員は経営管理部長角谷 芳広、信頼性保証・薬事部長澤口 和美、研究開発本部長平田 晋也及び生産本部長中田 圭三であります。

6.所有株式数は、2024年1月31日現在のものであります。

 

②社外取締役及び社外監査役

イ.社外取締役・社外監査役の機能・役割、選任状況についての考え方

 当社の社外取締役は1名、社外監査役は3名であります。

 当社において、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性について特段の定めはありませんが、専門的な知見に基づく客観的かつ適切な監督又は監査といった機能及び役割が期待され、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことを基本的な考え方として、選任しております。

 

ロ.社外監査役による監督・監査と内部監査・監査役監査・会計監査との相互連携や内部監査担当との関係

 社外監査役は、意思疎通を十分に図って連携し、内部監査担当からの各種報告を受け、監査役会での十分な議論を踏まえて監査を行っております。また、当社は、監査役からその職務を補助すべき使用人を置くことを要請された場合には、遅滞なく対応する体制を整備しております。

 なお、社外監査役、内部監査担当、会計監査人の三者は、必要に応じて協議を行い、連携して企業経営の健全性と透明性の確保に努めております。

 

ハ.当社と当社の社外取締役及び社外監査役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係の概要

 当社と当社の社外取締役及び社外監査役の間には、以下に記載したものを除き、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

 社外取締役古谷昇氏は、当社株式157,143株を保有しています。

 社外監査役植田俊道氏は、当社株式6,329株を保有しています。

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

SanBio, Inc.

アメリカ合衆国

カリフォルニア州

184,331

千米ドル

他家幹細胞を用いた

再生細胞事業

100.0

役員の兼任あり

資金援助あり

 (注)1.特定子会社に該当しております。

2.SanBio Asia Pte. Ltd.は、2023年3月31日をもって解散したため、関係会社から除外いたしました。同社の清算手続は、2024年2月5日に結了しております。

 

沿革

2【沿革】

サンバイオ株式会社の沿革は次のとおりであります。

2013年2月

医療関連技術の研究開発、研究開発の受託、並びに開発技術の特許販売などを目的として東京都千代田区麹町に資本金2,500千円で当社を設立。

2013年10月

子会社としてSanBio Merger Sub,Inc.(米国)を設立。

2013年12月

本店を東京都港区海岸に移転。

2014年1月

当社の親会社(当時)であるSanBio, Inc.と、当社の子会社であるSanBio Merger Sub,Inc.との間で、SanBio, Inc.を吸収合併消滅会社、SanBio Merger Sub,Inc.を吸収合併存続会社とし、その対価として当社の普通株式をSanBio,Inc.の株主に割当交付する三角合併を実施したことにより、SanBio,Inc.を完全子会社化する。吸収合併存続会社であるSanBio Merger Sub, Inc.は合併後にSanBio Inc.へと社名を変更する。

2014年12月

本店を東京都中央区明石町に移転。

2015年4月

東京証券取引所(マザーズ市場)に株式を上場。

2016年4月

[SB623(注)]外傷性脳損傷分野において、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に日米グローバル臨床試験(フェーズ2)の治験届けが受理される。

2016年10月

[SB623]外傷性脳損傷分野の臨床試験(フェーズ2)において日本における最初の被験者の組み入れを実施。

2018年4月

[SB623]慢性期外傷性脳損傷の臨床試験(フェーズ2)の日米における被験者組み入れが完了。

2019年4月

[SB623]慢性期外傷性脳損傷分野において、厚生労働省「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定。

2019年7月

[SB623]国内での「再生医療等製品製造販売業許可」を取得。

2020年3月

Ocumension(Hong Kong)Limitedとの網膜疾患における中華圏における再生細胞薬の研究開発及び事業化に関する業務提携契約を締結。

2020年6月

[SB623]外傷性脳損傷における後遺症の改善を効能として厚生労働省より「希少疾病用再生医療等製品」の指定を受ける。

2021年2月

子会社SanBio Asia Pte. Ltd.をシンガポールに設立。

2022年3月

[SB623]外傷性脳損傷後の運動機能障害の改善を効能、効果として、厚生労働省に対して「再生医療等製品製造販売承認申請」を完了。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、上場金融商品取引所をマザーズ市場からグロース市場に変更。

2022年12月

2023年3月

[SB623]国内での「再生医療等製品製造業許可(包装・表示・保管)」を取得。

子会社SanBio Asia Pte. Ltd.を解散。

 

(注)再生細胞薬SB623は、病気・事故等で失われた身体機能の自然な再生プロセスを誘引ないし促進させ、運動機能、感覚機能、認知機能を再生させる効能が期待される医薬品です。

 

SanBio,Inc.の沿革は次のとおりであります。

2001年2月

カリフォルニア州に資本金100千米ドルで設立。

2002年11月

よこはまティーエルオー株式会社より、現在の開発品の基本技術に係る知的財産の譲渡を受ける。

2009年12月

[SB623]日本における慢性期脳梗塞用途の専用実施権許諾契約(Exclusive License Agreement)を帝人株式会社と締結。

2010年5月

[SB623]脳梗塞分野において、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration)から臨床試験開始の承認を取得。

2010年9月

[SB623]米国及びカナダにおける慢性期脳梗塞用途のオプション契約を大日本住友製薬株式会社(現 住友ファーマ株式会社)と締結。

2011年1月

[SB623]脳梗塞分野において、臨床試験(フェーズ1/2a)を開始。

2013年5月

[SB623]外傷性脳損傷分野において、米国食品医薬品局から臨床試験開始の承認を取得。

2013年8月

[SB623]脳梗塞分野において、臨床試験(フェーズ1/2a)の全患者の18名に投与完了。

2014年1月

SanBio, Inc.と、当社の子会社であるSanBio Merger Sub,Inc.との間で、SanBio, Inc.を吸収合併消滅会社、SanBio Merger Sub,Inc.を吸収合併存続会社とし、その対価として当社の普通株式をSanBio,Inc.の株主に割当交付する三角合併の実施により、当社の完全子会社となる。

2014年6月

[SB623]米国食品医薬品局より、フェーズ1/2a(臨床試験)の終了及びフェーズ2bの実施承認を取得。

2014年9月

[SB623]米国及びカナダにおける慢性期脳梗塞用途の共同開発及びライセンス契約(Joint Development and License Agreement)を大日本住友製薬株式会社(現 住友ファーマ株式会社)と締結。

2015年10月

[SB623]外傷性脳損傷分野において、臨床試験(フェーズ2)を開始。

2015年12月

[SB623]脳梗塞分野において、臨床試験(フェーズ2b)を開始。

2016年3月

[SB623]脳梗塞分野の臨床試験(フェーズ2b)において最初の被験者の組み入れを実施。

2016年4月

[SB623]外傷性脳損傷分野において、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に日米グローバル臨床試験(フェーズ2)の治験届けが受理される。

2016年7月

[SB623]外傷性脳損傷分野の臨床試験(フェーズ2)において米国における最初の被験者の組み入れを実施。

2016年10月

[SB623]外傷性脳損傷分野の臨床試験(フェーズ2)において日本における最初の被験者の組み入れを実施。

2017年6月

カリフォルニア州再生医療機構(CIRM)から脳梗塞臨床試験(フェーズ2b)に対し、総額20百万ドルの補助金を獲得。

2017年12月

[SB623]慢性期脳梗塞の臨床試験(フェーズ2b)の米国における被験者組み入れが完了。

2018年2月

[SB623]帝人株式会社との日本における慢性期脳梗塞用途の専用実施権許諾契約を合意解約。

2018年4月

[SB623]慢性期外傷性脳損傷の臨床試験(フェーズ2)の日米における被験者組み入れが完了。

2019年4月

[SB623]SB623が欧州医薬品庁(EMA)より先端医療医薬品(ATMP)の指定を受ける。

2019年9月

[SB623]慢性期外傷性脳損傷分野において、米国食品医薬品局(FDA)の「RMAT」の対象品目に指定。

2019年12月

[SB623]大日本住友製薬株式会社(現 住友ファーマ株式会社)との米国及びカナダにおける慢性期脳梗塞用途の共同開発及びライセンス契約(Joint Development and License Agreement)を解消。