2024年12月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
※セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
※セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります

日本 NIPSEA DuluxGroup 米州
  • 売上
  • 利益
  • 利益率

最新年度

セグメント名 売上
(百万円)
売上構成比率
(%)
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
日本 222,983 13.4 19,446 10.1 8.7
NIPSEA 923,109 55.4 124,255 64.8 13.5
DuluxGroup 398,911 23.9 40,374 21.0 10.1
米州 122,751 7.4 7,778 4.1 6.3

事業内容

3【事業の内容】

 当社グループは、当社、連結子会社245社、持分法適用会社8社で構成されており、塗料・コーティング事業として自動車用、汎用、工業用、ファインケミカル及びその他塗料の製造・販売を、塗料周辺事業として接着剤等の塗料関連製品の製造・販売を主な事業としております。

 当社は、アジア地域での塗料事業を拡大するべく、Wuthelam社と1962年にアジア販売代理店として提携し、シンガポールで合弁事業を開始しました。その後、タイやマレーシア、中国などアジア各国へもWuthelamグループとの合弁事業(以下、併せて「本件対象合弁事業」と総称します。)を通じて順次進出し、アジア地域でトップクラスのシェアを獲得してきました。2014年にはアジア事業の一層の拡大を図るべく、当社が本件対象合弁事業のマジョリティ持分を取得し、両社のパートナーシップ関係を更に深めてまいりました。2021年1月25日にWuthelamグループとのアジア合弁事業の100%化並びにWuthelamグループのインドネシア事業の買収を、2024年1月17日にカザフスタンの塗料・塗料周辺製品メーカーAlina Group LLPの買収を、2024年11月16日にインドの塗料メーカーNippon Paint (India) Private Limited並びにBerger Nippon Paint Automotive Coatings Private Limitedの買収をそれぞれ完了しました。また、アジア地域以外では、2022年1月20日に欧州塗料メーカーCromology Holding SAS(以下「Cromology」という。)の買収を、2022年5月31日に欧州塗料メーカーDP JUB delniska druzba pooblascenka d.d.の買収を、2023年7月5日に欧州塗料周辺製品メーカーN.P.T.s.r.l.の買収をそれぞれ完了しております。

 なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。

 当社及び当社の関係会社の事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

連結子会社

持分法適用会社

- 日本 -

日本ペイントコーポレートソリューションズ株式会社

日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社

日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社

日本ペイント株式会社

日本ペイント・サーフケミカルズ株式会社

日本ペイントマリン株式会社

日本ペイントマテリアルズ株式会社

その他13社

- NIPSEA -

Guangzhou Nippon Paint Co., Ltd.(中国)

Nippon Paint (Chengdu) Co., Ltd.(中国)

Nippon Paint (China) Company Limited

Neave Limited(香港,中国)

Nippon Paint (H.K.) Company Limited(香港,中国)

Nippon Paint (India) Private Limited

Nippon Paint (Malaysia) Sdn. Bhd.

Paint Marketing Company (M) Sdn. Bhd.(マレーシア)

Nippon Paint (Singapore) Company Private Limited

Nippon Paint Holdings SG Pte. Ltd.(シンガポール)

Nipsea Technologies Pte. Ltd.(シンガポール)

Nipsea Chemical Co., Ltd.(韓国)

Nippon Paint Coatings (Taiwan) Co., Ltd.

Nippon Paint (Thailand) Company Limited

Betek Boya ve Kimya Sanayi Anonim Sirketi(トルコ)

Nippon Paint Turkey Boya Sanayi ve Ticaret Anonim Sirketi

その他122社

- DuluxGroup -

DuluxGroup Limited(オーストラリア)

その他78社

- 米州 -

Nippon Paint (USA) Inc.

その他7社

- 日本 -

2社

- NIPSEA -

Nippon Paint (Sabah) Sdn. Bhd.(マレーシア)

その他3社

- DuluxGroup -

2社

 

≪日本≫

 当セグメントでは、自動車用塗料・汎用塗料・工業用塗料・ファインケミカルなどの塗料・コーティング事業を行っております。

 当社が直接保有する連結子会社は日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社、日本ペイント株式会社、日本ペイント・インダストリアルコーティングス株式会社ほか4社あり、塗料製造販売会社5社、輸出入専門商社1社、日本ペイントグループ国内事業会社各社の支援会社1社となっております。

 このほか、当社が直接保有する連結子会社の傘下には連結子会社13社、持分法適用会社2社があります。

 

≪NIPSEA≫

 当セグメントでは、中国・韓国・シンガポール・マレーシア・タイ・その他東南アジア諸国及びトルコ、インドなどにおいて、自動車用塗料・汎用塗料・工業用塗料・ファインケミカルなどの塗料・コーティング事業及び塗料周辺事業を行っております。

 当社が直接保有する連結子会社はNippon Paint (China) Company Limitedほか15社、持分法適用会社は1社があり、塗料製造販売会社12社、塗料販売会社3社、事業統括会社1社、研究開発会社1社となっております。

 このほか、当社が直接保有する連結子会社の傘下には連結子会社122社、持分法適用会社3社があります。

 

≪DuluxGroup≫

 当セグメントでは、汎用塗料・工業用塗料などの塗料・コーティング事業及び塗料周辺事業を行っております。

 当社が直接保有する連結子会社DuluxGroup Limitedを統括会社とし、その傘下に連結子会社78社、持分法適用会社2社があり、製造販売会社17社、販売会社29社、製造会社14社、その他持株会社等20社となっております。

 

≪米州≫

 当セグメントでは、自動車用塗料・汎用塗料・ファインケミカルなどの塗料・コーティング事業を行っております。

 当社が直接保有する連結子会社は、Nippon Paint (USA) Inc.であり、統括会社の機能を有しております。

 このほか、当セグメントには連結子会社7社があり、自動車用塗料の製造販売会社6社、汎用塗料の製造販売会社1社となっております。

 

業績

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)MD&Aに共通する事項

① 連結業績の概況

(a)前期比

当社グループの当連結会計年度の業績につきましては、中国をはじめとしたNIPSEAの主要市場で販売数量が増加したことや、円安の影響などにより、連結売上収益は1兆6,387億20百万円(前期比13.6%増)となりました。連結営業利益は、増収効果や製品値上げの浸透などによる売上総利益率の改善などにより、1,876億47百万円(前期比11.2%増)となりました。連結税引前利益は1,815億22百万円(前期比12.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,273億37百万円(前期比7.5%増)となりました。

 

 

 

※実質ベース:継続的な事業の収益力の前期からの変化を示すため、M&Aによる新規連結影響や一時的な要因により発生した損益を調整して算出した金額

 

(b)資産、負債及び資本の状況

当連結会計年度末の総資産は前連結会計年度末と比較して3,580億36百万円増加し、3兆713億78百万円となりました。

流動資産につきましては、前連結会計年度末と比較して1,656億51百万円増加しております。主な要因は、その他の金融資産が増加したことなどによるものです。また、非流動資産につきましては、前連結会計年度末と比較して1,923億84百万円増加しております。主な要因は、のれんが増加したことなどによるものです。

負債につきましては、前連結会計年度末と比較して1,159億13百万円増加し、1兆4,611億51百万円となりました。主な要因は、その他の金融負債が増加したことなどによるものです。

資本につきましては、前連結会計年度末と比較して2,421億23百万円増加し、1兆6,102億27百万円となりました。主な要因は、為替換算調整勘定が増加したことなどによるものです。

以上の結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の50.1%から51.8%となりました。

 

(c)連結業績の推移

 連結業績の推移は下図のとおりであります。

 

(注) 「当期利益」には「非支配持分」は含まれておりません。

 

② セグメント別業績の概況

(a)概要

 セグメントの状況は次のとおりであります。

 

≪日本≫

自動車用塗料の売上収益については、自動車生産台数が減少したことにより、前期を下回りました。工業用塗料の売上収益については、市況が低調に推移したものの、製品値上げの浸透が進んだ結果、前期並みとなりました。汎用塗料の売上収益については、物価高騰に伴う消費控えや低価格製品ニーズの高まりの影響を受けたものの、製品値上げの浸透や販売施策が寄与した結果、前期並みとなりました。

これらにより、当セグメントの連結売上収益は2,031億12百万円(前期比0.8%増)となりました。連結営業利益は、製品値上げの浸透などによる売上総利益率の改善により、194億46百万円(前期比1.5%増)となりました。

 

≪NIPSEA≫

自動車用塗料の売上収益については、タイにおいて自動車生産台数が前期を下回ったものの、中国において自動車生産台数が前期を上回ったことにより、セグメント全体では前期を上回りました。汎用塗料の売上収益については、中国に加え、マレーシア、シンガポールなどの主要市場においても、販売数量が増加したことにより、前期を上回りました。

これらにより、当セグメントの連結売上収益は9,143億70百万円(前期比18.5%増)、連結営業利益は1,242億55百万円(前期比12.6%増)となりました。

 

≪DuluxGroup≫

汎用塗料の売上収益については、太平洋及び欧州において市況が軟化した影響などにより販売数量が伸び悩んだものの、円安による影響もあり、前期を上回りました。塗料周辺事業の売上収益については、軟調な市況の影響を受けたものの、太平洋における事業買収や2023年7月に買収完了した欧州塗料周辺製品メーカーN.P.T. s.r.l.による業績寄与により、前期を上回りました。

これらにより、当セグメントの連結売上収益は3,985億34百万円(前期比10.6%増)、連結営業利益は403億74百万円(前期比16.6%増)となりました。

 

≪米州≫

自動車用塗料の売上収益については、中核地域であるアメリカにおいて、主要顧客である日系自動車メーカーにおける自動車生産台数の回復や製品値上げの浸透が進んだ結果、前期を上回りました。汎用塗料の売上収益については、米国経済や住宅市場の低迷の影響を受けたものの、製品値上げの浸透やカリフォルニア州において天候不順の影響が前期よりも減少したこと、新規出店効果などにより、前期を上回りました。

これらにより、当セグメントの連結売上収益は1,227億2百万円(前期比12.4%増)、連結営業利益は77億78百万円(前期比8.8%増)となりました。

 

 

(b)生産、受注及び販売の状況

(ⅰ)生産実績

 生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前期比(%)

日本

117,594

△1.8

NIPSEA

580,129

20.1

DuluxGroup

197,864

9.0

米州

70,977

11.9

合      計

966,566

14.0

(注) 金額は製造原価で表示しております。

 

(ⅱ)受注実績

 当社グループは、主として見込生産によっておりますので、受注並びに受注残高等について特に記載すべき事項はありません。

 

(ⅲ)販売実績

 販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

金額(百万円)

前期比(%)

日本

203,112

0.8

NIPSEA

914,370

18.5

DuluxGroup

398,534

10.6

米州

122,702

12.4

合      計

1,638,720

13.6

(注) セグメント間の取引については含めておりません。

 

(c)セグメント別投資対成果

 連結業績に対するセグメント毎の貢献の割合は、下図のとおりであります。

 

 

(注)売上収益は、セグメント間売上収益を除いております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に関する情報

① キャッシュ・フローの状況の分析

当期は営業活動により1,674億1百万円の収入、投資活動により1,481億6百万円の支出、財務活動により373億77百万円の支出があり、結果として現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,883億1百万円となり、前連結会計年度末と比較して13億46百万円減少しました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による収入は、1,674億1百万円(前期比223億53百万円減)となりました。主な要因は、税引前利益に減価償却費及び償却費等の非資金支出費用等を加味したキャッシュ・フロー(運転資本の増減を除く)による2,378億58百万円の収入があった一方で、運転資本の増加による資金の減少231億1百万円、法人所得税の支払額が473億56百万円あったことなどによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による支出は、1,481億6百万円(前期比321億31百万円増)となりました。主な要因は、有価証券の増加による469億55百万円の支出、有形固定資産の取得による489億97百万円の支出、子会社株式の取得による358億92百万円の支出があったことなどによるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による支出は、373億77百万円(前期比12億86百万円減)となりました。主な要因は、借入金の増加による155億50百万円の収入があった一方で、配当金の支払いによる358億1百万円の支出、リース負債の返済による168億50百万円の支出があったことなどによるものです。

 

② 資本の財源及び資金の流動性

 当社グループは営業活動から得た収益が事業活動の財源ともなっており、設備投資や研究開発投資、運転資本充当や配当の支払い、借入金の返済に利用しております。また、持続的な成長の実現に向けた戦略投資に必要な資金需要に対しては、今後の収益見通し、全体的な資金需要、返済能力を考慮して財務規律を維持し外部より資金調達を実施します。今年度におきましては、手元流動性確保のための資金に加え、インドの塗料メーカーであるNippon Paint (India) Private Limited及びBerger Nippon Paint Automotive Coatings Private Limited、またカザフスタンにおいてドライミックスモルタル材や塗料等の製造・販売を手掛けるAlina Group LLPの買収資金を合わせて730億円の外部借入を行っており、当連結会計年度末の社債及び借入金残高は当社が7,560億36百万円、連結子会社が39億76百万円となっております。また、当連結会計年度末の運転資本は2,869億46百万円となっております。

 当連結会計年度の現預金残高は2,883億1百万円となっており、当社の現預金保有残高は697億85百万円、国内子会社、海外子会社の現預金保有残高はそれぞれ33億91百万円、2,151億23百万円となっております。国内子会社の現預金はCMS(キャッシュマネジメントシステム)によって当社が集中管理しております。海外子会社の保有する現預金は、主として現地での拡大再生産のために利用する事を目的として保有しており、余剰資金が発生した場合に通常配当とは別に特別配当として資金を回収しております。

 現時点で当社グループの事業活動を円滑に維持して行く上で十分な手許資金を有しており、将来の資金需要に対しても不足が生じる懸念は少ないと判断しております。

 

③ 資本政策

 当社は、顧客、取引先、従業員、社会などへの責務を果たした上で残存する株主価値の最大化を経営上の唯一のミッションとしております。

 その際、適正なレバレッジによる最適資本構成を志向する事及び戦略性の高いM&Aにおいて一時的なレバレッジの上昇は容認する事という財務規律を維持しつつ、成長投資を優先的に実施し、基本的1株当たり当期利益(EPS)の増大を通じて株主の皆様のトータル・シェアホルダー・リターン(TSR、株主総利回り)を向上させることに主眼を置いております。

 

《基本的1株当たり当期利益(EPS)、1株当たり配当額及び配当性向の推移》

 基本的1株当たり当期利益(EPS)、1株当たり配当額及び配当性向の推移は下図のとおりであります。2021年3月31日を基準日及び2021年4月1日を効力発生日として、普通株式1株につき5株の割合で株式分割を行っております。また、基本的1株当たり当期利益(EPS)及び1株当たり配当額は、2020年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。

 

 

(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当社の連結財務諸表は国際財務報告基準(IFRS)に基づいて作成されております。また、当社は連結財務諸表を作成するために、種々の仮定と見積りを行っております。それらの仮定と見積りは資産・負債・収益・費用の計上金額並びに偶発資産及び債務の開示情報に影響を及ぼします。重要な仮定と見積りは、営業債権等の回収可能額、棚卸資産の正味実現可能価額、繰延税金資産の回収可能性、確定給付制度債務、非金融資産(のれんを含む)の減損、企業結合により取得した資産及び引き継いだ負債の公正価値の評価及び開示に反映しております。なお、実際の結果がこれらの見積りと異なることもあり得ます。

 重要な会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、連結財務諸表の「注記3.重要性がある会計方針」及び「注記4.重要な会計上の見積り、判断及び仮定」に記載しております。

 

セグメント情報

5.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関である取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、塗料・コーティング事業として自動車用、汎用、工業用、ファインケミカル及びその他塗料の製造・販売を、塗料周辺事業として接着剤等の塗料関連製品の製造・販売を主な事業としており、日本においては独立した法人及びその法人が統括する法人が、海外においてはアジア、オセアニア、その他の各地域をNIPSEAやDuluxGroupなどを中心に独立した現地法人が、また、米州においては独立した現地法人がそれぞれ担当しております。各法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各経営管理単位又は各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

 したがって、当社グループは製造・販売体制を基礎とした経営管理単位又は地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「NIPSEA」、「DuluxGroup」及び「米州」の4つを報告セグメントとしております。なお、「日本」には船舶用塗料の海外事業が含まれております。

 

(2)報告セグメントに関する情報

前連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結

財務諸表

計上額

 

日本

NIPSEA

DuluxGroup

米州

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

201,493

771,518

360,398

109,164

1,442,574

1,442,574

セグメント間売上収益

17,345

5,614

498

28

23,487

△23,487

合    計

218,839

777,133

360,896

109,193

1,466,062

△23,487

1,442,574

セグメント利益

19,165

110,385

34,619

7,149

171,319

△2,574

168,745

金融収益

 

 

 

 

 

 

6,950

金融費用

 

 

 

 

 

 

△14,397

持分法による投資損益

 

 

 

 

 

 

201

税引前利益

 

 

 

 

 

 

161,500

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

5,037

20,874

19,782

6,315

52,010

265

52,275

減損損失

140

245

600

987

987

資本的支出(注)2

6,657

20,184

18,881

4,129

49,852

11

49,864

(注)1 セグメント利益の調整額は、各セグメントに帰属しない本部費用及びセグメント間取引消去によるものであります。

2 有形固定資産及び無形資産等の発生額であります。

 

当連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結

財務諸表

計上額

 

日本

NIPSEA

DuluxGroup

米州

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

203,112

914,370

398,534

122,702

1,638,720

1,638,720

セグメント間売上収益

19,871

8,738

376

48

29,034

△29,034

合    計

222,983

923,109

398,911

122,751

1,667,755

△29,034

1,638,720

セグメント利益

19,446

124,255

40,374

7,778

191,854

△4,206

187,647

金融収益

 

 

 

 

 

 

11,092

金融費用

 

 

 

 

 

 

△19,786

持分法による投資損益

 

 

 

 

 

 

2,569

税引前利益

 

 

 

 

 

 

181,522

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

5,212

27,485

23,330

7,206

63,234

458

63,693

減損損失

6

605

611

611

資本的支出(注)2

9,395

33,413

17,470

15,034

75,313

472

75,786

(注)1 セグメント利益の調整額は、各セグメントに帰属しない本部費用及びセグメント間取引消去によるものであります。

2 有形固定資産及び無形資産等の発生額であります。

 

(3)製品及びサービスに関する情報

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

塗料・コーティング事業

 

 

自動車用塗料

182,411

192,705

汎用塗料

909,678

1,053,673

工業用塗料

90,196

99,607

ファインケミカル

20,251

21,663

その他塗料

80,964

95,957

 

1,283,502

1,463,607

塗料周辺事業

159,072

175,113

合    計

1,442,574

1,638,720

 

(4)地域別に関する情報

 売上収益及び非流動資産の地域別内訳は以下のとおりであります。

 

 外部顧客への売上収益

(単位:百万円)

 

 

日本

アジア

オセアニア

米州

欧州

その他

合 計

 

中国

アジア

(中国を除く)

米国

米州

(米国を除く)

前連結会計年度

(自 2023年1月1日

至 2023年12月31日)

177,852

506,716

205,472

211,902

94,540

15,665

224,820

5,603

1,442,574

当連結会計年度

(自 2024年1月1日

至 2024年12月31日)

171,188

572,924

269,151

245,382

107,238

16,979

250,188

5,668

1,638,720

(注) 地域ごとの外部顧客への売上収益は、顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

 非流動資産

(単位:百万円)

 

 

日本

アジア

オセアニア

米州

欧州

その他

合 計

 

中国

アジア

(中国を除く)

米国

米州

(米国を除く)

前連結会計年度

(2023年12月31日)

53,766

357,867

365,071

526,616

144,180

3,495

297,308

1,005

1,749,311

当連結会計年度

(2024年12月31日)

57,473

397,717

435,250

535,496

169,191

2,904

321,262

1,260

1,920,557

(注) 非流動資産は、資産の所在地によっており、その他の金融資産、繰延税金資産、持分法で会計処理されている投資及び退職給付に係る資産を含んでおりません。

 

(5)主要な顧客に関する情報

 外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%超を占める相手先はないため、記載を省略しております。