2026.02.17更新

ストーリー・沿革

価値創造に関する情報ソースがAIによって要約されています。 情報ソース: Integrated Report2025

サマリ

サニックスは「次世代へ快適な環境を」を掲げ、住環境領域・エネルギー領域・資源循環領域を一体で展開する総合環境企業です。シロアリ防除に始まる住宅メンテナンスの現場力と、太陽光発電のO&Mや廃プラスチックのマテリアルリサイクルを組み合わせ、快適な暮らしと環境負荷低減を同時に実現しようとしています。

目指す経営指標

・中期経営計画(2023〜2025年度)において、2025年3月期までに連結売上高と利益水準を段階的に引き上げることを目標としている。
・2025年3月期までにEBITDAと営業利益を重視した収益体質への転換を掲げ、財務体質の改善と投資余力の確保を図る。
・2025年3月期までに自己資本比率の向上や有利子負債の削減を通じて、資本効率と財務健全性のバランスを高めることを目指す。
・同期間において、廃プラスチックの再資源化量や太陽光発電設備の保守件数など、環境貢献に直結する非財務KPIも継続的にモニタリングする方針を示している。

用語解説

■次世代へ快適な環境を
サニックスが掲げるコーポレートメッセージで、「今の暮らしを快適にするだけでなく、子どもやその先の世代にも良い環境を引き継ぐ」という意味を込めたスローガンです。住まいのメンテナンス、再生可能エネルギー、リサイクルなど、事業全体の方向性を示すキーワードになっています。

■住環境領域
サニックスが社内で区分している事業領域の一つで、シロアリ防除や床下換気、外壁・屋根の補修、住宅用太陽光発電や蓄電池の提案など、「家そのものを長く快適に使うためのサービス」をまとめた分野です。戸建住宅を中心に、点検から施工、アフターフォローまで一貫して対応するのが特徴です。

■エネルギー領域
サニックスの三つの事業領域の一つで、主に太陽光発電設備を対象にした分野です。メガソーラーを含む発電設備の設置後のO&M(運転・保守)や監視、発電した電力の販売などを通じて、再生可能エネルギーを安定して供給するビジネスを指します。

■資源循環領域
サニックスの三つの事業領域の一つで、廃プラスチックや紙ごみなどを回収・選別し、RPFなどの固形燃料として再資源化するリサイクル事業をまとめた分野です。「燃やして捨てる」廃棄物を、燃料や原料として使い直すことで、資源の有効利用とごみの削減を両立させることを狙った領域です。

■シロアリ防除
住宅の柱や床下などを食い荒らすシロアリの被害を予防・駆除するサービスです。薬剤処理や床下の環境改善などを行い、家の強度低下やカビ・腐れといったリスクを減らします。サニックスは創業当初からこの分野を得意としており、住環境領域の原点になっているメニューです。

■O&M(運転・保守)
「Operation & Maintenance」の略称で、太陽光発電設備などを「安全に動かし続けるための運転管理と保守作業」をまとめて指す言葉です。発電量のチェック、機器の点検・修理、草刈りやパネル清掃などを通じて、設備の故障を防ぎ、長く安定して発電できる状態を保ちます。

■メガソーラー
大規模な太陽光発電所を指す業界用語で、広い土地に多数の太陽光パネルを並べて発電するタイプの設備です。家庭用と比べて発電量が桁違いに大きく、発電事業者が売電を目的に運営するケースが一般的です。サニックスはこうしたメガソーラーのO&Mや電力販売にも関わっています。

■マテリアルリサイクル
廃プラスチックなどの廃棄物を「燃やしてエネルギーにする」のではなく、「材料として再利用する」タイプのリサイクル方法を指します。粉砕や選別などの工程を通じて、再び製品や燃料の原料として使える形に戻すのが特徴で、サニックスはこの考え方に沿った資源循環ビジネスを展開しています。

■RPF
「Refuse derived Paper & Plastic Fuel」の略称で、廃プラスチックや紙ごみを原料にした固形燃料です。燃えやすく、発熱量も高いことから、ボイラーや発電設備の燃料として利用されます。サニックスは回収した廃棄物を選別・加工してRPFを製造し、石炭などの代わりとなる燃料として供給することで、廃棄物削減と化石燃料の使用抑制を同時に目指しています。

■持株会社体制
事業会社の株式を持つ「持株会社」をグループの上に置き、その配下に複数の事業会社をぶら下げる経営のかたちです。持株会社は経営戦略や資本配分などグループ全体の方針を決め、各事業会社はそれぞれの領域で事業運営に専念します。サニックスはこの体制を通じて、住環境・エネルギー・資源循環の三領域をより機動的にマネジメントしようとしています。
2026年3月期有価証券報告書より

沿革

 

2 【沿革】

 

年月

概要

1975年4月

建築物等の防虫・防腐に関する管理及び工事を目的として長崎県佐世保市で創業

1978年9月

長崎県佐世保市にて設立(設立時の商号 三洋消毒株式会社)

1981年4月

殺虫、殺鼠等衛生管理の整備及び工事を目的として、法人向けの環境衛生事業部門を設置

1981年11月

本社を福岡市南区向野2丁目1番1号に移転

1987年3月

CIを導入し、商号を株式会社サニックスに変更

1994年4月

産業廃棄物処理事業部を設置し、産業廃棄物の中間処理事業を開始

1995年12月

薬剤の販売を主たる事業目的として、株式会社サンエイム(現・連結子会社)を設立

1996年9月

日本証券業協会に株式を店頭登録

1997年9月

東京証券取引所市場第二部、大阪証券取引所市場第二部、福岡証券取引所に上場

1999年4月

廃プラスチックを加工処理し、燃料化することを目的として、愛知県岡崎市にプラスチック資源開発工場を設置、同時に産業廃棄物のリサイクルを全面的に推進していくことを目的として、産業廃棄物処理事業本部の名称を環境資源開発事業本部に改称

1999年9月

東京証券取引所市場第一部、大阪証券取引所市場第一部に上場

2000年3月

北九州市若松区に、有機廃液処理を目的としたひびき工場を新設

2001年4月

本社を福岡市博多区博多駅東2丁目1番23号に移転(現・本社所在地)

2001年4月

特定需要家への電力自由化に伴い、将来の売電事業を見据え特定規模電気事業者(PPS)届出

2001年10月

プラスチック燃料による発電、売電事業を主たる事業目的として、株式会社サニックスエナジー(現・連結子会社)を設立

2003年4月

情報システム業務の受託を主たる目的として、株式会社サニックス・ソフトウェア・デザイン(現・連結子会社)を設立

2003年10月

北海道苫小牧市に、サニックスエナジー苫小牧発電所を竣工

2009年2月

有限責任中間法人日本卸電力取引所(JEPX)の取引会員に加盟登録

2009年10月

苫小牧発電所から排出される焼却灰処分を主たる目的として、株式会社サニックスエナジーが、株式会社ホクハイ及び株式会社C&R(現・連結子会社)を買収

2010年4月

産業廃棄物の収集運搬・中間処理を主たる目的として、株式会社北海道サニックス環境(現・連結子会社)を設立

2010年12月

太陽電池モジュールとその関連の付属品の生産、販売を主たる目的として、中国上海市に善日(上海)能源科技有限公司を設立

2014年1月

電力小売事業を主たる目的として、株式会社SEウイングズ(現・連結子会社)を設立

2015年10月

電力小売事業を拡大すべく、当社において新電力事業を開始

2015年11月

2016年4月からの電力の小売全面自由化に先立ち、一般家庭向けに電力小売販売を行うため、登録小売電気事業者に登録

2016年8月

太陽電池モジュールとその関連の付属品の生産を主たる目的として、中国浙江省嘉興市に善日(嘉善)能源科技有限公司を設立

2019年6月

監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行

2023年10月

市場区分の再選択により、東京証券取引所プライム市場からスタンダード市場へ変更

2024年1月

会社分割(簡易吸収分割)によりPV事業(法人向け太陽光販売事業)を事業承継させることを目的として、株式会社サニックスエンジニアリング(現・連結子会社)を設立

2024年5月

会社分割(簡易吸収分割)により環境資源開発事業を承継させることを目的として、株式会社サニックス資源開発グループ(現・連結子会社)を設立

2024年7月

上記株式会社サニックスエンジニアリング(現・連結子会社)の簡易吸収分割効力発生日

2024年7月

会社分割(簡易新設分割)により建設業の許可を要する建設工事に係る事業のみを承継させる事を目的として、株式会社サニックスホームビルドサービス(現・連結子会社)を設立

2024年10月

会社分割(簡易吸収分割)によりSE・HS・ES事業(住環境事業)を事業承継させることを目的として、株式会社サニックス(現・連結子会社)を設立

2025年4月

 

上記株式会社サニックスの簡易吸収分割効力発生日。有価証券の管理等投資事業を目的として、株式会社サニックスインベストメント(現・連結子会社)を簡易新設分割にて設立。当社商号を株式会社サニックスホールディングスに変更

2025年10月

上記株式会社サニックス資源開発グループの簡易吸収分割効力発生日

 

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の
所有割合
(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

㈱サンエイム

福岡市中央区

20,000

住環境領域

100.0

(100.0)

㈱サニックス使用薬剤等を仕入・製造している。

㈱サニックス・ソフトウェア

 ・デザイン

福岡市博多区

40,000

その他

100.0

当社における情報システム業務を実施している。

役員の兼任あり。

㈱北海道サニックス環境

北海道苫小牧市

10,000

資源循環領域

100.0

(100.0)

㈱サニックスエナジーに対し、加工処理した廃棄物系プラスチック燃料を販売している。また、廃プラスチック残さ物を㈱C&Rに処分委託している。

役員の兼任あり。

㈱サニックスエナジー

北海道苫小牧市

350,000

資源循環領域

100.0

(100.0)

㈱サニックス資源開発グループ及び㈱北海道サニックス環境が加工処理した廃棄物系プラスチック燃料を発電所の燃料として購入し、発電された電力を㈱SEウイングズが購入している。また、当社より発電所を賃借している。

㈱C&R

北海道苫小牧市

20,000

資源循環領域

100.0

(100.0)

㈱サニックスエナジーの発電所焼却灰、㈱北海道サニックス環境の廃プラスチック残さ物を処分している。

役員の兼任あり。

㈱SEウイングズ

北海道苫小牧市

10,000

資源循環領域

100.0

(100.0)

㈱サニックスエナジーの発電所にて発電された電力を購入し、売電事業を行っている。

㈱サニックスエンジニアリング

福岡市博多区

50,000

エネルギー領域

100.0

2024年1月16日に設立。2024年7月1日に会社分割(簡易吸収分割)により、当社の法人向け太陽光発電事業を事業承継している。

㈱サニックス資源開発グループ

東京都港区

10,000

資源循環領域

100.0

2024年5月17日に設立。2025年10月1日に会社分割(簡易吸収分割)により、当社環境資源開発事業を事業承継している。

㈱サニックス

福岡市博多区

90,000

住環境領域

100.0

2024年10月7日に設立。2025年4月1日に会社分割(簡易吸収分割)により、当社住環境事業を事業承継している。

役員の兼任あり。

㈱サニックス
 ホームビルドサービス

福岡市博多区

10,000

住環境領域

100.0

(100.0)

2024年7月1日に設立。2025年4月1日に会社分割(簡易吸収分割)により当社建設業許可に係る事業を事業承継している。

その他3社

 

 

 

 

 

 

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。

2 議決権所有割合の( )内は、間接所有割合を内数で示しております。

3 ㈱サニックスエナジーは債務超過会社であり、債務超過額は12,242百万円であります。但し当該子会社の損失は提出会社の営業費用として計上しており、連結財務諸表に及ぼす影響はありません。

4 ㈱サニックス、㈱サニックスエンジニアリング、㈱サニックス資源開発グループ、㈱C&Rは特定子会社であります。

5 ㈱サニックス、㈱サニックスエンジニアリング、㈱サニックス資源開発グループについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等 

㈱サニックス

         (1) 売上高            14,433百万円

         (2) 経常利益            762百万円

         (3) 当期純利益           581百万円

         (4) 純資産額              670百万円

         (5) 総資産額            4,997百万円

 

㈱サニックスエンジニアリング

         (1) 売上高             8,821百万円

         (2) 経常利益           △610百万円

         (3) 当期純利益         △481百万円

         (4) 純資産額            △207百万円

         (5) 総資産額            3,977百万円

 

㈱サニックス資源開発グループ

         (1) 売上高             9,337百万円

         (2) 経常利益            384百万円

         (3) 当期純利益         2,816百万円

         (4) 純資産額            2,824百万円

         (5) 総資産額            7,252百万円